多くの有名人やインフルエンサーも使用するインスタは、影響力が高く、広告を運用する企業が増えています。
一方で、インスタ広告の審査を申請してみたものの、「審査落ちしてしまった…原因がよく分からない」というケースも少なくありません。
今回は、インスタ広告で審査落ちする理由をはじめ、対処法などを詳しく解説しています。
また、審査中の広告は削除可能かどうかについても言及しているので要チェックです。
本記事を読めば、インスタ広告の審査がスムーズに通りやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
そもそも「インスタ広告って何?」「どうやって出すの?」「費用や予算は?」などといった疑問をお持ちの方は以下の記事をご覧ください。
インスタ広告で審査に通らないコンテンツとは?
インスタ広告は、Meta(旧Facebook)が提供するサービスであるため、広告審査も同企業が定める基準を満たす必要があります。
まずは、インスタ広告の基本情報として、禁止コンテンツと制限されたコンテンツを把握することが大切です。
ここに詳しい内容を記載するので、自社広告のコンテンツ内容に禁止・制限コンテンツが含まれていないかを、もう一度確認してみましょう。
代表的な禁止コンテンツ
広告に禁止コンテンツが含まれている場合は、インスタ広告の審査は何度試しても通りません。
使用が禁じられている、主なインスタ広告のコンテンツは以下の通りです。
- 成人向けのコンテンツやサービス
- 偽情報
- 詐欺行為や不正行為
- 不適切な文法や表現
- 個人の健康
- マルチ商法
- 誤解を招くような内容
- 挑発的なコンテンツ
- 給料前キャッシングや給料日ローン
- タバコ関連製品
禁止コンテンツは全部で31項目と多いため、より詳しい内容については、Metaの広告ポリシーをご確認ください。
制限のあるコンテンツ
インスタ広告では、15項目の制限コンテンツを設けており、許可や認証が必要なケースがあります。
また、各コンテンツで制限内容も異なるため、広告ポリシーを熟読することが大切です。
- デートや出会い関連
- アルコール
- オンラインのギャンブルとゲーム
- 市販の薬の宣伝
- オンライン薬局の宣伝
- 処方薬の宣伝
- サブスクリプションサービス
- ブランドの宣伝
- 金融系・保険系サービス
- 政治や選挙、社会問題関連
- 政治や選挙、社会問題関連の免責情報
- アルコール依存や薬物の治療
- 暗号通貨関連サービス
- 健康や美容処置
- ソーシャルカジノゲーム
制限のあるコンテンツに関しては、勘違いにより規制に引っかかっているケースも多いため、インスタ広告の審査に落ちた際には再度丁寧に確認しましょう。
インスタ広告で審査落ちしやすい5つの理由
前章で紹介したように、インスタ広告には多くの禁止事項や制限がありますが、具体的にどんな理由で審査落ちしやすいのか気になる方も多いでしょう。
内容を参考に、審査落ちの対策やクリエイティブに修正をかけることができます。
ここでは、実際に多くの人が審査を通過できない理由を解説します。
1. ランディングページが上手く機能していない
遷移先の公式サイトやECページなどのランディングページも、インスタ広告の審査対象となります。
未完成サイトやエラーなどがある場合は、禁止コンテンツとみなされるため、事前によく動作確認をしておきましょう。
2. ビフォーアフター画像を使用している
ダイエットをはじめとした美容や健康関連、筋トレなどの商品に関しては、効果の高さをアピールしようと広告を工夫する会社は少なくありません。
しかし、使用する前と後を比較する画像は禁止です。
また、ありえない効果を連想させるような画像も、インスタ広告には適切でないと判断されて審査が通りにくいので注意しましょう。
3. 広告文に誇張表現が含まれている
商品効果を信じ込ませるような広告文はNGで、特に以下のような健康食品や化粧品の誇大表現は審査落ちにつながり兼ねません。
- 絶対痩せるお茶
- バストアップ効果抜群
- ガンが治るサプリ
- 免疫力が上がるドリンク
- シミが薄くなる美容液
インスタ広告に入れるテキストは事前によく検討して、誇張と取れるような表現が入っていないかをよく確認しましょう。
4. 個人の特性について言及している
ターゲットを絞ろうとするあまり、個人の特性に踏み込んだ広告を作成すると、インスタ広告の審査に落ちる可能性が高いと言えます。
年齢や宗教、ジェンダーアイデンティティ、メンタルヘルスなどを表明したり、暗示したりするような広告内容はタブーです。
5. 肌の露出度が高い画像を使用している
成人向けの内容を含む広告をはじめ、胸元が開いた画像なども、禁止コンテンツとみなされます。
たとえ性的な思惑はなくても、肌の露出が多い描写は、インスタ広告の審査に落ちやすいので注意しましょう。
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インスタ広告の審査期間や時間は長い?
