「YouTubeに動画を投稿しても、再生回数が増えない…」
「アルゴリズムの仕組みがいまいち理解できない…」
「再生回数が増えやすいジャンルはある?」
こうした悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
動画の再生回数を増やすには、企画や映像制作のクオリティだけでなく、視聴者の興味を引き、最後まで見てもらう工夫が必須です。
アルゴリズムやSEOの最適化、再生リスト設計、クリック率の分析など、やるべきことは多岐にわたります。
戦略を誤ると、せっかくの良い動画も埋もれてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、YouTubeの再生回数を増やすコツ15選を中心に、カウント方法や仕組み・設定のポイント・ショート動画の伸ばし方まで徹底解説します。
また、再生回数がおかしい・増えない原因についても言及しているので、ぜひ参考にしてください。
YouTube運用についてお悩みはありませんか?
YouTube運用のプロ集団pamxyへぜひご相談ください!
YouTubeの再生回数のカウント方法・仕組みとは?

YouTubeの再生回数のカウント方法について、現時点では公式発表はありません。
一般的には、ユーザーが動画を一定時間以上視聴した場合のみカウントされると言われています。
時間については「30秒以上の視聴」が目安とされています。
冒頭ですぐ離脱された場合には、正確にカウントされない可能性が高いです。
また、YouTubeでは不正防止の観点から、以下のような再生はカウント対象外です。
- 自動再生やループ再生など、ユーザーの操作を伴わない再生
- ミュート状態での再生や短時間での大量再生
- 同一IPアドレス・同一端末からの不自然な連続再生
- 外部ツールや購入サービスによる再生回数の水増し行為
なお、2025年3月31日以降、ショート動画のカウント方法は変更され、最低視聴時間の要件は撤廃されました。
再生および繰り返し再生の「開始回数」が視聴回数としてカウントされます。
ショート動画の新たなカウント方法では、テンポの良い構成とリピート再生を促す編集がより重要になるでしょう。
参考:YouTubeヘルプセンター「YouTube Studio コンテンツ マネージャーの新機能」
YouTubeの再生回数を増やす3つのメリット

YouTubeの再生回数を増やすことで、チャンネル全体の成長に大きな影響を与えます。
ここでは、主に以下の3つのメリットについて解説します。
- チャンネル登録者数の増加につながる
- 広告収益が増える
- YouTubeのおすすめに載りやすくなる
1. チャンネル登録者数の増加につながる
再生回数の増加は、YouTubeチャンネルの信頼性や人気の高さを示す“社会的証明”と言っても過言ではありません。
多くの視聴者が動画を見ているという事実は、新しいユーザーに「このチャンネルは注目されている」と感じさせる効果をもたらします。
その結果、初めて訪れた視聴者が安心して登録しやすくなり、チャンネル全体のファン層が広がります。
2. 広告収益が増える
再生回数は、YouTubeの広告収益にダイレクトに影響する重要な指標です。
再生数が多いほど広告が表示される機会が増え、単価(CPM)に応じて収益も上がります。
具体的には、動画の視聴時間が長いほど複数広告を挿入できるため、1本あたりの収益性が向上しやすいです。
加えて、エンゲージメント率の高い動画は広告主からの評価も上がり、より高単価の広告が表示される可能性が増えます。
結果的に、再生数の増加が安定したYouTube収益基盤の構築につながるのがメリットです。
3. YouTubeのおすすめに載りやすくなる
YouTubeのアルゴリズムは、ユーザーの興味関心や視聴履歴に基づいて「おすすめ動画」を選定する仕組みです。
再生回数の多い動画は「人気のあるコンテンツ」と判断されやすく、関連動画やホーム画面に掲載される確率が上がります。
そのため、再生回数を増やすことは、YouTubeアルゴリズムの評価向上にも直結します。
YouTube再生回数を増やすための3つの重要な指標

