【Instagram】企業アカウントの成功事例10選！

スマホユーザーのほとんどが何かしらのSNSを利用しているということもあり、Instagramでアカウントの運用を検討している企業も少なくありません。

しかし、具体的にどのような効果に期待ができるのか、あまり把握していないという担当者も多いはずです。

そこで本記事では、Instagramの企業アカウントにおける基礎知識やメリット、成功事例について解説します。

この記事を執筆しているのは、YouTubeやTikTokなど、SNSの総フォロワー数180万人超えの自社アカウントを持つpamxyのマーケドリブン編集部です。

編集部

ぜひ、貴社のInstagramアカウント運用にお役立てください。

Instagramの企業アカウントとは？

Instagramの企業アカウントとは、文字通りInstagramで企業が情報を発信するために活用するアカウントのことです。

総務省情報通信政策研究所が公表した「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、Instagramの利用率は年々増加傾向にあり、令和4年時点で約5割のユーザーがInstagramを利用していることが判明しています。

このことから、認知度を向上させたり見込み客を獲得したりといった目的のために、Instagramの運用を検討している企業も少なくありません。

なお、Instagramのアカウントは個人アカウントとプロアカウントの2種類があります。

プロアカウントであれば、分析機能が使えたりメールアドレスや電話番号、住所などを表示したりすることが可能です。

編集部

企業アカウントを作成する際には、プロアカウントがおすすめです。

Instagramで企業アカウントを運用する5つのメリット

Instagramで企業アカウントを運用するメリットは、以下の5つです。

順番に解説します。

1. 見込み客を獲得できる

Instagramでは、テキストはもちろん写真や動画も投稿できるため、ユーザーに視覚的かつわかりやすく情報を伝えられます。

その結果、自社の商品やサービスを知らなかったユーザーにも興味を持ってもらえるようになり、見込み客の獲得につながります。

2. ブランディングに期待ができる

InstagramをはじめとするほとんどのSNSは、拡散力が高い傾向にあります。

そのため、自社についての情報を継続して発信することで、次第に認知されるようになり、ブランディングに期待ができます。

3. 商品やサービスの購入につながる

Instagramには、投稿した画像をタップしてもらうことで、購入ページへとアクセスできる「ショッピング機能」があります。

ショッピング機能をうまく活用して、商品やサービスの購入に誘導することで、売り上げの増加につながるでしょう。

4. 低コストで的確なアプローチが行える

Instagramでは、広告を出稿することも可能です。

1日100円から出稿できるようになっており、地域や年齢、性別、言語など、さまざまな項目を細かく設定できるため、ターゲットに対して低コストで的確なアプローチが行えます。

写真広告や動画広告、カルーセル広告など、広告の種類も豊富にあるため、自社に最適な広告を出稿できるのも大きなメリットです。

5. ユーザーと直接やり取りできる

Instagramでは、投稿に対して気軽にコメントできるようになっており、DM機能もあるため、ユーザーと直接やり取りすることが可能です。

時には批判的なコメントやDMが来ることもありますが、ユーザーの意見を真摯に受け止めて改善することで、顧客満足度の高い商品やサービスの開発につながります。

Instagramで企業アカウントの運用が成功している事例10選

Instagramで企業アカウントの運用が成功している事例として、以下の10社をご紹介します。

編集部

ご紹介している内容は、2024年2月時点の情報です。

1. キッコーマン

 

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キッコーマン公式(@kikkoman.jp)がシェアした投稿

キッコーマン公式は、人気レシピや野菜に関する豆知識・自社のおすすめ商品をメインに投稿しているアカウントです。

主にレシピの投稿がメインで、社員が実際に試食しておいしかったメニューのみを取り上げており、多くのユーザーからコメントや「いいね！」をもらっています。

また、クリスマスやお正月など季節に合わせた投稿も積極的に行っており、美味しそうな写真が魅力的です。

2. GU

 

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GU(ジーユー)(@gu_for_all_)がシェアした投稿

GU(ジーユー)は、新作情報やコーデの紹介をメインに投稿しているアカウントです。

「＃今日のおしゃれさん」という投稿では、「@gu_for_all_」 と「#商品名」をタグ付けしてくれたユーザーの投稿の一部をリポストしており、ユーザーとの交流も積極的に行っています。

リポストによってフォロワーは着こなし方を参考にできるため、着用した際のイメージが湧きやすくなり、商品の購入につなげることが可能です。

3. 無印良品

 

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MUJI無印良品(@muji_global)がシェアした投稿

MUJI無印良品は、新商品の情報や店舗紹介をメインに投稿しているアカウントです。

フィード投稿だけでなくリールにも注力していて、商品の使い方や特徴について丁寧に解説していることから、多くのユーザーの興味関心を集めており、100万回再生超えの動画も数多くあります。

投稿頻度も非常に高く、多くのユーザーからの認知を獲得していることから、まもなくフォロワーが300万人となる人気アカウントです。

4. スターバックス 

 

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スターバックス公式(@starbucks_j)がシェアした投稿

スターバックス公式は、新作フラペチーノ情報やドリンクの楽しみ方をメインに投稿しているアカウントです。

特に新作フラペチーノは多くのユーザーが待ち望んでいる情報であり、コメント欄を見てみると「美味しそう！」「早く飲みたい！」といった内容で溢れています。

一目見ただけで「飲んでみたい！」と思わせるような、魅力的で美味しそうな写真こそが、本アカウントの強みといっても過言ではありません。

5. Afternoon Tea

 

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Afternoon Tea アフタヌーンティー公式(@afternoontea_official)がシェアした投稿

