自社の商品などを幅広くPRしたい際にはTwitterを使ったキャンペーンがおすすめです。
Twitterは多くのユーザーが登録しており、自社が伝えたい情報がより幅広く拡散される可能性があります。
Twitter上でキャンペーンを実施することで、新たなファンの獲得や新しい商品の認知拡大につながります。
しかし、Twitterのキャンペーンをいきなり打ち出すのはなかなか簡単なことではありません。
この記事ではTwitterキャンペーンの概要やメリット、事例について解説します。
Twitterキャンペーンとは
Twitterキャンペーンとは、商品やサービスのプレゼントをTwitter上で実施するキャンペーンのことです。
Twitter上のフォローやリツイートなどを使い、キャンペーンの応募者を募って、宣伝活動を行います。
Twitterの影響力を活用することで認知度の獲得やフォロワー獲得が期待できます。
Twitterキャンペーンのメリット
Twitterキャンペーンには様々なメリットがあります。
メリットを把握しておくことで、自社に必要なタイミングでキャンペーンを打ち出すことが可能です。
ここからはTwitterキャンペーンのメリットについて解説します。
爆発的な拡散力がある
TwitterはSNSの中でも爆発的な拡散力があります。
Twitterは国内月間アクティブユーザー数が4,500万人と多く、情報発信をする上では最適なプラットフォームです。
Twitterにおけるリツイートをしてもらうことで、潜在ユーザーに対しても情報を届けることができます。
気軽にリツイートできるため、他のSNSよりも拡散しやすく、キャンペーンが拡散されやすいです。
新規フォロワーを獲得できる
Twitterキャンペーンを実施することで、新規のフォロワーを獲得できます。
Twitterキャンペーンの拡散が起きた際に、もともとファンであったユーザーだけではなく、まだファンとなっていないが、属性が近いユーザーがいることが多いです。
ツイートの内容やアカウントの存在が潜在ユーザーに拡散されることで、フォロワーが増える可能性が高まります。
一方で、アカウントやツイートに興味がない場合、フォローを外されることも少なくありません。
自社商品やサービスの宣伝が低予算で可能
Twitterキャンペーンは自社商品やサービスの宣伝を低予算で実施できます。
企業が自社の商品やサービスを宣伝したい場合、SNS広告やインフルエンサーマーケティングなどを利用するケースが多いです。
しかし、上記のような宣伝方法は多額のコストがかかってしまいます。
Twitterキャンペーンは広告費用を低コストにおさえながら宣伝できるため、広告にそこまで予算をかけらない企業さまにおすすめです。
Twitterキャンペーンの種類
Twitterキャンペーンには様々な種類があります。
それぞれのTwitterキャンペーンによって、効果が違ったり、ユーザーの参加率が異なったりします。
自社が売り出したい景品やサービスに最適なPRの仕方があるので、適したキャンペーンを見極めて打ち出しましょう。
Twitterキャンペーンの具体例としてよくあがる4種類を詳しく解説します。
1. インスタントウィンキャンペーン
インスタントウィンキャンペーンとは、Twitterアカウントをリツイートやハッシュタグ投稿を行うことで、キャンペーンの当選がその場で分かるキャンペーンです。
イメージとしては、アイスの棒にあたりとはずれが印字されているキャンペーンと同様で、すぐに抽選結果が分かります。
また、キャンペーンの景品も安価なものが多いため、参加へのハードルが低く参加率が高いです。
インスタントウィンキャンペーンはオートリプライツールを使うことで、抽選や当選連絡を自動化できます。
負担を抑えながらキャンペーンを実施したい方におすすめの方法です。
インスタントウィンキャンペーンについては「【フォロワー爆増】インスタントウィンの仕組みを解説!」の記事内で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2. フォロー&リツイートキャンペーン
フォロー&リツイートキャンペーンはTwitterで実施するキャンペーンです。
アカウントへのフォローとリツイートの後に、参加者を集計して抽選し、当選者を発表します。
フォロー&リツイートキャンペーンの景品は旅行券や宿泊券などが多いため、数は少なく当たりにくいものが多いです。
インスタントウィンキャンペーンとは当選が分かるタイミングが異なり、インスタントウィンキャンペーンの方が当選結果が分かるのが早く、参加障壁が低いです。
3. ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、TwitterやInstagramなどのSNSで投稿文につけることができる、ハッシュタグを使ったキャンペーンです。
担当者はオリジナルのハッシュタグを作り、ユーザーにそのハッシュタグを使った投稿をしてもらうことで、キャンペーンを実施します。
ハッシュタグを使った投稿をした中から当選者を選出して、景品を送るのが一般的な流れです。
4. 写真投稿キャンペーン
TwitterやInstagramにおいて写真投稿を条件したキャンペーンがあります。
企業が写真のテーマを発表して、ユーザーはテーマに沿った写真をアップします。
ハッシュタグをつけることも条件にするキャンペーンが少なくありません。
写真が付属した投稿を増やすことで、キャンペーンの認知度が高まりやすくなります。
Twitterキャンペーンの事例
Twitterのキャンペーンはすでに様々な企業が行なっています。
中には、Twitterキャンペーンの前と後で大きな変化を達成した企業も少なくありません。
では、各企業はどのようなTwitterキャンペーンを実施していたのでしょうか。
ここからはTwitterキャンペーンの事例について解説します。
ハーゲンダッツ(インスタントウィンCNP)
\今日は #映画の日🎬/
🎊24時間限定キャンペーン🎊
フォロー&RTで簡単応募👏
10名様にギフト券が当たる🎁⏰本日23:59まで⏰
1⃣@Haagen_Dazs_jp をフォロー
2⃣このツイートをRTクリスピーサンド片手に映画の日をEnjoyしよう💓https://t.co/4bYbgwv33f pic.twitter.com/0XGoqUp9gU
— ハーゲンダッツ (@Haagen_Dazs_JP) November 30, 2020
ハーゲンダッツは映画の日(12月1日)にフォローとリツイートをすると、抽選10名様にギフト券が当たるキャンペーンを実施しました。
24時間限定のキャンペーンで、ツイートには映画名とハーゲンダッツの名前が書かれたGIF動画があり、タップして止めるとおすすめの映画とアイスが表示されます。
プレゼントキャンペーンに加えて、GIF動画を活用するユニークなツイートを打ち出したことで、拡散力が高まった良い事例です。
キングジム(インスタントウィンCNP)
\早すぎる/
日本初?新元号クリアーホルダープレゼントキャンペーン @kingjimをフォロー&この投稿をRTで【 新元号の『令和』入りクリアーホルダー】を抽選で100名様にプレゼント!https://t.co/r4pFMPcmP9#新元号 #令和 pic.twitter.com/88fB6ht8w3
— キングジム (@kingjim) April 1, 2019
文房具メーカーとして有名なキングジムが、新元号である「令和」が書かれたクリアファイルをプレゼントするキャンペーンを実施しました。
4月1日(エープリルフール)にツイートしたことから話題性が高く、元号が変わった話題に沿ったアイデアの長けたキャンペーンでした。
メンソレータム(ハッシュタグCNP)
✏️橋本環奈さん出演の電車ジャック広告にのせるコピー大募集✏️
乾燥しやすい季節、体温でとろけだすメルティクリームリップを塗った時の気持ちをコピーにして下さい☃️
応募はこのアカウントをフォロー& #雪国環奈のコピー書いてみた でツイートだけ
10本採用します🙇♀️https://t.co/lHKFGu2cuZ pic.twitter.com/vYS7AM0B6z
— メンソレータム公式アカウント (@mentholatum_cp) September 14, 2019
メンソレータムの公式アカウントでは、電車ジャック広告に掲載するコピーをTwitterキャンペーンとして募集しました。
女優の橋本環奈さんがモデルを務める広告に掲載するコピーを
- アカウントをフォロー
- 「#雪国環奈のコピー書いてみた」のハッシュタグをつけてツイート
をしてもらうことで、フォロワーへのアピールとなりました。
応募されたコピーの中から10本を選出して、実際の広告に採用。
このキャンペーンは人気が高く、結果的にいいねの数が4.4万となりました。
IG証券(ハッシュタグCNP)
【攻めの格言 大募集】
/
優秀作には賞金10万円!
\あなたのトレーディングを後押しする、#攻めの格言 コンテスト本日より開催!