YouTubeの再生回数を増やすには、動画制作のクオリティだけでなく、アルゴリズムが重視する指標への理解が欠かせません。
ここでは、特に注目すべき3つの要素を解説します。
- 視聴維持率
- クリック率
- エンゲージメント
1. 視聴維持率
視聴維持率とは、動画がどれだけ長く視聴されているかを示す指標です。
多くのユーザーが最後まで見ている動画は、YouTubeから「質の高いコンテンツ」と評価されやすくなります。
たとえば、冒頭で内容を明確に伝えたり、テンポの良い編集で飽きさせない工夫を加えたりすると、視聴維持率を高めやすいでしょう。
視聴維持率が上がれば、関連動画やおすすめ欄での露出が増え、結果的に再生回数のアップにつながります。
2. クリック率
クリック率(CTR)は、サムネイルやタイトルを見た人のうち、どのくらいの割合が実際に動画を再生したかを示す数値です。
高いクリック率は「興味を引く設計ができている」証拠であり、YouTubeアルゴリズムの評価にも直結します。
具体的には、視聴者の興味を引くワードを入れるほか、デザインや文字の大きさを工夫したサムネイルを作ると効果的です。
CTRを改善できれば、YouTube動画がより多くのユーザーに推薦され、初動から再生回数を伸ばしやすくなります。
3. エンゲージメント
エンゲージメントとは、ユーザーが動画にどれだけ関わったかを示す指標で、コメント・高評価・共有などが含まれます。
これらの行動は「視聴者の満足度が高い」と判断され、YouTubeのアルゴリズムによる評価を押し上げる効果があります。
たとえば、動画内で「コメントで意見を教えてください」や「いいねで応援してね」と促す一言を入れるのも有効です。
エンゲージメントが高い動画は、ファンコミュニティの形成にもつながり、YouTubeチャンネル全体の成長を後押しします。
YouTubeの再生回数を増やすための設定方法10ステップ

YouTubeで再生回数を伸ばすには、動画の内容だけでなく「設定の最適化」も欠かせません。
ここでは、視聴者の目に留まりやすく、アルゴリズムにも評価されやすい設定の手順を解説します。
- タイトル・説明欄のキーワードを最適化
- 魅力的なサムネイルを作成する
- 適切なカテゴリを選ぶ
- タグを設定する
- カード機能を活用する
- 終了画面で関連動画を設定する
- 再生リストを作成する
- 投稿時間を最適化する
- ショート動画にリンクを設定する
- ハッシュタグを活用する
ステップ1. タイトル・説明欄のキーワードを最適化
タイトルや説明欄に検索されやすいキーワードを入れることで、GoogleやYouTube内検索での露出を高められます。
たとえば、主要キーワードを冒頭に置き、動画内容を簡潔に説明する文を加えると効果的です。
キーワードを詰め込みすぎず、自然な文章に整えるのがポイント。
検索エンジンと視聴者の両方に伝わりやすい構成を意識することが、YouTubeの再生回数を増やすうえで大切です。
タイトルの付け方の詳細は、関連記事のYouTube動画のタイトルの付け方!コツや注意点を解説をご覧ください。
ステップ2. 魅力的なサムネイルを作成する
サムネイルはYouTube動画の「第一印象」を決める重要な要素です。
クリック率を高めるには、視聴者の興味を引くデザインが欠かせません。
たとえば、次のようなポイントを意識して作成するのがおすすめです。
- 背景と文字のコントラストを強めて視認性を上げる
- 人物の表情や動きが伝わる瞬間を切り取る
- 文字を詰め込みすぎず、短いキャッチコピーで内容を示す
- ブランドカラーや統一感を意識してチャンネル全体の印象を整える
これらを意識することで、ユーザーが思わずクリックしたくなるサムネイルを作りやすくなります。
結果的に、クリック率が向上して再生回数の増加にもつながるでしょう。
ステップ3. 適切なカテゴリを選ぶ
動画のジャンルに合ったカテゴリを設定すれば、YouTubeのアルゴリズムが内容を正しく理解し、関連動画やおすすめ欄に表示される確率が上がります。
具体的なYouTubeカテゴリの選び方は、以下のとおりです。
- Vlog・旅行系の動画 → 「ブログ」や「旅行とイベント」
- 商品レビュー・比較系 → 「科学と技術」や「ハウツーとスタイル」
- 音楽・パフォーマンス系 → 「音楽」や「映画とアニメ」
このように、動画の目的や内容に最も近いカテゴリを選ぶことで、関連性の高い視聴者に届きやすくなります。
結果として、再生回数の底上げとYouTubeチャンネル全体の評価向上につながるでしょう。
ステップ4. タグを設定する
タグは、動画の内容をYouTubeに正確に伝えるためのサポート的要素です。
設定次第で、検索結果や関連動画への表示率に影響することがあります。
タグを設定する際には、さまざまなキーワードをバランスよく使うのがポイント。
- メインキーワード:「YouTube 再生回数 増やす」
- 関連キーワード:「アルゴリズム」「クリック率」
- 抽象的なキーワード:「SNS」「マーケティング」
また、自分のチャンネル名をタグに含めると、他の動画が関連として表示されやすい傾向にあります。
関連性の高いタグを厳選し、スパム判定を避けながら最適化すると、再生回数の増加につながります。
ステップ5. カード機能を活用する
YouTubeのカード機能は、動画内で別の動画や再生リスト、外部リンクを紹介できる便利な仕組みです。
視聴者が飽きる前に関連動画を提案することで離脱を防ぎ、チャンネル内の回遊率を高められます。
特に、動画の中盤や話題の転換点で「関連動画はこちら」といったカードを挿入すると効果的です。
複数の動画を自然に導線でつなげば、再生回数や視聴時間の伸びが期待できるでしょう。
設定方法は関連記事のYouTubeのカード機能を設定する方法は?登録者が集まるデザインも解説をご確認ください。
ステップ6. 終了画面で関連動画を設定する

