- そもそもハッシュタグはどうやって付けるの?
- ハッシュタグを何個つけたらいいかわからない
YouTube動画を投稿する際、「ハッシュタグ」をどのように活用すればいいか悩んでいませんか?
ハッシュタグは、動画を視聴者に見つけてもらいやすくする上で、非常に重要な要素の一つです。
適切に設定することで、検索流入の増加や新規視聴者の獲得につながり、チャンネルの成長を大きく後押ししてくれます。
この記事では、YouTubeハッシュタグの基礎知識から、再生数を伸ばすための具体的な付け方のコツ、そして注意点までを詳しく解説します。
正しいハッシュタグ運用で、あなたの動画をより多くの視聴者に届けましょう。
YouTubeのハッシュタグとは?

YouTubeにおけるハッシュタグとは、動画の内容を端的に示すキーワードの前に半角の「#」を付けたものです。
これは動画を分類し、ユーザーが興味のあるコンテンツを探しやすくするための「タグ」として機能します。
特定のハッシュタグをクリックしたり検索したりすると、同じタグが付けられた動画が一覧で表示される仕組みです。
適切にハッシュタグを設定することで、関連性の高い視聴者への露出が増え、動画のクリック率(CTR)や視聴回数アップに貢献します。
ハッシュタグが表示される位置と仕組み
YouTubeのハッシュタグは、タイトルまたは説明欄に入力したキーワードが自動的にリンク化され、青文字で表示されます。
説明欄に複数入力した場合、そのうち先頭の3つが動画タイトルの上に表示され、それ以降は説明欄内に一覧として並びます。
このタイトル上のタグは、ユーザーの視認性が非常に高いため、最も重要なキーワードを設定すべき場所です。
ハッシュタグをクリックすると、同じタグを持つ動画の一覧ページに遷移するため、関連コンテンツへの導線として機能します。
重要度の高いキーワードから順に並べることが再生数アップのポイントです。
YouTubeのメタタグとハッシュタグの主な違いは?
YouTubeには、ハッシュタグの他に「メタタグ」と呼ばれる動画の分類に役立つ要素があります。
メタタグ(別名:キーワードタグ)は、動画のアップロード時に設定する内部的なキーワードであり、視聴者からは見えません。
主にYouTubeのアルゴリズムが動画内容を理解し、関連動画や検索結果に表示させるためのヒントとして利用されます。
一方、ハッシュタグは、動画のタイトル上や説明欄に青文字で表示され、視聴者がクリックできる公開情報です。
ユーザーにとっての検索窓や関連動画への導線としての役割も担っています。
両者ともVSEO(Video Search Engine Optimization)において重要ですが、役割が異なることを理解しておきましょう。
| 要素 | 役割 | 視認性 | 設定場所 |
| ハッシュタグ |
|
公開される (青文字) |
|
| メタタグ |
|
非公開 | YouTube Studio 「タグ」欄 |
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YouTubeでハッシュタグを付ける4つのメリット

