- インスタのフィード投稿とは?どうやって投稿する?
- フィード投稿の順位はどのように決まる?
- より多くのユーザーに見てもらうためには?
このように思っている人は多いのではないでしょうか?
フィード投稿はインスタ運用において基本となる投稿方法です。
適切に活用すればビジネス上の多くのメリットを得られます。
反面、十分に管理がなされていないとフィード投稿が充実せず、自社がユーザーやアルゴリズムから低く評価されるかもしれません。
そこで本記事では、インスタのフィード投稿の特徴ややり方、運用方法などを解説します。ぜひご参考にしてください。
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インスタのフィード投稿の基礎知識
まずは、インスタのフィード投稿を行う上で必要な、特徴やフォーマットなどの基礎知識について解説します。
インスタのフィード投稿とは
フィード投稿は、ホーム画面に表示される画像や動画を投稿できる機能です。
最も基本的な投稿スタイルであり、自社ブランドや商品のアピール、認知向上などあらゆる目的で使われます。
投稿された画像や動画は、プロフィール画面に残されます。
細かい特徴として、複数画像や動画を一つの投稿としてまとめる「カルーセル投稿」が挙げられます。
カルーセル投稿を利用すれば、一度の投稿でより多くの情報を伝えられます。
また、画像に対してキャプション(説明文)を掲載したり、ハッシュタグで属性を付与したりすることも可能です。
フィード投稿のサイズ・秒数などのフォーマット
フィード投稿のフォーマットは以下のとおりです。
<画像>
- アスペクト比:正方形(1:1)・横長方形(1.91:1)・縦長方形(4:5)
- 推奨解像度:縦320px〜1,080px、横566〜1,350px
<動画>
- アスペクト比:正方形(1:1)・横長方形(1.91:1)・縦長方形(4:5)
- 再生時間:60秒
- 動画フレームレート:30fps
- 容量:4GB
- 動画形式:mp4・mov
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インスタのフィード投稿の手順
インスタのフィード投稿の手順は以下のとおりです。
- トップページで「+」をタップ
- 投稿画面を開く
- フィルターと編集を行う
- キャプションやタグを設定する
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
1. トップページで「+」をタップ
最初にトップページを開いて、画面中央下にある「+」をタップしましょう。
2. 投稿画面を開く
続いて、投稿したい画像や動画をタップしましょう。
複数の画像を投稿したい場合は、画面右下にある『複数選択』をタップします。
そうすると複数の画像と動画を選択できるようになります。
投稿したいものを選んだら、画面右上の「次へ」をタップしましょう。
3. フィルターと編集を行う
投稿内容の編集画面では、「フィルター」と「編集」二つのタブがあります。
「フィルター」タブでは、「moon(モノトーン)」や「Aden(レトロ)」などのフィルタリングを設定可能です。
「編集」タブでは、トリミングやハイライトなどの編集を行えます。
また、どちらのタブを開いていても、画面上に「Lux」と「ミュージック」のマークがあります。
「Lux」では画像の明度を調整できます。
「ミュージック」では投稿につける音楽を設定可能です。
「編集」タブでできることは多い
なお「編集」タブでは、上記したトリミングやハイライト以外にも多くの調整を実施できます。
<編集タブ内で調整できることの一例>
- コントラスト
- 暖かさ
- 彩度
- ビネット(四隅を暗くして中央を目立たせる効果)
- 色(全体的な色合いをカラーパレットから選択)
- シャドウ(陰影)
編集タブでできることが多いため、外部ツールや編集ソフトが不要なケースも。
4. キャプションやタグなどを選択する
続いて、キャプションやタグを設定しましょう。
キャプションは投稿画像・動画に対する説明文です。
適切なテキストを入力し、投稿内容をより魅力的に見せましょう。
タグとは、写真に写っている人物や商品を示すマーキングです。
さらに、位置情報を追加したり、Facebookに同時投稿することも可能です。
また、他のインスタアカウントにも同時に投稿する機能もあります。
最後は画面右上の「シェア」をタップすれば、フィードが投稿されます。
インスタのフィード投稿の表示順位が決まる要素
インスタのフィード投稿の表示順位は、「エッジランク」によって決められます。
エッジランクは以下の要因で変動します。