YouTubeの終了画面は、動画の最後に次の行動を促す重要なパートです。
ここで視聴者を離脱させずに次の動画へ導けるかどうかが、再生回数を伸ばす鍵と言えます。
具体的には、以下のような設定を意識すると効果的です。
- 「次に見るべき動画」を表示し、視聴の流れを途切れさせない
- チャンネル登録ボタンを設置し、離脱前に行動を促す
- 再生リストや関連動画を配置して、長時間の視聴を誘導する
これらを最後の5〜20秒に設置することで、自然な導線を作り出せます。
YouTubeチャンネル内での回遊率や滞在時間が増え、動画の再生回数向上にもつながるでしょう。
詳しい設定方法は、関連動画の【2024年】YouTubeの終了画面の作り方・設定方法を解説!こちらもあわせてご覧ください。
ステップ7. 再生リストを作成する
YouTubeの再生リストを作成すると、複数の動画を自動再生できるため、視聴者が継続してチャンネル内に留まりやすくなります。
テーマやシリーズごとにまとめることで、関連動画を探す手間を省けるのもポイントです。
さらに、動画説明欄や終了画面、カードに再生リストへのリンクを設置すれば、自然な導線で次のYouTube動画へ誘導できます。
再生リストを作成すると、視聴維持率と総再生時間の向上につながるので、積極的に活用しましょう。
作成方法は関連記事のYouTube再生リストの作り方完全ガイド|活用テクニックを徹底解説!をご確認ください。
ステップ8. 投稿時間を最適化する
YouTube動画の投稿タイミングを最適化すると、クリック率や初動の再生数を大きく伸ばせます。
特に視聴者がアクティブな時間帯を狙うことが重要です。
主な投稿時間の目安は以下のとおりです。
- 平日:19〜21時の帰宅後の時間帯
- 休日:昼〜夕方のリラックスタイム
- 祝日や大型連休:午前中〜夜までの幅広い時間帯
YouTubeチャンネルアナリティクスの「視聴者がオンラインの時間」を確認し、データをもとに最適な投稿タイミングを見極めましょう。
ステップ9. ショート動画にリンクを設定する
ショート動画は拡散力が高く、新規視聴者をメイン動画へ誘導する強力な導線になり得ます。
具体的には、YouTubeショートの概要欄や固定コメントに本編動画のURLを掲載し、「続きは本編で」などの一言を添えると効果的です。
また、ショート内で本編の見どころを短く切り出すと、視聴者の興味を引きやすくなります。
ステップ10. ハッシュタグを活用する
ハッシュタグは、YouTube動画を関連コンテンツと並べて表示させる効果があり、検索や発見経路を広げるのに役立ちます。
たとえば、次のような使い方が効果的です。
- 動画内容に合ったタグを3〜5個設定する
- ジャンル全体を示す抽象的なタグと具体的なテーマタグを組み合わせる
- チャンネル独自のハッシュタグを作る
関連性の高いハッシュタグを厳選すれば、スパム判定を避けながら検索流入を増やせます。
適切な設定で再生回数の増加を狙いましょう。
詳しい設定方法は、YouTubeハッシュタグの付け方とは?メリットや注意点も解説!をご覧ください。
YouTubeの再生回数を増やすコツ10選

