YouTubeの検索結果で上位表示されると、再生回数やチャンネル登録数が増えやすくなるというメリットがあります。
一方で、「どうして上位表示されることが重要なのか?」「上位表示させる方法がわからない」「YouTubeに動画を公開しても、検索結果に表示されない...」とお悩みの方もたくさんいるでしょう。
狙ったキーワードで動画を上位表示にできれば、再生数や登録者が増加するだけではなく、商品のターゲットになる層を自然流入させ獲得することができます。
この記事を読んで正しく対処を行い、動画をYouTubeの検索結果に上位表示させましょう!
YouTubeで検索上位に表示されるメリット
YouTubeを運用しながらブランディングや新規顧客の獲得につなげるためには、自社の動画が検索結果の上位表示されることが重要です。
では、YouTubeで上位表示されるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
今から、YouTubeが上位表示されることで得られるメリットを3つ紹介していきます。
再生回数が増える
YouTubeには数え切れないほどの動画がアップロードされており、特にここ数年でYouTuberやチャンネルの数は急増しました。
そのような状況で自社の動画を多くの人に見てもらうことは、そう簡単ではありません。
ただ、自社の動画が検索結果の上位に表示されればより多くのユーザーの目に留まりやすくなり、必然的に再生回数が増えるのです。
また、YouTube企業アカウントを立ち上げて間もない頃は登録者数も少なく、なかなか見てもらえません。
初期の頃は特に、検索流入から視聴者を獲得しなければならないので上位表示されることはとても重要です。
再生回数の伸ばし方についての詳細は「【最新】YouTubeの再生回数を増やす9つのテクニック!」の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
チャンネル登録につながる
上位表示された動画からチャンネル登録につながれば、次回以降の動画も確実に届けられるようになります。
チャンネル登録してもらえると、動画が公開されるたびに登録者へメールやポップアップなどで通知がいくため、新着動画に気づいてもらいやすくなります。
仮に登録者が新着動画を見なかったとしても、チャンネル名を目にする機会は増えるので親密度を高めやすいといった点もメリットです。
上位表示された動画をきっかけとして、チャンネル登録につながることも少なくありません。
Google検索でも上位表示される
Googleでも動画が上位表示されるようになると、普段YouTubeで検索しない人たちにも自社のコンテンツを届けられるといったメリットがあります。
「他のWebサイトよりも有益で、ユーザーにとって役立つコンテンツである」とGoogleが判断した場合、Google検索の結果にもYouTubeの動画が表示されるようになるのです。
その結果、YouTube検索からの流入に加えてGoogle検索からの流入も増えるため、全体の動画再生数がアップします。
まずは順位を確認しよう
まずは、現在の表示順位を確認する必要があります。
YouTubeに投稿した動画の表示位置などを確認する時は、必ず「シークレットモード」に切り替えましょう。
YouTubeには「パーソナライズド検索機能」という、検索履歴や閲覧履歴を分析してユーザーにマッチする検索結果を表示できる機能があります。
パーソナライズド検索機能がONのままだと履歴を反映した検索結果が表示され、リサーチや分析の結果にも偏りが出やすいです。
しかし、シークレットモードに切り替えれば閲覧履歴や検索履歴に影響を受けず、他のユーザーと同じような検索結果を表示できます。
公開済みの動画の表示位置などをより正確に把握するためにも、シークレットモードに切り替えましょう。
YouTubeで上位表示させるためにチェックすべき7つのこと
YouTubeで上位表示させるためにはいくつかの重要なポイントがあります。
わからないからと言ってポイントを無視していると、大きな効果は期待できません。
ここでは、チェックするべきを7つのポイント紹介し、それぞれの効果やどこをみるべきなのかについて詳しく説明していきます。
1.キーワード対策
