全世界で多くのユーザーに利用されているTikTok。
そのユーザー数の多さから、参入を検討している方も多いのではないでしょうか?
YouTubeと違い、これまで投げ銭機能や案件でしか直接的な収益を上げることができなかったTikTokですが、2023年8月より新しい収益化プログラムがスタートしました。
今回は、TikTokで収益化を行う方法やTikTokで収益化するために必要なことを徹底解説します。
本記事を読めば、TikTokの収益化の現状や今後の可能性が把握できるようになるため、ぜひ参考にしてください。
2023年8月よりTikTokの新たな収益化がスタート!
2023年8月に新たな収益化プログラム「Creativity Program Beta」が日本でスタートしたTikTok。
日本のTikTokでは、これまでYouTubeのような動画を通した収益化機能はありませんでした。
しかし、今回新たにスタートした収益化プログラム「Creativity Program Beta」により、動画の視聴回数に応じて収益化できるようになりました。
動画を通して収益化できるのは、TikTokでマーケティングを行う多くのクリエイターにとって嬉しいニュースでしょう。
しかし、TikTokの収益化には一定の条件があります。
TikTok新プログラム「Creativity Program Beta」の収益化条件
YouTubeの収益化条件と同じく、TikTokでも収益化の条件があります。
2023年10月現在発表されている条件は、以下の4つです。
- 年齢が18際以上でフォロワー数が10,000人以上
- 過去30日間の動画視聴数が100,000回以上であること
- コミュニティガイドラインを遵守していること
- 視聴時間が1分以上のクリエイティブな動画投稿をしているユーザーであること
以上の4つとなります。
この中で特に難関となるのは、フォロワー数10,000人以上です。
10,000人と聞くとハードルが高いように感じますが、拡散力の高いTikTokでは、YouTubeよりも10,000人達成する速度は早い傾向にあります。
またTikTokでは、一度バズると視聴回数が何十万回生となることも多いため、バズってしまえば視聴回数の条件も達成しやすいでしょう。
これからTikTokを始める人は、収益化を意識した動画作り・投稿を行うことが大切です。
既にクリエイターとして動画を投稿している人は、現時点で条件をクリアできているかを確認し、条件をクリアできていない場合は条件を満たす動画投稿を行なっていきましょう。
もし、自身で条件を満たすのが難しいと感じた場合は、運用代行を活用するのがおすすめです。
TikTok運用代行会社おすすめ9選!費用相場も解説で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
TikTok収益化の方法を紹介!
TikTokの運用を始めるのであれば、「Creativity Program Beta」以外での収益化方法についても、把握しておきたいところです。
現時点の日本において、TikTokで収益化するには3つの方法があります。
収益化のやり方について、確認していきましょう。
1. ライブ配信による投げ銭
2021年3月から導入された投げ銭機能を利用して、現在日本でも多くのTikTokerが収入を得ています。
利用条件は20歳以上であることです。視聴者はバーチャルコインを購入しライブ配信者にギフトを贈ることができます。
このギフトの値段ですが、2円〜37,000円と幅広いため、視聴者は自分のペースで投げ銭ができるというわけです。
TikTokライブのやり方は、【TikTokライブ配信】これ1つで丸わかり!事例も紹介をご覧ください
2. 企業からの案件
企業から直接依頼を受けて、商品を紹介したりコラボしたりなどして収入を得るやり方です。
影響力があり、フォロワー数が多いTikTokerは企業の目に留まりやすく、案件の依頼がくることもあります。
企業案件はまとまった収入になりやすく、TikTokの会社に手数料を取られることはないため、一般のTikTokerにとっては獲得できれば嬉しい収益化の方法と言えるでしょう。
関連記事:TikTok案件の相場は?インフルエンサーのマッチングサイトを5つ紹介
3. 外部サイトへのリンクを載せる
TikTokのプロフィール欄に、自社ホームページのURLを載せることができるため、商品やサービス販売の導線を引けます。
また、YouTubeのリンクも表示できるので、興味を持ったユーザーが動画を視聴してくれれば、収益につながることもあるでしょう。
URLの貼り方が分からない方は、TikTokのプロフィールにURL・リンクを貼る方法を解説をご覧ください。
企業がTikTokを運用・収益化すべき理由3つ
「YouTubeチャンネルは開設したけれど、TikTokもやるべきだろうか?」
このように悩むSNSマーケティング担当の方もいるでしょう。
TikTokを運用して収益化することによって、企業にどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、企業がTikTokを始めるべき理由を3つお伝えします。
1. 認知度の拡大
TikTokは全世界で10億人以上、日本でも1,500万人以上が利用している、今もっとも注目度の高いSNSです。
定期的な投稿を行うことで、多くのユーザーの目に留まり、自社ブランドに親しみやすさを持ってもらえます。
TikTokでも収益が上がるようになれば、商品やサービスについての認知度も高まり、潜在顧客の獲得が期待できるのもメリットです。
2. 拡散力が高くバズりやすい
アルゴリズム的に、フォロワーが0人でもバズることができるのもTikTokの特徴です。
ショート動画で簡単に視聴できることから、ユーザーも「ちょっと見てみようかな」という気持ちになりやすいのがポイント。
TikTokで収益化してフォロワーも増えれば、トレンドやおすすめに表示される可能性も増え、さらなる拡散が期待できます。
3. 宣伝しながら広告収益が稼げる
定期的に動画を上げていけば宣伝になるのはもちろん、広告収益につながります。
今は企業もSNSにより収益を上げる時代です。
商品やサービスの売り上げに加え、TikTokでも収益化して効率的にビジネスを展開していくことができます。
別記事の【TikTok】企業アカウントのメリットと作成方法を解説!も、合わせてご覧ください。
TikTok収益化『Pulse』とは?
