TikTokで予約投稿する方法を解説！メリットや注意点も紹介

このように、TikTokの予約投稿や投稿時間について、疑問を抱いている方も多いでしょう。

本記事では、TikTokの予約投稿やおすすめの投稿時間などについて解説します。

また、TikTokのエンゲージメントを高める具体的な方法も解説するので、ぜひご参考にしてください。

 

TikTokで予約投稿することは可能？

TikTokでは予約投稿が可能です。

当日含めて、10日先まで投稿日時を指定して予約することができます。

予約投稿を活用することにより、動画を計画的にアップロードしたり、別の作業をしている時間帯に投稿したりすることもできます。

予約投稿は、作業負担を減らしたりエンゲージメントを高めたりする上で役立つでしょう。

 

TikTokで予約投稿する方法

TikTokの予約投稿は、以下の方法で実施できます。

手順はとても簡単です。

画像付きで詳しく解説しますので、ぜひご参考にしてください。

 

1. ブラウザ版TikTokからアカウントにログインする

まずはブラウザ版TikTokにログインしましょう。

ブラウザ版TikTokはレイアウトは異なりますが、基本的な機能はスマートフォンアプリ版と違いはありません。

 

2. ビジネスアカウントに切り替える

予約投稿にはビジネスアカウント設定が必要です。

画面右上のアイコンをクリックして、一覧から「設定」を選びます。

下部にあるビジネスアカウントの項目の、スライダをONに切り替えましょう。

続いて「カテゴリー」を選択して、「ビジネスを始める」をクリックしたら完了です。

 

予約投稿以外のビジネスアカウントの機能

ビジネスアカウントでは、予約投稿以外にも以下の機能を利用できます。

TikTokを本格的に運営する際に役立つ機能が揃っています。

特に、インサイト分析はユーザーの動向やアカウントのパフォーマンスを把握する上で、必須となる機能です。

 

3.「アップロード」で投稿を準備する

画面右上の「アップロード」をクリックします。

通常通りに動画ファイル選択や、キャプションやサムネイルの設定などを行いましょう。

ここでは通常の投稿同様に、ハッシュタグや楽曲なども指定可能です。

次に、「動画を投稿予約」のスライダをONにします。

 

4. 予約投稿時間を指定する

続いて、公開日時を選択しましょう。

公開日は当日含めて10日間まで指定可能で、投稿時間は24時間中5分単位で設定できます。

最後に、「投稿予約」を選択すれば完了です。

予約した投稿は、マイページの「動画」セクションに表示されます。

ここに動画が表示されていれば、予約投稿は正しく設定できています。

 

予約投稿を削除する方法

予約投稿を削除するには、まずマイページの「動画」を開きます。

次に、削除したい投稿を選択します。

画面右上にある「削除」をクリックすれば、予約投稿を取り消しできます。

ただし、できるのは削除のみであり、投稿の内容を編集することはできません。

 

TikTokで予約投稿をするメリット

TikTokで予約投稿するメリットとして、以下が挙げられます。

このように、TikTokで予約投稿することには色々なメリットがあります。

 

TikTokで予約投稿を実施する上での注意点

予約投稿を実施する上で、以下の点に注意しましょう。

それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。

 

予約投稿が正常に行えているかを確認する習慣をつける

予約投稿が正しく行えているかを、確認する習慣をつけましょう。

操作を間違えて予約が完了していなかったり、誤った日時で設定しているケースがあるからです。

正常に完了している場合は、マイページの動画セクションに、予約時間付きで動画が表示されています。

この部分に表示されているかどうか、予約投稿を行った後に毎回確認しておくのがおすすめです。

 

予約されていることを正確に共有する

TikTokアカウントをチームで運用している場合は、予約投稿がどこまで実施されているのか共有したほうが良いでしょう。

予約投稿はマイページの動画セクションに表示されますが、これだけだと「何の動画がいつ公開される予定か」がわかりづらく、混乱しがちです。

 

予約時点と投稿時点での状況変化も意識する

予約時点と投稿された時点での、状況変化も意識しましょう。

予約時点では問題のない内容でも、実際の投稿日時までに状況が変化する可能性もあるからです。

例えば、2023年6月5日に動画をアップロードして、投稿日時を6月10日に設定したとします。

動画ではプロサッカーのリオネル・メッシ選手の話題に触れ、彼の所属クラブがパリ・サンジェルマンだと紹介します。

しかし、リオネル・メッシ選手は2023年6月8日にインテル・マイアミに移籍すると報道されました。

上記のように、数日間で状況が変化することもありますので、実際の投稿前にチェックを欠かさないようにしましょう。

予約投稿を行う場合は、短期間で変化する可能性のある情報には、言及しない方が良いかもしれません。

 