インスタ広告の審査期間は、通常24時間以内にスピーディーに審査が完了しますが、人によっては審査が長引くケースもあります。
Metaの広告ポリシーに沿って、基本的には自動ツールで審査が行われることが特徴です。
インスタ広告の審査対象は主に以下の要素となっており、禁止コンテンツや制限コンテンツの条件をクリアしているかどうかを審査されます。
- テキスト
- 画像
- 動画
- ターゲット設定
- リンク先
- ランディングページ
違反要素があったり低品質すぎたりする広告は、審査落ちになる可能性があります。
インスタ広告で審査落ちを回避する3つのコツ
すでに審査落ちしている場合は、何度も繰り返すとアカウントを停止される可能性もないとは言えません。
できるだけ二度目の審査をクリアして、早くインスタ広告の運用を始めたいもの。
ここでは、インスタ広告で審査落ちを回避するためのコツを3つお伝えします。
1. 制限コンテンツは条件を要チェック
禁止コンテンツは分かりやすいですが、制限付きの場合は細かく条件が定められていて、OKな場合とNGな場合があります。
そのため、Metaの広告ポリシー内容を漏れなく確認し、必要に応じて問い合わせを行い、入念に準備を行いましょう。
2. アピールと誇張表現の違いをわきまえる
商品やサービスを利用するメリットを広告でアピールしたいのは当然のことです。
ただし、ユーザーに非現実的な期待を抱かせるような内容は止めましょう。
虚偽の内容になっていないか、誤解を生むような表現を使っていないか注意が必要です。
3. ブランドアセットの利用は承認が必要
インスタグラムのロゴを広告やランディングページで使用したい場合には、使用許可が必要になります。
無断で使用すると規約違反となり、審査落ちするので気を付けましょう。
インスタ広告審査落ちには3ステップで対処
たとえ、インスタ広告の審査に落ちしたとしても、再度審査をリクエストすることが可能です。
審査に通らなかった理由については、Metaからメールで説明があるため、何を修正すべきかは分かりやすいと言えます。
『アカウントのクオリティ』よりメールを確認し、内容をチェックしたうえで、次の3ステップで対処しましょう。
- Metaポリシーを再度確認して、審査落ちした理由を明確にする
- 新しく広告を作成、または既存広告を編集する
- 広告をアクティブにして審査結果を待つ
仮に、違反した箇所が分からず、不当に申請が却下されたと感じる場合は、『アカウントのクオリティ』より、再度審査をリクエストすることも可能です。
一方で、ポリシーに違反し、許容されない広告内容と判断された場合は、アカウントを停止される可能性もあります。
インスタ広告と合わせて、別記事の【2022】インスタキャンペーンの成功事例10社を紹介!も、ぜひご覧ください。
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インスタ広告審査中に取り消しや削除できる?
インスタ広告の審査を申請したものの、
「ポリシーをよく読んでみると、制限におそらくひかかってしまう…」
「ランディングページのエラーを見つけたので取り消ししたい」
など、後でミスに気づくこともあるでしょう。
インスタ広告の審査を申請した後に、審査落ちするかもしれないと感じた場合は、審査中でも広告を削除できます。
『広告マネージャ』から、審査中の広告の削除や停止などの操作を行うことが可能です。
まとめ
インスタ広告で審査落ちしやすい理由をはじめ、申請が却下された時の対処法についても解説しました。
今回の記事の内容をまとめると、以下の通りです。
- インスタ広告には、多くの禁止・制限コンテンツがあるのでよく確認する
- ランディングページが上手く機能していない場合も審査落ちの対象となる
- インスタ広告の審査時間は通常は24時間以内に完了する
- インスタ広告で審査落ちしても再審査の申請が可能
- 審査中であっても広告の取り消しができる
審査落ちしてしまった場合でも、理由を明確にして広告を編集、または新規作成して再審査をすれば問題ありません。
Metaのポリシーに沿った広告を作成し、インスタグラムでの集客を成功させましょう。
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