- フィード投稿のエンゲージメント
- ユーザーとのやり取り履歴
- ユーザーのアクティビティ
- ユーザーがフォローしているアカウント
これら意識しておけば、インスタのフィード投稿をより多くのユーザーに届けられるようになるでしょう。
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
フィード投稿のエンゲージメント
エッジランクは、フィード投稿に対するエンゲージメントによって変動します。
エンゲージメントとは、具体的には以下を示します。
- PV数
- いいね数
- コメント数
- シェア数
- 保存された回数
つまりユーザーの興味を惹きつけたり、多くの反応が得られたりしている場合は、フィード投稿の表示順位は上がります。
一方で、投稿の品質が今ひとつだとエンゲージメントを高められず、表示順位は後回しになります。
ユーザーとのやりとりの履歴
特定のユーザーと自社アカウントがDMやコメントでやりとりしていた場合も、フィード投稿の順位が上がります。
ただしインスタ全体に対してではなく、やりとりしていた特定のユーザーに対してのみです。
ユーザーのアクティビティ
ユーザーのインスタ上のアクティビティによっても、フィード投稿の表示順位は変わります。
具体的には以下の通りです。
- 過去にどのような投稿やアカウントを閲覧したか
- 閲覧時間はどの程度だったか
- どの投稿に対して、どのようなアクションを取ったか
- インスタ自体はどのような頻度で利用しているか
- 何のキーワードで検索しているか
上記のようなアクティビティを総合して、「そのユーザーに対してどのフィード投稿を優先的に表示するか」が変化します。
ユーザーがフォローしているアカウント
ユーザーがフォローしているアカウントも関係しています。
例えば、自社が化粧品に関して発信しているとします。
その場合、他の化粧品に関して発信しているアカウントをフォローしているユーザーには、自社のフィード投稿が優先的に表示される仕組みです。
ただし、ユーザーが投稿頻度が高いアカウントをフォローしている場合は、表示順位の取り合いになり、自社のフィード投稿が表示される回数が少なくなります。
インスタのフィード投稿を利用するメリット
インスタのフィード投稿を利用する主なメリットは上記の6つです。
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
ブランドの認知向上に役立つ
フィード投稿は特にブランドの認知向上に役立ちます。
フィード投稿を実施することで、自社に関する情報がインスタを利用するユーザーに広く届けられます。
また、インスタでは画像や写真、編集を用いて、より魅力的な情報を発信することが可能です。
よって、認知を向上させつつブランドをより良いものとしてアピールできます。
商品やサービスを訴求できる
フィード投稿を利用すれば、商品やサービスも訴求できます。
先ほどお話しした通り、画像や写真、編集を用いてより魅力的にアピールすることが可能です。
また、写真の複数投稿や動画を利用すれば、商品をより詳細に解説したり使い方を分かりやすく伝えたりもできます。
さらに、商品やサービスに対するQ&Aを行うことも可能です。
コメントに対して回答する形で、ユーザー及び顧客の疑問を解決できます。
エンゲージメントを高められる
良質かつ積極的なフィード投稿によって、エンゲージメントを高めることも可能です。
ユーザーが興味を持つ内容を発信すれば、「いいね」やコメント、保存などの数も増えるでしょう。
アカウント自体もエッジランクから優遇されるようになり、今後の投稿もより多くのユーザーに届けられるようになります。
また、コメントでコミュニケーションを取るなどすれば、そのフォロワーに対して自社の投稿が優先的に表示されるようになります。
比較的運用しやすい
比較的運用しやすいのも、フィード投稿のメリットです。
投稿方法はシンプルで、ある程度の編集や加工もインスタ上で実施できます。
キャプションやハッシュタグ、音楽の追加も簡単です。
また、ストーリーズ投稿のように24時間で消えるなどの制約もありません。
さまざまな画像サイズを選択でき、動画も投稿可能です。
インフィード広告も利用できる
フィード投稿のタイムラインに表示されるインフィード広告も利用可能です。
インフィード広告は、ユーザーがタイムラインを閲覧しているとき、通常のフィード投稿と同じような形で表示されます。
この表示方法により、広告特有の忌避感を感じづらくなり、自然に自社をアピールすることが可能です。
フィード投稿のタイムラインは、インスタにおいて特に閲覧されることの多い箇所です。
