近年、右肩上がりで利用者数を伸ばしている「TikTok」。若年層のユーザーが多いといわれていましたが、現在は30代や40代以上の幅広いユーザー層も活用しています。
ユーザー層の広がりとともに、マーケティング施策としてTikTokのアカウント運用をはじめる企業も増加しています。
さまざまな機能がある中でも、
- TikTokに足跡機能はあるのか
- TikTokの足跡機能を確認する方法が知りたい
- TikTokで足跡をつけない方法が知りたい
と「足跡機能」について知りたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事は、TikTokの足跡機能の概要や確認方法に加えて、足跡をバレないようにする方法を解説します。
ぜひ自社のTikTokアカウントの運用にお役立てください。
TikTokに足跡機能はある?

結論からいえば、TikTokには「足跡機能」という名称の機能は存在しません。
足跡機能とは、アカウントを閲覧したり、投稿を表示したりしたときに、自分のアカウント情報が残る機能のことです。
相手に「自分が閲覧しました」とアピールする際にも使える機能といえるでしょう。
Instagramなど、他のSNSの中には「足跡機能」が存在するものもありますが、TikTokにはないため、ユーザーのTikTok投稿を閲覧したとしても、それが相手に伝わるわけではありません。
そのため、
- 自分が閲覧したことを相手に知られたくない
- アカウントを訪れた履歴を残したくない
と思っている人は、足跡は残らないので安心できるといえます。
しかし、自分のプロフィールにアクセスしたユーザーを確認できる機能はあるので注意しましょう。
TikTokの足跡がつく条件
TikTokの足跡は「プロフィールの表示履歴」機能によって管理されます。
2025年の最新仕様では、双方のユーザーがこの機能をオンにしている場合のみ、過去30日間の閲覧履歴が共有されます。
対象は16歳以上かつフォロワー5,000人未満のアカウントです。
動画の再生やストーリーの視聴では足跡は残らず、プロフィールページを開いた場合のみ履歴が残ります。
TikTokの足跡を確認する方法

TikTokに足跡機能はありませんが、自分のプロフィールを閲覧したユーザーを確認できる機能があります。
プロフィールに限定されているため、足跡機能とは異なりますが、自分のアカウントを訪れたユーザーを確認できるという部分から足跡機能に近いともいえるでしょう。
それと併せて、TikTok投稿についた「いいね」や「コメント」から、自分のアカウントに訪れたユーザーを確認できると言われています。
以下の3つの場面に分けて、それぞれの確認方法を見ていきましょう。
- プロフィールにある表示履歴を確認する方法
- 投稿についた「いいね」を確認する方法
- 投稿についた「コメント」を確認する方法
プロフィールにある表示履歴を確認する
自分のプロフィールに訪れたユーザーを確認するためには、マイページにある表示機能をオンにします。
具体的なやり方を見ていきましょう。

- プロフィール画面右上の「≡」を選択する
- 「設定とプライバシー」を選択する
- 「プライバシー」を選択する
- 「プロフィールの表示履歴」を選択し、オンにする
すると、直近30日間に自分のプロフィールを閲覧したユーザーが確認できるようになります。
オンの状態でマイページの右上の足跡のアイコンをタップすると、プロフィールを閲覧したユーザーを確認できるようになります。
ちなみに、プロフィールを閲覧履歴に表示されるのは、同じ様に「プロフィールの表示履歴」をオンにしているユーザーのみとなります。
投稿についた「いいね」を確認する
足跡を確認する方法の一つとして、「投稿へのいいねを辿る方法」があると言われています。
「いいね」がついた数によって、どのくらいの数の人が投稿を閲覧しているのかを推測する際に役立ちます。
しかし、「いいね」から、具体的にどのようなユーザーが訪れているのかは確認できません。
あくまでも「いいね」は、投稿に対する他のユーザーからの支持のような役割のものです。
「いいね」は数の把握しかできないため、投稿の支持率を推測する際に役立ちます。しかし、具体的なユーザーを辿る役割はないと覚えておきましょう。
投稿についた「コメント」を確認する
投稿についたコメントをタップすると、コメントしたユーザーのプロフィールを閲覧することができます。
コメントからユーザーを特定できるため、足跡機能と似ているといってもいいでしょう。
しかし、あくまでも「コメントを残す」という積極的なユーザーを把握する際には役立ちますが、不特定多数のユーザーの把握はできません。
確認する際は、コメントしたユーザーのアイコンをタップします。すると、コメントをしたユーザーのプロフィールが表示されるため、そこで確認します。
例えば、マーケティング施策の中で、ユーザー層を把握する際に、どのようなユーザーが投稿を見ているのか調査のためにコメントを確認するのは有効な手段です。
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TikTokの足跡をバレないようにする方法

