「SNSマーケティングにはどんなメリットがある?」
「自社に合う手法を知りたい」
「運用しても成果が出るか不安」
このような悩みを抱える企業の担当者は多いのではないでしょうか。
SNSマーケティングは、認知度向上や顧客との関係構築、ファンの獲得に役立つ施策です。
一方、継続的な運用には時間と人員が必要で、炎上などのリスクにも備えなければなりません。
そこで今回は、SNSマーケティングのメリットをはじめ、デメリットや代表的な手法、成功事例や成果を上げるコツを解説します。
自社に合う活用方法を見つけ、効果的な運用につなげてください。
監修者
株式会社pamxy 代表取締役CEO. 西江健司
早稲田大学卒業後、株式会社TBSテレビに入社し、特番の総合演出などを務める。2019年に独立し、株式会社pamxyを創業。
自身が運営・出演するYouTubeチャンネル あるごめとりい の登録者数は130万人を超える。
その他にも ミッドナイトムーン・【アニメ】ALGOMETRY も運営を行う。
pamxyではSNSマーケティング支援・IP・シーシャ事業 chmelを展開。
SNSマーケティングとは?

SNSマーケティングとは、YouTubeやTikTok、InstagramなどのSNSを活用し、企業の商品・サービスの認知拡大や顧客の獲得を目指すマーケティング手法です。
公式アカウントからの情報発信に加え、SNS広告やキャンペーン、インフルエンサーマーケティングなども含まれます。
消費者の情報収集がデジタル中心へ移行する中、近年は企業のマーケティングでもSNSの活用が重視されています。
ターゲットに合ったプラットフォームを選び、情報発信を継続することで、認知度向上や販売促進など、さまざまな効果が期待できるマーケティング手法です。
SNSマーケティングが注目されている理由3つ

SNSマーケティングが注目される背景には、SNSの利用者拡大だけでなく、情報収集や購買行動における役割の変化があります。
SNSマーケティングが注目されている理由は、以下のとおりです。
- SNSの利用者が増加している
- SNSを情報収集に利用する人が増えている
- 消費行動に与える影響が大きくなっている
詳しい内容を、各種データをもとに解説します。
1. SNSの利用者が増加している
出典:総務省「令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 」
総務省の調査によると、2025年の全世代における主なソーシャルメディアの利用率は、LINEが92.9%、YouTubeが81.5%、Instagramが54.8%、X(旧Twitter)が44.7%、TikTokが36.7%でした。
2024年と比べると、LINEは1.8ポイント、Instagramは2.2ポイント、TikTokは3.5ポイント上昇しており、主要なSNSの利用がさらに広がっています。
多くの利用者が集まるSNSは、企業が幅広いユーザーへ情報を発信し、認知度を高める場として重要性を増しています。
2. SNSを情報収集に利用する人が増えている
SNSは、ユーザーが知りたい情報を探す手段としても定着しつつあります。
総務省の通信利用動向調査によると、「知りたいことについて情報を探すため」にSNSを利用する人の割合は、2024年の63.6%から2025年には65.6%へ増加しました。
調査項目は商品・サービスに限定されていませんが、消費者が購入前の情報収集にSNSを活用する場面は広がっていると考えられます。
企業は、自社商品を検索・比較する場面を想定し、画像や動画、口コミなどで魅力を伝える必要があります。
出典:総務省「令和6年通信利用動向調査」および「令和7年通信利用動向調査」世帯構成員編 表番号16「問3(2)SNSの利用目的」
3. 消費行動に与える影響が大きくなっている

出典:TikTok「TikTok Socio-Economic Impact Report〜日本における経済的・社会的影響」
SNSは認知の拡大だけでなく、商品の購入や外出など、消費者の具体的な行動にも影響を与えています。
TikTokの最新レポートによると、2025年の日本国内で生み出された推定消費額は3,468億円、国内GDPへの貢献は6,800億円でした。
さらに、TikTokをきっかけに時事問題へ関心を持った人は45.6%、紹介された観光地を訪れた人は33.5%、映画作品を映画館で鑑賞した人は29.0%と報告されています。
動画を通じて興味や関心を高め、購買行動を促せる点は、SNSマーケティングの大きな強みです。
SNSマーケティングを活用するメリット7つ