インフィード広告も多くのユーザーに届けられるため、高い宣伝効果が期待できるでしょう。
トレンドのキャッチアップに役立つ
フィード投稿のタイムラインを見れば、トレンドも掴みやすいでしょう。
フィード投稿は多くのユーザーが利用しているため、トレンドが反映されやすい傾向があります。
最新の状況を理解するための情報源として活用できるでしょう。
ただし、自社アカウントの過去の閲覧履歴によって、表示されるフィード投稿が偏る点にご注意ください。
例えば、「鬼滅の刃」に関する投稿を多数閲覧していた場合、流行りが「呪術廻戦」や「推しの子」だったとしても、「鬼滅の刃」に関係したフィード投稿が表示されやすくなり、結果としてトレンドを誤解する可能性もあります。
【補足】3つのデメリットにも注意
一方でフィード投稿には、3つのデメリットがあることも理解しましょう。
最大のデメリットは拡散能力が低いことです。
Twitterでいうリツイートの機能がないため、拡散によってエンゲージメントが高まるわけではありません。
また、エッジランク変更の影響を強く受ける点にも注意しましょう。
インスタのエッジランクは常に進化もしくは変化しており、従来の方法が有効ではなくなることもあります。
さらに競争が激しい点にも注意が必要です。
フィード投稿は気軽に利用できるため、数多くのユーザーや競合他社と競うことになります。
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インスタのフィード投稿を優先的に表示させるコツ
インスタのフィード投稿を優先的に表示させるには、様々な施策が必要です。
特に、以下の内容は積極的に実施していきましょう。
- 常に高品質なフィード投稿を実施する
- 適切な投稿頻度を維持する
- ベストなタイミングで投稿する
- CTAを実施する
- 位置情報を追加する
- ハッシュタグを付与する
- 投稿に人物を含める
- ストーリーズやIGTVなども利用する
一つずつ解説しますのでご参考にしてください。
常に高品質なフィード投稿を実施する
最も大切なのは、常に高品質なフィード投稿を実施することです。
投稿自体の写真や画像が魅力的だったり、ユーザーにとって有益な情報だったりすれば、自ずとエンゲージメントは高まります。
そうすれば自社や製品をアピールしたり、アカウントを成長させたりすることが可能です。
逆に、フィード投稿の品質が低ければユーザーに興味を持ってもらえず、エンゲージメントは高まりません。
むしろブランドを傷つけたり、エッジランクから低く評価されたりする可能性があります。
適切な投稿頻度を維持する
フィード投稿を優先的に表示させるには、適切な投稿頻度を維持しましょう。
一般的には、最低週3回ほどの投稿がベストとされています。
投稿数は多いほど良いというわけではなく、あまりに頻繁なフィード投稿は、ユーザーから忌避されたりエッジランクに低く評価されたりする可能性があります。
ベストなタイミングで投稿する
フィード投稿を優先的に表示させたいならベストなタイミングで投稿するのも重要です。
時間や曜日によって、得られるエンゲージメントが異なるからです。
例えば平日の真夜中に、ビジネスグッズに関する投稿をするのはおすすめできません。
ビジネスグッズを必要とするユーザーは就寝している可能性が高いからです。
一方で、土曜日の昼12時~13時に、おしゃれな食事に関するフィード投稿をするのは有効です。
休日に「ランチは何にしようか」「今日は何を食べに行こうか」と考えているユーザーから注目を集められます。
また、土曜日の昼12時~13時はアクティブユーザーが多いため、エンゲージメントが高くなります。
CTAを実施する
CTA(コール・トゥ・アクション)を実施するのも重要です。
例えば、3種類のフレーバーの飲み物に関してフィード投稿したとしましょう。
その場合、「どのフレーバーを飲みたいかコメントで教えてください」と伝えるのは有効なCTAです。
コメントを獲得できればエンゲージメントを高められます。
もちろん「気に入ったらフォローをお願いします」といった、シンプルな形でも構いません。
一度のCTAで得られる反応は限られたものですが、継続することで大きな成果となります。
位置情報を追加する
フィード投稿では、できる限り位置情報を追加しましょう。
理由は、位置情報の近辺で検索したユーザーの、フィード投稿のタイムラインに表示されやすくなるからです。
例えば、渋谷区でカフェを営業しているとしましょう。
その場合フィード投稿では、メニューの写真やキャプションとともに、店舗の詳細な位置情報を追加するのがおすすめです。
ハッシュタグを付与する
ハッシュタグを付与するのも大切です。