YouTube動画にハッシュタグを適切に設定することで、単に動画をアップロードするだけでは得られない多くのメリットがあります。
主なメリットは、「検索からの流入増加」や「新規視聴者の獲得」、「VSEO対策の強化」など、チャンネルの成長に直結するものばかりです。
ここでは、ハッシュタグを付けることで得られる4つの大きなメリットを解説します。
- 検索から再生数が増加するきっかけになる
- 新規の視聴者を獲得できる
- 関連する動画や検索した結果で上位に出てきやすくなる
- VSEO対策ができる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 検索から再生数が増加するきっかけになる
ハッシュタグを付ける最大のメリットは、ハッシュタグ検索からの動画流入(トラフィック)が増加することです。
視聴者がYouTubeの検索窓に「#〇〇」と入力して検索したり、他の動画に付いている青文字のハッシュタグをクリックしたりすると、同じハッシュタグが付いたあなたの動画が一覧に表示されます。
動画が埋もれてしまいがちなYouTubeにおいて、再生数増加の新たな経路を確保できるのは大きな利点です。
2. 新規の視聴者を獲得できる
ハッシュタグは、チャンネル登録者以外の新規視聴者に、動画を届けるための強力なツールとなります。
通常、動画はチャンネル登録者や関連動画からの流入が主ですが、人気のあるハッシュタグを利用することで、そのタグを追っているユーザーのフィードや検索結果に動画が表示されやすくなります。
つまり、チャンネルや投稿者に興味はなくても、特定のトピックに関心があるユーザーにリーチできるのです。
3. 関連動画や検索結果で上位に出てきやすくなる
ハッシュタグを適切に設定することで、YouTubeのアルゴリズム(AI)が動画の内容をより正確に理解しやすくなります。
動画の内容が明確になることで、関連性の高い他の動画の「関連動画」欄や、キーワード検索結果の上位に表示されやすくなるという効果が期待できます。
結果として、動画の露出機会が増え、インプレッション(表示回数)の増加につながります。
4. VSEO対策ができる
ハッシュタグの活用は、VSEO対策の重要な施策の一つです。
VSEOとは、YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォーム内で、検索結果や関連動画で上位に表示させるための最適化手法です。
ハッシュタグは、動画の内容を伝えるキーワードとして機能し、VSEOの評価基準の一つとしてYouTubeのアルゴリズムに認識されます。
タイトル、サムネイル、説明文と併せて、ハッシュタグもVSEOを意識して設定しましょう。
YouTubeハッシュタグの付け方

YouTube動画にハッシュタグを設定する手順は非常にシンプルです。
基本的には、動画のアップロード時や編集時に、動画の説明欄に半角の「#」とキーワードを続けて入力するだけで完了します。
特別な設定は不要で、既存の動画にも後からいつでも追加・修正が可能です。

スマホとPCでの設定方法の違い
YouTubeハッシュタグは、PC版のYouTube Studioでもスマホアプリでも設定できますが、操作画面が異なります。
PCではYouTube Studioの「コンテンツ」から対象動画の「詳細」を開き、説明欄に半角の「#」+キーワードを入力して保存します。
スマホアプリでは、動画投稿時または編集画面で「説明を追加」欄に同様の形式で入力すれば問題ありません。
いずれのデバイスでも、全角の「#」やスペースの入れ方を誤るとタグとして認識されないため注意が必要です。
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ハッシュタグを付けるときのコツ

ハッシュタグをただ闇雲に付けるだけでは、期待する効果は得られません。
視聴者に動画を見つけてもらい、再生数を最大化するためには、戦略的なハッシュタグ選定が欠かせません。
ここでは、再生回数を伸ばすための具体的なハッシュタグの付け方のコツを4つご紹介します。
- ビッグキーワードを取り入れる
- 独自の単語を設定する
- 同じ分野の人気動画にあるハッシュタグを取り入れる
順番に解説していきます。
ビッグキーワードを取り入れる
ビッグキーワードとは、検索ボリューム(検索される回数)が非常に多い一般的なキーワードです。
たとえば、料理チャンネルなら「#料理」「#レシピ」、ゲーム実況なら「#ゲーム実況」「#Apex」などが該当します。
これらのキーワードを取り入れることで、幅広い層の検索ニーズを捉え、動画の初期露出を増やせます。
ただし、競合動画も多いため、ミドルキーワードやスモールキーワードと組み合わせる工夫が必要です。
独自のキーワードを設定する
チャンネルの成長を目指すなら、チャンネル名や動画のシリーズ名、特定の企画名をハッシュタグとして設定しましょう。
「#(チャンネル名)」「#(シリーズ名)」などの独自タグを設定することで、視聴者があなたのチャンネルの関連動画をまとめて探しやすくなります。
これは、リピーターの囲い込みやファン化を促進する上で非常に有効です。
他の動画プラットフォーム(TikTok、Instagramなど)でも統一して使用することで、SNS横断での認知拡大にもつながります。
同じ分野の人気動画にあるハッシュタグを取り入れる
競合チャンネルや同じ分野で再生回数が伸びている人気動画が、どのようなハッシュタグを使っているかを分析するのは、非常に有効な戦略です。
人気動画に付いているハッシュタグは、視聴者の検索意図を的確に捉えている可能性が高く、そのまま自チャンネルの動画に応用することで、関連動画枠への表示を狙えるようになります。
ただし、単にコピーするのではなく、動画の内容との関連性をしっかり考慮することが重要です。
ブランド名・シリーズ名を活用する
ハッシュタグ運用を中長期的なチャンネル成長につなげたい場合は、検索ニーズの高い一般キーワードだけでなく、ブランド名や企画名を含んだ独自タグの活用が有効です。
たとえば「#Pamxy」「#Pamxyマーケ講座」のように、社名やシリーズ名を統一して付けることで、視聴者が関連動画をまとめて辿りやすくなり、ファン層の定着にも寄与します。
YouTubeだけでなく、TikTokやInstagramにも同じタグを展開すると、SNS横断でブランド接触回数を増やせます。
ハッシュタグを付けるときに注意する5つのこと

