「TikTokってどんなアプリ?」
「TikTokの使い方がよくわからない…」
「TikTokは危険性が高いってホント?」
このように、TikTokとはどのようなアプリなのか知って、自社での運用を検討中の企業の方も多いのではないでしょうか。
TikTokは、もはやエンターテインメントアプリの枠にとどまらず、ビジネスにおいて強力なマーケティングツールです。
今回は、TikTokとはどのようなアプリなのかをはじめ、人気の理由や危険性、企業の活用方法などについて解説します。
この記事を執筆するのは、フォロワー数20万人超えの自社TikTokアカウント「けんちゃん(あるごめとりい)」や登録者数124万人の自社YouTubeアカウント「あるごめとりい」を運用する株式会社pamxyの編集部です。
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株式会社pamxyが運用を徹底サポートします。
TikTokとは?中国発祥のSNSアプリ
TikTokとは、中国のByteDance社が運営する動画を投稿・閲覧できるSNSアプリです。
15秒〜3分程度の短尺動画が中心ですが、最長60分の動画のアップロードに対応しています。
TikTokは2012年にサービスを開始して以来、急成長を遂げており、2024年2月時点でアクティブユーザーは15億人を超えています。
日本でも2023年9月時点で、2,700万人以上のアクティブユーザーを誇る人気アプリです。
全年代の利用数は約32%ですが、10代に関しては約70%、20代は約52%と若年層のユーザーが多いと言えます。
参考:令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書/総務省
TikTokが人気の理由3つ
TikTokが高い人気を集めているのには、以下のような理由があります。
- スピード感のある短尺動画
- トレンドが生まれやすい
- TikTokを企業が運用するメリット3つ
詳しい内容を解説します。
1. スピード感のある短尺動画
TikTokは、編集技法の一つであるカットを多様したスピード感のある動画が多いことが特徴です。
アングルやシーンが次々と変わるため、ユーザーを飽きさせません。
2. 操作が簡単
スマホを普段から利用している人なら、誰でも直感的な操作で投稿や閲覧が可能です。
スマホで撮影から編集、投稿までサクサクと進められます。
投稿を閲覧する際にも、指1本で次から次へと違う動画を視聴できるのも人気の理由です。
3. トレンドが生まれやすい
TikTokは若者のユーザーが多いこともあり、トレンドを生みやすいSNSアプリです。
エンゲージメント率の平均も2.63%と高く、Instagram0.43%やX(旧Twitter)の0.029%と比較しても、頭一つ抜きん出ています。
このことからわかる通り、TikTokは情報に対してアクティブに反応するユーザーが多いことが特徴です。
バズると商品が飛ぶように売れ、「TikTok売れ」という言葉もあるほどです。
参考:TikTokのユーザー数や年齢層は?2024年の最新統計データ15選 / Shopity
TikTokを企業が運用するメリット3つ
TikTokは主要SNSの中では歴史が浅いため、マーケティングで使用して本当に効果があるのか疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。
TikTokを企業が運用するメリットは、主に下記の3つです。
- 若年層にリーチできる
- 拡散性が高い
- 運用しやすい
ここでは、詳しい内容を解説します。
1. 若年層にリーチできる
10〜20代の若者がターゲットの場合は、TikTokを運用することで効率的に集客ができます。
話題に上がるとミーム動画も多く作られるため、想像以上に多くの反応を得られることも特徴です。
2. 拡散性が高い
TikTokはエンゲージメント率が高く、投稿がバズりやすいSNSです。
投稿に多くのいいねやコメント、シェアなどの反応が得られると、あっと言う間に拡散されます。
自社アカウントの投稿をはじめ、ユーザーから生まれるUCGコンテンツも拡散されるとよい宣伝になります。
3. 運用しやすい
スマホ一つで撮影から編集、投稿までできるため、運用が比較的簡単なのもメリットです。
TikTokは10秒程度の尺の短いコンテンツが中心となっており、スマホで撮影から投稿まで完結できます。
TikTokを企業が運用するデメリット2つ
メリットも多く、効果も期待できるTikTokですが、下記のように知っておくべきデメリットもあります。
- 運用にリソースが必要
- 炎上リスクがある
デメリットも把握して、TikTok運用の検討材料にしてください。
1. 運用にリソースが必要
TikTokを運用するにあたり、撮影や投稿を行うスタッフが必要です。
TikTokは、YouTubeの長尺動画に比べると簡単に運用できます。
ただし、質の高いクリエイティブを継続的に投稿しようと思えば、企画や編集の工夫も求められます。
自社での運用が難しい場合は、ノウハウのあるSNS運用の代行会社を利用するのも一つの手です。
代行費用は発生しますが、結果的に高い費用対効果を生むケースが多いと言えます。
TikTokの運用代行については、「TikTok運用代行会社おすすめ24選!料金相場と選定基準を徹底解説【2024年9月】」の記事内でご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2. 炎上リスクがある
ネガティブな情報は一般的な情報よりも、速いスピードで拡散される傾向にあります。
不適切な発言や個人情報の流出などにより、近年炎上する企業も少なくありません。
TikTokを運用する際にはマニュアルを作成し、炎上対策についてもスタッフと共有しておくことで炎上のリスクを下げられます。
TikTokの危険性とは?
