「TikTokは普段見るだけのために利用していて、使い方がよくわからない」
「自社でTikTokの運用をしたい。編集は簡単にできるのだろうか?」
このようにTikTokの導入を検討し、TikTokの使い方について知りたい方も多いのではないでしょうか。
TikTokは拡散力が強いSNSで、マーケティングに活用する企業が増えています。
加えて、YouTubeやInstagramなどに比べると、競合もそう多くありません。
そのため、企業にとっては、積極的に活用すべきSNSと言えます。
今回は、TikTokの運用を検討中の方に向けて、TikTokの使い方や動画編集方法などを解説します。
本記事は、TikTokフォロワー数18万人のアカウントけんちゃん(あるごめとりい)を運用するマーケドリブン編集部が執筆しています。
確かなノウハウをもとにTikTokの使い方をまとめているため、ぜひ参考にしてください。
TikTokの使い方|登録方法5ステップ
TikTokを運用すると、自社メディアからリアルタイムで自由に情報を発信できるようになり、より効率的に集客できるのがメリットです。
自社商品やブランドの宣伝活動が行える他、他のSNSとも連携も可能です。
TikTokのビジネスアカウントは、以下の5ステップで登録・開設が可能です。
- TikTokアプリをダウンロード
- 「マイページ」から登録をクリック
- SNSアカウント・メールアドレス・電話番号のいずれかを入力
- マイページ右上の「…」から「アカウント管理」をクリック
- 「プロアカウントに切り替える」から「ビジネスアカウント」を選択
TikTokビジネスアカウントについてより詳しく知りたい方は、関連記事のTikTokビジネスアカウントの作成方法・メリットを完全解説!も合わせてご覧ください。
TikTokの使い方|撮影機能
TikTokは、縦型画面で撮影して、手軽にそのまま投稿まで行えるのが魅力です。
撮影機能の使い方は、以下の3ステップでスピーディに行えます。
- ホーム画面の「+」ボタンをクリック
- 動画の尺を「15秒・60秒・3分」からスライドして選択
- 中央の赤いボタンをタップして撮影する
TikTokアプリ内で動画を作成するだけでなく、あらかじめ撮影・編集した動画を投稿することも可能です。
「+」をクリックした後に右下にある「アップロード」から動画を選択できます。
関連記事のTikTokのバズる撮り方5選!ジャンル別に解説や【1から解説】TikTok動画の作り方完全ガイドも、ぜひ参考にしてください。
TikTokの使い方|編集機能
TikTokでは撮影した動画を、アプリ上でより魅力的に見栄えよく編集できます。
動画を撮影・選択した画面から、編集が可能です。
ここでは、以下の3つの編集機能について、それぞれの使い方を解説します。
- テキスト
- エフェクト
- フィルター
編集機能は、慣れると数分程度で作業でき、完成度の高いTikTokの動画コンテンツが作れますので、ぜひご活用ください。
1. テキスト
TikTok動画にテキストを入れることで、より視覚的にユーザーの興味を惹きつけることができます。
また、伝えたいことをテキストで強調することで、ユーザーの頭に残りやすくなることも特徴です。
テキストの使い方は以下を参考にしてください。
- 編集画面右上の「Aa」をクリック
- 文章を入力
- フォントやカラーなどを選択
下線や音声読み上げなどを、必要に応じて選択することも可能です。
音声読み上げ機能について詳しく知りたい方は、TikTokの音声読み上げ機能とは?使い方やメリットを解説!を参考にしてください。
2. エフェクト
エフェクトを使用すると、TikTokコンテンツに独自の世界観をプラスできます。
その他、トレンド風に編集することも可能で、幅広く活用しやすいおすすめの機能です。
エフェクトの使い方も、とてもシンプルで以下の通りです。
- 画面下部の「エフェクト」をクリック
- 好きなエフェクトを選択
- エフェクトが入った動画を確認して保存
エフェクトを活用しておしゃれな動画を制作し、他社との差別化につなげましょう。
3. フィルター
フィルターは、肌の色合いや輪郭などをより美しく見せることができる機能です。
フィルターの使い方は、以下の2ステップです。
- 編集画面右上の「フィルター」をクリック
- 好きなフィルターを選択
特に、美容系コンテンツに活用できます。
メイク動画やスキンケアの紹介などは、フィルター機能を上手く使いこなすことが、再生回数アップのコツです。
TikTokの使い方|投稿機能
動画撮影・編集と合わせて、TikTokのもう1つのメイン機能が動画投稿です。