ハッシュタグは非常に強力なツールですが、使い方を誤るとかえって動画の評価を下げてしまうリスクもあります。
YouTubeが定めるルールや、視聴者が不快に感じないためのマナーを守り、最大限の効果を発揮できるように運用することが重要です。
ここでは、ハッシュタグを付ける際に必ず守るべき5つの注意点について解説します。
- 動画と関連性の高いハッシュタグを設定する
- ハッシュタグのマークは必ず半角で入力する
- 単語の間でスペースは空けない
- ハッシュタグは3~5つ程度におさえる
- YouTubeのガイドラインは厳守する
それぞれの注意点について解説します。
1. 動画と関連性の高いハッシュタグを設定する
動画の内容と関連性の薄いハッシュタグを設定するのは、絶対に避けましょう。
たとえば、料理動画に「#ゲーム実況」のような無関係なタグを付けても、そのタグを検索した視聴者はすぐに離脱してしまいます。
これは「ミスマッチ」と見なされ、YouTubeのアルゴリズムから低評価を受ける原因となります。
視聴者を裏切らないよう、動画を適切に表すキーワードに絞ってタグを設定することが鉄則です。
2. ハッシュタグのマークは必ず半角で入力する
ハッシュタグとして機能させるためには、必ず半角の「#」記号を使用する必要があります。
日本語入力などで使われる全角の「#」は、単なる文字として認識されてしまい、ハッシュタグとしての機能が失われます。
PC・スマホ問わず、入力する際は「#」が半角になっているかを必ず確認しましょう。
3. 単語の間でスペースは空けない
ハッシュタグは、「#」の後に続く単語やフレーズを一つのまとまりとして認識する仕組みです。
たとえば、「#YouTube 運用」のように単語の間にスペースを入れてしまうと、「#YouTube」までしかタグとして認識されません。
複数の単語を一つのタグにする場合は、「#YouTube運用」「#YouTube_運用」のようにスペースを空けずに入力する必要があります。
4. ハッシュタグは3~5つ程度に留める
YouTubeでは最大15個までハッシュタグを設定できますが、必要以上に多く付けすぎるのは推奨されません。
あまりにも大量のタグを付けると、YouTubeからスパム行為(迷惑行為)と見なされ、最悪の場合、すべてのタグが無効化されてしまうリスクがあります。
効果的なタグ付けの目安は、「ビッグワード」「ミドルワード」「独自タグ」を組み合わせて3〜5個程度に厳選することです。
5. YouTubeのガイドラインは厳守する
ハッシュタグを設定する際は、YouTubeのコミュニティガイドラインを厳守する必要があります。
特に、ヘイトスピーチ、ポルノ、暴力、嫌がらせなど、不適切な内容や誤解を招くようなハッシュタグの使用は禁止されています。
これらの規約に違反した場合、動画の削除だけでなく、アカウントの停止やBAN(利用停止)につながる可能性もあるため、細心の注意を払いましょう。
YouTubeハッシュタグに関するよくある質問

