「Instagram広告をどう始めればいいかわからない…」
「思ったほど効果が出ず予算だけ消化してしまう…」
「審査や入稿ルールでつまずいて時間を無駄にしたくない…」
このように、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
やり方次第で高い効果が見込めるインスタ広告。
ただし、出稿方法や種類も複数あるほか、ターゲット設定やフォーマットの選び方など、事前に知っておくべきポイントも少なくありません。
そこで今回は、2025年最新のインスタ広告の出稿手順から費用・効果的な運用コツまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

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インスタ広告とは?仕組みと特徴
Instagram広告とは、フィードやストーリーズ、リールなどに表示される有料広告のことを指し、企業が商品の宣伝や集客に活用しています。
ユーザーの興味や行動データをもとに、最適な相手に広告を届けられる仕組みが特徴です。
広告は自然な投稿形式で表示されるため、閲覧者に違和感を与えにくく、高いエンゲージメントが期待できます。
また、写真や動画を使ってブランドの世界観を視覚的に訴求できる点も強みです。

インスタ広告の効果・メリット
Instagram広告は、少ない予算でも効果を出しやすいSNS広告のひとつです。
視覚的な表現が中心でユーザーの関心を引きやすく、目的に合わせた広告運用が可能です。
Instagram広告は、とくに次のような点で優れています。
- ターゲティング精度が高く、狙った層にしっかり届く
- エンゲージメントが獲得しやすく、反応率が高い
- 写真や動画で世界観を直感的に伝えられる
- ユーザー投稿(UGC)と組み合わせやすい
- 少額から始められ、効果の検証も柔軟に行える

インスタ広告は個人でも配信・出稿できる?
Instagram広告は、個人でも配信・出稿が可能です。
ただし、広告を出すにはアカウントをビジネス用に切り替える必要があります。
なぜなら、広告の設定や効果測定などの機能は、ビジネスアカウントでのみ利用できるためです。
切り替えは無料で、数分あれば完了します。
投稿の宣伝ボタンが使えるようになり、ターゲットや予算の設定も柔軟に行えるようになるでしょう。
これから集客や販売を強化したいと考えているなら、まずはビジネスアカウントへの切り替えをおすすめします。
インスタ広告の出し方・出稿手順
Instagram広告の出し方には、主に3つの方法があります。
手軽に始められるものから、配信条件を細かく設定できる高度な方法まで、それぞれに特徴があります。
- Facebookページ
- Meta広告マネージャ
3つの出し方の中でも、詳細な設定が可能なのはMeta広告マネージャです。
目的に応じて最適な出稿手段を選ぶことが、広告効果を高めるポイントです。

1. Instagram
Instagramアプリから直接投稿を宣伝する方法は、初心者にも扱いやすく、数分で出稿まで完了できます。
以下が具体的な手順です。
1. プロフィールから宣伝したい投稿をタップ
2. 投稿下の「宣伝する」ボタンをタップ
3. 広告の詳細を入力
- 目標
- オーディエンス
- 予算
- 期間
4. Facebookアカウントとのリンク設定(リンク or スキップ)
5.「広告をプレビュー」をで表示を確認
6.「投稿を宣伝」をタップして出稿を完了
画像サイズは、8MBを超えないものが推奨されています。
出稿後はInstagramの広告ポリシーに基づいて審査が行われ、承認され次第、広告配信が開始されます。
この方法は、Instagram内での操作だけで簡単に広告が作成できるため、まず試してみたい方に最適です。

2. Facebookページ
FacebookページからもInstagram投稿を宣伝することが可能です。
Instagramとの連携が済んでいれば、同時に配信できるのが強みです。
出稿手順は、以下のとおりです。
1. Facebookページにログインし、宣伝したい投稿を探す
2. 投稿の右下にある「投稿を宣伝」をクリック
3. 広告の目的を選択する(自動 or 手動で設定)
4. 広告の詳細を入力する
- ターゲット層
- 合計予算
- 掲載期間
- 支払い方法
5. 内容を確認して「公開する」をクリック
「投稿を宣伝」ボタンが表示されない場合、その投稿は広告対象外である可能性があります。