TikTokについて、デメリットよりも深刻な危険性について、問題視する声もあります。
具体的には以下を参考にしてください。
- 国家安全保障の問題
- 誹謗中傷を受ける可能性
- 個人情報や機密情報の漏えい
1. 国家安全保障の問題
TikTokは中国企業のアプリです。
そのため、中国当局から法律上要請があった場合は、TikTok上の個人情報が共有される可能性もないとは言いきれません。
アメリカでは、2024年4月に「国家安全保障法」を制定しています。
別名「TikTok禁止法」と呼ばれる法律です。
情報漏えいについて懸念を示すアメリカは、1年以内に事業の売却が行われなかった場合、TikTokは撤退を強いられます。
日本でも同年4月に、政府機関の機密情報の取り扱いについて、TikTokの利用を禁止することが閣議決定したばかりです。
このように、国家安全保障の観点から考えると、TikTokアプリの危険性を心配する人もいます。
情報の取り扱いは慎重にすべきと言えるでしょう。
2. 誹謗中傷を受ける可能性
TikTokに限らず、SNS上では心無い発言や悪意のある表現で攻撃されることが多々あります。
匿名でコメントができるSNSの性質上、誹謗中傷を受ける可能性は少なくありません。
対策としては、コメントの設定で注意モードを利用し、特定のワードにフィルターをかけて承認制にすることが可能です。
3. 個人情報や機密情報の漏えい
動画に個人情報や機密情報などがうっかり映り込み、SNS上で情報が漏れる可能性もあります。
情報の取り扱いには十分に気をつけ、担当者一人にまかせずに投稿前にダブルチェックすることが大切です。
顧客や患者さんなどの情報が漏れた場合は、訴訟に発展する可能性もあるため、注意しましょう。
TikTokの使い方|アカウント開設方法
TikTokの企業アカウントを開設する際の手順は、下記の通りです。
- TikTokアプリを開く
- 「マイページ」から登録をタップする
- メールアドレス / SNSアカウント / 電話番号を入力する
- マイページ上部の「…」→「アカウント管理」をタップする
- 「プロアカウントに切り替える」→「ビジネスアカウント」を選ぶ
また、TikTokアプリには、以下の機能があります。
- 撮影機能
- 編集機能
- 投稿機能
- フォロー・いいね・基本機能
- 楽曲機能
TikTokアカウントの開設やビジネスアカウントについての詳しい内容は、下記の関連記事をご確認ください。
TikTokの活用方法3つ
実際に企業がTikTokを活用する際には、主に下記の3つ方法があります。
- アカウントを運用する
- キャンペーンを実施する
- 採用活動を行う
ここでは、TikTokの活用方法を具体的に開設します。
1. アカウントを運用する
TikTokで自社アカウントを作成し、定期的に動画を投稿し、認知拡大や潜在顧客へのリーチを目指します。
投稿内容の例は以下を参考にしてください。
- 商品やサービスの紹介
- スタッフの仕事の様子
- 会社の活動や取り組み
- お役立ち・便利情報
2. キャンペーンを実施する
多くの企業がTikTok上でキャンペーンを実施し、多くのエンゲージメントを獲得した結果、売上の拡大に成功しています。
具体的なキャンペーン例は以下の通りです。
- ハッシュタグチャレンジキャンペーン
- プレゼントキャンペーン
- インフルエンサーのキャンペーン
- ダンスチャレンジ
自社商品やサービスの魅力を、最大化できるキャンペーンを採用することが重要です
TikTokのキャンペーンについての詳細は、下記の関連記事をご覧ください。
3. 採用活動を行う
TikTokを採用目的で運用する企業も多くなっていて、自社の魅力や社風などが伝わる投稿をしています。
TikTok採用が注目されている理由として、2023年度の学生の約8割はTikTokを利用しているという状況があります。
さらに、企業アカウントに興味を持った学生も8割と高く、そのうち6割以上が実際に求人情報を見て応募しているのが現状です。
TikTokを運用する際のポイント
ここでは、自社TikTokアカウントを円滑に運用し、成長させるためのポイントを5つ解説します。
- コミュニティガイドラインを守る
- 情報管理を徹底する
- トレンドを意識した投稿をする
- 自社サイトへの導線を貼る
- 質の高い動画を作成する
詳しい内容を解説します。
1. コミュニティガイドラインを守る