YouTubeの再生回数を伸ばすには、動画内容の工夫だけでなく「視聴者を惹きつけ、離脱させない設計」が大切です。
ここでは、再生数アップに効果的な10の実践的なコツを紹介します。
- 冒頭でハイライトシーンを流す
- トレンド・季節テーマを活用する
- コメント・アンケートで交流を生む
- コラボを企画する
- 視聴者参加型キャンペーンの実施
- テロップで無音視聴にも対応する
- 企画をシリーズ化する
- 複数のSNSから誘導する
- 分析・改善を繰り返す
- 継続的に動画を投稿する
1. 冒頭でハイライトシーンを流す
動画の冒頭数秒は、視聴者が離脱するかどうかを左右する最も重要な部分です。
最初に印象的なハイライトや見どころを入れると、続きを見たいと思わせる効果があります。
たとえば、動画の結論や盛り上がる瞬間を最初に短く見せると、視聴維持率が高まりやすいです。
2. トレンド・季節テーマを活用する
タイムリーなテーマを取り入れると、検索やおすすめ欄で表示されやすくなります。
旬の話題はユーザーの関心を集めやすいため、YouTube再生数の初動を強化する効果があります。
具体的には、以下のようなトピックを活用すると効果的です。
- クリスマスやハロウィンなど季節イベント
- 新商品や新サービスのレビュー・体験動画
- トレンドのハッシュタグや話題の企画に関連づけた動画
このように、時期や流行に合わせた企画を柔軟に取り入れることで、競合との差別化がしやすくなります。
結果として、より多くのユーザーにリーチしやすくなるでしょう。
3. コメント・アンケートで交流を生む