投資はもちろん人生にも通じる珠玉の言葉をお待ちしています。
詳細→ https://t.co/QvGsAlrAHx#IG証券 pic.twitter.com/k1LGBBc9hi— IG証券 (@IGJapan) January 19, 2020
IG証券では、ハッシュタグを使った「攻めの格言」を募集するキャンペーンを実施しました。
トレーディングをする上であなたを後押しする「#攻めの格言」をコンテスト形式で募集し、
- IG賞(毎週1名を4週連続、全期間1名)
- リツイート賞(毎週1名を4週連続、全期間1名)
を募りました。
リツイート賞を設けたことによって、ハッシュタグを使ったツイートが拡散される確率が上がった事例の1つです。
SEGA(写真投稿CNP)
もしかして、あなたのスマホ📱の中に「 #セガセガしい写真 」があったりしませんか?
もしくはお側に「セガセガしい」なにかがあったら、写真📸に収めて見せてくれませんか?清々しいほどセガらしい、あなたのご応募、お待ちしています👊💥#セガの誕生日 pic.twitter.com/KqY56zJtk4
— セガ公式アカウント🦔 (@SEGA_OFFICIAL) June 3, 2021
SEGAはセガの誕生日である6月3日に「セガセガしい写真 投稿キャンペーン」を実施しました。
セガセガしいキャンペーンとは、「清々しいほどにセガらしい写真」のことを指しており、セガのグッズやロゴを使った写真です。
セガに関した写真と「#セガセガしい写真 #セガの誕生日」をつけたツイートをすることで、抽選で15名にセガロゴグッズをプレゼントしています。
雪若丸(写真投稿CNP)
/#雪若丸 を食べて🍚
写真投稿キャンペーン!📸
╲雪若丸がある食卓やお弁当、お買い上げになった写真にコメントを添えて投稿すると、抽選で50名様に雪若丸や山形牛をプレゼント🎁
▼応募方法
①@yukiwakamaru_PR をフォロー
②雪若丸に関する写真を撮影し #雪若丸が好き をつけて投稿— 雪若丸 (@yukiwakamaru_PR) March 10, 2021
山形が生んだお米として有名な雪若丸は食卓やお弁当などの写真にコメントを添えて投稿するキャンペーンを実施しました。
キャンペーンの応募方法としては
- 雪若丸の公式Twitterアカウントをフォロー
- 雪若丸を使った食卓やお弁当、雪若丸の写真を撮影
- 「#雪若丸が好き」をつけて写真にコメントを添えてツイート
の順となります。
キャンペーン期間中に投稿いただいた方の中から、「10名様に雪若丸5kgと山形牛400g」「雪若丸2kg」をプレゼントしました。
雪若丸を使った料理の写真が多く、主婦に向けたプロモーションとしても効果的な事例です。
Twitterキャンペーンのやり方
Twitterキャンペーンはうまく活用することで、自社の商品やサービスをより多くの人に知ってもらえます。
一方でTwitterキャンペーンの準備を怠ってしまうと、狙ったような結果は出ません。
そのため、効果的なキャンペーンで実施するために正確な手順を知っておく必要があります。
ここからはTwitterキャンペーンのやり方について、詳しく解説します。
KPI・KGIなどの明確な目標設定をする
KGIはビジネスにおける定量的なゴールを指します。
例えば、「1年後に企業の売上を10%アップさせる」という目標がKGIです。
一方で、KPIはKGIを達成に向けたプロセスにおける達成度を評価するための中間指標です。
上記のKGIの場合は、「客単価を3,000円から3,400円にあげる」などがKPI設定となります。
Twitterキャンペーンを実施する際はターゲットの設定が重要です。
ターゲットによって、とるべきキャンペーンの内容が変わってきます。
例えば、ボディケア商品を20代女性に宣伝したいとなった場合、
- 絵文字を使ったカラフルなツイート
- 20代女性から人気の高いモデルを採用したツイート
- ボディケア商品の試供品を提供するキャンペーンのツイート
- 20代の悩みを解決する内容のツイート
などが挙げられます。
また、キャンペーンを実施する上でのゴールを明確にする必要があります。
キャンペーンのゴールとしては
- フォロワーの獲得
- 認知拡大
- 店舗・イベントへの集客
- 製品の購買促進
などが挙げられます。
適した景品の選定をする
続いて、景品の選定についてです。
キャンペーンのプレゼントとして選ぶ景品は、バランスが重要です。
