今やテレビに変わって、多くの人が日常的に利用しているYouTube。
市場の拡大につれて、本業のかたわらYouTubeを副業にして稼ぐ人が増えています。
そのような中で、
「YouTubeチャンネルの開設は副業になるのだろうか…。確定申告は必要?」
「YouTubeの編集を副業で始めたい。ただ、会社にバレるとまずいかも…」
など、YouTubeで副業を検討するにあたって、悩みや疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、YouTubeの副業のやり方をはじめ、会社にバレるのを防ぐ方法や確定申告の必要性などについて解説しています。
本記事を読めば、YouTubeで副業を行ううえで大切なポイントが把握でき、始動準備が整えられます。
「会社が副業禁止かも…?」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
副業にYouTubeを選ぶメリット3つ
本業と並行してYouTube関連の副業を始めるのは、決して楽なことではありません。
しかし、なぜ今多くの人が、YouTubeの副業に注目しているのでしょうか。
ここでは、副業としてYouTubeを選ぶメリットを3つご紹介します。
1. 楽しみながら稼げる
自分でチャンネルを開設する場合は、好きなジャンルの動画を投稿できるので、楽しみながら稼げるのがメリットです。
動画のコンセプトや企画の考案なども自分ですべて管理できます。
例えば、下記のようなジャンルは、趣味の延長で動画を投稿し、収益につながっている人も多いです。
- ペット
- ゲーム実況
- スポーツ関連
- 料理
YouTubeの収益化については、【24年版】YouTube収益化の条件・ポイント6選を解説!で詳しく解説しています。
2. 動画編集スキルが身に付く
YouTubeで収益化を狙うためには、ただ動画を撮影してそのまま投稿すればいいというものではありません。
多くの視聴者に見てもらうためには、テロップを入れたりカットしたりといった工夫が必要で、動画の制作過程で編集スキルが身に付きます。
3. 経験者はスキルを活かせる
動画編集や台本制作などの経験や知識がある場合は、スキルを活かしてフリーランスとして副業ができるのもメリットです。
普段から仕事で行っているのであれば即戦力になるので、自分が希望する報酬が得られやすいでしょう。
副業YouTuberになるデメリット3つ
YouTubeで副業をする魅力はお分かりいただけたと思いますが、メリットだけ見て始めてしまうと、上手くいかないこともあります。
事前にデメリットについても頭に入れ、自分に向いているのかどうかをよく考えることが大切です。
ここからは、YouTubeで副業をするデメリットを3つ確認していきましょう。
1. 時間を投資する必要がある
YouTubeを軌道に乗せるまでは、分析や改善など、多くの時間がかかります。
企画・撮影・編集・視聴者とのコミュニケーションなどを繰り返しながら、チャンネルを成長させなければなりません。
忙しくなると、本業に支障が出たり家族との時間が減ってしまったりして、仕事やプライベートに影響が出ることもあります。
また、副業フリーランスも同様で、収入は増えても、自分が今まで自由に使っていた時間は少なくなることを覚悟しておきましょう。
2. アンチコメントがくる可能性がある
YouTubeチャンネルを開設する場合は、大勢の人に向けて発信を行うことになります。
人気が出るにつれて、アンチが一定数出てくるのを想定しておきましょう。
いちいちアンチコメントを気にしていると、精神的に辛くなる可能性もあるので、気持ちを強く持つことも重要です。
3. 会社にバレるリスクがある
顔出しなしや仮面を付けてYouTube活動をするとしても、さまざまな要因で身バレするリスクはあります。
例えば、次のようなことが原因で、個人が特定された人もいます。
- 景色や物
- 声
- 体型
- 親しい人からの暴露
会社によっては、副業が原因でクビになる可能性もないとは言えません。
また、副業フリーランスで企業のYouTube業務を請け負っていたとしても、税金問題により副業がバレるリスクがあります。
次章では、会社にバレるのを防ぐ方法を詳しく解説していきます。
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YouTubeの副業を禁止している会社にバレるのを防ぐ方法
多くの人が、できれば会社にバレることなく、YouTubeの副業を続けたいと思うはず。
もし、会社にバレてしまったらどうなるのでしょうか?