YouTube視聴者とのコミュニケーションは、チャンネルの信頼度と再生継続率を高める鍵です。
コメント欄やコミュニティ投稿のアンケート機能を活用すれば、双方向の関係を築けます。
「あなたの意見をコメントで教えてください」や「次はどのテーマが見たいですか?」など視聴者に問いかけるのもひとつの手です。
エンゲージメントが増えるとYouTubeアルゴリズムの評価も上がり、自然と再生回数が伸びていきます。
4. コラボを企画する
他のクリエイターや専門家とのコラボは、新しいYouTube視聴者層にリーチできる有効な方法です。
お互いのファンが流入し合うことで、再生回数と登録者数の両方を伸ばせます。
効果的なコラボ企画の例は、以下を参考にしてください。
- 同ジャンルのYouTuberとの対談・コラボ動画
- 専門家やインフルエンサーをゲストに招く形式
- 他チャンネルとテーマを合わせた同時投稿企画
こうした企画は拡散性が高く、チャンネルの認知度を大きく引き上げられます。
5. 視聴者参加型キャンペーンの実施
視聴者が参加できるYouTube企画を取り入れることで、動画への関心度とリピート率を高められます。
参加型の仕組みは、ファンとの信頼関係を深めるのにも役立ちます。
具体的には、次のような企画が挙げられます。
- コメント欄での抽選・プレゼントキャンペーン
- 指定ハッシュタグを使った投稿チャレンジ
- 視聴者から企画案や質問を募集する動画
キャンペーン施策は、視聴者の“自分ごと化”を促し、自然な拡散や再生回数の増加を生み出します。
6. テロップで無音視聴にも対応する
スマートフォンでの視聴者は、通勤中やカフェなど音を出せない環境でYouTube動画を視聴するケースも多いです。
そのため、音声だけに頼らずテロップで内容を補う工夫が欠かせません。
たとえば、セリフや重要な要点を短くまとめてテンポよく表示すると、集中力を保ちやすくなります。
さらに、強調したい言葉を色やサイズで変えると印象にも残りやすいです。
無音でも理解できる構成を意識すれば、視聴維持率と再生回数の両方を高められるでしょう。
7. 企画をシリーズ化する
YouTube企画のシリーズ化は、視聴者に「次も見たい」と思わせる効果的な仕組みです。
継続的な視聴を促すことで、チャンネル全体の再生回数を底上げできます。
特に、次のようなシリーズ企画を取り入れるのがおすすめです。
- テーマを段階的に学べる「初心者講座」形式
- 継続チャレンジ型の「1週間○○挑戦」企画
- ストーリー展開のある「続きが気になる」構成
このようにシリーズとして統一感を持たせると、視聴者の習慣的な視聴が生まれやすくなります。
結果として、ファンの定着率やチャンネル評価の向上にもつながるでしょう。
8. 複数のSNSから誘導する
YouTubeだけでなく、TikTokやX(旧Twitter)・Instagramなど外部SNSを活用して動画へ誘導するのも効果的です。
異なるプラットフォームから視聴者を流入させることで、再生回数を安定的に増やせます。
たとえば、動画の見どころを切り抜いてショート動画やストーリーズで紹介するのがおすすめです。
SNSを組み合わせた運用は、チャンネルの成長を加速させます。
9. 分析・改善を繰り返す
再生回数を増やすには、データをもとにした改善が不可欠です。
YouTubeアナリティクスを活用し、視聴維持率やクリック率などの数値を確認しましょう。
具体的には、離脱ポイントや高いCTRを記録した動画を比較して、傾向を分析すると効果的です。
改善を積み重ねることで、アルゴリズムの評価も上がり、再生回数アップの再現性を高められます。
10. 継続的に動画を投稿する
YouTubeのアルゴリズムは、「定期的に投稿しているチャンネル」を高く評価します。
継続的に発信を続けることで、視聴者の信頼と再生回数の安定につながります。
週1回や月2回など、無理なく続けられる更新頻度を決めておくとよいでしょう。
最短の成果を求める方へ
\ YouTube運用代行の無料相談実施中! /
YouTubeショートの再生回数を増やすコツ5選

