- X(旧Twitter)で拡散させるにはどうすればよい?
- X(旧Twitter)のフォロワー数を増やす方法は?
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
近年、企業も積極的に運用しているX(旧Twitter)。
アカウントの運用で成果を挙げるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
特に投稿が「拡散」されることで、大きくフォロワー数を伸ばすなど、さまざまな成果につながることが期待できます。
この記事では、X(旧Twitter)の投稿を拡散させる5つのポイントから、拡散されやすいアカウントにする方法、おすすめの施策まで解説します。
本記事を執筆しているのは、YouTubeやTikTokなど総フォロワー数180万人超えの自社SNSを運用するPamxy・マーケドリブン編集部です。
有益な情報をシェアしているので、ぜひお役立てください。
また、これからX(旧Twitter)の運用を検討している方は、下記の記事もぜひあわせてご覧ください。
X(旧Twitter)の投稿を拡散させる運用のポイント5つ
X(旧Twitter)の投稿を拡散させる運用のポイントとして、以下の5つをご紹介します。
- 拡散されやすい時間帯に投稿する
- テキストだけでなく画像や動画も使う
- ターゲットの興味関心を引く投稿をする
- ユーザーの共感を集める投稿をする
- 引用リツイートを効果的に使う
1. 拡散されやすい時間帯に投稿する
X(旧Twitter)には、特にたくさんのユーザーが利用している時間帯があります。
その時間帯を狙って投稿することで、投稿の拡散を狙うことができるでしょう。
一般的に、夜の20時から22時が「ゴールデンタイム」といわれており、この時間帯は多くの人がツイートやリツイートを活発的に行っています。
また、朝の通勤・通学時間である7時から8時や、昼食を取る12時から13時も、多くのユーザーがログインしていて拡散されやすい時間帯です。
ただし、これらの時間帯は一般的な傾向であり、ターゲットとしているユーザーによって異なることがあります。
2. テキストだけでなく画像や動画も使う
X(旧Twitter)の投稿を行う際には、画像や動画、GIFなどの視覚的なメディアを活用することもおすすめです。
X(旧Twitter)のタイムラインは、情報の流れがとても速いため、テキストだけの投稿だと、他の投稿に埋もれてしまいやすくなります。
実際に、以下のようなデータも報告されています。
- 動画を含むツイートは、テキストだけのツイートに比べて10倍のエンゲージメント(いいねやリツイートなど)を得やすい
- GIFを使ったツイートは、使っていないツイートに比べて55%多くエンゲージメントを集める
画像や動画などのメディアを取り入れることで、ユーザーの目を引きやすくなり、投稿への反応が良くなることが期待できます。
参考:What Do We Know about Twitter Engagement?
3. ターゲットの興味関心を引く投稿をする
タイムリーなニュースや役立つ情報、ユーモアあふれる投稿など、ユーザーが思わずシェアしたくなるような、興味関心を引く内容を投稿することもおすすめです。
X(旧Twitter)は、リアルタイムでの情報発信が得意なSNSです。
また、有益だと感じてもらえるツイートは、フォロワー以外の人にも拡散される可能性があります。
こうした投稿を作るためにも、トレンドを検索したり、X(旧Twitter)の中で流行っているものをチェックしたりしておきましょう。
X(旧Twitter)のトレンドについては、「X(旧Twitter)のトレンドの仕組みや活用方法を解説」の記事をご覧ください。
4. ユーザーの共感を集める投稿をする
X(旧Twitter)のユーザーは、共感を感じたときに投稿をリツイートする傾向にあります。
そのため、X(旧Twitter)で投稿する際には、フォロワーに共感を得られるコンテンツを発信することが大切です。
具体的には、多くのユーザーが関心を持っているトレンドを活用したり、「あるある」と思わせるネタやユーモアのある内容を投稿したりすると、リツイートされやすくなります。
5. 引用リツイートを効果的に使う