SNSマーケティングは、現代の企業が成長するための戦略として欠かせません。
ここでは、企業がSNSマーケティングを活用する際に期待できる7つのメリットを解説します。
- 低コストで運用を開始できる
- 幅広いユーザーへ情報を届けられる
- 拡散によって認知度を高められる
- ターゲットに合わせて訴求できる
- ユーザーとコミュニケーションが取りやすい
- 顧客のファン化やロイヤルティ向上につながる
- ユーザーの反応やニーズを把握できる
自社の目的や課題と照らし合わせながら、順に確認していきましょう。
1. 低コストで運用を開始できる
InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどの公式アカウントは無料で開設でき、投稿の作成や配信にも基本的に掲載料はかかりません。
SNS広告を実施する場合も、予算や配信期間、ターゲットを設定できるため、小規模な施策から試せます。
ユーザーの反応を見ながら費用を調整しやすい点もメリットでしょう。
ただし、企画や画像・動画の制作、コメント対応には時間や人員が必要です。
2. 幅広いユーザーへ情報を届けられる
SNSは、フォロワー以外のユーザーにも情報を届けやすいプラットフォームです。
ハッシュタグ検索やおすすめ表示、シェアやリポストなどを通じて投稿が広がり、自社をまだ知らない消費者にも接点を作れます。
たとえば、SNSごとに次のような発信が可能です。
- TikTok:ショート動画で若年層や潜在層へアプローチする
- Instagram:画像やリールで商品の魅力を視覚的に伝える
- X(旧Twitter):リアルタイムな情報を拡散する
検索広告だけではリーチしにくい潜在層にも情報発信できる点は、SNSマーケティングのメリットです。
3. 拡散によって認知度を高められる
SNSマーケティングでは、ユーザーによるシェアやリポスト、口コミによって情報が拡散し、短期間で認知度を高められる可能性があります。
企業からの宣伝だけでなく、第三者の投稿として広がるため、広告では接点を持ちにくい消費者にも届きやすい点がメリットです。
特に、役立つノウハウや共感を生む動画、参加型のキャンペーン企画は、さらなる拡散につながるでしょう。
UGCが増加すれば、商品やブランドへの信頼の醸成にも役立ちます。ただし、拡散は必ず起こるわけではありません。
4. ターゲットに合わせて訴求できる
SNSマーケティングは、年齢層や地域、興味・関心などの属性に合わせて情報を届けやすい点がメリットです。
具体的には、ターゲットに応じて次のように訴求内容を変えられます。
- 若年層:トレンドを取り入れたショート動画を配信する
- 潜在顧客:興味・関心に合わせたSNS広告を表示する
- 既存顧客:新商品やキャンペーン情報を届ける
- 地域の利用者:店舗周辺に絞った広告やイベント情報を配信する
SNS広告では、各プラットフォームが保有するデータを基にターゲティングを行い、見込み顧客へ効率的にアプローチできます。
自社の目的や商材に合うターゲットを定め、配信結果を分析しながら調整しましょう。
5. ユーザーとコミュニケーションが取りやすい
ユーザーと双方向にやり取りできる点は、SNSマーケティングならではのメリットです。
コメントやDM、返信機能を通じて、商品への質問や感想、要望をリアルタイムで受け取れます。
企業が丁寧に対応すれば、ユーザーとの関係性が深まり、ブランドイメージや信頼の向上も期待できるでしょう。
ライブ配信やアンケート機能を使ったコミュニケーションも、顧客との距離を縮める方法の一つです。
ただし、返信の遅れや不適切な対応は、炎上につながるリスクがあります。
担当者や対応ルールを決め、継続して交流できる体制を構築しましょう。
6. 顧客のファン化やロイヤルティ向上につながる
SNSマーケティングでは、商品情報だけでなく、ブランドの価値観や開発背景、スタッフの思いを伝えると、顧客との関係を深められます。
ファン化に効果的な施策は、次のとおりです。
- ブランドストーリーや開発背景を発信する
- コメントやDMに丁寧に返信する
- ユーザー参加型キャンペーンを実施する
- フォロワー限定の情報や特典を配信する
定期的な情報発信や丁寧な対応を重ねれば、継続購入や再来店に加え、口コミやUGCによる自発的な宣伝も期待できます。
顧客との信頼関係を構築し、ロイヤルティ向上につなげられる点がメリットです。
7. ユーザーの反応やニーズを把握できる
SNSでは、いいねやコメント、保存、シェア、クリックなどの反応をデータとして確認できます。
投稿ごとのエンゲージメントやフォロワーの増減を分析し、どの内容がユーザーの関心を集めたのか把握しやすい点は、SNSマーケティングのメリットです。
さらに、ソーシャルリスニングを活用すれば、自社商品に対する口コミや不満、競合への評価、トレンドなども収集できます。
SNSマーケティングを活用するデメリット3つ