3. Meta広告マネージャ
Meta広告マネージャでは、Instagram広告をより高度にカスタマイズできます。
配信先やターゲティング、予算管理など細かい調整が行えるので、成果を追求したい場合に最適です。
出稿は以下の4ステップで進めます。
- ステップ1:広告キャンペーンを作成
- ステップ2:予算・オーディエンス・配置を設定
- ステップ3:クリエイティブやリンク先を入力
- ステップ4:プレビュー・審査・配信を実行
それぞれの手順を、以下で詳しく見ていきましょう。
ステップ1:広告キャンペーンの作成
まずは、Meta広告マネージャを開いて「+作成」をクリックします。
はじめに、広告の目的を選択しましょう。
ビジネスのゴールに最も近いものを選ぶことで、配信の最適化につながります。
目的には以下のような種類があります。
- 認知度
- トラフィック
- エンゲージメント
- リード
- アプリの宣伝
- 売上
目的を選択すると、キャンペーンスコアが表示されることがあります。
このスコアは、広告キャンペーン・広告セット・広告クリエイティブがどれだけ最適化されているかを0〜100ポイントで示す指標です。

ステップ2:予算・オーディエンス・配置を設定
キャンペーンの基本情報に加えて、次の項目を順番に設定していきます。
- 予算:1日単位または全体予算で設定可能
- オーディエンス:自動推奨または地域・年齢・興味などで細かく指定
- 配置:「その他の設定を表示」からInstagramを選択
ただし、成果重視であれば、配置に関してはInstagramのみに絞るのではなく、「利用可能な配置をすべて含める」の選択が推奨されます。

ステップ3:広告クリエイティブを作成
広告のクリエイティブや遷移先を設定します。
- 表示名やプロフィールのアイコン
- クリエイティブ(見出し・本文テキスト・写真・動画)
- リンク先URL

ステップ4:プレビュー・審査・配信
すべての項目を入力したら、送信前にプレビューで表示を確認します。
問題がなければ広告を送信し、Metaの広告ポリシーに基づく審査を受けてください。
承認されると、Instagram上で広告の掲載が開始されます。
広告審査に落ちてしまう原因に関しては、インスタ広告で審査落ちする理由はたった5つ!をご覧ください。
インスタ広告の主な種類|フォーマットと配信面
Instagram広告で成果を出すには、フォーマットや配信面の選び方が重要です。
目的や商材に合った形式を選ぶことで、ユーザーの関心をより強く引くことができます。
Instagram広告のフォーマットは以下の4種類です。
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
また、広告の配信面は以下の5種類です。
- Instagramフィード
- Instagramストーリーズ
- Instagramリール
- Instagram発見ホーム
- Instagram発見タブ
それぞれのフォーマットや配信面の特徴に関しては、関連記事の【担当者必見】インスタ広告の6種類を徹底解説!こちらも合わせてご覧ください。
インスタ広告のターゲット設定とは?
Instagram広告では、ターゲティングの精度が広告効果を大きく左右します。
基本設定に加えて、特定のユーザーや類似傾向のある層にも配信が可能です。
ここでは、Instagram広告のターゲット設定について、以下の3つの方法に分けて解説します。
- 基本のターゲティング
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス

1. 基本のターゲティング
広告の効果を高めるには、誰に届けるかを明確にする「基本のターゲティング」設定が重要です。
Instagramでは、広告セット作成時にオーディエンスを細かく設定でき、狙った層へのアプローチが可能になります。
たとえば、以下の条件をもとに配信対象を絞り込めます。
- 年齢、性別、居住地などの基本データ
- 興味・関心、行動履歴、ページとのやり取り
- デバイスの種類や通信環境、旅行傾向など
これらを活用することで、興味のないユーザーへの無駄な配信を避け、より効果的に広告を届けられます。
2. カスタムオーディエンス
過去に自社と接点のあったユーザーに再アプローチしたい場合は、「カスタムオーディエンス」の活用が効果的です。
Metaのプラットフォーム上にいる既存顧客をもとに、広告の配信対象を指定できる機能です。
作成元としては以下のようなデータが利用できます。
- ウェブサイト訪問者やアプリ利用者
- メルマガ登録者などのカスタマーリスト
- Instagramアカウントや動画視聴者、イベント参加者など
これにより、見込み度の高い層に無駄なく広告を届けることが可能です。
さらに、カスタムオーディエンスをもとに類似オーディエンスも作成できるため、広告の広がりも期待できるでしょう。
3. 類似オーディエンス
広告の新規拡大を狙うなら、「類似オーディエンス」の活用が効果的です。
これは、既存顧客に似た特性を持つユーザーに広告を届ける機能で、関心度の高い層へ効率よくリーチできます。
Metaのシステムは、以下のような情報をもとに似た傾向のユーザーを抽出します。
- ソースオーディエンスの属性や行動履歴
- 興味・関心、デバイスの利用傾向など
オーディエンスのサイズは1〜10%の範囲で調整でき、マッチ度を高めるには小さな割合を選ぶのがポイントです。

