SNSマーケティング TikTok

TikTokビジネス(企業)アカウントの作成/活用方法と成功事例

マーケドリブン編集部

SNSマーケティングの基礎から実践までを解説します。 得意領域はYouTubeマーケティング。 登録者数累計100万人超のチャンネル運用担当、 元民放キー局、TV制作会社などのメンバーが所属。

企業の広報/マーケティング戦略としてSNSを利用するケースが増えています。その中でもTikTokは書籍や音楽、番組視聴といったコンテンツへの支出金額は、他のSNSよりも頭一つ抜き出ている状態です。

また、TikTokのメインユーザーは若年層ですが、ユーザーの平均年齢は年々上昇傾向にあります。そのため、今後の広がりを見据えて30代や子どもに影響を受けやすい40代のユーザー層もターゲットにしやすいです。

この記事では、ビジネスに使いやすいSNSであるTikTokの、ビジネスアカウントの作り方から成功事例まで紹介します。

マーケティング戦略についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参照してください。

TikTokビジネス(企業)アカウントの作り方

TikTokビジネスアカウント作り方 TikTokでビジネスアカウントを作る方法は個人でアカウントを作る方法と変わりません。

しかし連携できるSNSが多いことなど、少しだけ異なる点もあるため、登録の流れについて理解しておく必要があります。

ここからはTikTokにおけるビジネスアカウントの作り方について解説します。

公式サイトから「登録」ボタンをクリックする

TikTokの公式サイトから「ログイン」ボタンをクリックします。

ログイン画面にある「登録」ボタンをクリックすることで、アカウントの作成に入ります。

アカウントを作成

続いて、TikTokアカウントを作成するためのSNS連携に入ります。TikTokと連携できる各種SNSアカウントは下記の通りです。

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • Google
  • カカオトーク

企業の場合、他のSNSを利用している場合は連携させれば大丈夫ですが、メールアドレスや電話番号を利用することが一般的です。

企業が持っているメールアドレスや電話番号を利用して登録を進めましょう。

基本情報を登録する

最後にアカウントに関する基本情報を登録します。アカウント作成時に「メールアドレスまたは電話番号」による登録を選んだ場合は、ここでメールアドレスか電話番号の登録が必要です。

ここまで企業用のTikTokアカウントの登録は完了です。

TikTokのビジネスアカウントが出来たら、実際のアカウント運用について学びましょう。

TikTokビジネス(企業)アカウントを作る5つのメリット

TikTokビジネスアカウントの作り方について、ここまで解説しました。

TikTokをビジネスで利用する人はメリットについても理解しておく必要があります。

ここからはTikTokを利用する上でのメリットを紹介します。

若者を中心に認知度を向上できる

若者の認知度向上TikTokは若年層のユーザーが多いSNSであることから、若い年齢のユーザーにリーチしやすい特徴があります。

中高生や20代前半をターゲットとする商品やサービスを提供している企業はTikTokを使った認知拡大や売上アップを狙うことをおすすめします。

また、TikTok内で生まれた若年層のインフルエンサーも少なくありません。

若年層に人気のインフルエンサーに依頼してPRしてもらうことで、商品やサービスの認知度を拡大させるのも効果的です。

一方で、利用者の平均年齢が34歳と徐々に上がっています。そのため、10代や20代はもちろんですが、30代や子どもに影響を受けやすい40代のユーザー層もターゲットにしやすいです。

競合他社の参入率が低い

競合他社の参入率が低いTikTokのビジネスアカウントを利用している企業が少ないことから、競合他社の参入率が低いです。

競合他社が少ない状態で、TikTokを利用することで認知拡大や商品・サービスの売上につながりやすいです。

そのため、今から始めれば競合他社よりTikTok活用の恩恵を受けられます。

始めたばかりでも拡散力に期待できる

始めたばかりでも拡散力に期待できるTikTokは始めたばかりのアカウントでも拡散力を持つ可能性が高いです。TikTokのメインページはフォローの有無に関係なく、ユーザーの視聴履歴に基づいて表示されます。