自社に関する投稿や口コミに対して、引用リツイートで反応することも効果的です。
ポジティブな引用リツイートを行うことで、元の投稿を行ったアカウントがさらに引用リツイートしてくれる可能性が高くなります。
すぐに爆発的な拡散効果を期待できるわけではありませんが、こうしたアクションを積み重ねることで、ファンを増やしたり顧客ロイヤリティを高めたりするきっかけになるでしょう。
自社に親近感を持ってくれるフォロワーが獲得できれば、より拡散されやすいアカウントに成長できます。
X(旧Twitter)で拡散されるアカウントになる方法
ここでは、X(旧Twitter)で拡散されるアカウントになるための、4つのステップをご紹介します。
- ターゲットを明確にする
- 運用の目的や目標を定める
- 運用の体制を整えておく
- 効果検証を定期的に行う
1. ターゲットを明確にする
まず、自社のアカウントが対象とするターゲット層を明確にしましょう。
ターゲットが定まっていないと、投稿内容や戦略に一貫性がなくなり、ユーザーに響く投稿ができず、結果としてエンゲージメントが低くなってしまいます。
さらに、ターゲットを明確にするためには、「ペルソナ」と呼ばれる具体的な顧客像を作ることが役立ちます。
例えば、以下のような要素を細かく設定して、自社の商品やサービスを使うユーザーをイメージしましょう。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 居住地
- 年収
- 休日の過ごし方
2. 運用の目的や目標を定める
X(旧Twitter)を効果的に運用するためには、まず運用の目的を明確にし、その目的を達成するための具体的な目標や指標(KGI・KPI)を設定しましょう。
運用の目的は、「自社製品の認知度を高めたい」「ブランドのイメージを向上させたい」「顧客サポートの強化」などが挙げられます。
例えば、認知度を高めたい場合は、フォロワー数の増加や投稿のリーチ数を指標にできます。
ブランド向上が目的なら、エンゲージメント率やユーザーのポジティブな反応を指標にするのが良いでしょう。
こうした指標を設定することで、効果的な運用方法を見つけやすくなります。
3. 運用の体制を整えておく
X(旧Twitter)アカウントを本格的に運用するためには、運用体制を整えることが重要です。
新しくSNS運用を始める際、他の仕事と兼任することもあるかもしれません。
しかし、日々の業務に追われてSNSの運用が後回しになると、拡散されやすいアカウントに成長させるのは難しいです。
運用開始前に、何人で誰が何を担当するのか、どのような頻度で投稿するのかといった計画をしっかりと立てる必要があります。
また、不適切な発言や情報漏洩による炎上を防ぐために、ITリテラシーを高める運用マニュアルを作成し、遵守するようにしましょう。
リソース不足などで自社での運用が厳しい場合には、SNSの運用代行サービスを利用するのも一つの手です。
運用代行サービスを利用することで、社員の負担を軽減できるだけでなく、プロに任せられるため早く結果が出せるなどのメリットがあります。
X(旧Twitter)の運用代行については、「Twitter運用代行会社おすすめ6選!費用相場・特徴も解説」の記事内で解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
4. 効果検証を定期的に行う
X(旧Twitter)の運用を効果的に行うためには、日々の投稿を分析することが重要です。
分析を通じて、どの投稿がユーザーの反応を引き出しているかを把握できます。
例えば、ツイートごとにどれだけの反応(いいね、リツイート、コメントなど)があったかを計測することで、どのような内容がユーザーに響いているのかが分かります。
もし投稿の反応が把握できなければ、運用の効率が悪くなり成果を上げるのが難しくなります。
まずは、Twitterが公式に提供している無料の分析ツール「Twitterアナリティクス」を使ってみると良いでしょう。
Twitterアナリティクスを使えば、ツイートのパフォーマンスを簡単に把握できます。
より詳細なデータが必要な場合には、有料の分析ツールを検討してみましょう。
投稿の効果をさらに詳しく分析し、運用の効率を高められます。
