「YouTubeで時間指定の目次を概要欄に作りたい」
「他のSNSで時間指定したYouTube動画を共有したい」
このように、自社のYouTube動画で時間指定をしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
視聴者は必要とする情報にすぐアクセスできなければ、動画から離脱してしまうことも少なくありません。
今回は、YouTube動画で時間指定してコメント欄や概要欄に記載する方法をはじめ、URLで共有する方法などを解説します。

YouTubeで時間指定して共有するメリット4つ
YouTubeで時間指定をして視聴者に共有すると、企業にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、時間指定の4つのメリットをご紹介します。
1. 視聴者のニーズをすぐに満たせる
YouTubeで時間指定をすると、視聴者は自分の目的である動画シーンにすぐにたどりつけることが特徴です。
ピンポイントで知りたい情報がある場合、20~30分などの長尺の動画を全部視聴しようという気にはなりません。
時間指定をすることで、動画をすべて視聴する時間がない人や特定の情報のみを知りたい人のニーズに応えられることがメリットです。
その結果、動画の視聴回数が上がったりチャンネル登録が増えたりする可能性もあります。
2. Google検索の表示画面でアピールできる
YouTubeで時間指定すると、スマホのGoogle検索の際にリッチリザルトとして特別な表示をされることがあります。
その際に、タイムスタンプの見出しも表示されることがポイントです。

ユーザーは検索した情報にストレートにアクセスできるため、より多くの人に興味を持ってもらいやすいでしょう。
3. VSEOの対策にもなる
YouTubeで時間指定してタイムスタンプを作成すると、VSEOの対策にもなります。
より多くのキーワードを、コメント欄や概要欄に入れることができることがよい点です。
視聴者がリンクをクリックすることで、エンゲージメント率も上がります。
その結果、動画がおすすめに上位表示されやすくなり、より多くのターゲットへのリーチが期待できます。
YouTubeのVSEO対策について、より詳しく知りたい方は関連記事の「【徹底解説】YouTubeで検索を上位表示させる7つのコツ」も合わせてご確認ください。
4. SNSやメッセージでの活用例
YouTubeの時間指定リンクは、SNSやメッセージアプリでの共有に非常に便利です。
特定のシーンや重要な部分だけをピンポイントで伝えられるため、視聴者の興味を引きやすく、拡散効果も期待できます。
たとえば、LINEやTwitter、Facebookなどで話題のシーンを直接シェアすることで、動画全体を見てもらうきっかけにもなります。