そのため、フォローしていないユーザーに対しても自社のコンテンツを提供できます。

従来のSNSでは、アカウント運用初期にフォロワー以外のユーザーにコンテンツを広めることが難しく、時間がかかりました。

TikTokでは最初から拡散性が高いため、潜在ニーズへの認知拡大が期待できます。

一方で、面白い動画を投稿しなければフォロワー以外のユーザーの目に触れにくくなるため動画の質を高く保つ必要があります。

動画作成のハードルが低い

動画作成のハードルが低いTikTokは動画編集に関する知識がなくても動画を作成できます。通常、動画を編集するとなるとソフトに関する知識やトレンドなどを理解する必要があります。

しかし、TikTokでは動画作成に必要なツールや音楽、フィルタなどはすべてテンプレートとして用意されています。

そのため、動画編集に関する知識が全くない方でも簡単にトレンド性の高い動画を作成できます。

TikTokならアプリ1つで動画編集を実施できるため、動画マーケティングに苦手意識を持っていた企業でも手軽に参入できます。

宣伝色が薄い

宣伝色が薄いTikTokは他のSNSと比較して明確な目的を持たずに利用しているユーザーが多いです。

TikTokを利用することで、不意に面白い動画と出会えるという理由からTikTokの利用を続ける人が多く、徐々に利用ユーザーが増えています。

そのため、面白い動画を流せば最後まで観てくれるユーザーが増えることになります。

以上から、TikTokのビジネスアカウントによる投稿は、他のSNSよりも観てもらいやすい特徴があります。

成功事例4選を紹介

ここまでTikTokを利用するメリットを紹介しました。

TikTokを利用するメリットは商品の認知拡大や動画作成のハードルが低いなど、新規で動画マーケティングに参入する企業にとっては大きなメリットがあります。

では、実際にどのような企業がTikTokを使った成功をおさめたのでしょうか?

ここからはTikTokを使った動画マーケティングにおいて、成功した事例を4つ紹介します。

グリコ ポッキー

guliko pocky

大手お菓子メーカーである江崎グリコが販売しているポッキーは公式アカウントを作成して、イベントを開催しました。

江崎グリコは11月11日のポッキー&プリッツの日に合わせて、さまざまなSNSを通したイベントを開催。

TikTokでは「#ポッキー何本分体操」というハッシュタグをつけた動画を投稿すると、選出された動画が渋谷の街頭ビジョンやTwitter公式アカウントで流されるというキャンペーンを実施しました。

TikTokユーザーは若年層が多いことから11月11日に開催されるイベントに対しても興味が高く、記念日に合わせたイベントが拡散されやすいです。

TikTokを利用する時はハッシュタグを使ったキャンペーンなどを実施して、より若者が参加したくなるイベントを開催すると大きな成果が得られます。

グリコ ポッキーのアカウントはこちらから

デリッシュキッチン

delish kitchen

料理レシピ動画を配信するサービス「デリッシュキッチン」はレシピ動画やアプリの認知拡大に向けて、TikTokを活用しています。

元々が動画配信サービスということもあり、TikTokとの相性が良く、フォロワー数も多いです。

デリッシュキッチンのアカウントが成長した理由としては、TikTokのスマホ表示に合わせた縦動画での編集が挙げられます。

縦動画は視認性に優れており、TikTokユーザーが違和感なく視聴できることからインプレッションやエンゲージメントの獲得につながります。

また、デリッシュキッチンは動画の更新頻度が高いため、新しいコンテンツを期待するユーザーがファンとなりやすいです。

プロフィールページにアプリダウンロード用のリンクがあるため、気になった方がスムーズにアプリを利用できる導線まで整えています。

デリッシュキッチンのアカウントはこちらから

ローソン

lawson

大手コンビニエンスストアであるローソンでは、TikTokを利用して人気商品の「Lチキ」を用いたイベント開催しました。

Lチキを使ったこのイベントは「#いつでもLチキチャレンジ」と題されており、ローソンが提供したLチキの音楽に合わせたダンスが話題となりました。

TikTokは、ユーザーが簡単に利用できる音楽や簡単に踊れるダンスが多いため、音楽やダンスと組み合わせた投稿が非常に多いです。

上記のイベントでもローソンが提供したLチキの音楽と手でLの形を作って踊るダンスが、テンプレートとしてあったことから、ユーザーが参加しやすいイベントになりました。

ローソンの事例のようにオリジナル性がありながらも、ユーザーが簡単に参加できるキャンペーンを実施するのも1つの大きな手段です。

ローソンのアカウントはこちらから

ドミノピザ

domino pizza

ドミノピザでは、公式アカウントを開設するとともに人気のインフルエンサーを起用しました。

インフルエンサーに商品やサービスをPRしてもらうことで、ユーザーにとって親近感のあるコンテンツができました。

企業が作るPR動画はどうしても宣伝色が強くなってしまい、ユーザーが楽しめない可能性が高いです。

そこで、インフルエンサーの動画スタイルは崩さずにいつも通りの動画を作成してもらい、その動画をPR情報に仕上げてもらうことで、ユーザーに普段の感覚でPR動画を楽しんでもらうことに成功しました。