TikTokが定めるコミュニティガイドラインに違反すると、以下のようなペナルティが課せられる可能性があります。
- おすすめ表示の対象外
- コンテンツの制限
- コンテンツの削除
2. 情報管理を徹底する
個人情報や企業の機密情報が漏えいすることがないように、投稿内容については厳重にチェックする必要があります。
仮に情報漏えいがあった場合、炎上や訴訟などのリスクに発展する可能性もないとは言えません。
3. トレンドを意識した投稿をする
TikTokのトレンド投稿や楽曲などをつねに確認しておくことが重要です。
可能ならばトレンドを意識した投稿内容にすると、多くのユーザーの目に留まるチャンスが増えます。
また、ビジネスとは無関係のダンスやチャレンジなどにも参加するのも一つの手です。
トレンドネタはバズる可能性があり、集客に効果的と言えます。
4. 自社サイトへの導線を貼る
TikTokのプロフィール欄には、自社のホームページやECサイトなどのリンクを設定しましょう。
自社の商品やサービスに興味を持ったユーザーが、リンクからホームページを訪問してくれます。
5. 質の高い動画を作成する
TikTok動画は最初の3秒で視聴者を惹きつけなければ、すぐにスワイプされてしまいます。
そのため、一番見せたい動画部分を冒頭でちょい見せしたり、短いカットを多く入れてテンポのよい動画にすることが大切です。
編集にこだわり、質の高い動画を作成すると、最後まで離脱されずに視聴される可能性が高まります。
TikTokの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。
- 株式会社ジンジブ
- THL専門学校
株式会社ジンジブ
株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。
- 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
- 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
- 先輩にいきなり弊社の選考に落ちたらどうしますか?と聞いてみた!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。
THL専門学校
THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。
- ブライダル学生あるある
- 飛行機に持ち込んでいい?or 悪い?持ち物3選!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。
運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万、フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。
まとめ
TikTokとはどのようなアプリなのかをはじめ、企業の活用方法や危険性について解説しました。
今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。
- TikTokとは中国ByteDance社が運営するテンポ感のある短尺動画がメインのSNSアプリ
- 若年層のユーザーが多くトレンドが生まれやすい
- 国家安全保障の問題により日本でも政府機関の機密情報の取り扱いは禁止
- TikTokは企業の情報発信や採用活動におすすめ
- コミュニティガイドラインに違反するとコンテンツの制限や削除の可能性あり
TikTokは使い方次第で、企業のマーケティングや採用に強力なツールとなり得ます。
自社メディアとして上手く活用して、ビジネスの成長につなげていきましょう。
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株式会社pamxyでは、TikTok運用代行サービスを行っています。
実際に弊社で運用しているアカウントは、累計フォロワー33万人、TikTok内コンテストで2度優勝、TikTok公式クリエイターに認定されています。
アカウント運用の中で培われたノウハウを生かして、SNS累計登録者120万人超のプロのSNSマーケターがTikTok運用を一からサポートします。
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