SNSマーケティングには、幅広いユーザーへ情報を届けられるメリットがある一方、運用負担や炎上、成果が出るまでに時間がかかるなどのデメリットもあります。
ここでは、企業がSNSマーケティングの導入前に把握したい3つの注意点を解説します。
- 継続的な運用に時間と人員がかかる
- 成果が出るまでに時間を要する
- 炎上やイメージ低下のリスクがある
想定される課題と対策を確認し、無理のない運用体制を整えていきましょう。
1. 継続的な運用に時間と人員がかかる
SNSマーケティングは無料でアカウントを開設できますが、継続的な運用には時間と人員が必要です。
投稿の企画、画像・動画の作成、配信、コメントへの返信、データ分析・改善まで、多くの業務が発生します。
担当者がほかの業務と兼任している企業では、定期的な発信やユーザーへの対応が滞り、アカウントの成長を妨げる可能性もあるでしょう。
低コストというメリットだけで判断せず、役割分担や承認フローを定め、無理なく続けられる体制を構築する必要があります。
2. 成果が出るまでに時間を要する
SNSマーケティングは、運用開始後すぐに売上や顧客の獲得へつながるとは限りません。
開設直後はアカウントの認知度が低く、フォロワーも少ないため、投稿を継続して信頼を築き、ファンを増やすまでに時間を要します。
短期間の数値だけで失敗と判断すると、効果が現れる前に施策を中断してしまう可能性もあります。
認知の拡大やエンゲージメント、ECサイトへの流入や購買など、段階に応じたKPIを設定して定期的に分析しましょう。
早期に成果を得たい場合は、SNS広告やキャンペーンも活用し、長期的な運用と組み合わせてください。
3. 炎上やイメージ低下のリスクがある
情報が拡散しやすい点はSNSマーケティングのメリットですが、不適切な投稿や対応も短時間で広がるリスクがあります。
炎上を招く可能性がある投稿や対応は、次のとおりです。
- 事実と異なる情報や誤解を招く表現
- 差別的な内容や配慮に欠ける発信
- 画像・動画・文章などの無断使用
- ユーザーへの不適切な返信や対応
投稿を削除してもスクリーンショットなどが残り、企業への信頼低下やブランドイメージの悪化、売上の減少を招く可能性があります。
投稿ガイドラインや複数人によるチェック体制を整え、問題発生時の対応方法も決めておきましょう。
詳しい内容は、関連記事のSNSマーケティングのデメリット・運用成功のためのポイントをご確認ください。
SNSマーケティングで活用される主なプラットフォーム6つ

SNSマーケティングで成果を上げるには、自社のターゲットや目的に合ったプラットフォームを選ぶ必要があります。
企業のSNSマーケティングでよく活用されるSNSは、以下のとおりです。
| プラットフォーム | 主なユーザー層 | 特徴 |
|---|---|---|
| YouTube | 10~60代 | 幅広い年齢層へ詳しい情報を届けやすい |
| TikTok | 10~20代 | おすすめ表示から動画が広がりやすい |
| 10~40代 | 視覚的に商品やブランドの魅力を伝えやすい | |
| X(旧Twitter) | 10~40代 | リアルタイム性と拡散力が高い |
| 30~50代 | 詳しい情報を掲載しやすく、ビジネスとも相性がよい | |
| LINE | 10~60代 | 友だちへ直接情報を配信できる |
各SNSの特徴を解説します。
1. YouTube
YouTubeは、長尺動画とショート動画の両方を配信でき、幅広い年齢層へ情報を届けられるプラットフォームです。
検索を通じて過去の動画も視聴されやすく、商品・サービスの詳しい解説やノウハウの発信に適しています。
2. TikTok
TikTokは10~20代を中心に人気があり、縦型のショート動画を楽しめるSNSです。
おすすめ表示からフォロワー以外にも動画が届きやすく、短期間で認知やリーチが拡大する可能性があります。
3. Instagram
Instagramは10〜40代を中心に利用され、画像やリール、ストーリーズで商品やブランドの魅力を視覚的に伝えられるプラットフォームです。
統一感のある画像や動画を発信すると、ブランドイメージの構築やファンの獲得につなげられます。
4. X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は、10〜40代を中心に利用され、短文や画像、動画をリアルタイムで発信できるSNSです。
リポストによる拡散力が高く、キャンペーンや新商品、イベントの告知に適しています。
5. Facebook
Facebookは30~50代を中心に利用され、文章や画像、動画を組み合わせて詳しい情報を発信できるSNSです。
企業ページでは、商品・サービスの紹介に加え、採用情報やイベント、活動報告などの掲載も行えます。
6. LINE
LINEは年齢を問わず幅広い層に利用され、公式アカウントの友だちへメッセージやクーポンを直接配信できるプラットフォームです。
リッチメニューやチャットなどの機能を活用し、予約や問い合わせ、ECサイトへの導線の構築も可能です。
SNSマーケティングの代表的な手法6つ

