- Instagram採用について詳しく知りたい!
- Instagram採用を成功させるためのポイントとは?
近年では、若年層に人気の高い「Instagram(インスタグラム)」を活用して、採用活動を行う企業が増えてきています。
しかし、Instagram採用を行うことで、具体的にどのような効果が期待できるのか、あまり把握できていない担当者も多いはずです。
そこで本記事では、Instagram採用の基礎知識やメリット・デメリット、成功させるためのコツなどについてご紹介します。
実際にInstagram採用を行っている企業の事例についてもご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、Instagram以外のSNS採用については「SNS採用完全マニュアル|企業の活用方法や運用のコツを紹介」の記事で解説しています。
Instagram採用とは?
Instagram採用とは、その名の通りInstagramを活用して行う採用活動のことです。
Instagramでは、テキストだけでなく写真や動画も簡単に投稿できるため、視覚的かつわかりやすく情報を求職者に伝えられます。
また、10〜20代の約70%、30代の約50%が利用しており、女性のユーザーが6割を占めることも特徴です。
Instagram採用を行う6つのメリット
Instagram採用を行うメリットは、以下の6つです。
順番に解説します。
1. 情報をわかりやすく伝えられる
これから働くことになる職場環境や、職場の雰囲気が気になる求職者も多いはずです。
Instagram採用では、写真や動画を自由に投稿できるため、文字では伝わりにくい内容をわかりやすく伝えることが可能です。
例えば、オフィス紹介や社員のインタビューなどを投稿することで、よりリアルな雰囲気が伝わりやすくなります。
2. 自社の魅力をアピールできる
テキストだけでは、自社の魅力をうまく伝えられないという企業も多いはずです。
Instagramでは、写真や動画を自由に投稿できます。
実際の仕事風景や社内イベントの様子などを、テキストと共に写真や動画でInstagramに投稿することで、視覚的に自社の魅力をアピールすることが可能です。
3. 採用コストを大幅に削減できる
一人でも多くの求職者からエントリーしてもらうために、求人広告の掲載を行っている企業も数多くあります。
求人広告を掲載することで、確かに多くの求職者にアプローチできますが、料金プランによって露出度が大きく変動する求人サイトもあるため、膨大な費用がかかることも珍しくありません。
一方、Instagramは基本的に無料で利用できます。
拡散力も高いので、うまく活用できれば求人広告以上の効果が期待でき、採用コストを大幅に削減することも可能です。
4. 採用活動の効率化につながる
Instagramは基本的に無料で利用できますが、有料でプロモーションを行うことも可能です。
プロモーションを行うことで、自社が求める人材に対して的確なアプローチが行えます。
ターゲットにしたい人物像も詳細に設定できるため、手間や時間をかけることなく、効率的に採用活動が行えるでしょう。
5. 顕在層だけでなく潜在層にもアプローチが可能
求人サイトの場合、基本的に就職活動や転職活動を行っている求職者にしかアプローチできません。
しかし、Instagramであれば、誰に対しても幅広く情報を発信することが可能です。
そのため、「転職を考えているけどまだ悩んでいる人」や「数年後に就職活動を行う予定の学生」など、潜在層にもアプローチできます。
6. 若年層へアプローチしやすい
総務省情報通信政策研究所が公表した「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、Instagramの利用率は10〜20代が60%以上であることが判明しています。
このデータから、Instagramで採用活動を行うことで、若年層に対してアプローチしやすくなることがわかります。
Instagram採用を行う3つのデメリット
Instagram採用は、メリットだけでなくデメリットもあります。
主なデメリットは、以下の3つです。
- 運用するにあたって十分なリソースが必要
- さまざまなスキルが必要となる
- 企業イメージを低下させる可能性がある
一つずつ解説します。
1. 運用するにあたって十分なリソースが必要
Instagram採用で成果を出すためには、短期的ではなく長期的に運用しなければいけません。
なぜなら、アカウントを開設した当初はフォロワーが全くいない状態であるため、コンテンツを投稿しても誰の目にも止まらず、情報が拡散しないからです。
継続してコンテンツを投稿していくことで少しずつフォロワーが増えていき、次第に認知されるようになり、採用活動にも効果が表れてきます。
2. さまざまなスキルが必要となる
Instagramには日々膨大なコンテンツが投稿されており、最近は多くの企業がInstagram採用を行っています。
そのため、ユーザーの興味関心を惹くようなコンテンツを投稿をしないと、すぐに埋もれてしまい成果につながりません。
成果を出すためには、ほかの投稿と差別化する必要があるため、ライティングや動画編集、デザインなどのさまざまなスキルが必要となります。
3. 企業イメージを低下させる可能性がある
Instagramに限らず、SNSは良くも悪くも拡散力が高いのが特徴です。
そのため、ユーザーに不快感を与えてしまうような投稿や、誤解を招いてしまうような表現をした場合には、企業イメージを著しく低下させてしまう可能性があります。
Instagram採用を成功させるためのコツ
Instagram採用を成功させたいのであれば、以下7つのコツを意識しましょう。
- 継続的に運用する
- 投稿内容を統一する
- 自社のリアルな情報を発信する
- あらゆる投稿方法を試してみる
- 定期的にデータをチェックしながらPDCAを回す
- 投稿内容に合ったハッシュタグを付ける
- 管理体制を整える
順番に解説します。
継続的に運用する
Instagram採用で成果を出すためには、短期的ではなく長期的に運用していく必要があります。
途中で投稿をストップしてしまうと、せっかくのフォロワーが減少してしまう可能性もあるので、まずは投稿し続けることを意識しましょう。
本格的に運用を始める前に、あらかじめ投稿頻度や運用担当者などを決めておくのがおすすめです。
また、コンテンツを作成する際には、採用時期や社内イベントなどに合わせてスケジュールを組んでおくと良いでしょう。
投稿内容を統一する
投稿内容がブレてしまうと、誰にも刺さらないような中途半端な投稿となってしまいます。
