インスタグラム広告の中でも、ついつい読んでしまい目を引く、漫画広告。
「インスタグラムに漫画広告を出したい」
「漫画広告の効果を知りたい」
そんな会社も多いのではないでしょうか。
本記事では、漫画広告の種類や企業の成功実例、効果的な漫画広告の特徴について解説しています。
インスタ広告をまだ詳しく知らないという方は、是非「インスタ広告とは？メリットと費用を詳しく解説」にも目を通してみてください。
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インスタでよく目にする漫画広告とは？
インスタグラムの漫画広告は、一般的な画像の広告よりも効果が得られやすいといわれています。
なぜなら漫画広告は、広告感が少なく、ユーザーに受け入れられやすいからです。
また、漫画にすることで内容が伝わりやすいという効果もあります。
広告の種類も1種類ではないので、目的にあった広告を選択することが可能です。
漫画広告の種類
インスタグラムには漫画広告専用の出稿方法は存在しません。
また、インスタグラムに存在する広告手段は複数あり、それに応じて漫画コンテンツを最適化させる必要があります。
漫画広告を出稿できる形式には、以下の4つがあります。
②動画形式
③ストーリー形式
④カルーセル形式
画像形式
画像形式の広告は、画像1枚とテキストで配信する方法です。
インスタでは1番利用されているフォーマットです。
フォローしているアカウントの投稿に紛れて配信されるので、認知してもらいやすい形式になっています。
他の投稿と並んでいても、目を引くようなインパクトのある画像にすることが大事です。
動画形式
動画形式の広告は、動画とテキストで配信する方法です。
画像形式と同様に、フォローしているアカウントに紛れて配信されます。
自動で動画が再生されるため注目されやすいところがポイントです。
ストーリー形式
ストーリー形式の広告は、ストーリーズに動画か画像で配信する方法です。
フォロー中のアカウントのストーリーに紛れて配信されます。
ストーリーズは画面一面に表示されることが特徴です。
そのため、広告も画面一面に表示させられるところがポイントになります。
カルーセル形式
カルーセル形式の広告は複数の画像や動画で配信する方法です。
カルーセル形式は、複数の画像をスワイプして見ることが出来るので、漫画アプリの閲覧方法とも似ているため漫画広告と相性が良いと言われています。
インスタ広告について詳しい情報は、「【担当者必見】インスタ広告の種類を徹底解説！」でも解説をしています。
漫画広告にすることのメリット
画像の広告ではなく、漫画広告にすることのメリットは、大きく3つあります。
①商品理解がしやすいこと
1つ目は、商品理解がしやすいことです。
漫画にはストーリー性があるので、ユーザーの興味も高まり、内容が入ってきやすいです。
キャラクターのセリフや状況によって分かりやすく商品の情報も伝えることが出来ます。
②比較的手間がかからない
2つ目は、比較的手間がかからないことです。
実在の人物を起用した場合、スケジュール調整や撮影などの手間がかかります。
漫画はそれらの手順が省けるので比較的手間がかからないと言えます。
③リスクが少ない
3つ目は、リスクが少ないことです。
インフルエンサー起用でありがちな事は、スキャンダルや炎上などが挙げられます。
1度そのようなことがあると、商品イメージやブランドイメージにも悪影響を及ぼす可能性が高いです。
漫画広告は、そのような事が起きないのでリスクを極力減らすことが出来ます。
漫画広告の出し方
漫画広告を出稿するためには3つの手段があるので、それぞれご説明します。
社内で完結出来るか・委託するかによって出稿までのステップが変わりますので、要チェックです。
インスタ広告の出し方については、「【2022年最新版】インスタ広告の出し方完全ガイド！」でも詳しく解説しています。
①自社でオリジナルキャラクター漫画の作成
1つ目は、自社でオリジナルキャラクター漫画を作成する事です。
この方法は、全て会社内で完結させることで、著作権などを気にする必要がなくなります。
自由度が高くクリエイティブな漫画が作成可能で、自社内で全てを担って1から考えるため細かい部分まで拘ることが出来るといったメリットがあります。
一方で、漫画作成の経験がない方がほとんどの為、クオリティの保証ができないという、デメリットがあります。
また、もし漫画作成経験者がいたとしても、詳細なターゲティングが必要になってきます。
オリジナル要素が高いからこそ、きちんとターゲット設定をし、それに沿ったキャラクター作りが必要になります。
インスタでは、「ユーザー属性ターゲティング」、「カスタムオーディエンス」、「類似オーディエンス」、「インタレストターゲティング」など精度の高いターゲティングが出来るので、それを活かせるように上手くターゲット設定をすることが重要です。
加えて、既存キャラクターの使用に比べて効果が出にくいので、内容の工夫や親しみやすいキャラクターなど、工夫が必要です。
固定のファン層がいないため、1から新たなファン層を作り上げる必要があります。
②既存キャラクターを使用した漫画作成
2つ目は、既存キャラクターを使用した漫画作成です。
既存キャラクターを使用することで、「影響力をそのまま商品に使用できる」、「親しみが持てることで、購買意欲が上がりやすい」というメリットがあります。