SNSマーケティングには、自社アカウントからの情報発信だけでなく、多様な手法があります。
ここでは、企業が目的やターゲットに合わせて活用できる6つの代表的な手法と、それぞれのメリットを解説します。
- アカウント運用
- SNS広告
- SNSキャンペーン
- インフルエンサーマーケティング
- ソーシャルリスニング
- UGCの活用
それぞれの特性を理解し、自社の課題に合う施策を組み合わせると、運用成果の向上を図れるでしょう。
1. アカウント運用
アカウント運用は、企業がYouTubeやInstagram、TikTokなどで公式アカウントを開設し、投稿や動画を継続して発信する手法です。
発信する内容には、次のような例が挙げられます。
- 商品・サービスの使い方や活用例
- ユーザーに役立つ情報や業界のノウハウ
- スタッフの様子や商品開発の舞台裏
有益な情報を継続して届けると、フォロワーとの関係を深められます。
低コストで始めやすく、投稿が長期的な資産として蓄積される点は、企業にとって大きなメリットといえるでしょう。
2. SNS広告
SNS広告は、SNS上の広告枠に画像や動画を配信し、商品やサービスを訴求する手法です。
主なターゲティング項目には、次のようなものがあります。
- 年齢や性別
- 居住地域
- 興味や関心
- Webサイトの閲覧や購買などの行動
少額の予算から実施でき、アカウント運用だけでは届きにくいユーザーへ、短期間で情報を届けられる点が強みです。
目的に合ったKPIを設定し、広告データを分析しながら、クリエイティブやターゲットを調整しましょう。
3. SNSキャンペーン
SNSキャンペーンは、フォローやいいね、リポストやハッシュタグ投稿などを参加条件に設定し、ユーザーの参加を促す施策です。
プレゼントや特典を用意すると参加のハードルを下げられ、投稿の拡散や認知度向上、フォロワーの獲得を期待できます。
商品を使った投稿を募集すれば、UGCの増加にもつながります。
ただし、特典だけを目的としたユーザーは、終了後に離れるケースも少なくありません。
応募条件や期間を明確にしたうえで、自社への興味や継続的な関係につながる企画を設計しましょう。
4. インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングは、一定の影響力を持つインフルエンサーに、商品やサービスを動画や画像、ライブ配信などで紹介してもらう手法です。
フォロワーから信頼されている人物を通じて情報を届けるため、企業からの広告よりも自然な形でターゲットへ訴求できます。
特定の分野に関心を持つユーザーへ届きやすい点が魅力といえます。
起用する際は、フォロワー数だけでなく、ユーザー層やエンゲージメント、ブランドとの相性も確認しましょう。
PR表記や投稿内容を確認する体制を整え、ブランドイメージの低下を防ぐ必要があります。
5. ソーシャルリスニング
市場や顧客の本音を把握したい場合は、ソーシャルリスニングが役立ちます。
SNS上の投稿や口コミ、ハッシュタグなどを収集し、自社商品やブランド、競合に対する評価を分析する手法です。
具体的には、次のような情報を収集・分析します。
- 商品やサービスに対する評価
- ユーザーが抱える不満や潜在的なニーズ
- 競合商品と比較した際の反応
- 市場のトレンドや炎上の兆候
分析結果は、商品開発や投稿企画、販売促進の改善に生かせます。
6. UGCの活用
UGCとは、ユーザーが投稿した商品・サービスの口コミや写真、動画などを指します。
企業ではなく消費者の視点で作られた内容のため、商品への信頼や購買意欲を高めやすい点が特徴です。
ハッシュタグや投稿型のキャンペーンを実施してUGCを促し、公式アカウントで紹介すれば、情報発信の幅を広げられます。
ユーザーによる自然な口コミを通じて、認知の拡大やファンの獲得につなげられる点も強みです。
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SNSマーケティングで成果を上げるコツ6つ