高価な景品を用意したり当選数が多すぎたりすると、費用対効果が下がってしまい、企業にとって良い効果が出ません。
例えば、コストをおさえて宣伝するためにTwitterキャンペーンを実施したのに、景品を高額にしてしまい、以前よりも宣伝費用がかかってしまうと意味がありません。
自社の予算を考えながら、出来るだけコストをかけずに宣伝効果が出るバランスのいい景品を選びましょう。
Twitterのガイドラインを遵守する
Twittetキャンペーンを実施する上では、Twitterのガイドラインに従う必要があります。
Twitterのガイドラインに遵守したキャンペーンをするためにも下記の2つが重要です。
- ユーザーに複数のアカウントを作らせない
- 同じ内容のツイートを連続でさせない
魅力的な投稿をする
キャンペーン内容をより多くのユーザーに伝えるためにも、魅力的な投稿が重要です。
魅力的ではないツイートをしてしまうと、ユーザーの目にはとまらず、キャンペーンの効果が低くなってしまいます。
せっかくコストをかけて実施するキャンペーンなので、できるだけ効果的なツイートをするように心がけましょう。
例えば、キャンペーンに誘導するツイートの文章をよりユーザーの興味を引く内容にしたり、当選発表の画面をユーザーが楽しめるようにしたりすることで、キャンペーンにより興味を持ってもらえます。
キャンペーン後は分析を確実に行う
Twitterキャンペーンを実施した後は、分析を必ず行いましょう。
分析して得られたデータは今後のTwitter運用にも役立ちます。
Twitterにはアナリティクスと呼ばれる機能があり、
- アカウントのフォロワーの増減
- クリックやいいね数
- インプレッション数
- サイト遷移数
などが分かり、キャンペーンを実施してどのくらいの効果があったのかを明確に調べる際に効果的です。
また、キャンペーンを含むTwitter運用の分析は重要である一方で、個人でこなすには限界があります。
そこで、企業に依頼する選択肢を持っておくことで、自社に負担のないTwitterを使った宣伝ができます。
実績のある企業への依頼をオススメする理由
Twitterのキャンペーンは企業の業績アップにつながりますが、SNS運用に詳しい人が企業内にいなければ、効果的な運用を続けることは難しいです。
SNS運用に自信がない企業さまは、実績のある企業への依頼をおすすめします。
ここからは実績のある企業への依頼がおすすめな理由について解説します。
ノウハウがある
実績のある企業は過去に担当した企業やキャンペーンに対するノウハウがあります。
そのため、効果的なキャンペーンの実施やサポートが期待できます。
例えば、
- 過去にキャンペーンを実施した企業の分析結果
- 他企業との比較
などは、実績のある企業だからできる対策です。
手間や時間を節約できる
企業にTwitterキャンペーンを依頼することで、準備から分析までの手間や時間を節約できます。
上記でも解説した通り、Twitterキャンペーンを実施するには
- ターゲットの設定
- プレゼントの選定
- ユーザーの目を惹くような投稿
- キャンペーン結果の分析
など、行わなければいけないタスクが多いです。
キャンペーン実施にかかる労力をできるだけ減らすためにも、これからTwitterキャンペーンを実施する企業は、実績のある企業に依頼することも検討しましょう。
まとめ
今回はTwitterのキャンペーンにおける事例について解説しました。TwitterキャンペーンはTwitter上でフォローやリツイートを条件とし、プレゼントを配布するキャンペーンを指します。
コストをおさえて自社の商品やサービスを宣伝できるため、宣伝に多くの予算を割けない企業さまにおすすめです。
Twitterキャンペーンを実施するためには、ターゲットの設定や景品の選定などの実施前の準備が重要になっていきます。
Twitterキャンペーンの実績を持っている企業もあるため、キャンペーンを効果的に進めたい場合は外注も検討しましょう。
また株式会社pamxyではTwittter上のプレゼントキャンペーンによるフォロワーの獲得&自動化による運用負荷の削減を同時に実現するインスタントウィンキャンペーン総合管理ツールであるgiff letterを展開しております。
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