YouTubeショート動画のダウンロード保存は、結論から言えば公式には推奨されていません。
規約違反や著作権侵害のリスクがあるため、利用には十分な注意が必要です。
ただし、自分がアップロードした動画やYouTube Premiumの機能を利用した一時保存など、一部の状況下では安全に保存できる方法もあります。
本記事では、YouTubeショートの基本から違法性の有無、安全な保存方法、そしてSEOや集客に活かすための最新の活用法までを詳しく解説します。
YouTube Shorts（ショート動画）とは
YouTube Shorts（ショート動画）は、スマートフォンでの視聴に最適化された最大3分（180秒）の縦長動画コンテンツです。
TikTokやInstagramリールのような短尺動画フォーマットとして、2020年にYouTubeに導入されました。
ショート動画は、専用の「Shortsフィード」で次々と表示され、ユーザーが手軽に新しいコンテンツを発見できる仕組みになっています。
手軽な視聴体験と高いエンゲージメント率が特徴で、アカウントの新規フォロワー獲得や、既存のチャンネル動画への導線としても重要な役割を果たしています。
この機能により、クリエイターはより幅広い視聴者にリーチすることが可能になりました。
YouTube Shorts（ショート動画）のダウンロード/保存は違法？
結論から言うと、YouTubeの利用規約では原則として、許可されていない方法でのダウンロードや保存は禁止されています。
YouTubeの利用規約には、下記のように記載されています。
本サービスの利用には制限があり、以下の行為が禁止されています。
本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。ただし、（a）本サービスによって明示的に承認されている場合、または（b）YouTube および（適用される場合）各権利所持者が事前に書面で許可している場合を除きます。
YouTube利用規約より引用
上記からわかるように、ショート動画を含むYouTube上の動画を、多くの外部ツールやサイトを利用した保存行為は禁止事項とされています。
YouTubeにアップロードされている動画のほとんどは、投稿者や著作権者が権利を保持しています。
そのため、無断でダウンロードして個人的な視聴目的以外に使用したり、再配布したりすることは、著作権法に抵触する違法行為となるリスクがあることを理解しておく必要があります。
YouTube Shorts（ショート動画）の保存・ダウンロード時の注意点
YouTubeショート動画の保存は一見便利ですが、規約違反や著作権侵害リスクが隠れています。
公式に許可された方法（YouTube Premiumなど）以外によるダウンロードや二次利用には十分な注意が必要です。
安全に活用するためにも、必ず利用規約や権利関係を確認しましょう。
利用規約と著作権への配慮
公式サービス以外でのダウンロードは、YouTubeの規約違反や著作権法に抵触する可能性があります。
著作権とは、「創作物（動画や音楽など）を独占的に利用する権利」のことです。
他者のコンテンツを無断で複製・利用することは、この権利を侵害することになります。
特に他者のコンテンツを取り扱う際には、細心の注意を払いましょう。
保存・ダウンロードが許可されている場合
自身の動画やクリエイティブ・コモンズ（CC）ライセンスが付与された動画などは、例外として保存・利用が許可されるケースもあります。
クリエイティブ・コモンズとは、著作権者が「この条件なら自由に使っていいですよ」と事前に意思表示するための国際的なライセンスです。
動画ごとのライセンス表示を必ず確認し、利用条件を厳守してください。
YouTube Shorts（ショート動画）を保存する方法
YouTubeショート動画を安全に、あるいは自身の管理のもとでダウンロード・保存する方法はいくつか存在します。
ここでは、公式に推奨される方法や、自身の動画を再利用する際の方法など、主に3つの手法を解説します。
- YouTube Premiumの一時保存
- 外部ツールでダウンロードする
- 自分のYouTubeショートをダウンロードする方法
1. YouTube Premiumの一時保存
YouTube Premium（有料メンバーシップ）の機能を使えば、YouTubeアプリ内でショート動画をオフライン再生用に一時保存できます。
この機能は、インターネット接続がない環境でも動画を楽しむために提供されており、ダウンロードした動画はアプリ内に保存され、外部への持ち出しはできません。
手順は簡単で、アプリ内のショート動画視聴画面にある「ダウンロード」ボタンをタップするだけです。
一時保存はあくまで「アプリ内でのオフライン視聴」であり、一般的な「ダウンロード」とは意味が異なることに注意しましょう。
2.外部ツールでダウンロードする
YouTubeショート動画のURLを貼り付けることで、動画ファイルを直接ダウンロードできる外部のWebサイトやソフトウェアが存在します。
これらのツールは手軽に利用できる反面、YouTubeの利用規約に違反する可能性が高く、セキュリティ上のリスクも伴います。
外部ツールを利用すると、マルウェア感染や個人情報の漏洩といった危険性があるほか、著作権侵害の責任を問われる可能性もあります。
リスクを避けるためにも、利用は強く推奨できません。
① SHORTSNOOB(無料)
y2mateと同様にサイトを開くと動画のURLを貼る箇所があります。
入力すると自動で解析が行われ、ダウンロードの選択肢が複数出てくるので好みの形式を選択します。
② audials (有料)
audialsは有料のキャプチャーソフト。
audials movieならYouTubeのみならずNetflixやHulu、Prime Videoなどの動画をダウンロードすることができます。
自分のYouTubeショートをダウンロードする方法
自分がアップロードしたYouTubeショート動画は、YouTube Studioにて簡単にダウンロード可能です。
再編集して他のSNSに投稿したり、バックアップとして保存したりする際にこの機能を使います。
ただし、この方法でダウンロードできるのは自身が権利を持つ動画のみです。
手順は、YouTube Studioの「コンテンツ」一覧から該当動画の詳細を開き、オプション（縦の三点リーダー）から「ダウンロード」を選択するだけです。