YouTubeの時間指定リンクの作成方法
時間指定があるYouTube動画は、視聴者にとって効率的で大変親切と言えます。
ここでは、時間指定リンクの作成方法を、下記の3つに分けてご紹介します。
- 概要欄・コメント欄用
- 共有用のURL
- URLパラメータの種類と使い分け
1. 概要欄・コメント欄用
概要欄やコメント欄にタイムスタンプを付ける方法は、大変シンプルです。
以下のように時間を半角で秒数まで記載すると、数字部分のリンクが作成されます。
時間の部分が自動的にリンクになり、クリックすると指定時間の箇所から動画が始まります。
概要欄やコメント欄に時間と見出しを記載すれば、タイムスタンプの出来上がりです。
2. 共有用のURL
時間指定をして、URLを他のSNSなどに共有することもできます。
スマホでの共有用URLの作成方法は以下の通りです。
- 時間指定したいシーンで動画を一時停止
- 指定した時間を秒に変える
- 「共有」から「コピー」をクリックする
- URLの最後に「?t=秒数」を追加して共有する
1. 時間指定したいシーンで動画を一時停止
まず共有したいYouTube動画を開いて、時間指定したいシーンで一時停止します。
2. 指定したい時間を秒に変える
次に、指定したい時間を秒数に変更します。
画像では20秒なのでそのままでOKですが、1分54秒などの場合は114秒になります。
3. 「共有」から「コピー」をタップする
続いて、チャンネル名の下にある「共有」ボタンをタップします。
一覧の中から「コピー」をタップしましょう。
4. URLの最後に「?t=秒数」を追加して共有する
投稿画面やメッセージの送信画面で、コピーした動画のURLを貼り付けます。
URLの最後に、「?t=秒数」を入力して共有したら完了です。
続いて、PCで共有用URLを作成する方法をご紹介します。
PCでの共有用URLの作成方法は以下の通りです。
- 時間指定したいシーンで動画を一時停止
- 共有をクリックする
- 「開始位置」にチェックを入れて「コピー」をクリックする
1. 時間指定したいシーンで動画を一時停止
スマホのときと同様に、まずは共有したいYouTube動画を開いて時間指定したいシーンで一時停止します。
2. 共有をクリックする
次に、動画画面の下にある「共有」ボタンをクリックします。
3. 「開始位置」にチェックを入れて「コピー」をクリックする
下部にある「開始位置」にチェックを入れると、「?t=秒数」が自動で入力されます。
最後に「コピー」ボタンを押して、共有したいSNSなどに貼り付けたら完了です。
Twitterやブログなどで、説明とともにYouTubeの時間指定共有することで流入経路を増やせる可能性があります。
3. URLパラメータの種類と使い分け
YouTubeの時間指定リンクには「t=」「start=」「end=」など複数のパラメータがあります。
t=は秒数で開始時間を指定する旧式の方法、start=は推奨される最新の開始時間指定、end=は終了時間を指定する際に使います。
用途や共有先に応じて最適なパラメータを選ぶことで、より正確に視聴者を誘導できます。
特に埋め込みやAPI利用時はstart=、end=の組み合わせが推奨されており、最新の仕様に合わせて使い分けることが重要です。
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YouTubeで時間指定してチャプターを作成する方法
チャプターとは、YouTube動画の進行状況を示すバーに、分割された見出しを表示させる機能です。
下記の4つのポイントを満たせば作成できます。
- チャプターの尺は10秒以上
- タイムスタンプの始まりは00:00から
- タイムスタンプは3つ以上
- タイムスタンプは昇順にする
また、チャプターは手動作成の他に、AIによる自動生成も可能です。
動画の詳細ページで、『チャプターと重要なパートの自動生成を行う』にチェックを入れます。
自動生成されたチャプターを変更することもできるので、活用しやすいと言えます。
ただし、すべての動画に適応するわけではないため、随時確認が必要です。
チャプター設定のSEO効果
チャプター機能は視聴者の利便性向上だけでなく、SEOにも効果的です。
チャプターを設定することで、動画の構造が明確になり、視聴者が必要な情報に素早くアクセスできるようになります。
これはGoogle検索の「キーモーメント」表示にも反映され、検索結果から直接該当シーンへ誘導できるため、クリック率や視聴維持率の向上が期待できます。
また、チャプターごとにキーワードを盛り込むことで、動画全体のSEO効果も高まり、検索エンジンからの評価アップにつながります。
YouTube時間指定リンクの活用Tips
時間指定リンクは、プロモーションやマーケティング施策で非常に有効です。
商品の訴求点やサービスの特長をピンポイントで伝えるために、SNS広告やメルマガ、プレスリリースなどで活用できます。
特定イベントやインタビューの名場面を直接リンクで提示することで、離脱を防ぎ、効率的な訴求が可能です。
また、企業のプレゼン資料や教育現場での補足説明としても活用され、ユーザーの関心が高い部分だけを強調して反応率をアップさせることができます。
YouTube時間指定リンクに関するよくある質問
ここでは、YouTube時間指定リンクに関するよくある質問とその回答をご紹介します。
1. 時間指定リンクがうまく動作しない場合の対処法は?
YouTubeの仕様変更やURLの記述ミスが主な原因です。
最新のパラメータ(start=やend=)を使い、正しい形式でリンクを作成しましょう。
2. スマホとPCでリンクの仕様は違う?
基本的に同じですが、スマホでは手動でパラメータを追加する必要がある場合があります。
共有ボタンから生成されるURLを利用するのが確実です。
3. チャプターとタイムスタンプの違いは?
タイムスタンプは特定の時間へのリンク、チャプターは動画内の目次機能です。
チャプターはSEOにも効果的で、Google検索にも反映されます。
4. 時間指定リンクはSEOにどんな影響がある?
視聴者の利便性向上やクリック率・視聴維持率の向上により、動画の評価が高まりSEO効果が期待できます。
5. 限定公開動画でも時間指定リンクは使える?
限定公開でも時間指定リンクは有効ですが、URLを知っている人のみアクセス可能です。
セキュリティには注意しましょう。
まとめ
YouTubeの時間指定で目次を作り、コメントや概要欄で共有する方法を解説しました。
今回の記事の内容を要約すると以下の通りです。
- 時間指定のあるYouTube動画は視聴者のニーズをすぐに満たせる
- 動画の時間を半角で秒数まで概要欄に入れると時間指定が可能
- URLの最後に「?t=秒数」を追加すれば時間指定した動画を共有できる
Youtubeで時間指定をすることにより、ユーザーのニーズをスピーディに満たせます。
また、離脱率の低下も期待できるでしょう。
YouTubeの時間指定を上手く活用して、自社チャンネルを伸ばしましょう。
YouTubeの運用事例
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