ハッシュタグを設定すれば、フィード投稿がユーザーによって閲覧されやすくなります。
投稿に対して適切なハッシュタグを設定できれば、一定の効果が得られるでしょう。
ただし、投稿内容と合っていないハッシュタグを付けても、ユーザーによる閲覧は期待できませんので、投稿内容に合ったものを付与するようにしましょう。
投稿に人物を含める
フィード投稿に人物を含めるのも有効です。それだけでエンゲージメントが高くなる傾向があります。
例えば、楽しそうに遊んだり美味しそうに食べたりする人物の様子は、ユーザーに対してポジティブな印象を与えます。
また、人物の外見が魅力的だったり、著名人で合ったりすればさらに効果的です。
ストーリーズやIGTVなども利用する
フィード投稿だけでなく、ストーリーズやIGTV、リールなども活用しましょう。
これによりエンゲージメントが高まり、フィード投稿が優先的に表示されやすくなります。
インスタのフィード投稿に関する注意点
インスタのフィード投稿の活用に関しては、いくつかの注意点があります。
- キャプションにURLを付けてもクリックできない
- 再生時間60秒以上の動画は投稿できない
- プロアカウントでなければインサイトを見られない
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
キャプションにURLを付けてもクリックできない
フィード投稿では、キャプション(説明文)を記載できます。
しかし、キャプションにURLを付けてもリンク化されず、クリックできません。
ただし、プロフィールにはクリックしてジャンプできるリンクを設置できます。
再生時間60秒以上の動画は投稿できない
フィード投稿では、再生時間60秒以上の動画は投稿できません。
それ以上の再生時間が必要なら、リール投稿(最大90秒)やIGTV(最大60分)を利用しましょう。
プロアカウントでなければインサイトを見られない
インスタにはインサイトという機能があり、フィード投稿の詳細なパフォーマンスを確認できます。
例えば、閲覧したUU数やインプレッション数などを参照できます。
ただし、インサイトを見るにはプロアカウントへの切り替えが必要です。
切り替え方は「インスタのビジネスアカウントとは?メリット・設定方法を解説」で解説しているので参考にしてください。
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インスタのフィード投稿に関するよくある質問
本記事では、インスタのフィード投稿に関して解説しました。
最後によくある質問について解説します。
「フィードがリフレッシュできない」と表示されたらどうすれば良い?
「フィードがリフレッシュできない」と表示された場合は、ほとんどの場合ネットワーク接続に不具合があります。
Wi-Fiや4G回線の通信状況を確認しましょう。
また、アプリの再起動や再ログインでも改善することがあります。
ストーリーズとの違いは?
最大の違いは、時間経過で投稿が消えてしまうかどうかです。
ストーリーズは24時間で投稿が消えてしまいますが、フィード投稿は永続的にプロフィールページに表示されます。
その他にも、投稿方法や表示される場所などさまざまな違いがあります。
ストーリーズについて詳しく知りたい方は「企業がインスタのストーリー機能を使う5つのメリット!」の記事もあわせてご覧ください。
アーカイブに移動するには?
フィードをアーカイブする場合は以下の手順を実施します。
- プロフィールを開く
- 右上の「…」をタップする
- メニューからアーカイブを選択する
まとめ
本記事ではインスタのフィード投稿に関して解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしましょう。
- フィード投稿はインスタで基本となる投稿スタイル
- ホーム画面に表示される画像や動画を投稿できる
- フィード投稿はトップページから簡単に投稿可能
- 投稿の表示順位は、エンゲージメント数やユーザーのアクティビティによって変動する
- フィード投稿のメリットとして、ブランドの認知向上に役立ったり比較的運用しやすかったりする点が挙げられる
- ただし優先的に表示させるには、投稿頻度を維持したりクオリティを保ったりする努力が必要
インスタには、ストーリーズやリールなど色々な投稿スタイルがあります。
中でもフィード投稿はユーザーに閲覧されやすく、特に力を入れたいポイントです。
ぜひ本記事を参考に、フィード投稿をフル活用し自社のブランディングや集客を後押ししましょう。
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