2022年5月4日に発表された情報では、アメリカのTikTokでは、6月から新たな広告分配システム『Pulse』が導入される予定です。
多くのTikTokerが待ちわびていた収益化がついに始まるということで、全世界でこの動きが注目されています。
日本導入の発表はまだありませんが、近い未来に実現する可能性が高いです。今から、Pulseの4つの特徴を把握しておきましょう。
- Pulseの広告分配方式ではクリエイターに50%の収益が支払われる
- 全動画の上位4%が対象
- フォロワー数は少なくとも10万人以上が目安
- 美容や料理、ゲームなど12のカテゴリーが対象
クリエイターに50%の広告収益支払われるということですが、この収益を得るためには全動画の上位4%に入らなければなりません。
とりあえずは、フォロワー数10万人以上獲得を目指せば、日本にもPulseが導入された際は、スムーズに収益化につながりやすいでしょう。
TikTokで収益化が成功すると稼げる?
企業案件に関しては、フォロワー数の多さで単価が変わります。具体的には、以下の数字を参考にしてください。
- フォロワー数1万人 単価 2~3円
- フォロワー数10万人 単価 3~5円
- フォロワー数100万人 単価 4~6円
例えば、フォロワー数10万人で単価が4円だった場合は40万、100万人で単価が5円だった場合は500万程度の収入が見込めます。
企業としてインフルエンサーを起用したい場合も、値段の相場を頭に入れておくといいでしょう。
投げ銭に関しては、日本人のトップTikTokerは月間で1,500万以上稼いでいます。
フォロワー数が1万人以下のTikTokerでも、投げ銭ランキングの上位に入ることも多いです。
戦略次第では、TikTokを初めてまもない人でも稼げる可能性がある収益化方法と言えます。
Pulseに関しては未知数なところがありますが、トップTikTokerたちにとっては大きな収入源になることは間違いありません。
今まで投げ銭機能を使用していなかったTikTokerも収益化でき、TikTok一本で生活できるケースも出てくるでしょう。
すでにトップYouTuberなどもTikTokに参入し始めていますが、今後市場がさらに拡大する可能性が高いです。
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TikTok収益化・必要フォロワー数は1万人?
TokTokで収益化を目指すには、一体どれくらいのフォロワー数が必要なのでしょうか。
これからTikTokを運用するにあたって、頭に入れておきたいポイントですよね。
収益化方法とフォロワー数の目安は、以下の通りです。
収益化方法 | フォロワー数 |
Creativity Program Beta | 1万人以上 |
Pulse | 少なくとも10万人以上 |
投げ銭機能 | 500人前後 |
企業案件 | 1万人以上 |
上記の中では、2023年8月から始まった新プログラム「Creativity Program Beta」の収益化条件である1万人は目標にしたい数字です。
投げ銭機能に関しては、明確な人数は言及されていないものの、500人前後で権限が付与された人が多いです。
ライブ配信で注目を集めることができれば、少ないフォロワー数でも収益化が実現しやすいでしょう。
企業案件は、フォロワー数が多いにこしたことはありませんが、予算が低い企業もあるため、1万人以上を目安に声がかかることもあります。
TikTok収益化のためにフォロワー数を増やすコツ3つ
TikTokで収益化を行うためには、ある程度のフォロワー数を獲得して備えておきたいものです。
前述したとおり、TikTokのフォロワー数によって企業案件の相場や利用できる機能が変わるためです。
ここでは、フォロワーを増やすために必要な動画作成時のポイントを紹介します。
1. 一貫性のあるテーマで動画を投稿する
チャンネルのカラーを印象付け、ターゲットをしぼりやすいように一貫性のあるテーマで動画を投稿していくことが大切です。
例えば、美容、グルメ、ペットなど自社が取り扱う商品やサービスに関連するテーマからブレることなく、動画を投稿していきましょう。
2. ハッシュタグを適切に付ける
TikTokもインスタと同じように、ハッシュタグによってより正確に関連性が高いターゲットにリーチできます。
競合がどのようなハッシュタグを使っているのか、使用回数の多いハッシュタグなどもリサーチしたうえで、適切なワードを選ぶことが大切です。
関連記事:【TikTok】ハッシュタグでバズる方法!ランキングも紹介
3. 編集に工夫を施す
TikTokは最初の数秒でのインパクトをどれだけ残せるかが重要です。
すぐにスワイプされてしまうことから、編集に工夫を施すことを心がけましょう。
最初にもっとも見せたい場面を入れたり、タイトルを工夫したりすると、ユーザーがスワイプする手を止めて動画を見てくれる可能性が高いです。
別記事の、TikTokフォロワー20万人超えのプロが教えるフォロワーを増やすために必要な4つのことも合わせてご覧ください。
まとめ
今回は、新しく始まった収益化プログラム「Creativity Program Beta」の最新情報を交えて解説しました。
内容をまとめると、以下の通りです。
- 2023年から収益化プログラム「Creativity Program Beta」がスタート
- 一定の条件をクリアすれば動画を通して収益化できるプログラム
- アメリカでは6月から新たな広告分配システム『Pulse』が導入される
- Pulseシステムの収益化条件は全動画の上位4%
- 現在の日本での収益化方法は投げ銭や企業案件がある
- TikTokのプロフィール欄に外部リンクを設置して導線を引くことが可能
ショート動画の需要が高まる中、TikTokは子供をはじめ、その親の中高年層にまで幅広く人気を集めています。
本記事を参考にTikTok収益化の現状やポイントを押さえ、ビジネスの集客に活かしていきましょう。
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