今や日本のYouTube利用者数は6,900万人を突破しているYouTube。
ここ近年は一般人のみならず、多くの企業や芸能人もYouTubeに参入しています。
特に企業では、YouTubeの拡散力の高さからマーケティングツールとしての使用も一般的になってきました。
まさにこれからYouTubeを始めようと考えている企業の担当者の方は、
「YouTubeの収益化の申請方法を知りたい」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、登録者数100万人超えのYouTubeチャンネル「あるごめとりい」を運用しているマーケドリブン編集部が、以下の点について解説します。
- YouTubeの収益化条件
- 収益を受け取るための申請方法
- 申請が通らなかった時の対処法
YouTubeの収益化は、条件をクリアして正しく申請すれば誰でもすることが出来ます。
本記事でYouTube収益化条件について把握し、実践していきましょう。
YouTubeの収益化条件
YouTubeの収益化の申請を行う前に、現在のYouTubeの収益化の条件を見ていきましょう。
2023年現在のYouTubeを収益化する条件は以下の4つです。
- チャンネル登録者が1,000人以上
- 公開動画の総再生時間が4,000時間以上 or ショート動画の視聴回数が 1,000 万回以上
- YouTubeの収益化ポリシー・ガイドを遵守している
- Google AdSenseアカウントを所有している
この4点をクリアすればYouTubeを収益化することができます。
YouTubeチャンネルを収益化するためのポイントについては”YouTubeを収益化する方法6選と条件を徹底解説！【最新版】”で紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
YouTubeの収益を受け取るための申請方法3STEP
YouTubeを収益化するための最初のステップは、上記3つの条件を満たして YouTubeパートナープログラムのメンバーになることです。
YouTubeパートナープログラム加入の審査に通ると、動画を収益化するために必要な下記の機能を使えるようになります。
- 動画広告
- チャンネルメンバーシップ
- ライブ配信のスーパーチャット
パートナープログラムの申請方法の3STEPを解説します。
申請手順⑴：収益を有効化する
条件を満たしている場合・満たしていない場合の2パターンでご説明します。
条件を満たしている場合、YouTubeスタジオのメニューにある「収益受け取り」を選択すると、「パートナープログラム利用規約を確認する」という項目が出てくるので、それらを確認後に有効化出来ます。
満たしていない場合は、メニューの「収益受け取り」を選択すると「参加条件を満たしたら通知する」が出てきます。
「通知する」を選ぶと、YouTubeアカウントに登録しているメールアドレスにメールが届きます。
そのメールに載っているリンクに飛び、YouTubeパートナープログラムの利用規約を確認し、利用規約に同意します。
条件を満たすと、メールで審査通過の連絡がきます。
引用：https://sinap.jp/blog/2021/06/youtube-operation4.html
申請手順⑵：Google AdSsenseアカウントを紐づける
次に、YouTubeとGoogle AdSenseアカウントを紐付けます。
Google AdSenseのアカウントを作成していない場合は、こちらからアカウントを取得します。
1ユーザーにつき作成ができるGoogle AdSenseアカウントは1つだけですので、注意をしてください。
1つのアカウントで複数のチャンネルへの紐付けは可能です。
YouTubeスタジオの「収益受け取り」から「Google AdSenseに申し込む」を選択肢、開始を押します。
その後、AdSenseに使用するGoogleアカウントを選択し、アカウント設定をします。
最後に連絡先情報を入力するとアカウント申請が出来るようになります。
申請手順⑶：収益受け取りの申請をする
収益受け取りの申請方法についてです。
AdSenseから受け取り方法を選択します。
AdSenseページから、「お支払い」を選択し、銀行振込み・小切手から支払い方法を選びます。
銀行振込みの場合、振込先の銀行口座の情報を入力します。
GoogleAdSenseに登録してしばらくすると、住所確認のPINがハガキで送られてくるので、記載されている数字を入力します。
また、銀行口座を登録すると「テストデポジット」があり、下記のようなメールが届きます。
収益を正しく入金出来るかどうか、事前に少額入金することによってテストをします。
登録した銀行口座に入金があるので、入金された金額を入力して完了です。
収益化の申請が通らなかった時の対処法
パートナープログラムの申請が通らず収益化できなかった場合は、規約に引っかかっている動画がどれなのかを確認しましょう。
自分では規約違反ではないと思っている動画でも、運営側に違反と判断されている場合があります。
原因の動画が分かった時は該当の動画を削除し、再度申請を行なってください。
その際、削除した動画の影響で総視聴時間が条件を下回った場合は、条件に達するまで待ってから再度申請しましょう。
YouTubeを収益化するために意識するべきポイント
YouTubeでは「YouTubeアルゴリズム」というものが存在し、動画が伸びる基準や対策があります。
現時点で登録者や視聴時間に伸び悩んでいる場合は、以下のポイントについて見直してみましょう。
- サムネイルは目を惹くものになっているか
- タイトルはきちんと対策されているか
- 動画の質は良いか
- ターゲットが定まっているか
- チャンネル登録への誘導が適切か
この5点をきちんと意識して運用することで、動画の伸びが変わってきます。
特にYouTubeの登録者や再生時間を増やすには、サムネイルやタイトルを工夫して視聴者を惹きつけることが大切です。
サムネイルの効果的な作り方やタイトルの付け方については下記の記事で解説しています。
【YouTubeサムネイルの作り方】３つのルールを紹介
YouTubeタイトルの付け方！累計登録者100万人が伝授！
チャンネル登録者を増やす方法を詳しく知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。
【企業必見】YouTubeチャンネル登録者数を増やす11の方法！
【番外編】YouTubeのパートナープログラムへは必ず申請が必要？
YouTubeの収益化の条件をクリアしたからといって、必ずしも申請しなければならないわけではありません。
申請を希望しない場合、発生した収益はどんどんストックされていく仕組みです。
もし、収益が必要ないと思った場合は、動画の管理画面で収益なしに変更ができます。
まとめ
YouTubeの収益化条件(パートナープログラム)についてご説明しました。
本記事の内容をまとめます。
・公開動画が広告掲載に適さないトピックの場合審査に通らない
・4つの条件をクリアした後に、パートナープログラムのメンバー申請が出来る
・収益申請には、Google AdSense アカウントの紐付けが必須
・合計金額8,000円以上で支払い可能
いかがだったでしょうか。
申請方法も手順さえ分かればそれほど複雑なやり方ではありません。
今回ご紹介した条件を参考にしていただき、収益化を目指してみてください。
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