ドミノピザはKPIとして下記の結果を発表しました。

・完全視聴率:235%
・エンゲージメント率:489%

インフルエンサーを採用して、ユーザーにも馴染みやすい施策を出すことで商品の認知拡大につながった事例です。

ドミノピザのアカウントはこちらから

TikTokビジネスアカウントの活用事例についてより知りたい方はこちらから

企業がTikTok活用するポイント3つと事例8選

TikTokビジネス(企業)アカウント運用にあたっての注意点

TikTokを使ったビジネスアカウントの運用事例を紹介しました。TikTokをうまく活用して効果を出している企業は徐々に増えており、アカウント運用を学ぶことによるメリットも大きいです。

しかし、TikTokのビジネスアカウントを運用する上での注意点がいくつか存在します。

ここからはTikTokビジネスアカウントを利用する上での注意点を紹介します。

楽曲使用に気を付ける

TikTokは動画に楽曲の挿入が可能ですが、楽曲の使用権に関して気をつけなければいけません。

TikTokは映像と音楽を組み合わせて、ユーザーの記憶に残る動画が作れるプラットフォームですが、著作権に関して気をつけなければ著作権侵害にあたるケースがあります。

下記が、主にTikTok上で著作権侵害あたるケースです。

  • CD音源をそのまま利用する
  • カラオケ音源をそのまま利用する
  • JASRACが管理していない海外楽曲を利用する
  • アニメやドラマなどの切り抜き音源を利用する
  • 宣伝色が薄い

TikTokはJASRACと包括提携しているため、アプリ内の素材は利用可能です。

アニメやドラマに関しては管理されていないため、勝手に切り抜いて利用した場合は著作権侵害にあたります。

広告らしくない投稿を心がける

TikTokへの投稿に関しては広告らしくならないことを心がけましょう。TikTokは面白いコンテンツが多いことから、広告とは気づかずに動画を視聴するユーザーも少なくありません。

そのため、ユーザーが楽しく視聴できるコンテンツを作成するのが理想と言えます。

逆に宣伝色の強い動画を作ってしまうと、すぐにスキップされてしまい、あまりユーザーに見られません。

ユーザーが出来るだけ楽しめるコンテンツを作ることがTikTokで効果を生み出す第一歩です。

ユーザーを飽きさせないような投稿を心がける

TikTokで重要になるのはユーザーを飽きさせない投稿です。高い頻度での動画の更新がなければユーザーの記憶に残ることは難しいと考えた方が良いです。

特に多くのコンテンツが更新されるプラットフォームであるため、投稿頻度が一定数なければ自社が投稿したコンテンツが見られる可能性も低くなります。

ユーザーの記憶に残っていれば、ファンとなり自社のことをより深く知ってくれる可能性が高まります。

飽きさせない投稿を続けるためにも、投稿頻度は出来るだけ高めましょう。

まとめ

今回はTikTokにおけるビジネスアカウントの作成方法や活用事例を紹介しました。

ビジネスアカウントの作成方法に関しては、メールアドレスや電話番号を利用した登録方法になるため、他のSNSと違いはありません。

TikTokのビジネスアカウントを作成するメリットとしては、

  • 若年層にアプローチしやすい
  • 競合他社の参入率が低い
  • 始めたばかりでも拡散されやすい
  • 動画作成のハードルが低い
  • 宣伝色が薄い

などが挙げられます。

自社のTikTokビジネスアカウントを作り、うまく活用して商品やサービスの認知拡大や売上アップにつなげましょう。

  • この記事を書いた人

マーケドリブン編集部

SNSマーケティングの基礎から実践までを解説します。 得意領域はYouTubeマーケティング。 登録者数累計100万人超のチャンネル運用担当、 元民放キー局、TV制作会社などのメンバーが所属。

© 2021 マーケドリブン Powered by AFFINGER5