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インスタ広告を配信する目的
Instagram広告は、目的に応じて配信内容や成果指標を柔軟に設計できるのが特徴です。
ブランド認知から購買促進まで、広告で何を達成したいのかを明確にすることで、効果的な運用につながります。
Instagram広告の代表的な目的は次の6つです。
- 認知度:ブランドや商品を広く知ってもらう
- トラフィック:ウェブサイトやLPへのアクセスを増やす
- エンゲージメント:投稿へのいいね・コメント・保存を促す
- リード:お問い合わせや資料請求などの見込み顧客を獲得する
- アプリの宣伝:インストールや利用促進を図る
- 売上:ECサイトなどでの購入を促進する

インスタ広告の費用の相場と課金形態
Instagram広告は、目的や運用方法によって費用が大きく異なります。
たとえば、自社で運用すれば数百円からスタートできますが、運用効果を実感するためには月額10万円以上が広告費の目安です。
課金の仕組みは以下の3種類が一般的です。
- インプレッション課金(CPM):表示回数に応じて課金
- クリック課金(CPC):リンククリックごとに課金
- 再生数課金(CPV):動画が一定時間視聴された場合に課金
予算や目標に合わせて、最適な課金形態と運用体制を選ぶことが成功のカギとなるでしょう。
また、広告代理店に依頼する場合は、広告費の20%が手数料の相場とされており、広告費に応じて変動します。
広告費用を事前にチェックする方法や費用対効果を上げるコツは、関連記事のインスタ広告の費用相場は?一日の予算や費用対効果も解説!こちらも合わせてご覧ください。
インスタ広告の効果的な出し方・運用のコツ
Instagram広告で成果を上げるには、出稿後の運用設計も大切です。
やみくもに配信するのではなく、戦略的に設計することで広告効果が大きく変わります。
ここでは、運用時に押さえておきたい以下の5つのコツを解説します。
- 明確なターゲット設定を行う
- クリエイティブとコピーにこだわる
- 適切な予算・配信スケジュールを決める
- UGCや既存投稿も活用する
- 効果測定とPDCAを徹底する
インスタグラムマーケティングを成功に導くためのヒントにしてください。
1. 明確なターゲット設定を行う
広告配信で成果を出すには、「誰に届けるか」を明確にすることが欠かせません。
ターゲティングが曖昧だと、関心の薄いユーザーに届いてしまい、費用対効果が下がるおそれがあります。
Instagram広告では、基本的な属性設定に加えて、カスタムオーディエンスや類似オーディエンスなど高度なターゲティング手法も活用可能です。
これらを適切に使い分ければ、広告の精度が上がり、限られた予算でもしっかり成果を出しやすくなるでしょう。
2. クリエイティブとコピーにこだわる
広告の成果を左右する大きな要因が、クリエイティブとコピーです。
どれだけターゲティングが適切でも、見た目や言葉に魅力がなければユーザーの心は動きません。
ユーザーの反応を引き出すには、以下のような工夫が有効です。
- 冒頭で目を引くキャッチコピーを入れる
- 商品の使用シーンやメリットを具体的に伝える
- ブランドの世界観に合ったビジュアルを使う

3. 適切な予算・配信スケジュールを決める
Instagram広告でムダな出費を防ぐには、予算と配信スケジュールの設計が欠かせません。
やみくもに出稿するのではなく、目的に応じて最適な組み立てを行うことで、効果的な運用が可能になります。
たとえば、以下のような工夫がポイントです。
- 少額からテスト配信を行い、成果を見て調整する
- 特定の曜日や時間帯に絞って配信する
- イベントやキャンペーン期間に合わせて集中投下する
限られた予算でも成果を出すには、配信内容やタイミングを綿密に設計する必要があります。
4. UGCや既存投稿も活用する
広告に信頼感を持たせるには、UGC(ユーザー生成コンテンツ)や既存の投稿を活用するのが効果的です。
企業発信のコンテンツよりも、リアルな使用感や口コミのほうが共感を得やすいため、広告反応率の向上につながります。
たとえば、次のような工夫がおすすめです。
- 購入者のレビュー投稿を広告素材として再活用する
- 人気の高い既存投稿をそのまま宣伝に使う
- タグ付き投稿やストーリーズを広告に転用する