X(旧Twitter)で拡散させるためのおすすめの施策5選
さまざまな施策がある中でも、X(旧Twitter)で拡散させるためにおすすめの施策を5つご紹介します。
- キャンペーンを行う
- ハッシュタグを有効活用する
- 広告の出稿
- インフルエンサーの起用
- セルフリツイートを行う
1. キャンペーンを行う
X(旧Twitter)でキャンペーンを実施すれば、自社の投稿を短期間で多くの人に広められます。
例えば、「フォロー&リツイートで応募できるキャンペーン」を行うと、フォロワーが増えたり投稿が広く拡散されたりなどの効果が期待できます。
キャンペーンの内容によっては、ただ認知度が上がるだけでなく、集客や売り上げ向上の効果も期待できます。
効果的なマーケティング施策を行う上で、キャンペーンは欠かせない存在です。
X(旧Twitter)のキャンペーンについては、「Twitterキャンペーンの基礎知識と成功事例解説!」の記事をご覧ください。
2. ハッシュタグを有効活用する
X(旧Twitter)で投稿を広めるためには、ハッシュタグを活用することがとても効果的です。
ハッシュタグは「#(ハッシュマーク)」を使って作成します。
ハッシュタグをつけることで、ハッシュタグで検索したユーザーや、特定のテーマやトピックに関心を持っているユーザーに、投稿を見てもらいやすくなります。
その結果、リツイートされやすくなるのがメリットです。
リツイートしてもらえれば、投稿がより広範囲に拡散される可能性が高まります。
3. 広告の出稿
X(旧Twitter)で広告を出すことで、自社の投稿を効率的に多くの人に広められます。
X(旧Twitter)広告は、通常のツイートと同じようにユーザーのタイムラインに表示されるため、自然な形で多くの人に見てもらえるのが特徴です。
さらに、X(旧Twitter)の広告には詳細なターゲティング機能があるため、特定の年齢層や興味を持つユーザーを設定すれば、そのユーザーに積極的に広告を見てもらえます。
広告費用に関しても、最低出稿金額が設定されていないため少額から始められて、コストを抑えられるのもメリットです。
予算に余裕がある場合には、広告を利用してさらに多くの人に自社の投稿を広めるのも、効果的な方法のひとつです。
X(旧Twitter)広告については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
4. インフルエンサーの起用
インフルエンサーを起用するのも効果的です。
自社の投稿に反応してもらうことで、そのインフルエンサーのフォロワーにも投稿を見てもらえます。
多くの人にリーチしやすくなり、短期間で成果を出せる可能性が高まるでしょう。
また、自社の商品やサービスをPRしてもらうように依頼すれば、インフルエンサーのフォロワーを通じて、より多くの人に自社のことを知ってもらうことができます。
自社がターゲットとしていない層にも、認知度の拡大が期待できるでしょう。
5. セルフリツイートを行う
過去のツイートを自分でリツイートする、セルフリツイートも効果的です。
セルフリツイートによって、投稿を見逃していたユーザーにも、再度見てもらえる機会が生まれます。
しかし、反応が少ないからといって何度もセルフリツイートすると、フォロワーに「しつこい」と感じさせてしまい、フォローを解除される可能性があります。
まとめ
本記事をまとめます。
- 拡散されるためには夜の20~22時などユーザーが多い時間帯に投稿する
- X(旧Twitter)の投稿には画像や動画も積極的に使う
- X(旧Twitter)の投稿の拡散には引用ツイートに対して反応するのも効果的
- キャンペーンやハッシュタグを活用することで拡散されやすくなる
- X(旧Twitter)の投稿の拡散には広告の出稿やインフルエンサーの起用も有効
- セルフリツイートは各投稿につき一回までにする
X(旧Twitter)の投稿が拡散されれば、フォロワー数や収益の増大など、さまざまな成果が期待できます。
そのためには、ゴールデンタイムと呼ばれる時間帯に投稿したり、キャンペーンを有効活用したりするなど、拡散されるポイントを押さえた施策を行いましょう。
企業のX(旧Twitter)アカウントの運用も増える中で、競合より成果を上げるために、ぜひ本記事を参考にしてください。