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【2024年最新】TikTokユーザーの年齢層|日本・世界を比較

「TikTokのメインユーザーの年齢層は?」
「TikTokユーザーの年齢層を把握して、自社のターゲット層と合うか知りたい」
「世界のTikTokの年齢層は日本と同じ?」

このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

TikTokは、月間10億人ものアクティブユーザーを誇ります。世界のトレンドを牽引するSNSと言っても過言ではありません。

国内外で集客するために、TikTokの運用を検討する企業も増えています。

しかし、TikTokの年齢層と自社ブランドのターゲット層が合わなければ、運用する意味はありません。

今回はTikTokユーザーの年齢層について、日本や世界を比較しながら解説します。

最新のTikTokユーザーの年齢層を把握したい方は、ぜひ参考にしてください。

編集部
この記事は、TikTokフォロワー数19万人のけんちゃん(あるごめとりい)を運営するマーケドリブン編集部が監修する記事です。

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TikTokユーザーの年齢層【日本】

日本のTikTokユーザーの年齢層

TikTokは、若い世代を中心に人気が高まったSNSです。

しかし、最近では徐々に年齢層が広がってきていることが特徴です。

2022年に公開されたデータでは、TikTokの日本人ユーザー数は、約1,630万人となっています。

世界154のTikTok利用国のうち、日本のユーザー数は18番目に多い状態です。

【日本のTikTokユーザーの年齢層】

年齢層 男性 女性 合計
10代 約11% 約13% 約24%
20代 約13% 約11% 約24%
30代 約11% 約6% 約17%
40代 約9% 約5% 約14%
50代 約6% 約5% 約11%
60代 約6% 約4% 約10%

日本でもっともTikTokを使用しているのは、10代の女性と20代の男性です。

ただし、親世代との情報共有などにより年齢層は幅広く拡大しつつあり、40代から60代にかけても10%を超えるユーザーがいます。

そのため、日本のTikTokユーザーの平均年齢は、ミドル層に近い約34歳です。

日本のTikTokの人気コンテンツを知りたい方は、関連記事のTikTokの人気ジャンル9選!成功アカウント事例も紹介も合わせて、ご確認ください。

 

TikTokユーザーの年齢層【世界】

世界のTikTokユーザーの年齢層

TikTokは世界154ヵ国・75の言語で利用されているグローバルなSNSです。

2023年1月には、TikTokの広告は地球上の全人口の約13%にリーチ、全インターネットユーザーの約20%にリーチしたという統計データが出ています。

TikTokを活用することで、世界を視野に入れて自社ブランドの集客を行うことも夢ではありません。自社コンテンツに海外ユーザーを呼びこんだり、海外市場に広告を出したり、可能性は無限に広がります。

しかし、日本と世界では、TikTokユーザーの年齢層がまったく同じというわけではありません。

【世界のTikTokユーザーの年齢層】

  • 18~24歳:約39%
  • 25~34歳:約32%
  • 35~44歳:約16%
  • 45~54歳:約8%
  • 55歳以上:約5%

世界のTikTokユーザーは18歳〜34歳までがもっとも多く、日本より年齢層が低いことが分かります。

また、国によっても、TikTokの年齢層は異なります。

ここでは、下記の5カ国についてTikTokの年齢層を紹介します。

  • 中国
  • アメリカ
  • イギリス
  • フランス
  • シンガポール

 

中国

中国版のTikTokは、海外版よりも機能が進化していることが特徴です。マネタイズ機能が充実していて、ライブコマースも導入されています。

TikTokが生まれた国だけあって世界でもっとも利用者数が多く、アクティブユーザー数は約6億人です。

【中国のTikTokユーザーの年齢層】

  • 23歳以下:約20%
  • 24~30歳:約29%
  • 31~35歳:約34%
  • 36~40歳:約15%
  • 40歳以上:約11%

中国では、約3分の1のユーザーが26歳以下と年齢層は低い傾向にあります。

また、40歳未満が約9割を占め、中高年層にはほぼ浸透していません。

中国では、女性には美容・コスメやファッション、育児などのコンテンツが人気です。

男性には、ゲームや軍事関連のコンテンツが高い注目を集めています。

編集部
中国のTikTokは『douyin』と呼ばれており、国内での大ヒットを経て世界版のTikTokが生まれました。

 