YouTubeハッシュタグ運用でよくある疑問点をQ&A形式で整理しました。
実際の運用で迷いやすいポイントも確認しておきましょう。
ハッシュタグは何個まで設定できますか?
YouTubeでは、1本の動画に対して最大15個までハッシュタグを設定できます。
ただし、16個以上になるとすべてのハッシュタグが無効化されてしまう仕様になっているため、数多く付ければいいというものではありません。
一般的には、動画の内容や検索ニーズとの関連性が高いものに厳選し、3〜5個程度を目安にすることが推奨されています。
ビッグワード・ミドルワード・独自タグをバランスよく組み合わせると、検索性とブランド訴求の両立がしやすくなります。
タイトルと説明欄、どちらに入れるのが効果的?
アルゴリズム上はタイトルと説明欄で明確な優劣があるわけではありませんが、ユーザーの視認性という観点ではタイトル付近に表示されるタグの方がクリックされやすい傾向にあります。
説明欄の先頭にハッシュタグを配置すると、そのうち3つがタイトル上部にも表示されるため、まずはここに最重要キーワードを置き、補足的なタグを説明欄後半に追加する設計が有効です。
タイトル自体にも自然な形でキーワードを含めれば、VSEOとCTR(クリック率)の両面を強化できます。
ハッシュタグに日本語は使えますか?
YouTubeのハッシュタグでは、日本語・英語のどちらも利用可能であり、国内ターゲットの動画であれば日本語タグを使うメリットも大きいです。
ただし、英語圏を含むグローバルな視聴を狙う場合や、業界用語が英語で検索されやすいジャンルでは、英単語タグも併記することで表示機会を広げられます。
例として「#マーケティング」と「#marketing」の両方を組み合わせると、日本語ユーザーと英語ユーザー双方の検索ニーズを取り込める設計になります。
検索上位を狙うにはどうすればいい?
ハッシュタグは動画発見のきっかけにはなりますが、それ単体で検索上位を保証するものではありません。
タイトル、サムネイル、説明文、チャプター構成、そして最も重要な視聴維持率など、YouTube全体の評価指標を総合的に最適化していくことが重要です。
また、同じテーマの人気動画がどのようなハッシュタグを使っているかを分析し、自チャンネルのコンセプトに合わせてアレンジすると、関連動画枠への露出も期待できます。
関連動画に出てこないのはなぜ?
関連動画に表示されない原因としては、動画内容とハッシュタグの関連性が薄い、視聴維持率が低い、クリック率が伸びていないなど、コンテンツと視聴データの両面の要因が考えられます。
また、スパム的なタグの多用や誤解を招くキーワードの使用は、YouTubeのガイドライン違反としてペナルティ対象になる可能性があり、露出機会が減少するリスクもあります。
動画の内容と視聴者の検索意図に忠実なタグ設計を行いながら、継続的な改善サイクルで関連枠への露出を高めていきましょう。
まとめ
今回の記事を要約すると下記の通りです。
- YouTubeのハッシュタグは、ユーザーに見える形でタイトル下や概要欄に青く示される
- ハッシュタグを活用すると新規視聴者の獲得や再生数増加につながる
- ハッシュタグを付けるときは人気のキーワードを取り入れつつ、独自のタグを設定するのがコツ
- YouTubeガイドラインを厳守し、動画の内容に合ったハッシュタグを適切な形と数で付ける
YouTubeハッシュタグは、動画の露出を増やし、新規視聴者を獲得するために欠かせないVSEO対策の一つです。
「#(ハッシュタグマーク)」「キーワード」は必ず半角で入力し、動画との関連性が高いものを3~5個程度に厳選して設定しましょう。
特に、説明欄の先頭に最重要キーワードを3つ配置することで、タイトル上部に表示され、最大の視認性を得ることができます。
YouTubeチャンネルの本格的な成長を目指すなら、ハッシュタグだけでなく、動画の企画、構成、分析、改善といった総合的な戦略が必要です。
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