会社によっては、業務に支障がないのなら副業OKというケースもあります。
一方で、就業規則として副業を禁止・制限している会社もあるので注意が必要です。
リスクを取りたくない場合は、事前に就業規則をよく読んで、場合によっては上司に確認したほうがいいでしょう。
ここからは、会社に副業がバレるのを防ぐ3つの方法を解説していきます。
1. 顔出しや声出しをしない
一発でバレる顔はもちろん、できれば姿もYouTubeには出さないほうがいいでしょう。
声も知人には気づかれる可能性があるので、注意が必要です。
2. YouTubeの副業を同僚に話さない
仲のよい同僚には、ついつい飲みの席などでYouTubeの副業について話したくなってしまうものです。
しかし、どこから話が漏れるか分からないため、副業で活動している限り秘密にしましょう。
職場はもちろん、その他の人間関係でもできるだけ話さないことが、会社バレの対策となります。
3. 確定申告の際に住民税を自分で払う
確定申告の必要がある場合は、住民税の額によって会社にバレるケースが多いです。
住民税の通知が会社に届くと、副業で収入が増えた分、住民税が増えるため不信に思われてしまいます。
対処法としては、確定申告の際に「住民税を自分で納付」を選択することです。
書類上の選択を間違えずに行うと、副業分の住民税の通知が会社にいくことを防げます。
ただ、すべての副業YouTuberが確定申告をしなければならないかと言うと、そうではありません。
YouTubeの副業における確定申告の必要性
「この月に発生した収入は3,000円…これって副業になるのだろうか?」と思う方もいるでしょう。
本業以外で収入が発生した時点で、少額でも副業で稼いだお金ということになります。
しかし、副業で得た所得が年間で20万以下の場合は、確定申告の必要はありません。
また、所得については経費を差し引けることが特徴です。
副業の収益が年間30万円でも、経費に11万円かかっていた場合は所得が19万円のため、確定申告の必要がありません。
ただし、住民税の申告は必要なので、忘れないようにしましょう。
【経費の例】
- パソコン
- 撮影機材
- 編集ソフト
- 家賃
- 光熱費
- 撮影関連の交通費
副業で得た年間所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。
20万円を超える所得があるにもかかわらず確定申告をしなかったら、無申告加算税や重加算税といった罰則があるので注意しましょう。
副業YouTuberになる手順とやり方
会社バレ対策や確定申告といった情報が把握でき、副業でYouTubeを始める決心がついたら、早速準備を進めていきましょう。
自分でチャンネルを開設して副業YouTuberになる場合の流れは、以下を参考にしてください。
- Googleアカウントを開設する
- YouTubeページを開いてチャンネルを開設する
- チャンネル名を設定する
- プロフィール画像やバナー画像を設定する
- チャンネルの説明を記載する
- 動画を撮影する
- 編集を行う
- YouTubeに動画をアップロードする
- サムネイルを作成する
- 動画を投稿する
詳しい手順は、別記事の「【YouTube企業アカウント】開設から運用まで徹底解説!」をご覧ください。
副業で使うべきブランドアカウントの開設方法が記載してあります。
副業で稼ぐためのYouTubeの収益化の条件!