「YouTubeの上位表示どころか、検索結果に出ない……」という場合は、キーワード対策が不十分な可能性があります。
以下のポイントを確認してみてください。
キーワードにおける確認ポイント
- 検索上位を狙いたいキーワードを明確にしているか
- 選定した対策キーワードを動画内で積極的に使っているか
- サジェストキーワードと組み合わせているか
YouTubeで検索結果の上位表示を狙うのであれば、SEO対策は欠かせません。
「ahrefs」などのツールを使用し、検索ボリュームも考慮しながら対策キーワードを設定することが重要です。
また、動画中にキーワードをしっかり盛り込むとYouTube側が読み取ったり聞き取ったりすることもあり、上位表示にもつながります。
2.タイトルの一番左側に狙うキーワードはあるか
タイトルは、YouTube側が動画を評価する時の判断材料になります。
YouTubeで上位表示を狙うのであれば、以下のポイントを押さえているか確認しましょう。
タイトルにおける確認ポイント
- 対策キーワードがタイトルの左側に設定されているか
YouTubeのAI(人工知能)はタイトルに含まれるキーワードから動画の内容を判断し、関連表示したり上位表示したりするコンテンツを決めています。
また、タイトルの冒頭に出てくる単語ほど動画と関連度が高いキーワードと判断する傾向があります。
上位表示を狙うのであれば、対策キーワードやサジェストキーワードは左寄せにしましょう。
例えば腰痛改善の場合、「 1日5分で出来る腰痛改善になるストレッチを紹介」よりも「【腰痛改善】1日5分で出来るストレッチを紹介」の方が効果的だということです。
他にも動画のタイトル付けには考慮すべきことがたくさんあります。”YouTubeタイトルの付け方!累計登録者100万人が伝授!”で紹介していますのでご参照ください。
3.概要欄にもキーワードは含まれているか
YouTubeのSEO対策ではタイトルが重要といわれますが、実は概要欄も動画の評価に影響を与えています。
YouTubeの検索エンジンは動画の内容を主にテキスト情報から判断しており、概要欄もSEO対策の範囲です。
概要欄を記載することは大前提ですが、以下のポイントも確認しましょう。
概要欄における確認ポイント
- 対策キーワードを盛り込んでいるか
- 特に狙いたいキーワードを1行目の左側で使用しているか
YouTubeは概要欄からもキーワードを抽出するので、タイトルに入らなかったキーワードも積極的に盛り込んでください。
説明文の内容でヒットして、検索結果の上位に表示される場合もあります。
概要欄については”YouTube概要欄で押さえるべき5つのポイントを徹底解説”で詳しく解説しています。ご参照ください。
4.タグ・メタタグにキーワードを含めているか
YouTubeの検索結果で上位表示されるためには、タグとメタタグの設定が必要です。
タグは概要欄に設置することができます。
タグを設置することで、ユーザーが動画を見つけやすくなるだけでなく、登録したタグで動画が表示されやすくなります。
メタタグは、ユーザーからは見えませんが、設定することでYouTube側に動画の内容や属性を伝えられます。
また、設定する時は自分が狙うキーワードで上位表示されている動画のメタタグを参考にしましょう。
競合動画のメタタグは2つの手順で検索できます。
メタタグの検索方法①
- メタタグを知りたい動画をChrome上で開く
- 「ページのソースを表示」をクリック
- Command+Fで検索窓を開き「Keywords」と入力する
メタタグの検索方法②
- Googleの拡張機能であるvidIQを入れる
- 競合動画をクリックして動画詳細を確認する
「vidIQ」は、 YouTubeの競合調査を行う上でとても有効なツールです。
メタタグを設定すると、同じカテゴリーの動画の関連動画にも表示されやすいというメリットもあります。
タグに関するメリット、注意点については”YouTubeハッシュタグの設定方法を紹介!効果も徹底解説!”でより詳しく解説しています。ご参照ください。
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5.サムネイルのクリック率
「サムネイルのクリック率」とは、ユーザーのホーム画面や関連動画などに表示された際にサムネイルがクリックされた割合を表す数値です。
