TikTokマーケティング活用を考えている方や既に活用してうまくいかなかった方は「バズ」を意識する必要があります。
そんな中で、10代や20代の若い世代を中心に流行っているTikTokも集客に役立つSNSとして今注目されています。
メインユーザーは若年層ではありますが、平均年齢層は上昇しつつあります。
今後ユーザー年齢層の幅が広がるTikTokでは、30代や40代もターゲット層にすることが可能です。
本記事では、これからTikTokを使ったマーケティングを検討されている方や既に活用したが上手くいかなかったという方のために、TikTokでバズる方法をおすすめに乗る条件と共に詳しくご紹介します。
目次
TikTokの特徴
TikTokとは、15秒〜3分ショートムービーを音楽にのせて共有するプラットフォームです。
Twitter、Instagram、Facebookと比べ、年齢層が10代や20代前半の利用が多い事が特徴になっています。
また投稿での特徴として挙げられる事は、過去にバズった動画でも再びおすすめに乗る可能性のあるループ型であることです。
リアルタイム性を重要視するTwitterでは、いいねやリツイートを獲得しても、時間が経過すると、おすすめ表示されなくなってしまいます。
Instagramは検索上位の投稿を生み出しても、段々と新たなヒットした投稿によって、検索上位から下がってしまいます。
一方、TikTokでは一度投稿が話題になりおすすめに乗る事でバズれば、再度おすすめに乗りもう一度バズる事が出来ます。これがループ型TikTokの特徴です。
TikTokのおすすめに乗るための条件
投稿が話題になるには、おすすめに乗る事が第一になります。
TikTokのおすすめに乗る動画のアルゴリズムをご紹介します。
TikTokは、ユーザーがどのような種類の動画を見たいかを特定するために、いくつかのシグナルを利用していますが、中には他のシグナルよりも比重が大きいものもあります。強いシグナルとしては、動画を最後まで見たかどうか、共有したかどうか、アップロードしたクリエイターをその後フォローしたかどうかなどが挙げられます。弱いシグナルとしては、デバイスの種類、言語の好み、動画を投稿した人と同じ国にいるかどうかなどがあります。さらにTikTokは、ユーザーが「興味なし」をタップしたかどうか、特定のクリエイターのコンテンツや特定の音を使ったコンテンツを非表示にしたかどうかなど、動画に対するネガティブなフィードバックも考慮しています。
参考:TikTokがついに「For You」アルゴリズムの仕組みを説明
まずは以下の6つの条件を押さえておきましょう。
・視聴維持率の高い動画
・何度も見たくなる動画
・いいねされる動画
・共有したくなる動画
・他の動画も見たくなる動画
より詳しくTikTokのアルゴリズムについて知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
視聴維持率が高い動画
視聴維持率とは、ユーザーがどれだけ長く動画を再生したかで決まります。
具体的には、動画全体の時間に対して、平均どのくらいの時間見られているかの割合を指します。
30秒の動画が平均15秒再生されていると視聴維持率は50%ということです。

何度もみたくなる動画
真似したくなる料理の動画や動物の可愛い姿など、何度もみたくなる動画ほど視聴時間やいいねなどユーザーからのアクションも増えていきます。
何度も見たい動画の例は以下です。
・美男美女
・可愛い動物や赤ちゃん
・バラエティーの切り抜きなどの面白動画
・おすすめのコスメ
・ダイエット動画などのビフォー・アフター
・旅行動画やおすすめスポット
・ダンス

いいねされる動画
TikTokでは、いいねされることによっておすすめに乗りやすくなります。
また、TikTokにおいて「いいね」は様々な意味があります。
1つ目は単純に面白かった動画に対しての反応です。
2つ目は自分のアカウントのマイページにあるいいね欄で振り返るためです。
動画にいいねをすると後々マイページで何をいいねしたか振り返ることが出来ます。
3つ目は友人にお気に入り動画の共有をするためです。自分のいいね欄を公開することで友人にお気に入りの動画を共有出来ます。

コメントしたくなる動画
いいねと同様にコメント数もおすすめ動画に乗る基準の1つになっています。
コメント欄を開きコメントを読んでいる時も、動画は再生され続けるので視聴時間が伸びます。

共有したくなる動画
誰かにシェアしたい・人におすすめしたいと思うような動画は、シェアされた相手が動画を再生する事になるので、更に動画再生時間を伸ばす事が出来ます。
最近「TikTokの共有ボタン押して、LINEの3番目に出てきた人とクリスマスを一緒に過ごすって本当?」のような文章の投稿が流行っています。
理由としては主にその動画の共有ボタンを押してもらい動画を拡散してもらうためです。
あまりにも流行っていて、今は大体の人が「共有ボタンを押してもらいたいんだ」と分かってしまう事もあり好まれる方法ではなくなってきているかもしれません。
それほど動画の再生や拡散が大事な事なのだということが分かります。