YouTubeショートは短い時間でインパクトを与える構成が求められます。
再生回数を伸ばすには、テンポと企画力の両方を意識することが重要です。
ここでは、ショート動画を効果的に伸ばすための5つのコツを解説します。
- 最初の3秒で視聴者を惹きつける
- 縦型画面に最適化された構成にする
- 人気音源やトレンドBGMを使う
- テンポよくカット編集を入れる
- 面白い企画を考える
1. 最初の3秒で視聴者を惹きつける
YouTubeショート動画は再生後すぐにスワイプされる可能性が高く、最初の3秒で興味をつかめるかが勝負です。
冒頭で結論やインパクトのある映像を見せることで、視聴者の注意を引きます。
たとえば、驚きの瞬間やビフォーアフターなどを冒頭に置くと効果的です。
短い中でもストーリーの起点を明確にすれば、最後まで視聴されやすくなります。
2. 縦型画面に最適化された構成にする
ショート動画は縦型表示が前提のため、スマートフォンでも見やすい構図を意識することが重要です。
具体的には、次のようなポイントを意識するのがおすすめです。
- 人物やメイン被写体を中央に配置してバランスを取る
- 上下の余白を減らし、不要な背景をカットする
- 横向き動画を切り抜くよりも、縦構成で再撮影する
縦型画面にフィットする構成にすれば、どんなデバイスでも見やすいYouTubeショート動画を作れます。
3. 人気音源やトレンドBGMを使う
トレンド音源はYouTubeのアルゴリズムで優先表示されやすく、リーチの拡大に有効です。
特に、TikTokなど他SNSで話題の音源を取り入れると、新規ユーザーに届きやすくなります。
たとえば、流行中の曲やチャレンジ音源を取り入れると、関連コンテンツとしておすすめに表示される可能性が高まります。
音楽のテンポと映像を合わせることで、印象に残る動画を作りましょう。
4. テンポよくカット編集を入れる
YouTubeのショート動画では、編集の間延びやリズムの悪さが離脱の原因の一つであり、スピード感を意識した構成が欠かせません。
映像をリズミカルに展開させることで、視聴者の集中を保ちやすくなります。
不要な間を削るほか、BGMや効果音のビートに合わせてシーンを切り替えると、流れに心地よいリズムが生まれます。
こうした編集の工夫によって、視聴者が最後まで見続けやすくなり、再生維持率の向上にもつながるでしょう。
5. 面白い企画を考える
YouTubeのショート動画では、短い時間の中で“意外性”や“共感”を生む企画が再生回数を大きく左右します。
印象に残るテーマを設定し、視聴者の感情を動かす構成を意識しましょう。
たとえば、次のような企画は効果的です。
- 1分以内で完結するミニチャレンジ企画
- 視聴者のリアクションを引き出す日常ネタやあるある系コンテンツ
- 驚きやオチのある“予想外の展開”を含むストーリー
短くても記憶に残る内容を構成できれば、「もう一度見たい」と思わせるリピート視聴を生み出せます。
YouTubeで再生回数が伸びやすいジャンル・テーマとは?

YouTubeでは、テーマ選びが再生回数を左右する大きな要素です。
ジャンルによっては拡散性や視聴維持率が高く、短期間でチャンネルを成長させることも可能です。
ここでは、特に再生回数が伸びやすい3つのテーマを紹介します。
- トレンド・話題性のあるテーマ
- 教育・ハウツー系コンテンツ
- エンタメ・リアクション系動画
トレンド・話題性のあるテーマ
時事ネタや流行を扱うテーマは、検索数が急増しやすく、再生回数の伸びが期待できるジャンルです。
タイムリーな話題を素早く発信することで、視聴者の関心を効果的に引きつけられます。
たとえば、次のようなテーマを取り入れましょう。
- 新商品・新サービスのレビュー動画
- 話題の映画やドラマへのリアクション企画
- 流行中のハッシュタグやSNSトレンドを活用した動画
教育・ハウツー系コンテンツ
「役に立つ動画」は常に需要が高く、検索経由で長期間再生されやすいことが特徴です。
視聴者の課題を解決する内容ほど、信頼性が高まり、YouTubeチャンネルの評価も上がります。
テーマの例は以下のとおりです。
- 初心者向けの基礎解説動画
- 実践ノウハウを紹介するステップ形式のハウツー動画
- 視聴者の悩みをピンポイントで解決するQ&A形式の動画
こうした実用的な動画は検索による流入が長く続きやすく、信頼性と継続視聴を両立できるジャンルといえるでしょう。
エンタメ・リアクション系動画
リアクション動画や日常を切り取ったエンタメ系のYouTubeコンテンツは、感情を動かす力が強く、拡散されやすいのが特徴です。
たとえば、次のような企画がおすすめです。
- 話題の音楽・映像にリアクションする動画
- チャレンジ企画や検証系コンテンツ
- 日常の出来事をコミカルに描いたショートストーリー
このような共感や笑いを誘う内容はシェア率が高く、再生回数の増加につながります。
自然なリアクションを意識し、演出しすぎないことが成功のポイントです。
YouTubeの再生回数がおかしい・増えない4つの主な原因