使い方は、以下の手順を参考にしてください。
- 動画編集画面の下部の「次へ」をクリック
- 投稿のキャプションを入力する
- 動画のカバーを選ぶ
- ハッシュタグや必要に応じてメンションなどを追加する
- コメントやデュエットの設定を行う
- 「投稿」をクリックする
キャプションは、シンプルで分かりやすい文章を考えることがポイントです。
また、カバーは動画のサムネイルとなるため、最も注目してほしいポイントに設定しましょう。
TikTokの使い方|フォロー・いいね・基本機能
TikTokは、フォローやいいね、コメントなどのユーザーからの反応を得やすいプラットフォームです。
以下の基本機能の使い方を押さえて、ユーザーとのコミュニケーションやマーケティングに活用しましょう。
- フォロー
- いいね
- コメント
- 保存
- シェア
ここでは、各機能の使い方の詳細を説明します。
1. フォロー
興味のあるアカウントをはじめ、関連性のある企業アカウントなどをフォローする際には、次の2ステップで簡単にフォローできます。
- フォローしたいアカウントのプロフィールページを開く
- 「フォロー」ボタンをクリック
解除したい時は、メッセージ横の人アイコンの「✓」ボタンをクリックします。
2. いいね
気に入ったTikTok動画にいいねをしたり、いいねをしてくれたアカウントにお返しをしたりという使い方ができます。
いいねは画面右側にあるハート―マークをクリックするのみです。
また、動画をダブルクリックして、いいねをする方法もあります。
間違えていいねをつけてしまった場合は、もう一度ハートマークを押すといいねを取り消すことが可能です。
3. コメント
コメントの返信をしたり、自社の商品を紹介してくれた動画にコメントしたりして、ユーザーとのコミュニケーションに使えます。
TikTokのコメントの書き方は、以下を参考にしてください。
- 動画の「コメント」をクリックする
- 表示画面下に、コメントを入力する
- 矢印ボタンを押して送信する
TikTokアカウントでは、コメントについてオン・オフの設定が可能です。
4. 保存
TikTokで参考になる投稿や自社商品の関連動画などは、保存機能を活用して後で繰り返し視聴できます。
保存機能の使い方は以下の通りです。
- 保存したい投稿を開く
- 画面右側のコメント下にある保存ボタンを押す
保存した投稿は、以下の手順で確認できます。
- プロフィールページを開く
- 動画一覧上のセーブボタンを押す
5. シェア
自社商品を紹介してくれたユーザーの動画や気に入った動画を、他のSNSでもシェアすることが可能です。
シェアの手順は以下の通りです。
- 動画の右側にある「シェア」をクリックする
- シェアする方法やシェアする人を選択する
- 各方法の手順に沿って操作する
また、「シェア」をクリックした後に、下段にあるボタンを押して「ダウンロード」することもできます。
自社のコンテンツを、他人がダウンロードできないよう設定することも可能です。
TikTokの使い方|楽曲機能
楽曲選びはTikTok動画を作成するうえで、大変重要なポイントです。
トレンド曲や動画に合う楽曲を選ぶことで、バズりやすくなります。
TikTokの楽曲は、以下の手順で利用できます。
- ホーム画面の「+」ボタンをクリック
- 画面上部の「楽曲を選ぶ」をクリック
- 楽曲を検索して再生してみる
- 動画に使用する場合は「チェックマーク」をクリックする
動画を撮影した後に楽曲を追加する場合は、画面下部の「楽曲」をクリックすればOKです。
また、楽曲をセーブしたい場合は、再生した後にブックマークをすることもできます。
注意点としては、TikTokではCD音源の使用をはじめ、アニメや映画からの音声の使用は、著作権侵害にあたります。
告訴されると、多額の賠償金を支払わなければなりません。
リスクを避けるためにも、TikTokの公式音源を利用するのがおすすめです。
TikTokの使い方|ハッシュタグ
InstagramやTwitterと同じように、TikTokでもハッシュタグを利用して、より多くのユーザー流入につなげることが可能です。
ここでは、TikTokのハッシュタグの効果的な使い方を、以下の3つに分けて解説します。
- 動画の内容に合うハッシュタグ使う
- 人気のハッシュタグを使う
- ミドルワードのハッシュタグを狙う
1. 動画の内容に合うハッシュタグ使う
ハッシュタグで検索するユーザーは、関連性の高い内容の動画を求めています。
そのため、トレンドのキーワードだからと言って、全く関係のないハッシュタグを使用しても意味がありません。