SNSマーケティングで成果を上げるには、目的やターゲットに合うプラットフォームを選び、運用後もデータを分析して改善する必要があります。
ここでは、企業がSNSマーケティングを実施する際に押さえたい6つのコツを解説します。
- 目的とKPIを明確にする
- SNSごとのユーザー層や特徴を理解する
- ユーザーに役立つ情報を継続的に発信する
- UGCやSNSキャンペーンを活用する
- 投稿の目的に合った指標を分析して改善する
- 炎上対策やチェック体制を整える
1. 目的とKPIを明確にする
SNSマーケティングを始める前に、運用の目的とKPIを明確にしましょう。
認知度向上や顧客の獲得、売上の拡大など、目指す成果によって重視する指標は異なります。
目的に応じたKPIの例は、次のとおりです。
- 認知度向上:リーチ数やインプレッション数
- ファン化:エンゲージメント率やフォロワー増加数
- サイトへの誘導:リンクのクリック数やクリック率
- 売上拡大:ECサイトへの流入数や購買数
期限と目標値を担当者間で共有すると、施策の優先順位が明確になります。
SNSマーケティングのメリットを生かした、成果につながる運用を進めやすくなるでしょう。
2. SNSごとのユーザー層や特徴を理解する
SNSごとに利用者の年齢層や好まれる形式、情報の広がり方は異なります。
Instagramは画像、TikTokはショート動画、YouTubeは詳しい解説に向いているなど、特性はさまざまです。
自社のターゲットが多く利用するプラットフォームを選定し、アカウントへの反応を分析しながら、運用方針を調整することが重要です。
複数のSNSを一度に始めず、相性のよい媒体へ集中すると、限られた人員や予算を効率的に活用できて成果につなげやすいでしょう。
3. ユーザーに役立つ情報を継続的に発信する
企業からの宣伝だけでなく、ユーザーの疑問や悩みを解決する情報発信を意識しましょう。
次のような投稿内容がおすすめです。
- 自社商品の使い方や活用例
- 商品を選ぶ際のポイントや比較方法
- 業界に関するノウハウや最新情報
- ユーザーから寄せられる質問への回答
購入前の情報収集に役立つ投稿は、ユーザーの関心を高め保存や共有につながり、フォローやファン化を促せます。
投稿テーマや配信頻度をあらかじめ決めておき、定期的な発信を続けましょう。
4. UGCやSNSキャンペーンを活用する
UGCやSNSキャンペーンを活用すると、ユーザーを通じて情報が広がり、認知度やリーチの拡大を期待できます。
ハッシュタグ投稿や写真・動画の募集、フォローやリポストを条件とした企画などが代表的です。
消費者の視点で作られたUGCは、商品への信頼や購買意欲を高める材料にもなります。
5. 投稿の目的に合った指標を分析して改善する
SNS運用の成果を正しく把握するには、投稿ごとの目的に応じて確認するデータを選ぶ必要があります。
例えば、認知拡大ではリーチ数やインプレッション数、コミュニケーションではいいね数・コメント数・保存数・シェア数などを確認します。
一方、ECサイトへの誘導ではリンクのクリック数やクリック率、売上拡大ではコンバージョン数や購買数が重要な指標です。
データを定期的に比較し、画像・動画の内容や配信時間、ターゲット設定を見直しましょう。
フォロワー数だけで判断せず、設定したKPIの変化を追う姿勢が大切です。
6. 炎上対策やチェック体制を整える
SNSマーケティングでは、炎上やブランドイメージの低下を防ぐため、投稿前のチェック体制が欠かせません。
次の項目を複数人で確認しましょう。
- 掲載情報の正確性
- 著作権や肖像権
- 個人情報や機密情報
- 誤解を招く表現がないか
承認フローや返信ルール、問題発生時の対応方法も共有しておくのがおすすめです。
SNSマーケティングの成功事例