元々のキャラクターの人気があるので、広告を目にした時注目されやすく、親近感も湧きます。
ただ、使用は商品化契約となるため、版権契約が必要になる点が注意点です。
③漫画広告会社や漫画家インフルエンサーへの委託
3つ目は、漫画広告会社や漫画家インフルエンサーへの委託です。
自社で運用するよりもプロに任せることで効果が得られやすいです。
作者の固定ファンがいるので広告が注目されやすく、プロの漫画家や漫画広告会社は一定以上のイラストのクオリティが保証されていますので安心して任せることが出来ます。
漫画広告を利用した事例３選！
実際に漫画広告を利用した事例を3つご紹介します。
グラマラスパッツ×ババレオ
グラマラスパッツという着圧スパッツの夏バージョンの漫画広告です。
ストーリーはグラマラスパッツを愛用している主人公が”夏は蒸れる”という悩みを抱えている所から始まります。
そこから、コールドシェイプという夏バージョンのスパッツを手に入れ着用感に感動するという流れになっています。
悩みから解決までのストーリーは、ユーザーの共感が高まります。
新商品の魅力を主人公が感動しながら話しているので内容が伝わりやすいです。
参照：ババレオ(@babareo2) • Instagram写真と動画
DUO×rikka
黒DUOの漫画広告です。
そもそもDUOとは、ダブル洗顔が不要のクレンジングバームのことです。
子育てと仕事の両立で多忙な日々を送る主人公が、夏特有の悩みの一つである皮脂のテカリに効果的な黒DUOに出会うまでの流れが描かれています。
導入の多忙な日々のシーンやそれによる肌悩みへの共感が、購買意欲の増加に繋がります。
https://www.instagram.com/p/CSJzOMYlXAD/
明色化粧品DETクリア×RINGOMAN
ピーリングの漫画広告です。
DETクリアとは、お肌に優しい古い角質をオフするピーリングジェリーのことです。
毛穴の悩みあるあるの絵のあとに、毛穴の悩みを解決する商品として宣伝をしています。
主人公と自分を重ね合わせることで、ユーザーは感情移入しやすくなり、商品への興味も高まります。
https://www.instagram.com/p/CTWo9Bgn2yt/
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漫画広告出稿の際の注意点
漫画広告はユーザーの興味関心を高められる有効な手段ですが、出稿の際にはいくつか注意点があります。
インスタグラムの広告ポリシーに従う
1つ目は、インスタグラムの広告ポリシーに従うことです。
広告を運用する際に規約違反をしてしまうと出稿できなくなってしまう為、広告ポリシーに従い出稿しましょう。
・誤解を招く表現や値段を記載していないか
・リスクがある場合記載をしている
・広告のリンク先は機能していて内容が一致しているか
など、確認する必要があります。
インスタグラムの「広告規定」を事前によく確認しましょう。
ターゲティングをしっかり行う
2つ目は、ターゲティングをしっかり行うことです。
どんなに絵のクオリティが高いとしても、詳細なターゲティングを行わなければ商品の良さが伝わらず、顧客の獲得に繋げることが出来ません。
例えば、「東京住み30代前半の子育てと家事を両立している美容好きの女性」など、届けたい層を明確にすることで、より広告の効果を発揮することが出来ます。
「インスタ広告のターゲティング設定のコツ3つ！年齢や属性も解説」では、どのようにターゲティング設定すれば良いかコツを詳しく解説しています。
権利の確認を忘れない
3つ目は、権利の確認を忘れないことです。
特に既存のキャラクターを使用する時に注意が必要です。
著作権にも関わってくる為、必ず許可の確認をしましょう。
漫画広告にかかる費用の相場とは？
漫画広告にかかる費用は、依頼する範囲・モノクロかカラーか・依頼する漫画家の知名度によって大きく変わります。
①ストーリーを用意し、作画のみ依頼する場合
1ページあたり、
・モノクロ：1.5万円〜2.5万円
・カラー：2〜4万円
②ストーリーと作画を両方依頼する場合
1ページあたり、
・モノクロ：3〜5万円
・カラー：4〜6万円
ストーリーのみでも用意出来るのであれば、コストを抑えることが出来ます。
依頼する漫画家が有名であればあるほど上記の金額よりも値段は上がっていきます。
「インスタ広告にかかる費用や予算は？コスパよく運用する方法」では、より詳しい費用と予算を運用のコツと共に解説しています。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
・漫画広告は、一般的な画像の広告よりも効果が得られやすい
・カルーセル形式の広告と相性が良い
・漫画広告は実在の人物を起用しないため、手間がかかりにくい
・既存キャラクターの使用は版権契約が必要
・ユーザーの悩みを解決する流れの広告が効果的
漫画広告は「ユーザーの悩みを解決する流れ」という意味では、ストーリーに共通している部分もあります。
人の興味を引く構成やターゲティングを意識し、効果的な運用をしていきましょう。
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