アメリカ

アメリカには、約1億1330万人のTikTokのアクティブユーザーがいます。中国に次ぎ、世界で2番目に多く利用されています。

一早くTikTokの収益化が始まっているアメリカのユーザー層は、日本とはどのような違いがあるのでしょうか。

【アメリカのTikTokユーザーの年齢層】

  • 10代:約32%
  • 20代:約30%
  • 30代:約16%
  • 40代:約14%
  • 50代以上:約7%

アメリカでもっとも多いTikTokユーザーの年齢層は10代です。日本よりも10代のユーザーは約8%、20代のユーザーは約6%多いと言えます。

一方で、50代以上のユーザーが日本では約21%いるのに対して、アメリカでは約7%と少ないことが特徴です。

アメリカでは、日本よりもさらに若い人向けのコンテンツの人気が高いと言えるでしょう。

ゲームや映画などのエンターテイメントをはじめ、フィットネスやスポーツコンテンツも人気です。

 

イギリス

イギリスでのTikTokのアクティブユーザー数は約2,340万人です。最近では、情報収集ができるツールとして、TikTokを活用する若者が増えています。

【イギリスのTikTokユーザーの年齢層】

  • 13~24歳:約43%
  • 25~34歳:約34%
  • 35~44歳:約13%
  • 45~54歳:約6%

イギリスでは、34歳以下のユーザーが全体の約8割を占めています。中でも13〜24歳の女性ユーザーがもっとも多いことが特徴です。

人気コンテンツはテクノロジーや不動産、美容などで、幅広いジャンルのビジネスがTikTokでのマーケティングに成功しています。

また、小さなビジネスにおいては、アパレルやアートも人気です。

 

フランス

フランスのアクティブユーザーは約1930万人で、日本よりも少し多いと言えます。

フランス人の1日のTikTok平均利用時間は24分で、Facebookやインスタグラムよりも多いことが特徴です。

【フランスのTikTokユーザーの年齢層】

  • 13~17歳:約38%
  • 18~24歳:約37%
  • 25~34歳:約20%
  • 35~44歳:約4%

フランスでは、24歳以下のユーザーが全体の7割以上を占めています。日本と比べて年齢層が低く、35〜44歳までのユーザーはわずか4%です。

フランスでは、エンターテイメントをはじめ、美容・メイク、スポーツなどが人気のコンテンツとなっています。

 

シンガポール

シンガポールでも多くの企業がTikTokに参入し、マーケティングを展開しています。シンガポールでのTikTokのユーザー数は約240万人です。

【シンガポールのTikTokユーザーの年齢層】

  • 18歳以下:約20%
  • 19~25歳:約33%
  • 26~32歳:約29%
  • 33~39歳:約12%

19歳〜32歳までのユーザーが全体の6割以上を占めています。

人気コンテンツは、エンターテイメントやファッションなどです。

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TikTokの年齢層から紐解く人気の業界5つ

TikTokの年齢層:人気の業界5つ

世界各国で、TikTokユーザーの年齢層には違いがあります。しかしながら、10〜20代のユーザーはどこの国も共通して多いことが特徴です。

近年需要が高く、2023年にも伸びが予想される業界・ジャンルは以下の通りです。

  • 教育
  • スポーツ
  • 食品・料理
  • ファッション
  • IT

具体的にどのようなコンテンツが人気なのか、企業の活用方法などを解説します。

 