本業と並行して副業でYouTubeチャンネルをやるからには、収益化を目指したいですよね。
YouTubeの収益化は、2023年8月に条件が変更されました。
新しい条件も加え、現在のYouTubeの収益化の条件は下記5つです。
- チャンネル登録者が500人以上
- 直近12カ月の動画の再生時間が3000時間以上または、直近90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上
- 直近90日に投稿された動画が3本以上
- YouTubeの収益化ポリシー・ガイドを遵守している
- Google AdSenseアカウントを所有している+年齢が18歳以上であること
決して簡単な条件ではありませんが、一部の条件が緩和されたことによって、現在はかなり収益化しやすくなりました。
収益化の条件をクリアすると、広告が貼れるようになり収益を得ることができます。
YouTubeパートナープログラムへ参加する方法は、YouTube広告の付け方と事前準備を徹底解説!!で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
また、収益化の申請が通らなかった時の対策については、【YouTubeの収益化】申請方法3ステップを手順ごとに解説! で解説しています。
【YouTube副業】フリーランスで稼ぐ場合
自分のチャンネルを持たずに、YouTube関係の仕事を副業フリーランスとして行うことも可能です。
裏方的な仕事なので、会社にバレるリスクは少ないと言えるでしょう。
YouTube動画制作会社では、次のような業務に対応できるスタッフを募集しています。
- 台本作成
- ナレーション作成
- 動画編集
- 動画撮影
- イラスト作成
現役の構成作家の方はもちろん、文章を書くのが好きな人やライター経験者などは、動画用の台本を作成する副業もおすすめ。
また、動画制作スキルがある人は、サムネイルの作成や動画の編集といった副業ができます。
YouTubeの副業で10万円稼ぐ3つのコツ
ここまでの説明で、YouTubeを副業にして稼ぐイメージが湧いてきた方も多いのではないでしょうか。
最後に、副業YouTuberで10万円稼ぐ3つのコツについてご紹介します。
1. 諦めずに続けること
副業でYouTubeチャンネルを運営する場合は、無理のない投稿頻度を設定して、とにかくあきらめずに続けることが大切です。
最初から毎日投稿などハードルを上げると結局続かなくなるので、週に2~3回から始めて様子を見るのがおすすめ。
副業フリーランスとして活動する場合も、収入を安定させるためにはコツコツと継続しましょう。
2.トータルで100万回再生を目指す
YouTubeの広告収入は1再生につき約0.1円と言われています。
単純計算をすると10万円稼ぐためには、トータル100万回再生が必要です。
例えば、月に10本の動画を上げたとしても、平均10万回再生が取れるようなコンテンツを作って、初めて月収が10万円に近づきます。
安定した副収入を得たいのなら、質の高い動画作りを心がけましょう。
3. 複数の会社から仕事を請け負う
YouTubeを副業にして10万円稼ぐフリーランスは、一つだけではなく複数の会社の仕事を請け負うのが一般的です。
一社から多くの仕事をもらえる場合は別ですが、様子を見ながら数を増やして、スケジュールが埋まるように仕事を入れましょう。
YouTubeの運用事例
最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
ナイツ塙の自由時間
ナイツ塙氏のチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。
実際に自社でYouTube運用をしてきた登録者数100万人超ノウハウをもとに、独自の世界観を企画してあらたに「セルフ整体」動画を配信いたしました。
チャンネル設計・構成制作・動画編集・実配信まで一通りご支援の結果、運用開始一ヶ月でチャンネル登録者10万人を達成しました。
中でも肩甲骨はがしの動画は、590万回超の視聴回数を誇る現在でも人気の動画です。
まとめ
本記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- チャンネル運営やフリーランスの編集などでYouTubeの副業ができる
- 会社にYouTube副業をバレないようにするためには住民税は自分で支払う
- 副業の年間所得が20万円以下の場合は確定申告は必要ない
YouTubeで副業をして稼ぎたい方に向けて、会社にバレるのを防ぐ方法や確定申告の必要性などを解説してきました。
YouTube市場は、今後さらに大きくなることが予想されるため、副業として始めるのは大変よいタイミング。
YouTubeでの副業を前向きに検討して、収入源を増やしていきましょう。
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株式会社pamxyのYouTube運用代行
株式会社pamxyでは、YouTubeの企画から撮影、編集までを一気通貫で代行するYouTube運用代行サービスを行っています。
累計自社チャンネル登録者100万人超のノウハウを惜しみなく活用したYouTube運用代行サービスです。
ナイツの塙様のチャンネルをはじめとして多くの企業YouTubeアカウントの運用をご支援して参りました。
本サービスでは、チャンネルの開設から企画・動画制作までYouTubeのプロに丸投げいただけます。
下記のようなお悩みがある場合はお気軽にご相談ください。
まずは無料WEB会議にて、YouTube活用のメリットや同業界の成功事例についてお伝えします。
- YouTubeを始めたいが、自社内にノウハウやリソースがない
- YouTubeやSNSへ投下する最適な予算が分からない
- どうしたらYouTubeチャンネル登録者が伸びるのか分からない
お気軽にお問い合わせフォーム よりご相談ください。
マーケター募集中
pamxyでは累計160万人超のフォロワーを擁するIP事業で培った、SNSや運用型広告における圧倒的知見を惜しみなく活用し、マーケティングのコンサルティング事業を行っています。
YouTube・TikTok・Instagram・TwitterなどのSNSマーケティングおよび運用型広告支援においては、スタートアップから上場企業まで多くの業界・規模の企業様のご支援実績があります。
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