- YouTubeショートを賃貸物件の紹介動画に活用できるの?
- 実際にYouTubeショートを活用している企業事例が知りたい!
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
さまざまな業界の企業が参入していることでも注目の「YouTube」。
もちろん不動産業界も例外ではありません。
しかし、実際に不動産会社がどのようにYouTubeを活用しているのか、気になっている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、近年特に人気となっている「YouTubeショート」に焦点を当てて、実際に賃貸物件の紹介に活用している企業事例をご紹介します。
さらに、YouTubeショートを活用するメリットや、動画を作成する際のポイントも解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
YouTubeのショート動画とは?
まずは、YouTubeのショート動画とはどのような動画なのか、基礎知識について解説します。
60秒以内の動画
YouTubeショートとは、2020年に導入された、ユーザーが最大60秒の縦型動画を投稿できる機能のことです。
近年のSNSでは、「ショート動画」と呼ばれる短い尺の動画が人気を集めています。
短い時間で気軽に動画コンテンツを楽しめるのが、ショート動画の魅力です。
YouTubeチャンネルを運営している人々にとっては、登録者や動画の視聴回数を増やすのに有効な方法として、YouTubeショートが注目されています。
スマホでの視聴に最適化
YouTubeショートは、スマホで見ることを想定して設計されており、縦型動画として再生されます。
スマホで視聴した場合、画面いっぱいに動画が表示されるため、より強いインパクトを与えることが可能です。
YouTubeアプリの中には、「ショート」というメニューがあり、ここからショート動画を視聴することができます。
また、YouTubeショートでは、興味のある動画を簡単にスクロールして選ぶことができ、関心のない動画はすばやくスキップできます。
YouTubeショートを活用した不動産チャンネル7選
実際にYouTubeショートを活用している、不動産系チャンネルを7つご紹介します。
- RoomPa(ルムパ)
- プレジオ
- 桃太郎オフィス 不動産事業部
- 不動産エフズライフTV
- ないけんぼーいず | 楽しく内見!
- 88チャンネル
- アパートメントラボ - Apartment Labo.
RoomPa(ルムパ)
チャンネル登録者数 17.5万人
「RoomPa|賃貸物件を一緒に内見♪」は、主に関東エリアのオシャレな住宅情報を発信しているYouTubeチャンネルです。
株式会社Amufiが運営しており、ユーザーのニーズに応じた不動産仲介サービスを提供しています。
このチャンネルでは、少し変わったユニークな物件がルームツアー形式で紹介されています。
ナビゲーターの明るく楽しい語り口が視聴者を引き込み、まるでテレビ番組のようなエンターテイメント性が人気です。
また、ショート動画のサムネイルには、「風水完全対応物件」「部屋の中に井戸!?」など、パッと見ただけで興味をひかれるようなキャッチコピーがのっています。
プレジオ
チャンネル登録者数 3.61万人
「プレジオ」とは、大阪市内を中心に展開している賃貸マンションブランドです。
洗練されたヨーロッパとアジアのスタイルを取り入れた外観や、室内デザインや充実した設備が特徴的なブランドです。
YouTubeチャンネルでは、主に関西の賃貸マンションを紹介しています。
物件のユニークな部分や立地、同棲向けやペットOKなど、さまざまな角度から物件の魅力を伝えています。
また、部屋の内見だけでなく、「2人暮らしにおすすめの間取り」や「物件の周辺環境を細かく紹介」など、物件紹介にとどまらない情報も発信しているのも、このチャンネルの魅力の一つです。
桃太郎オフィス 不動産事業部
チャンネル登録者数 12.5万人
「桃太郎オフィス 不動産事業部」は、中瀬桃太郎さんが運営しているチャンネルです。
中瀬桃太郎さんは、大学を卒業後に不動産鑑定事務所で働き、2023年7月に不動産会社を設立。
会社の設立と同時にYouTubeチャンネルの運営をスタートさせ、わずか半年で登録者数12万を達成した、今注目のYouTubeチャンネルです。
主にYouTubeショート動画を投稿しており、「タワマンのママ会がキツすぎる」「地主の囲いがヤバすぎる」など、不動産ネタをベースに、クスっと笑えるようなユーモアな動画を投稿しています。
不動産エフズライフTV
チャンネル登録者数 8680人
「不動産会社エフズライフTV」は、札幌市内や、その近郊の賃貸・売買・管理を行う、不動産会社の「エフズライフ」が運営しているYouTubeチャンネルです。
ショート動画では、主に賃貸&売買物件の内見動画の投稿がメインです。
動画内では物件の内部を詳しく解説しており、物件の特徴を一言で表しているサムネイルも非常に参考になります。
札幌に根差した企業なので、動画内のナレーションで「○○公園に近い」など、周辺情報まで詳しく解説しています。
ないけんぼーいず | 楽しく内見!