TikTokでおすすめの予約投稿時間・曜日

TikTok運用では、「狙ったターゲットに合わせた時間や曜日に予約投稿する」のが重要です。

まずは、下記の表をご覧ください。

時間帯	狙えるターゲット
6時〜9時	通勤・通学中のユーザー
11時〜13時	主婦層
16時〜19時	帰宅中の学生
19時〜21時	帰宅中の社会人をはじめとしたあらゆるユーザー
23時〜25時	就寝前のあらゆるユーザー

TikTokは、基本的にいつ投稿してもある程度の反応が期待できますが、時間帯でどの層を狙えるかが変わってきます。

本章では、時間帯ごとの特徴や投稿する動画の内容、おすすめの曜日などを解説するのでご参考にしてください。

 

6時〜9時／通勤・通学中のユーザーにリーチ

6時〜9時は通勤・通学中のユーザーにリーチできます。

バスや電車の中でTikTokを見る人が非常に多いからです。

また、この時間帯は男女問わず、幅広い年齢層に動画を届けることが可能です。

この時間帯を狙うなら、動画の方向性は以下の内容が考えられます。

まず、これから職場や学校に行くことを想定すると、仕事や勉強を後押しするようなメッセージ性があると良いでしょう。

また、ビジネスや勉強法に関係した知識は、高い意識を持っているユーザーに好まれます。

そしてバスや電車内にいることを踏まえ、他の乗客に見られても問題がない動画内容にしましょう。

 

11時〜13時／主婦層にリーチ

11時〜13時は主婦層にリーチしやすい時間帯です。

家族の送り出しや炊事洗濯が終わり、ゆっくりとスマートフォンに触れる傾向にあります。

主婦層には、以下の内容の動画を提供するのが良いでしょう。

こういった動画を投稿すれば、エンゲージメントを高めることが可能です。

自社のイメージやアカウントの方向性と合っているなら、女性目線で見る夫婦や家族の話題に触れるのも良いでしょう。

また、11時～13時は予約しなくても投稿しやすい時間帯でもあります。

この時間はリアルタイムで投稿しつつ、早朝や深夜に向けた予約投稿を用意するのも一つの手です。

 

16時〜19時／帰宅中の学生にリーチ

16時から19時は帰宅中の学生にリーチしやすい時間帯です。

中高生は早ければ16時、部活動をやっていても18時から19時ごろには帰宅する人が多いでしょう。

学生には、以下のような内容のコンテンツが人気です。

中高生や大学生の間で何が流行っているかをリサーチすれば、何を発信すべきかわかりやすいでしょう。

ちなみに、時間帯によってリーチできる層が微妙に異なる点にご注意ください。

時間帯	リーチしやすい層
16時〜18時	帰宅中の中高生
18時〜19時	部活動・塾終わりの中高生
19時〜20時	部活動・塾終わりの中高生 帰宅中の大学生、社会人

このように時間帯ごとで投稿内容を調整すれば、より多くの反響を得られるでしょう。

 

19時〜21時／帰宅中の社会人などあらゆる層にリーチ

19時から21時は、以下のユーザーにリーチしやすい時間帯です。

この時間帯は、あらゆる属性のユーザーをターゲットとして考えられるため、動画の内容を柔軟に変更していきましょう。

例えば、帰宅中の社会人であればビジネス知識や夕食用のレシピなどが適切です。

アルバイト終わりの大学生には、「アルバイトあるある」などのユーモラスな内容が良いでしょう。

塾から帰宅しているなら、勉強以外の気楽な内容が良さそうです。

 

23時〜25時／就寝前のあらゆるユーザーにリーチ

23時から25時の時間は、就寝前のあらゆるユーザーにリーチできます。

具体的には、以下のような動画を投稿すると良いでしょう。

基本的には一日の疲れを癒すような内容がおすすめです。

特に、睡眠を意識した動画はユーザーから好まれます。

この時間に投稿しているTikTokアカウントは、決して多くありません。

自身もリアルタイムで投稿するのは、困難な時間帯といえます。

しかし、予約投稿を利用すれば、この時間帯にも確実に動画を提供できます。

 

TikTokでおすすめの予約投稿の曜日は？

TikTokでは、金曜日と土曜日にエンゲージメントが高まりやすい傾向にあります。

単純に、学校や仕事が休みに入る曜日であり、TikTokを視聴するユーザーが増えるからです。

「TikTokでバズる投稿時間や曜日を徹底解説！」の記事でも解説しているように、金曜日と土曜日は「他の曜日と比較していいねやコメントがつきやすい」傾向にあります。

あらゆる属性の人にリーチできるため、どのような内容でも一定の成果を挙げられます。

とはいえ、「花金」や「休日」であることを踏まえた内容だと、より多く注目を集められそうです。

「花金あるある」や「休日の過ごし方」といった方向性が考えられるでしょう。

 

一方で、金土日が出勤日になりやすい職業の人も多いので注意しましょう。

例えば、美容師や飲食関係、レジャーなどの業界は、金土日こそが繁忙日です。

 