その結果、長期的に運用しても成果に結びつかず、Instagram採用そのものが失敗する可能性も高くなります。
Instagram採用を行う際には、投稿内容を統一することを意識して情報を発信しましょう。
自社のリアルな情報を発信する
Instagram採用において、自社をよく魅せることは大事です。
しかし、あまりにも現実と乖離した情報を発信してしまうと、入社してからミスマッチが起きてしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためにも、なるべくリアルな情報の発信を心がけましょう。
- 新入社員研修の紹介
- 先輩社員の紹介
- 1日のスケジュール
- オフィスの紹介
あらゆる投稿方法を試してみる
Instagramの投稿方法として、フィードやリール、ストーリーなどがあります。
それぞれの特徴は、以下の通りです。
いきなり一つの投稿方法に絞って運用してしまうと、効果的なのかが判断しづらく、成果に結びつくまで時間がかかる恐れがあります。
最初はいろいろな方法を試してみて、自社に合う投稿スタイルを見つけることが大切です。
また、ライブ配信を活用してみるのもおすすめです。
ライブ配信では、リアルタイムで情報を発信できるだけでなく、コメントで気軽に視聴者とコミュニケーションを取れるので、ミスマッチの防止にもつながります。
Instagramの投稿方法については、下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
定期的にデータをチェックしながらPDCAを回す
Instagramでは、インプレッション数やリーチ、エンゲージメントなどのデータをチェックできる「インサイト」と呼ばれる機能があります。
インサイトを利用しながら定期的にPDCAを回すことで、どのような投稿がユーザーの興味関心を惹くのか、把握できるようになります。
インスタのインサイト機能については、「インスタのインサイト機能の使い方!閲覧数を伸ばす方法を解説」の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
投稿内容に合ったハッシュタグを付ける
ハッシュタグから気になる投稿を検索するユーザーもいます。
そのため、少しでも流入数を増やしたいのであれば、投稿内容に合ったハッシュタグを付けましょう。
採用活動にハッシュタグを活用する場合は、「#採用」や「#採用情報」、「#新卒採用」や「#中途採用 」などの、関連性の高いワードを使用するのがおすすめです。
ただし、ハッシュタグを付けすぎてしまうと、運営から評価を下げられてしまう恐れがあるので、十分にお気を付けください。
管理体制を整える
Instagramに限らず、SNSは非常に拡散力が高いため、不適切な投稿をしただけで炎上するリスクがあります。
場合によっては、自社ブランドを著しく低下させてしまい、多大な損失が発生する恐れもあるため、注意が必要です。
安全に情報を発信するための投稿マニュアルを作成したり、投稿時には複数人でのダブルチェックを徹底したりするなど、十分な管理体制を整えましょう。
関連記事
Instagram採用を行っている企業事例
実際にInstagram採用を行っている企業の事例として、以下3社をご紹介します。
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社JALスカイ
- パーソルキャリア株式会社
株式会社サイバーエージェント
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インターネット広告事業やゲーム事業、メディア事業など、さまざまな事業を展開している株式会社サイバーエージェントでは、新卒を対象としたInstagram採用を行っています。
事業部の紹介や内定者のリアルな情報を中心に発信しており、エントリーする上でどれも有益な情報ばかりです。
オフィスツアーといったイベントを行う際には、フォローすることを応募条件としています。
アカウント | サイバーエージェント新卒採用【公式】 |
投稿数 | 387件 |
フォロワー | 6138人 |
株式会社JALスカイ
この投稿をInstagramで見る
旅客サービスと飛行機の安全運航をサポートする、ステーションオペレーションを提供している株式会社JALスカイでは、従業員の働く様子や仕事風景、会社の雰囲気などの情報をInstagramで発信しています。
リアルな情報を発信することで、求職者が抱える悩みの解決やミスマッチの防止につながっています。
また、株式会社JALスカイでは、定期的にエントリー期日についての情報を発信しているのも特徴です。
アカウント | JALスカイ採用 |
投稿数 | 299件 |
フォロワー | 1.1万人 |
パーソルキャリア株式会社
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さまざまな人材サービスを提供しているパーソルキャリア株式会社では、新卒を対象としたInstagram採用を行っており、選考情報はもちろん、従業員の働く様子や社風などについても発信しています。
ストーリーでは求職者の質問に対して積極的に回答しており、ハイライト機能を活用するといった工夫も見られます。
また、複数のフィード投稿をつなぎ合わせて一つの画像にするといった工夫もされており、アイディアに富んだアカウントです。
アカウント | パーソルキャリア 新卒採用 |
投稿数 | 201件 |
フォロワー | 2418人 |
まとめ
本記事をまとめると、以下のようになります。
- Instagram採用とは、文字通りInstagramを活用して行う採用活動のこと
- Instagram採用を行うことで、情報をわかりやすく伝えられたり、自社の魅力をアピールできたりするといったメリットが期待できる
- Instagram採用は、十分なリソースが必要だったり、企業イメージを低下させる可能性があったりするといったデメリットもある
- Instagram採用を成功させるためには、継続的に運用したり投稿内容を統一したりすることが大切
Instagram採用を行うことで、さまざまな効果が期待できます。
しかし、成功させることは決して容易ではないため、しっかりと事前に運用体制を整えておくことが大切です。
Instagram採用を取り入れる際には、ぜひ本記事でご紹介した内容を参考にしてみてください。
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