チャンネル登録者数 10.2万人
「ないけんぼーいず|楽しく内見!」は、東京都の高級物件を中心に、さまざまな物件を紹介しているYouTubeチャンネルです。
ショート動画をメインに投稿しており、チャンネル登録者数は10万人以上です。
「聞いたことない条件付き!?」「約5億円!都内最高峰!」「トイレの奥に風呂!?」など、思わずクリックしたくなるようなキャッチコピーで、物件の特徴を上手に伝えています。
紹介している人は、パーカーやワイドパンツなどのカジュアルな服装の若い男女で、ゆるめの雰囲気も人気の秘訣です。
88チャンネル
チャンネル登録者数 2.14万人
「88チャンネル」は、愛知県名古屋市を拠点にしている注文住宅メーカーである「八'家(はちや)」が運営するYouTubeチャンネルです。
主に、八'家が建てた住宅の紹介をしています。
また、玄関のタイル貼りや断熱材の施工など、注文住宅メーカーならではの動画も投稿されており、家作りに関する多様な情報が得られます。
通常投稿では、詳細な情報をナレーションで丁寧に説明していますが、ショート動画では重要な情報を短く文字でまとめているため、短時間で物件の要点を理解できます。
さらに、歩きながら内見をしている映像をノーカットで使うことで、部屋の配置や導線を視覚的に分かりやすく解説しています。
アパートメントラボ - Apartment Labo.
チャンネル登録者数 11.5万人
「アパートメントラボ - Apartment Labo.」は、もともと不動産会社で働いていた主夫が、全国の物件を紹介しているYouTubeチャンネルです。
2019年8月にスタートしてから順調に登録者数を伸ばしており、2024年1月時点では11万人以上が登録しています。
不動産の販売をしていた経験を活かし、分かりやすくて高品質な映像とシンプルな言葉で説明されている内覧動画は、非常に見やすく内容もわかりやすいです。
基本的には、ショート動画で興味を引いて、物件の詳細情報が載っている動画へ誘導するという流れになっています。
このチャンネルでは、賃貸アパートの情報の他に、一軒家や高層マンション、リノベーションされた物件など、物件の購入を検討している人向けの情報も発信しています。
YouTubeショートを賃貸物件の紹介に活かすメリット
ここでは、YouTubeショートを賃貸物件の紹介に活かすメリットについて解説します。
- 幅広い年代の人に見てもらえる
- 短時間で効果的に情報を伝えられる
- 動画の分析機能が使える
幅広い年代の人に見てもらえる
YouTubeは、さまざまな年齢層に人気のある動画投稿プラットフォームです。
国内での月間アクティブユーザー数が多いのも特徴で、他の動画投稿プラットフォームと比べても、ユーザー層が幅広いのが魅力です。
例えば、TikTokは10代から20代、Instagramは20代から30代が主なユーザー層ですが、YouTubeは10代から40代まで幅広い年齢層に利用されています。
短時間で効果的に情報を伝えられる
YouTubeショートの特徴である「60秒以内の短い動画」には、短時間で効果的に情報を伝えられるという利点があります。
長い動画は最後まで視聴されないことも多いですが、短い動画はユーザーの関心を引きやすく、制作側にとっても撮影や編集の負担が少ないのが大きなメリットです。
動画の分析機能が使える
YouTubeには「YouTubeアナリティクス」というツールがあり、動画のデータや視聴者の傾向を確認できます。
YouTubeアナリティクスの活用により、コンテンツの質を向上させるための、分析や改善を容易に行うことが可能です。
YouTubeアナリティクスについては、「【YouTubeアナリティクス】分析時の5つの指標を紹介」の記事内で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
YouTubeショートで賃貸物件の紹介動画を作成する際のポイント
YouTubeショートで物件紹介の動画を作成する際のポイントを、以下の3つから解説します。
- 物件の情報を的確に伝える
- 動画の構成を統一する
- 定期的に動画をアップする
物件の情報を的確に伝える
ルームツアーなど物件の紹介動画を作成するときは、物件の情報を的確に伝えることを意識しましょう。
物件の特徴や部屋数、こだわりのポイントなどの訴求点は、必ず動画内に収めることが大切です。
動画の構成を統一する
YouTubeショートの場合、たくさんの動画をアップロードすることを考えると、「統一された構成で印象的なコンテンツを作る」ことが大切です。
定期的に動画をアップする
YouTubeショートに限らず、登録者数やファンを増やすためには、長期間にわたって定期的に動画を投稿することが重要です。
定期的な投稿により、チャンネルが認識しやすくなり、認知度の拡大や視聴者のファン化につながります。
アカウントの説明欄には、「何曜日に動画を投稿している」「不定期だけど週に一本は投稿している」など、投稿頻度についても記載しておきましょう。
YouTubeの運用事例
最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
ナイツ塙の自由時間
ナイツ塙氏のチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。
実際に自社でYouTube運用をしてきた登録者数100万人超ノウハウをもとに、独自の世界観を企画してあらたに「セルフ整体」動画を配信いたしました。
チャンネル設計・構成制作・動画編集・実配信まで一通りご支援の結果、運用開始一ヶ月でチャンネル登録者10万人を達成しました。
中でも肩甲骨はがしの動画は、590万回超の視聴回数を誇る現在でも人気の動画です。
まとめ
本記事の内容をまとめていきます。
- YouTubeショートを賃貸物件の紹介で使用する企業が増加している
- YouTubeショートは幅広い年代にアプローチできるメリットがある
- 動画を作成する際は、構成を統一して物件の情報を的確に伝える
- 認知度の拡大や視聴者のファン化を目指すなら、定期的に投稿することも大切
YouTubeショートを活用すれば、幅広い視聴者に賃貸物件の情報を伝えることができます。
実際に多くの不動産会社で利用されており、登録者数を伸ばしているアカウントも増えています。
新しいユーザーへのアプローチを狙っている企業は、ぜひ本記事を参考にYouTubeショートを活用してみてください。
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