【補足】エンゲージメントを高めるその他の方法

本記事を読んでいる方は、「最終的にはエンゲージメントを高めたい」と考えている方が多いでしょう。

たしかに予約投稿を活用すれば、エンゲージメントを高められる可能性は上がります。

ただしそれは、数ある施策の内の一つにしか過ぎません。

エンゲージメントを高めるには、以下のような施策も行う必要があります。

数多くの施策を組み合わせることで、エンゲージメントを高められます。

 

ターゲットに合った投稿時間・曜日を分析する方法

ターゲットに合った投稿時間と曜日を割り出すには、TikTokで利用できる「インサイト」という機能を使います。

インサイト機能を利用すれば、以下の情報を確認できます。

インサイトを利用する手順は、以下の通りです。

それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。

 

1. ビジネスアカウントに切り替える

まずは、ビジネスアカウントに切り替えましょう。

＜ブラウザ版の場合＞

 

＜アプリ版の場合＞

TikTokのビジネスアカウントについては、「TikTokビジネスアカウントの作成方法・メリットを完全解説！」で解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

2. インサイトを開く

続いて、インサイトを開きましょう。

手順は以下の通りです。

＜アプリ版の場合＞

ブラウザ版の場合は、ログイン後に右上のアイコンをクリックして、一覧から「インサイトを見る」を選択すると確認できます。

TikTokアカウントを本格的に運用する場合、インサイトは頻繁に確認することとなります。

また、インサイトを使用するには、少なくとも1本以上の動画を全体公開にして機能を「オン」にする必要があります。

インサイトが更新されるまで、最大で2日間かかりますので事前に済ませておきましょう。

 

3. ターゲットデータを分析する

早速、インサイトからターゲットのデータを分析します。

ベストなタイミングで予約投稿するなら、フォロワーアクティビティに注目しましょう。

何曜日の何時が最も視聴されているか簡単に把握できるため、いつ予約投稿するべきかのヒントになるでしょう。

また、フォロワーアクティビティ以外のデータ分析も重要です。

TikTokインサイトの分析については、「TikTokインサイトとは？基本から応用まで徹底解説！」の記事内で詳しく解説しています。

分析のやり方やポイントなどもご紹介していますので、ぜひこちらの記事もご参考にしてください。

 

4.ベストな予約投稿スケジュールを組む

最後に分析結果に基づき、ベストな予約投稿スケジュールを組みましょう。

これはExcelやGoogleスプレッドシートを用意して、各曜日の何時に投稿するかまとめておくのがおすすめです。

あとはスケジュール通りに投稿できるように、業務フローを整えておくと良いでしょう。

 

TikTokの予約投稿に関するよくある質問

本記事ではTikTokの予約投稿に関して解説しました。ここでは、よくある質問に回答します。

それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。

 

予約投稿のボタンがないのはどうして？

予約投稿のボタンが表示されない場合、以下の問題が考えられます。

まだビジネスアカウントに変更していないなら、以下の手順で切り替えましょう。

＜ブラウザ版の場合＞

 

＜アプリ版の場合＞

繰り返しになりますが、予約投稿はブラウザ版のTikTokからしか利用できません。

アプリ版からは利用できないためご注意ください。

また、一時的な不具合で予約投稿できない場合もあります。

この場合はTikTokにログインし直したり、アップデートしたりすると改善する可能性があります。

 

予約時に外部SNSにリンクは出せる？

2023年8月現在、予約時に外部SNSへのリンクは掲載できません。

ただし、ハッシュタグやメンションをつけることは可能です。

外部SNSへ誘導したいなら、動画内部でアピールしたり、プロフィールに掲載したりする方法が考えられます。

 

予約投稿を使っても業務が回らないなら？

予約投稿を使ってもTikTokアカウントの運用が回らない場合は、運用代行会社を利用するのもおすすめです。

費用は掛かりますが、動画投稿から分析まで運用を一任できます。

リソースを温存してTikTokアカウントを円滑に回したいなら、運用代行会社の利用も検討しましょう。

 

TikTokの運用事例2選

最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。

 

株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。

具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。

 

THL専門学校

THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました。

下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。

運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万、フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー　テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。

 

まとめ

本記事ではTikTokの予約投稿に関して解説しました。

最後に、重要なポイントをまとめてご紹介します。

TikTokは、ブラウザ版で予約投稿を利用できます。

予約投稿を上手く活用すれば、より良いタイミングでコンテンツを提供できます。

また、投稿するうえでは、時間や曜日によって異なるユーザー層のニーズを意識するのが重要です。

すでに「いつの時間に何が求められているか」はある程度判明していますが、インサイトを利用してより正確に分析するようにしましょう。

 

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実際に弊社で運用しているアカウントは、累計フォロワー33万人、TikTok内コンテストで2度優勝、TikTok公式クリエイターに認定されています。

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