「サムネイルクリック率が高い」=「ユーザーが動画を見たくなるサムネイル」ということを示します。
サムネイルを制作する際は、以下の最適化ポイントを押さえましょう。
サムネイルの最適化ポイント
- 文字は大きくてインパクトがあり、文字数は少ないか
- 「誰が・何をするか」といった内容が分かりやすいか
- 人の表情や体などで動きを表現する写真を使っているか
サムネイルクリック率が上がると優先的に表示されるようになりますが、下がった場合は表示位置がどんどん下がるので再生回数にも直結します。
サムネイルを制作する際は、ユーザーがクリックしたくなるデザインを意識することが大切です。
また、狙いたいキーワードで上位表示されている競合のサムネイルを参考にしてみるのも良いでしょう。
サムネイルの制作方法についてもっと知りたい場合は”【YouTubeサムネイルの作り方】7つのコツを徹底解説!”で紹介しています。ご参照ください。
6.視聴者維持率
「視聴者維持率」とは、ユーザーが動画をどこまで再生し続けたかを表す数値のことです。
例えば、10分尺の動画を5分再生すれば視聴者維持率は50%と計測されます。
視聴者維持率が高い動画はユーザーの満足度が高い良質な動画とYouTubeが評価してくれるため、関連動画などでも優先表示されやすくなります。
視聴者維持率が低い場合は、以下のポイントを押さえているか確認しましょう。
視聴者維持率を高めるポイント
- 冒頭にアバン*を用意して、期待感を高める
- 「あー」「えー」などの間をカットし、テンポを上げる
- 配信済み動画で視聴維持率が下がった箇所の原因を調べて改善する
*アバン=番組のメインタイトルの前に番組内容をダイジェスト的に見せてひきつける手法。TVや映画で使用される。
動画内で視聴者維持率が急に下がった箇所があれば、それは視聴中に離脱したユーザーが多いということを示しています。
定期的に視聴者維持率が下がっている箇所がないか確認し、ある場合は原因究明・改善が必要です。
視聴者維持率を上げる秘策を”YouTubeの視聴者維持率を40%まであげる7つの秘策をご紹介!”で紹介しています。ご参照ください。
7.いいね・コメントが多い動画になっているか
YouTubeは、より多くのユーザーに動画を見てもらいたいと考えて上位表示する動画や関連動画などを決めています。
「アクションが多い動画」=「ユーザーから需要がある」と判断され、上位表示も狙いやすくなります。
「いいね・コメント・チャンネル登録」などの数はSEOの面からも重要なポイントなので、以下の2点ができているかチェックしてみましょう。
アクションに関する確認ポイント
- 動画内で高評価・チャンネル登録するように訴求しているか
- 動画の内容について世界観・コンセプトを伝えているか
コメント欄に質問を書いてもらうように、動画内で呼びかけるとより多くのコメントを獲得できます。
例えばダイエットの動画であれば「実際にやってみた感想や、皆さんのおすすめの方法も待ってます!」などといったように、動画内でユーザーにコメントを促しても良いでしょう。
ユーザーからのアクションを増やすためには、こちらから呼びかけることが効果的です。
以上7点の対策はVSEO対策ともいわれます。ほかにもYouTubeのアルゴリズムにおすすめされやすくなる方法が”【2024年最新版】YouTubeのVSEO対策を解説!”で学べます。こちらとあわせて対策を行いましょう。
まとめ
本記事では「検索結果に表示されない......」とお悩みのYouTube運用担当者の方に向けて、7つの対処法を紹介しました。
- 必ずシークレットモードで分析
- 対策キーワードを設定する
- 対策キーワードはタイトルの左側に置く
- 説明文にも対策キーワードを含む
- メタタグにも対策キーワードを設定する
- サムネイルのクリック率・視聴者維持率を確認する
- いいね・コメント数を増やす
公開済みなのに検索結果に表示されない動画は、上記のようなSEO対策が十分に施されていない可能性が高いです。
狙ったキーワードで動画を上位表示にできれば、商品のターゲットになる層を自然流入させ獲得することができます。
7つの対処法を一つずつ確認しながら、改善していきましょう。
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