5. 効果測定とPDCAを徹底する
Instagram広告で成果を高めるには、配信後の効果測定と改善の繰り返しが大切です。
ただ投稿するだけでは成果が見えず、改善のヒントも得られません。
次のようなPDCAサイクルを意識すると、精度の高い運用につながります。
- CTR(クリック率)やCVR(コンバージョン率)を定期的に確認する
- 成果が出たクリエイティブをもとに新しい広告を試す
- ターゲットや配信時間を柔軟に見直す

インスタ広告の運用代行会社の選び方
Instagram広告を外注する際は、代行会社の選定が成果を大きく左右します。
単に実績があるだけでなく、自社との相性やサポート体制も重要な判断基準です。
ここでは、選び方のポイントを5つに分けて解説します。
- 実績・事例が豊富か
- 運用体制とサポート内容が明確か
- 費用体系や手数料がわかりやすいか
- レポートや改善提案がしっかりしているか
- コミュニケーションが取りやすいか
自社の目的や体制に合ったパートナーを見極めることが、運用成功のカギを握ります。
1. 実績・事例が豊富か
信頼できる運用代行会社を選ぶうえで、まず確認すべきなのが実績と事例の豊富さです。
これまでに多様な業界で成果を出している会社であれば、自社に合った運用プランも柔軟に提案してくれる可能性が高まります。
とくに注目すべきポイントは、次のとおりです。
- 自社と同業種の実績があるか
- どのような成果を出しているか明記されているか
- 公開されている事例が最新で具体的かどうか

2. 運用体制とサポート内容が明確か
スムーズに運用を進めるためには、代行会社の体制やサポート内容が明確であることが重要です。
担当者が不明確だったり、サポートが不十分であったりすると、トラブル時に対応が遅れて成果にも影響が出かねません。
契約前に以下の点を確認しておきましょう。
- 専任の担当者がつくかどうか
- 運用開始後の対応フローや相談体制が明記されているか
- チャットや電話など連絡手段が複数あるか
サポート体制が整っていれば、安心して任せられ、継続的な改善にもつなげやすくなります。
3. 費用体系や手数料がわかりやすいか
Instagram広告の運用代行を依頼する際は、費用体系や手数料が明確であるかを必ず確認しましょう。
料金設定が不透明だと、予算オーバーや想定外のコスト発生につながるおそれがあります。
次の点を事前にチェックしておくと安心です。
- 手数料は広告費の何%か(相場は15〜25%)
- 初期費用や最低出稿金額が設定されているか
- 成果報酬型・月額固定型など、プランの種類が明記されているか

4. レポートや改善提案がしっかりしているか
成果を継続して伸ばすには、代行会社からのレポートと改善提案の質が欠かせません。
数値を並べるだけの報告では課題が見えにくく、次の一手も定まらない恐れがあります。
契約前にチェックすべきポイントは以下のとおりです。
- KPIごとの推移と要因分析が明示されるか
- 改善案が時系列で提示され、実行サポートも含むか
- 定例ミーティングで施策を共有し、PDCAを回せるか

5. コミュニケーションが取りやすいか
運用代行を依頼するうえで、スムーズなコミュニケーションが取れるかどうかは非常に重要です。
連絡が取りづらい相手では、施策の見直しやトラブル対応が後手に回り、成果にも悪影響を及ぼしかねません。
以下のような点を事前に確認しておくと安心です。
- 担当者と直接やり取りできる体制か
- 返信スピードや相談のしやすさに不安がないか
- チャット・電話・オンライン会議など複数の連絡手段に対応している
対応が早く相談しやすい相手ほど、信頼関係を築きやすく、長期的な運用も円滑に進められるでしょう。
まとめ
インスタ広告の出し方・出稿方法や種類、費用相場、運用のコツ、代理店の選び方などを解説しました。
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- インスタ広告は目的に応じて、写真・動画など複数のフォーマットから選べる
- 出稿方法は、Instagramアプリ・Facebookページ・広告マネージャーの3通りがある
- 課金形態は主にCPM、CPC、CPVの3種類があり、目的に応じて使い分ける
- 成果を上げるには、ターゲティングやクリエイティブ、配信スケジュールの工夫が重要
- 運用代行会社を選ぶ際は、実績やサポート体制、レポートの質などを比較検討する
効果的なインスタ広告運用には、目的に応じた設計と継続的な改善が欠かせません。
最適な方法を見極め、自社に合った活用法を見つけていきましょう。
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