他の動画も見たくなる動画
おすすめに流れてきた動画が面白いと、この人の他の動画も見たいと思いアカウントのページに飛ぶ事があります。
より多くの動画を視聴してもらう為には、「ジャンルのまとまった統一感のある動画が多い事」が大事です。

TikTokでバズるための裏技6選
TikTokでバズるための裏技を、コンテンツとアルゴリズムに分けて6つご紹介します。
コンテンツ編
流行りの曲を使う
TikTokは動画内容だけでなく、選曲もポイントになってきます。
TikTokの音源は、元々アプリに登録されている楽曲と登録のされていないオリジナル楽曲の2種類が存在します。
流行りの楽曲は上記のアプリに登録されている楽曲に多い傾向があります。
登録楽曲はTikTok内でしたら著作権も気にせず使用することができます。
動画のテンポと曲のテンポが合った投稿は人気が出やすいです。

ギャップを意識する
TikTokはギャップ投稿が人気になる事が多いです。
例を挙げると、「#こう見えて私」というハッシュタグです。
このタグで検索をすると以下のようなギャップのある投稿が見られます。
・スタイル抜群の女の子が昔はバリバリスポーツをするガッチリとした体型だったというギャップ
・タトゥーが背中全体に入った男性が看護師をしているギャップ
・ロングヘアからショートヘアへのビフォーアフター
ビフォーの写真数枚の後にアフターが出てきます。

人気にあるテーマで作る
人気のテーマでオリジナリティのある投稿をすることもポイントです。
有名なテーマの例は、女優・モデルの山本舞香さんがバラエティで発言した「#舞香ん家だから」というセリフです。
自分が言っているかのように、口パクをする動画を出す人が続出しTikTokでバズりました。
もう1つは「#写り込みチャレンジ」です。
世界中で大流行したエフェクトで、画面内でランダムで出現する小さい四角い枠の中に写り込むというものです。
突然四角い枠が出てくるため、顔を合わせるために変顔になることや、モデルのように決まったポーズで写るなど様々な構図で撮って遊ぶことができます。
友達と一緒に写り込みチャレンジをする人が多く、一緒に枠の中に写ろうとするため動きがあり、動画も楽しそうに見えます。

初めの3秒で惹きつける
TikTokの投稿を見ている人は、投稿を見た数秒で見続けるかどうかを即時に判断しています。
動画が流れ始めて数秒で、「つまらない」と感じると次の動画に移ってしまいます。
先程の「ギャップを意識する」という項目でご説明したように、ビフォーアフターの動画は確実にオチが待っていますので続きが気になる動画だと言えるでしょう。

アルゴリズム編
コメントをさせる
コメントをしてもらう事は重要です。
コメントが多く付いている動画は運営からも良質な動画であると判断してもらえます。
おすすめ投稿に乗るためにTikTokのアルゴリズムで判断している要素の1つは「コメントの数」です。
更にもう1つの要素でもある「動画再生時間」にも繋がります。

ユーザーとのコミュニケーションのためにも積極的にコメント返しをしてみましょう。投稿主から返事があるかもしれないと思い、コメントをしてもらえる可能性が上がります。
適切なハッシュタグを使う
ハッシュタグの選び方も大切です。
多ければ多いほど良いという訳でありません。
ハッシュタグが多すぎると、画面に文章が重なるので動画の邪魔をしかねません。
大体4つ程を目安に付けると良いでしょう。
TikTokのユーザーはハッシュタグ検索で話題になっている動画を探して見る人が多くいます。
ハッシュタグ検索の上位になればタグからの流入も見込めるため、動画内容に合った適切なハッシュタグを使いましょう。

TikTokで実際にどのようなアカウントを作ればいいのか
アカウント設計で一番大事な事は、投稿の統一感です。
おすすめ投稿のタイムラインから興味を持った投稿アカウントに飛んだ際に、全く違う世界観の動画があると離脱してしまう事になりかねません。

そう言ったコンセプトや企画を考えるのは時間はかかりますが、ファンの多いアカウントになるには必要不可欠な事になってきます。
また、時間を割かなくてはならない点が多く手が回らないという方には、運用代行/コンサルもお勧めします。
「TikTok運用代行/コンサル」を利用する企業は年々増えており、TikTokの動画制作やアカウント運用など目的にあった部分をサポートしてもらう事ができます。
詳しくは「おすすめTikTokコンサル5社 選び方の3つの秘訣も紹介」の記事にまとめていますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
本記事のポイントをまとめます。
・おすすめに乗るためには、視聴維持率・コメント数・いいね数を意識する
・バズるためには、流行りの楽曲やテーマを使っているか・初めの3秒で惹きつけられるかが重要
・TikTokのアルゴリズムを意識した動画作りやハッシュタグの選定が必要
・統一感のあるアカウントを作りファンを増やす
TikTokのおすすめ動画のアルゴリズムは複数ありますが、ポイントさえ押さえて投稿し続ければバズる事は難しくないと思われます。
是非今回ご説明したポイントを参考にして頂けますと幸いです。
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株式会社pamxyでは、TikTok運用代行サービスを行っています。
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