「動画の再生回数が反映されずに何かおかしい気がする」「まったく数字が増えない」と感じたことはありませんか?
YouTubeでは不正防止やアルゴリズムの仕組みにより、再生回数がすぐに反映されないケースがあります。
ここでは、再生数が増えない・おかしいと感じる4つの主な原因を解説します。
- 視聴が一瞬で離脱している
- 規約・著作権違反のチェック中
- 同じアカウント・複数デバイスで何度も再生
- 再生回数の反映に時間がかかっている
1. 視聴が一瞬で離脱している
YouTubeで再生がカウントされるのは、一定時間以上の視聴が行われた場合とされています。
クリックされてもすぐ離脱された場合、再生回数として反映されない可能性が高いです。
たとえば、冒頭で興味を引けない構成や長い前置きがあると、離脱率が上がります。
動画の序盤で結論や見どころを提示し、視聴者の関心を保つ工夫をしましょう。
2. 規約・著作権違反のチェック中
YouTubeでは、不正な再生や著作権違反の疑いがある動画は、一時的に再生回数の反映が保留されることがあります。
これはシステム上の自動チェックによるものです。
特に、音楽・映像素材を無断使用している場合や、急激に再生数が増えた場合は審査対象になりやすいです。
3. 同じアカウント・複数デバイスで何度も再生
同じユーザーが短時間で繰り返し再生した場合、YouTubeのシステムは重複視聴と判断してカウントを無効化するケースがあります。
これは、不正な再生数の増加を防ぐための仕組みです。
たとえば、自分の動画を異なるデバイスで何度も再生して再生回数を増やそうとする行為は、かえって評価を下げるリスクがあるので、気を付けましょう。
4. 再生回数の反映に時間がかかっている
YouTubeでは、再生回数が即時に反映されない場合があります。
特に投稿直後や急激に再生が増えた際は、システムがデータの正確性を確認した後に反映します。
たとえば、数時間〜1日ほど遅れて数字が更新されるケースも珍しくありません。
焦らず一定期間待つことで、正確な再生数が反映されるでしょう。
YouTubeの再生回数を増やす|3つのNGな方法

再生回数を早く増やしたいと考えるあまり、YouTubeの規約に触れる方法を試してしまう人も少なくありません。
しかし、不正な手段を使うとチャンネル評価の低下やアカウント停止につながるリスクがあります。
ここでは、避けるべき3つのNGな方法を紹介します。
- 自動再生ツールで再生回数を買う
- タグを過剰に詰め込む
- 他人の動画を無断転載する
1. 自動再生ツールで再生回数を買う
再生回数を自動的に増やすツールや「購入サービス」は、YouTubeの規約で明確に禁止されています。
短期的には数字が伸びたように見えても、AIが不自然なパターンを検知すれば削除対象になる可能性が高いです。
再生回数を買う行為はメリットよりもデメリットの方が大きく、長期的な成果は得られません。
2. タグを過剰に詰め込む
関係のないタグを大量に設定する行為は、スパム判定の対象になり得ます。
アルゴリズムが動画のテーマを正確に判断できなくなり、かえって評価が下がるリスクも少なくありません。
そのため、動画内容と無関係なトレンドワードや人気タグを乱用するのは避けましょう。
3. 他人の動画を無断転載する
他のクリエイターの動画や音源を許可なく使用することは、著作権侵害に該当します。
違反が確認されると、動画の削除だけでなくチャンネル全体がペナルティを受ける恐れがあります。
引用やコラボを行う際は、事前に著作権者の許可を得るか、YouTubeが提供する著作権フリー素材を使用しましょう。
著作権について詳しく知りたい方は、関連記事のYouTubeの著作権完全ガイド!罰則や対処法も詳しく解説を合わせてご覧ください。
YouTubeの再生回数を増やすと広告収益はいくら上がる?