Afternoon Tea アフタヌーンティー公式は、季節のメニューや新作の雑貨情報などをメインに投稿しているアカウントです。

ユーザーが迷わないよう、取扱店舗や期間などを明記するといった工夫が施されています。

プロフィール欄には公式オンラインストアのアカウントも掲載しており、投稿内容に興味関心を持ってくれたユーザーに対して、商品を購入してもらうまでの導線設計もしっかり行われています。

6. ニトリ

 

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ニトリ公式｜インテリア・家具(@nitori_official)がシェアした投稿

ニトリ公式｜インテリア・家具は、日常生活に役立つ情報やインテリアの選び方をメインに投稿しているアカウントです。

「新生活におすすめのアイテム◯選」といった感じの投稿が多く、インテリア選びの参考にしやすいことから、多くのユーザーに支持されています。

また、「#ニトリ」「 #mynitori」「 @nitori_official」のいずれかのハッシュタグをつけている投稿は、ストーリーにてリポストすることでユーザーとの交流を図るといった施策も行っています。

7. Tokyo Disney Resort

 

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東京ディズニーリゾート(@tokyodisneyresort_official)がシェアした投稿

東京ディズニーリゾートは、イベント情報やパークの様子をメインに投稿しているアカウントです。

フィード投稿だけでなくリールも定期的に投稿しており、直近の平均再生数は200万回を超えています。

ハイライトも積極的に活用しており、ジャンルごとに情報をまとめることで、ユーザーは知りたい情報をいち早く見つけることが可能です。

編集部

ハイライトとは、ストーリーの投稿をプロフィール画面に表示できる機能のことです。

8. 北欧、暮らしの道具店

 

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北欧、暮らしの道具店(@hokuoh_kurashi)がシェアした投稿

北欧、暮らしの道具店は、インテリア情報やおすすめレシピをメインに投稿しているアカウントです。

インテリアに関する投稿では、実際に使っている写真を用いることで購入したときのイメージを促し、プロフィールにあるオンラインストアへ誘導するといった工夫を施しています。

また、おすすめレシピに関する投稿では、材料や作り方について細かく記載していて、工程を写真で掲載しているため、誰でも参考にしやすいことが特徴です。

9. ANA

 

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ANA｜Japanese Airline(@ana.japan)がシェアした投稿

ANA｜Japanese Airlineは、スタッフインタビューやおすすめの旅先スポットをメインに投稿しているアカウントです。

ダンス動画も定期的に投稿しており、スタッフ同士の仲の良さが垣間見えます。

また、ANAのツアーをお得に買う裏技やANAマイルの活用術など、ユーザーに役立つ情報も多数発信しています。

ユーザーは自分が参考にしたいと考える投稿は、保存やいいねをしたくなる傾向にあるため、有用な情報の発信はエンゲージメントの向上にもつながるでしょう。

10. ホテルニューオータニ

 

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ホテルニューオータニ / Hotel New Otani(@hotelnewotanitokyo)がシェアした投稿

ホテルニューオータニ / Hotel New Otaniは、キャンペーン情報や最新作のスイーツ情報をメインに投稿しているアカウントです。

キャンペーンの応募資格として、本アカウントをフォローすることを条件にしているため、投稿ごとに多くのフォロワー獲得に成功しています。

また、ホテルからの景色や最新作のスイーツ情報をリールで定期的に投稿しており、ホテルの予約やオンラインショップでの購入を促しています。

Instagramで企業アカウントの運用を成功させるために意識すべきポイント

Instagramで企業アカウントの運用を成功させるために意識すべきポイントとして、以下の5つが挙げられます。

明確な目標を設定する

企業アカウントを運用するうえで目標が設定されていないと、方針がブレてしまい、成果を挙げるまでに時間がかかってしまう恐れがあります。

そのような事態を防ぐためにも、まずは明確な目標を設定するようにしましょう。

キャンペーンを実施する

Instagramは、他のSNSと比較すると拡散力が低い傾向にあるため、ユーザーから認知されるまで時間がかかります。

そこで「本アカウントをフォローしてくれた人の中から抽選で10名に〇〇をプレゼント！」といったキャンペーンを実施してみましょう。

キャンペーンを実施することで、一気にフォロワーを獲得できるようになり、認知度の向上につながります。

運用マニュアルを作成する

複数人の担当者で、アカウントの運用を検討している企業も多いはずです。

その際に、担当者一人ひとりの認識がずれていると、不適切な投稿をしてしまい、炎上する恐れがあるため注意が必要です。

編集部

炎上を防ぐためにも、運用マニュアルを作成して認識を統一させることを心がけましょう。

ハッシュタグを付ける

Instagramでは、ハッシュタグが積極的に利用されており、「ハッシュタグ検索」で知りたい情報を調べるというユーザーも少なくありません。

そのため、投稿する際には、内容に応じたハッシュタグも忘れずに付けるようにしましょう。

Instagramのハッシュタグについては、「インスタのハッシュタグを徹底解説！付け方や人気のタグも紹介」の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

PDCAを回す

企業アカウントを作成するにあたって、プロアカウントを利用した場合、分析機能を使用することができます。

分析機能では、フォロワーの性別や年齢層、Instagramの視聴時間など、さまざまな情報を把握できるようになります。

編集部

分析した情報を基にPDCAを回すことで、効率よくアカウントを成長させられるでしょう。

まとめ

本​​記事をまとめると、以下のようになります。

Instagramで企業アカウントを運用することで、コストを抑えられたり効率よく集客が行えたりなど、さまざまなメリットが期待できます。

成功事例も数多くあるため、本記事を参考に運用を検討してみてください。

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