教育業界

TikTokはエンターテイメントの枠を超え、さまざまな情報収集ができる柔軟性の高いプラットフォームになりつつあります。

若者にとってTikTokは、楽しむ以外にも勉強する、リサーチするなど、さまざまな活用方法があるのです。

近年、世界中で教育系コンテンツが増えており、10〜20代の若い層に役立つコンテンツが人気を博しています。

たとえば、英語や数学の勉強方法のポイントをはじめ、歴史や経済の紹介などです。

教育業界に携わる企業は、ショート動画で役立つ知識を共有するコンテンツの作成をしたり、教育系インフルエンサーを起用したりすることが可能です。

https://www.tiktok.com/search?q=%E8%8B%B1%E8%AA%9E&t=1678229862635

 

スポーツ業界

サッカーや格闘技のハイライト動画をはじめ、スポーツあるあるなどのコンテンツが多く視聴されています。

スポーツは幅広い年齢層に人気があり、若い層だけではなくミドル層や中高年層も取り入れやすいことが特徴です。

企業としては人気のインフルエンサーを起用して、商品のPRを依頼することができます。

また、スポーツに関するあるあるコンテンツの作成や、アスリートとのコラボといったコンテンツ作成をするのもおすすめです。

https://www.tiktok.com/search?q=%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84&t=1678230767449

 

食品業界

食に関するコンテンツは、TikTokでも安定した人気を誇ります。幅広い年齢層にリーチが可能で、コンテンツの企画も考えやすいジャンルです。

自社商品を使ったレシピ動画をはじめ、料理に関するお役立ち情報などを配信するのも一つの手でしょう。

また、インフルエンサーとのコラボ企画や広告配信なども効果的なマーケティング方法です。

https://www.tiktok.com/search?q=%E6%96%99%E7%90%86&t=1678231054168

 

ファッション業界

10〜20代の若者はファッションのトレンドに敏感です。

実際にコーディネート例をTikTokでチェックして、参考にする人は少なくありません。

雑誌やネットのホームページで以前は閲覧していたような情報を、よく利用するTikTokで検索して確認したいのです。

よく検索されるキーワードをもとに、季節のコーデや新作紹介などの企画を考えて集客が行えます。

https://www.tiktok.com/search?q=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&t=1678238322272

 

ソフトウェア業界

エンターテイメントをはじめ、暮らしや教育など、近年ではさまざまなジャンルのアプリが当然のように使われるようになっています。

ソフトウェア業界は、若い年齢層をはじめ、ITリテラシーの高い中高年層にもリーチできます。

TikTokでも市場が拡大傾向にあり、大きな可能性を秘めています。開発したアプリの紹介やインフルエンサーを起用してアプリを宣伝することも可能です。

https://www.tiktok.com/search?q=%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA&t=1678238998014

 

TikTokの運用事例2選

最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。

  • 株式会社ジンジブ
  • THL専門学校

 

株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました

具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。

  • 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
  • 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
  • 先輩にいきなり弊社の選考に落ちたらどうしますか?と聞いてみた!

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本総いいね数が約30万フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。

 

THL専門学校

THL専門学校

THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました

下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。

  • ブライダル学生あるある
  • 飛行機に持ち込んでいい?or 悪い?持ち物3選!

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。

運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。

 

まとめ

TikTokの年齢層について、日本と世界のデータを比較しながら解説しました。

今回の記事のポイントは以下の通りです。

  • 日本のTikTokでは10代の女性と20代の男性ユーザーがもっとも多い
  • 日本のTikTokの平均年齢は34歳で世界平均より10歳以上高い
  • 中国のTikTokユーザーの約3分の1が26歳以下
  • アメリカのTikTokユーザーは30歳未満が全体の6割を占める
  • TikTokで今伸びている業種は教育やスポーツ・食品

日本のTikTokは、世界と比べると中高年層の利用も少なくありません。独自の年齢層の広がりを見せていると言えるでしょう。

自社ターゲットとなる年齢層のデータをチェックしたうえで、今後のマーケティングに活かすことがおすすめです。

また、世界各国のTikTokユーザーの年齢層や人気コンテンツも意識して、広い視野で集客戦略を練るとよいでしょう。

 

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  • この記事を書いた人

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