SNSマーケティングの成功事例からは、プラットフォームの特性を生かした情報発信や、ユーザー参加型の施策など、成果につながる共通点を学べます。
ここでは、6つの企業によるSNSマーケティングの取り組みを紹介します。
- YouTube|楽待株式会社
- TikTok|株式会社ローソン
- Instagram|株式会社しまうまプリント
- X(旧Twitter)|三幸製菓株式会社
- Facebook|株式会社ダスキン
- LINE|株式会社サンマルクカフェ
※2026年7月時点
各社の成功ポイントを、自社の運用や投稿企画に取り入れてみましょう。
1. YouTubeの成功事例|楽待株式会社
【SNSマーケティングのポイント】
- 不動産投資を軸に、経済や金融まで扱う専門性の高い動画
- 専門家や著名人を招いた対談・解説動画を配信
- 社内スタジオの整備による動画制作体制の強化
『楽待』は不動産投資を中心に、近年では経済や金融、株式投資など幅広いテーマを発信しています。
2024年にYouTube撮影用の社内スタジオを開設し、2026年には3室へ拡充するなど、動画制作体制を強化しました。
有識者や著名人を招いた対談・解説動画で専門性と話題性を高め、公式YouTubeの登録者数は160万人を突破。
専門知識を深く届けられるYouTubeのメリットを生かした、SNSマーケティングの成功事例です。
2. TikTokの成功事例|株式会社ローソン

【SNSマーケティングのポイント】
- 新商品や季節商品をアップ映像と調理シーンで紹介
- クルーへのインタビューで働く人や店舗の雰囲気を発信
- 短いテロップや問いかけで冒頭から関心を引く構成
『ローソン』のTikTokでは、食品の質感が伝わる映像や調理工程を取り入れ 、新商品や季節商品をテンポよく紹介しています。
動画の冒頭には短いテロップや問いかけを入れ、続きを見たくなる構成を採用。クルーへのインタビューやUber Eatsの案内など、商品以外の情報も発信しています。
商品紹介だけでなく、店舗やサービスに関する情報も発信することで、多様なコンテンツを展開し、ユーザーとの接点を広げている事例です。
3. Instagramの成功事例|株式会社しまうまプリント
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【SNSマーケティングのポイント】
- ユーザーが制作したフォトブックや写真作品を紹介
- 写真の残し方や飾り方などのアイデアを発信
- フォトコンテストやキャンペーンで投稿参加を促進
「しまうまプリント」の公式Instagramでは、フォトブックの作品例や写真の活用アイデア、キャンペーン情報などを発信しています。
写真の残し方や飾り方なども紹介し、商品の魅力や利用シーンを具体的に伝えている点が特徴です。
さらに、フォトコンテストやキャンペーンを通じてUGCの創出を促し、サービスへの認知拡大や利用促進につなげているSNSマーケティング事例です。
4. X(旧Twitter)の成功事例|三幸製菓株式会社
/
TVアニメ『あかね噺』 × 三幸製菓
お菓子で話そうオリジナルグッズプレゼントキャンペーン
本日よりスタート!
\対象商品をご購入したレシートで応募✨
抽選で合計350名様に
本キャンペーン限定の
オリジナルコラボグッズなどが当たる🎁
📅応募締め切りは9/30(水) pic.twitter.com/MoyYC87mav— 三幸製菓 (@sankoseika) June 1, 2026
【SNSマーケティングのポイント】
- 人気アニメとコラボレーションした情報発信
- 駅広告の撮影と指定ハッシュタグによる投稿企画
- フォロー&リポスト形式のプレゼント企画
「三幸製菓」は、人気作品とのコラボレーションを実施し、X(旧Twitter)を活用したキャンペーンを展開しています。
TVアニメ『あかね噺』との企画では、駅広告を撮影し、「#お菓子で話そうキャンペーン」を付けて投稿するキャンペーンを実施しました。
5. Facebookの成功事例|株式会社ダスキン
【SNSマーケティングのポイント】
- 新商品や期間限定メニューを写真・動画で紹介
- クイズや問いかけを取り入れた参加型の投稿
- キャンペーン情報を発信して継続的な接点を創出
「株式会社ダスキン」が運営するミスタードーナツの公式Facebookでは、新商品や期間限定メニューを写真・動画で紹介しています。
「ミスドあみだくじ」では、結果として選ばれたドーナツをコメントで回答してもらい、ユーザーとの双方向のコミュニケーションを促進しました。
公式サイトやアプリへ案内しながら、「#ミスタードーナツ」を付けた写真投稿も呼びかけ、商品への関心やUGCにつなげている事例です。
6. LINEの成功事例|株式会社サンマルクカフェ