再編集や他媒体連携に活用できますが、他者制作の動画や編集禁止動画は対象外となります。
YouTube Shortsを活用したSEOの最新事情
YouTube ShortsはSNSトラフィックや内部回遊を強化し、SEO観点でも重要度が増しています。
動画SEOを意識することで、検索流入拡大やサイト内滞在時間の向上が期待できます。
Google検索で動画が表示されやすくなり、ショート動画の活用はサイト集客全体にも好影響を及ぼします。
動画SEOの効果と仕組み
ショート動画を活用したページは、直帰率低下や回遊率向上を狙えます。
動画はテキストよりも短時間で情報を伝えられるため、ユーザーの離脱を防ぎ、サイト内を長く滞在させる効果が期待できるためです。
Google検索では動画埋め込みページが優遇されることもあるため、「関連するテキスト＋動画」でコンテンツSEOを強化しましょう。
コンテンツの理解度を高め、検索エンジンからの評価向上にもつながります。
SNS連携による流入増加のポイント
YouTube Shortsから自社SNSやWebサイトへ誘導する導線設計が重要です。
ショート動画の短い尺の中で、視聴者に次のアクションを促す明確な指示（CTA）を組み込みましょう。
InstagramやX（旧Twitter）、TikTokなど複数媒体を組み合わせることで、あらゆる層へのリーチが拡大します。
各SNSの特性に合わせた動画を制作し、相互に誘導することで、より強固な集客基盤を構築できます。
YouTube Shorts（ショート動画）を伸ばすコツ
YouTubeショートを効果的に活用し、再生回数を伸ばすためのコツは、主に「最初の数秒で引き込む力」と「視聴維持率の最大化」にあります。
YouTubeのアルゴリズムは、視聴者が動画を最後まで見続けたかどうか（視聴維持率）を重視するため、この点を意識したコンテンツ設計が重要です。
| YouTube Shortsを伸ばすコツ | 概要 |
| フックの強化 | 最初の1〜3秒で視聴者の関心を惹きつけ、スクロールを止めさせるための強いメッセージやインパクトのある映像を入れる |
| テンポと構成 | 60秒以内で情報を凝縮し、無駄な間を徹底的に排除する。短いカット割りを多用して動画に動きを出す |
| テロップの活用 | 音声なしでも内容が伝わるように、重要な箇所にテロップを入れる |
| 終了直前のCTA | 動画の最後に次のアクション（チャンネル登録、他の動画視聴など）を促す明確な指示を出す |
YouTubeショートのダウンロードに関するよくある質問
YouTubeショートの保存・活用に関する一般的な疑問をまとめました。
安全かつ適切にショート動画を活用するために、以下のFAQをご参照ください。
外部ツールの利用は安全ですか？
多くの外部ダウンロードサイトは、セキュリティリスクがあるため注意が必要です。
具体的には、不審な広告の表示、悪意のあるソフトウェア（マルウェア）のダウンロードを促すリンクなどが含まれている場合があります。
個人情報やデバイスの安全を守るためにも、公式サービス（YouTube Premiumなど）の利用を推奨します。
YouTube Premiumの一時保存はどうやって使う？
YouTube Premium加入者は、YouTubeアプリでショート動画を簡単に一時保存できます。
動画視聴画面にある「ダウンロード」ボタンをタップするだけで、オフライン再生が可能になります。
この機能で保存した動画は、アプリ内の「ライブラリ」からアクセスできます。
外部ファイルとして取り出すことはできませんが、インターネット接続がない場所でも視聴できるため非常に便利です。
保存したショート動画をほかのSNSへ再投稿していい？
自身制作の動画以外を許可なく他SNSに転載するのは、規約・著作権違反となる可能性が高いです。
著作権は、動画や音楽を制作した人に帰属する権利であり、無断での二次利用や再投稿は法律で禁止されています。
投稿前に必ず権利関係の確認が必要です。
自身がアップロードした動画であれば、YouTube Studioからダウンロードし、適切な形で再利用することは問題ありません。
保存できない動画があるのはなぜ？
動画の権利設定や非公開設定などにより、保存不可になっている場合があります。
たとえば、著作権の問題でYouTubeのダウンロード機能が制限されている、あるいはクリエイター自身が動画を非公開にしているといったケースが考えられます。
動画ごとに利用条件や設定を確認しましょう。YouTube Premiumの一時保存機能でも、一部の動画は技術的な制限から保存できないことがあります。
まとめ
本記事ではショート動画の保存についてご紹介しました。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- ショート動画を保存する際は公式サービス（YouTube Premium）の機能を利用するのがおすすめ
- 外部ツールを利用した保存はリスクが高く推奨できない
- 自身がアップロードした動画はYouTube Studioからダウンロード可能
YouTubeショート動画のダウンロード保存は、原則としてYouTubeの規約や著作権法を遵守する必要があります。
外部ツールを利用した保存はリスクが高く、推奨できません。
安全にショート動画を活用する方法としては、YouTube Premiumの一時保存機能や、YouTube Studioから自身のアップロード動画をダウンロードする方法があります
YouTubeの運用事例
最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
ナイツ塙の自由時間
ナイツ塙氏のチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。
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チャンネル設計・構成制作・動画編集・実配信まで一通りご支援の結果、運用開始一ヶ月でチャンネル登録者10万人を達成しました。
中でも肩甲骨はがしの動画は、590万回超の視聴回数を誇る現在でも人気の動画です。
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株式会社pamxyのYouTube運用代行
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