YouTubeの広告収益は「再生回数=収益」ではなく、広告が実際に視聴された回数(広告視聴数)に基づいて決まります。
再生回数が多くても、広告がスキップされたり、広告が流れない動画では収益は上がりません。
| 再生回数 | 通常動画(1再生=0.05〜0.7円) | ショート(1再生=0.003〜0.01円) |
| 1,000回 | 約50円〜700円 | 約3円〜10円 |
| 1万回 | 約500円〜7,000円 | 約30円〜100円 |
| 10万回 | 約5,000円〜70,000円 | 約300円〜1,000円 |
| 100万回 | 約50,000円〜700,000円 | 約3,000円〜10,000円 |
たとえば、動画が1万回再生されても広告が5,000回しか表示されなければ、収益は半分程度に留まります。
そのため、広告が最後まで視聴されやすい構成や視聴維持率の高い内容づくりが、安定した収益アップの鍵です。
YouTubeの再生回数に関するよくある質問

YouTubeの再生回数に関して、よくある質問とその回答を解説します。
1. 一日一回でもカウントされる?
同じユーザーが1日に1回視聴した場合でもカウントされます。
ただし、短時間に何度も再生すると不正と判断され、重複視聴は除外される可能性があります。
2. プレミアム会員の再生は有効?
YouTube Premiumの視聴も再生回数としてカウントされます。
ただし、収益の仕組みは異なり、Premium会員からの視聴は広告収入ではなく、再生時間に応じて収益が分配されます。
3. 広告で再生された場合もカウントされる?
ユーザーが広告動画を一定時間以上視聴した場合は、カウント対象です。
ただし、スキップされた広告や自動再生のみの再生はカウントされません。
4. 再生リスト経由の再生は反映される?
反映されます。
再生リストから視聴された動画も、視聴が一定時間以上行われた場合は再生回数としてカウントされます。
5. 再生回数100回はすごい?初心者の基準は?
チャンネル開設初期では、100回でも十分に評価すべき成果です。
特に自然流入で100回を超える動画は、タイトルやサムネイル設計がうまく機能している証拠です。
焦らず改善を重ねていけば、継続的な再生数アップにつながります。
まとめ
YouTubeの再生回数を増やす方法や仕組み、注意点などを解説しました。
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 再生回数は「30秒以上の視聴」など一定条件を満たすとカウントされる
- タイトル・サムネイル・再生リスト設計が再生数アップの鍵になる
- ショート動画は再生・繰り返し再生の開始が視聴回数としてカウントされる
- 不正な再生ツールやタグの乱用はチャンネル評価を下げるリスクがある
- トレンドや話題性のあるジャンルは再生数が増えやすい
YouTubeで再生回数を伸ばすには、単に動画を投稿するだけでなく、視聴者の行動とアルゴリズムの両方を理解した戦略的な運用が欠かせません。
地道な改善と継続が、長期的な成果につながります。
YouTubeの運用事例
最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
ナイツ塙の自由時間

ナイツ塙氏のチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】

山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。
実際に自社でYouTube運用をしてきた累計登録者数200万人超えのノウハウをもとに、独自の世界観を企画してあらたに「セルフ整体」動画を配信いたしました。
チャンネル設計・構成制作・動画編集・実配信まで一通りご支援の結果、運用開始一ヶ月でチャンネル登録者10万人を達成しました。
中でも肩甲骨はがしの動画は、590万回超の視聴回数を誇る現在でも人気の動画です。
【先着10社/月】無料相談受付中‼︎
株式会社pamxyのYouTube運用代行

累計登録者200万人超えの自社チャンネルのノウハウを惜しみなく活用したYouTube運用代行サービスです。
ナイツの塙様のチャンネルをはじめとして多くの企業YouTubeアカウントの運用をご支援して参りました。
本サービスでは、今回の記事内でご紹介したチャンネルの開設から企画・動画制作までYouTubeのプロに丸投げいただけます。
下記のようなお悩みがある場合はお気軽にご相談ください。
まずはウェブ会議にて、YouTube活用のメリットや同業界の成功事例についてお伝えします。
- YouTubeを始めたいが、自社内にノウハウやリソースがない
- YouTubeやSNSへ投下する最適な予算が分からない
- どうしたらYouTubeチャンネル登録者が伸びるのか分からない
ぜひお気軽に下記フォームよりお申し込みください。