今や誰もが知っている動画共有サービスYouTube。
そんなYouTubeでチャンネルを開設し活用する企業も多数存在します。
しかし、YouTubeの機能全てを活用しきれていますか?
今回はYouTubeに2020年に登場した新しい動画の形である、YouTube Shorts(ショート動画)についての解説をまとめました。
普通の動画との違いや、YouTube Shorts(以下、ショート動画で統一)から得られる収益、作り方のコツまで解説します。
ショート動画は構造上通常の動画以上に多くの人の目に届くため、ビジネスで利用すると考えた際に活用するかどうかで宣伝効果に大きな差ができることが予測されます。
「これからYouTubeを活用していきたい」「普通の動画投稿はしているけどショート動画はまだよくわからない」などお困りの方はぜひ参考にしてください。
目次
YouTube Shorts(ショート動画)とは
YouTubeのショート動画は2020年9月にインドから展開された、その名の通り最大60秒の短い動画を投稿することのできるサービスです。
日本では2021年の7月よりサービスの提供が開始されました。
YouTube Shorts(ショート動画)は収益化できる?
結論から言うと、普通の動画と同様にショート動画も収益を得ることは可能です。
しかし、収益が生まれる仕組みが異なります。
詳しく見ていきましょう。
通常の動画広告収益とは異なる
通常の動画は収益化が完了しているチャンネルであれば、広告をつけることにより広告料の分配収益を得ることができます。
対して、ショート動画には2022年7月現在広告は導入されていません。
よって、ショート動画投稿による広告収益もないのです。
ショート動画ではない、普通の動画では条件を満たした場合広告収益を得ることができます。
一方でショート動画では今のところ条件に関係なく、広告が付かない作りになっている為、広告収益を得ることはできません。
通常の動画の収益化パターンについて興味のある方は【担当者必見!】YouTube収益化のパターンと、企業の事例紹介!をご覧ください。
Shorts特有の報酬「YouTubeショートファンド」
ショート動画において広告収益とは別の収益元として作られたのが「YouTubeショートファンド」です。
「YouTubeショートファンド」は広告がないショート動画でも、クリエイターや投稿者が収益を得られるように作られました。
このシステムについて、YouTubeの公式では次のように説明しています。
YouTube ショート ファンドは、クリエイティブで独自性に富むショート動画の制作を通じて YouTube コミュニティの発展に寄与したクリエイターに分配される 1 億ドルの基金です。毎月数千名のクリエイターに YouTube ショート ファンドの報奨金の対象であることをお伝えします。
YouTube ヘルプより引用
つまり、ショート動画を投稿しそれらがYouTubeの発展に貢献したと判断された場合、広告のないショート動画からでも収益が得られるということなのです。
YouTubeショート収益化の条件
Youtubeショートファンドからの収益を得る方法は次のようになっています。
・過去180日間のうち最低でも一本のショート動画投稿
・チャンネルがYouTube のコミュニティ ガイドライン、著作権ルール、収益化ポリシーを遵守している
・投稿した動画がオリジナルである。(他のSNS、映画、テレビ番組、他チャンネル動画からの流用ではない)
・クリエイターが 13 歳以上の米国居住者であるか、対象国または地域において成人年齢に達している(日本は対象国であるため18歳以上)
※クリエイターが13~18歳の場合、親または保護者が利用規約に同意する必要あり
このように収益を得るための条件には複数の項目が上げられていますが、まとめれば定期的にショート動画を上げ、普通の動画と同様に基本的なルールを守っていれば大丈夫ということです。
また条件とは少し異なる補足情報となりますが、YouTubeの公式にはYouTubeショートファンドからの収益を得る場合投稿しているチャンネル事態が収益化されている必要はないと明言されています。
YouTube Shorts(ショート動画)を作るときのコツ
ショート動画を伸ばすために重要なのが、「スキップされない動画をつくる」ことです。
通常の動画と異なる点としてショート動画の大きな特徴が、上下にスクロールすることで次の動画に切り替わるという点です。
通常の動画は「見たい」と思われたら選ばれるという流れで視聴されるのに対して、ショート動画は自動的に表示されるため興味がなければスキップされるという形式になります。
そのため、動画の出だし数秒でいかに興味を引くかがポイントになります。
もう一つのコツは、チャンネルで投稿する動画に統一感を持たせるということです。
視聴者は興味を持ったショート動画から、チャンネルの動画一覧を確認する場合が多くあります。
この時に、興味を持った動画と似た動画が多くあればチャンネル登録につながる、という訳です。
より詳しくショート動画を制作するコツを知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください:YouTubeショートとは?メリット、コツを一挙大公開!
まとめ
今回の内容をまとめると以下になります。
・YouTube Shorts (ショート動画)から収益を得ることは可能。
・通常の動画とは異なり、報酬は広告収入ではなくYoutubeショートファンドから支払われる。
・ショート動画を伸ばすには平均再生率を意識して動画をつくる。
ショート動画はチャンネル登録していなくても多くの人の目に留まりやすい作りになっているため、より多くの登録者を得るきっかけになります。
これからYouTubeチャンネルを開設する、チャンネルはあってもまだショート動画に取り組んでいないという方は是非投稿してみましょう。
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