【SNSマーケティングのポイント】
- 店舗ごとに設けたLINE公式アカウント
- 新商品情報やクーポンの直接配信
- 登録特典を活用した来店の促進
「サンマルクカフェ」では店舗ごとにLINE公式アカウントを運用しており、専用ページからお気に入りの店舗を友だち追加できる仕組みを整えています。
新規登録者には、ドリンク購入時に使える「チョコクロ1個プレゼント」といったお得なクーポンを配信。
2025年10月に店舗公式LINEを開始し、約8カ月で友だち登録者数は全店舗合計50万人を突破しました。
各店舗から新商品やクーポンを直接配信することで、顧客との継続的な接点を維持し、登録特典を通じて来店を促進している事例です。
SNSマーケティングに関するよくある質問

SNSマーケティングの導入や運用を検討する際に、よく寄せられる疑問をまとめました。
1. SNSマーケティングが「怪しい」「やめとけ」といわれるのはなぜ?
「必ず稼げる」「短期間でフォロワーが急増する」など、根拠の薄い情報商材や運用サービスが見られるためです。
SNSマーケティング自体が怪しいわけではありません。
依頼先の実績や施策、料金、契約内容を確認して判断してください。
2. SNSマーケティングに向いてる企業は?
写真や動画で商品の魅力を伝えたい企業、継続して情報発信できる企業、顧客とのコミュニケーションを深めたい企業に向いています。
3. SNSマーケティングは個人・未経験でも始められますか?
SNSマーケティングは、個人や未経験者でも始められます。
多くの公式アカウントは無料で開設できるため、まずは一つのプラットフォームに絞るのがおすすめです。
4. SNS運用代行会社へ依頼する際の費用相場はいくらですか?
SNS運用代行の月額費用は、投稿中心で5万〜10万円、コンサルティング付きで10万〜30万円が目安です。
撮影や動画制作、複数媒体の運用まで依頼する場合は、月額30万〜50万円、またはそれ以上かかるケースもあります。
5. SNS運用は自社と運用代行のどちらがおすすめですか?
社内に十分な人員やノウハウがあり、最新情報を素早く発信できる企業には自社運用が適しています。
人員不足や企画・動画制作、分析に課題がある場合は、運用代行を検討するとよいでしょう。
まとめ
SNSマーケティングのメリットをはじめ、デメリットや代表的な手法、成果を上げるコツなどを解説しました。
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- SNSマーケティングは、SNSを活用して認知拡大や顧客獲得を目指す手法
- 低コストや拡散力、ターゲティング、双方向のコミュニケーションが主なメリット
- 継続的な運用負担や成果が出るまでの時間、炎上リスクが主なデメリット
- 目的やターゲットに合ったプラットフォームと施策の選定が重要
- KPI設定やデータ分析、改善、チェック体制の整備が成功のポイント
SNSマーケティングのメリットを生かすには、短期的な売上だけを追わず、目的やターゲットに合った運用を継続する姿勢が欠かせません。
自社だけでの運用が難しい場合は、SNS運用代行会社への依頼も検討し、無理なく継続できる体制を整えましょう。
SNSの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のSNSアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 株式会社ジンジブ
ナイツ塙の自由時間

ナイツ塙氏のYouTubeチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。
- 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
- 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
- 先輩にいきなり弊社の選考に落ちたらどうしますか?と聞いてみた!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。
【先着10社/月】無料相談受付中‼︎
株式会社pamxyのSNS運用代行

株式会社pamxyではYouTubeをはじめ様々なSNSの運用代行を実施しております。
YouTube、TikTok をはじめとしたSNSプラットフォームの最前線で活躍するクリエイター陣が、訴求したいポイントを的確に抑えつつ、ターゲットに適したコンテンツ制作を提供します。
「フォロワー数を伸ばしたい」「SNSを通じて集客がしたい」「新商品をPRしたい」といったさまざまなニーズにお応えいたします。
まずは無料相談でサービスの詳細、メリット、活用事例、成功事例、ご利用プランについてお伝えします。
ぜひお気軽にご相談ください。
下記フォームよりお申し込みください。