動画の内容とリンクするハッシュタグを使いましょう。
2. 人気のハッシュタグを使う
視聴回数の多い人気ハッシュタグやトレンドハッシュタグを参考に、企画案を練るのも1つの手です。
例えば、アパレル企業なら人気ハッシュタグの「店員あるある」のネタを考えると、多くの人に見てもらえる可能性が高まります。
自社のジャンルで、どのようなハッシュタグが多く視聴されているかをリサーチするとよいでしょう。
3. キーワードのバランスを考える
ハッシュタグは、閲覧数が多いものばかりを使用すればいいというわけではありません。
競合が多すぎると、視聴回数がまったく伸びないケースもあります。
ハッシュタグの使い方としては、バランスを考えることがポイントです。
閲覧数が100万件以上などのビッグキーワードだけではなく、10万件程度のミドルキーワード、もっと小さなスモールキーワードを組み合わせましょう。
TikTokの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。
- 株式会社ジンジブ
- THL専門学校
株式会社ジンジブ
株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。
- 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
- 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
- 先輩にいきなり弊社の選考に落ちたらどうしますか?と聞いてみた!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。
THL専門学校
THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。
- ブライダル学生あるある
- 飛行機に持ち込んでいい?or 悪い?持ち物3選!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。
運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万、フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。
まとめ
TikTokの動画撮影や編集、投稿機能などの使い方について解説しました。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- TikTokはあらかじめ撮影・編集した動画でも投稿できる
- 動画はアプリ上で簡単にエフェクトやフィルターなどの編集が行える
- サムネイルは投稿する直前にカバー動画を選べる
- TikTokの動画は他のSNSにシェアすることもできる
- ハッシュタグは閲覧数の少ないスモールキーワードも入れる
TikTokの基本機能の使い方は、難しくはありません。
慣れると撮影から編集、投稿までスピーディに行えます。
TikTokの使い方を覚え、自社商品やブランドの販売促進や認知度拡大に活用していきましょう。
株式会社pamxyのTikTok運用代行
株式会社pamxyでは、TikTok運用代行サービスを行っています。
実際に弊社で運用しているアカウントは、累計フォロワー33万人、TikTok内コンテストで2度優勝、TikTok公式クリエイターに認定されています。
アカウント運用の中で培われたノウハウを生かして、SNS累計登録者120万人超のプロのSNSマーケターがTikTok運用を一からサポートします。
「認知度・ブランディングを高めたい」「TikTokを活用してターゲット層にリーチさせたい」「新商品をPRしたい」といった様々な場面におけるニーズにお答えします。
まずは無料相談でサービスの詳細、メリット、活用事例、成功事例、ご利用プランについてお伝えします。
ぜひお気軽にご相談ください。
下記フォームよりお申し込みください。
マーケター募集中
pamxyでは累計160万人超のフォロワーを擁するIP事業で培った、SNSや運用型広告における圧倒的知見を惜しみなく活用し、マーケティングのコンサルティング事業を行っています。
YouTube・TikTok・Instagram・TwitterなどのSNSマーケティングおよび運用型広告支援においては、スタートアップから上場企業まで多くの業界・規模の企業様のご支援実績があります。
マーケティング経験者はもちろん、
未経験の方でもご興味があればぜひ下記からご応募くださいませ。