ここまでTikTokの足跡機能(プロフィールの表示機能)について解説してきました。
次に、足跡がバレないようにする2つの方法を解説していきます。
「プロフィールの表示履歴」をオフにする
TikTokの足跡を相手にバレないための方法として、まず1つ目は「プロフィールの表示履歴」をオフにすることです。
先ほどご紹介した「プロフィールの表示履歴」という項目をオフにすれば、投稿を閲覧した場合でも、相手に自分のプロフィールが表示されません。
そのため、足跡が残らないので安心できるといえます。
実際に、「プロフィールの表示履歴」をオフにする手順を解説します。

- プロフィールの画面右上の「≡」をタップし、「設定とプライバシー」を選択する
- 「プライバシー」を選択し、「プロフィールの表示履歴」を表示する
- 「プロフィールの表示履歴」を「オフ」にする
この手順で設定を行えば、プロフィールが相手に表示されなくなるため、足跡が相手にバレなくなります。
投稿に「いいね」「コメント」をしない
TikTokの投稿に対して「いいね」「コメント」をしなければ、相手にアカウントはバレません。
先述した通り、「いいね」を押しても、相手にプロフィールの表示はされないのですが、自分のプロフィールをバレたくない場合は、念のため「いいね」はしないことをおすすめします。
TikTokの「いいね」は、投稿の右メニューにあるハートマークのため、ハートマークは押さないように注意しましょう。
投稿へのコメントは、投稿者に自分のプロフィールなどを特定されてしまうため、注意が必要です。
相手に、自分の足跡がバレたくないと思っている場合は、コメントは止めておきましょう。
また、「いいね」欄の公開設定を確認しましょう。
公開設定をオンにすると、他のユーザーから、自分がどの投稿へ「いいね」をつけているのか見られてしまいます。
自分が見て「いいね」を付けた動画がバレてしまうので、念のため「非公開設定」にすることをおすすめします。
では、実際に「いいね」欄を非公開にする方法を見ていきましょう。

このように自分がどの投稿へ「いいね」をつけたのかをバレないためにも、公開設定を非公開にしておきましょう。今一度、自分のアカウントを確認することをおすすめします。
アカウントを非公開にしてプライバシーを守る
足跡が残るのを防ぎたい場合、アカウント自体を非公開にするのも有効な手段です。
非公開設定にすると、あなたをフォローしていないユーザーはプロフィールや投稿を閲覧できません。
特定の相手に見られたくない場合でも、ブロック機能と併用すれば安全に利用できます。
TikTokの足跡が表示されないときの原因と対処法

「足跡機能が急に消えた」「履歴が見られない」と悩むユーザーも多いです。
TikTokの足跡が表示されない原因には、プロフィール表示履歴をオフにしている、年齢・フォロワー数の条件を満たしていないケースなどがあります。
16歳未満やフォロワー5,000人以上のアカウントでは利用不可です。
また、アプリが旧バージョンの場合にも一時的に機能が非表示になることがあります。
アプリ更新や再起動で解消するケースもあるため、まずは設定のオン・オフとアプリが最新かなどを確認してみましょう。
TikTokの足跡についてよくある質問

TikTokの足跡について、「どこまでバレるのか」「設定次第で見えなくできるのか」など、疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
ここでは、特によくある質問を3つ取り上げて解説します。
非公開アカウントでも足跡はつく?
非公開アカウントでも、双方がプロフィール表示履歴をオンにしている場合には足跡が付きます。
匿名で閲覧したい場合は、この機能をオフに設定することで足跡の記録を防げます。
設定を誤ると通知は送られませんが、履歴リストに名前が表示されてしまう点に注意が必要です。
TikTok Liteでも足跡はつく?
TikTok Liteでもプロフィール表示履歴機能は利用可能です。
通常版と同じく、双方の設定がオンであれば足跡が共有されます。
軽量版でもプライバシー管理機能は共通しているため、匿名で閲覧したい場合はオフ設定を忘れずに確認しましょう。
ログインなしで見たらバレる?
ログインせずにTikTokを閲覧した場合、足跡は一切記録されません。
プロフィールや動画を匿名で確認できますが、機能制限があるためアカウント操作やコメントはできません。
匿名性を重視したい場合に有効な閲覧方法といえます。
まとめ
ここまでTikTokの足跡機能(プロフィールの表示履歴)について解説してきました。
本記事の内容をまとめます。
- TikTokには「足跡機能」という名称の機能は存在しない
- しかし、自分のプロフィールを見たユーザーを確認できる「プロフィールの表示機能」という機能がある
- 「プロフィールの表示機能」は、マイページの「足跡マーク」から確認できる
- 足跡が残るのは、互いに「プロフィールの表示機能」をオンにしているユーザー同士のみ
- 「いいね」から相手に足跡がバレることはない
- 「コメント」から、相手のプロフィールに到達できる
TikTokのアカウント運用では、足跡機能を理解しておくことが重要なポイントです。
自分の履歴が残らないようにした場合は、プロフィールの表示機能をオフにし、「いいね」欄の公開設定も非公開にしておきましょう。
TikTokの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。
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下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。
- ブライダル学生あるある
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