【TikTok】アパレルブランドのマーケティング成功事例5選！

近年、多くの企業が、拡散力の強いTikTokのマーケティングに力を入れています。

多様なジャンルのアカウントが集客に成功しており、アパレルブランドも例外ではありません。

このように、TikTokを用いたマーケティングを自社で検討中の方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、競合も少なくないため、差別化を図らなければフォロワーの獲得も難しくなってきているのが現状です。

そこで、今回はアパレルブランドに特化したTikTokのマーケティング戦略や成功事例をご紹介します。

「アパレルあるある」や「アパレル社長」など、TikTokの人気のコンテンツも取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。

TikTokにアパレル企業が参入するメリット4つ

アパレルブランドを展開するうえで、TikTokを活用するとどのように企業にとってプラスになるのでしょうか。

ここでは、具体的な4つのメリットを取り上げて解説します。

 

1. ブランドの認知度が高まる

TikTokは拡散性が高く、フォロワーが0人でもバズを生みだせるレコメンドシステムを採用しています。

動画を投稿することでターゲットへリーチでき、自社のアパレルブランドについて知ってもらえることがメリットです。

ブランドの名前やロゴを覚えてもらえる他、コンセプトや世界観なども伝えられます。

自社のTikTokアカウントから手軽に情報発信ができ、ブランドの認知度を高めることが可能です。

TikTokのレコメンドシステムについて、より詳しく知りたい方はTikTokアルゴリズム攻略完全版！おすすめ動画の仕組みとはこちらも合わせてご覧ください。

 

2. ブランドの熱狂的ファンを作れる

TikTokの投稿を通して、世界観に共感したユーザーがブランドに愛着を持ってくれるようになります。

文章や写真のみでもデザイナーや社長の想い、こだわりなどを伝えることは可能です。

しかし、動画の方がより細かな表情や動きなどをユーザーに伝えることができます。

そのため、心に響く瞬間も多く、熱い気持ちで応援してくれるファンが増えることもよい点です。

また、モデルの可愛い・カッコいい着こなしなどを動画で見ることで、より着用シーンがイメージでき、ブランドへの強い憧れにつながります。

 

3. 新作紹介やお得な情報を発信できる

TikTokで商品情報を投稿すれば、広告費を抑えて情報発信することが可能です。

例えば、新作の発表なども自社アカウントで行えば、企業にとってコスパのよい宣伝になります。

TikTok上でキャンペーンを行ったりセール情報の配信をしたり、ターゲットユーザーに向けて効率的なマーケティングが行えることも嬉しいポイントです。

 

4. フォロワーの意見を反映した商品開発ができる

コメント欄に返事をしたりいいねをしたりして、フォロワーとコミュニケーションが図れます。

フォロワーの意見を反映させて、投稿企画をはじめ、商品の開発、サービスの改善などにもつなげられることもメリットです。

TikTokでの交流を通して、フォロワーにブランドを身近に感じてもらえます。

 

アパレル企業のTikTokマーケティング手法7つ

TikTokアカウントを作成する際には、ターゲットに合った戦略を練る必要があります。

ただ、思いつきで投稿を上げていても、フォロワーの増加や売上アップにはなかなかつながりません。

ここでは、アパレル企業に特化したTikTokマーケティング手法を7つ解説します。

 

1. おすすめコーデを紹介する

季節やテーマを決めて、自社のアパレルブランドのおすすめコーデをTikTokに投稿しましょう。

モデルや店員が着用して見せることで、「私も同じコーデをそろえたい」「こんなトップスが欲しかった」など、イメージしやすくなります。

例えば、次のようなユーザーの興味を引くテーマを設定しましょう。

色の合わせ方や小物とのバランスなど、ユーザーにとって発見やアイデアにつながるように工夫しましょう。

 

2. プレゼント企画を実施する

フォロワーの獲得や根強いファンを作るために、TikTokで自社のアパレル商品やノベルティグッズなどのプレゼント企画を行うのも一つの手です。

具体的には以下のようなキャンペーンの告知を投稿で行えます。

キャンペーン後はフォロワーが増えるので、そのタイミングでブランドの魅力をアピールできる投稿も行うことがポイントです。

TikTokでプレゼント企画を実施すれば、潜在的なターゲットにもリーチしやすくなります。

 

3. ハッシュタグを活用する

アパレル関連で人気のハッシュタグを使用して企画を考えると、多くの人の目にとまりやすくなります。

下記にアパレル企業におすすめのハッシュタグを取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

また、アパレルに関連しなくても、トレンドなどの人気ハッシュタグでダンスなどのエンターテイメント動画を投稿するのもおすすめ。

「どんな企画を考えたらいいのか分からない」という場合は、ハッシュタグをリサーチして企画を練るとよいでしょう。

関連記事のTikTokのハッシュタグを徹底解説！人気ランキングもご紹介こちらも、ぜひご覧ください。

 

4. コラボ企画をする

自社アパレルブランドの世界観に合うインフルエンサーをゲストに招き、コラボ企画をするのもよい方法です。

コラボ相手のフォロワーにもリーチできるため、新規顧客の獲得につながります。

自社ブランドのモデルをしてもらったり、ファッションへのこだわりを聞き出したりして、ユーザーが楽しめるコラボ配信にしましょう。

 

5. 広告を出稿する

TikTokでは、娯楽と学びを優先し、ユーザーの感情的なニーズを満たす「エンターテイメントコマース」に重きを置いています。

具体的には、以下のような工夫があることが特徴です。

また、もっともエンターテイメントコマースで需要の高いジャンルは、ファッション＆アクセサリーです。

日本国内では全ジャンルのうち20%を占め、今後も成長する可能性を秘めています。

さらに、TikTok広告は、アパレルを含むすべての業種において、他のSNSよりもインストール単価を60％下げることに成功。

専門チームが広告に関するノウハウを提供し、費用対効果の高い運用ができるようサポートしています。

自社のアパレルブランドを効率的に運用したいなら、広告の出稿を検討するのもおすすめです。

 

6. 販売の導線を貼る

TikTok上で集客してアパレル商品の販売につなげるためには、スムーズな導線設定が必要です。

「このスカート可愛い！欲しい！」ユーザーがそう思ったとしても、簡単に購入ページに遷移できなければ、購入への意欲が冷めてしまいます。

TikTokでは、プロフィール欄に自社のホームページやECサイトのリンクを設置することが可能です。

また、InstagramやLINEなどのSNSとの連携もできます。ユーザーの購入意欲がわいた時に、スムーズに購買行動に移せるよう導線を貼りましょう。

 

7. ライブコマースを行う

中国では、ライブコマースが多大な盛り上がりを見せていて、2025年には100兆円規模になると言われています。中でもレディースファッションの売上が、全体の30％近くを占めていることが特徴です。

中国のTikTokでは、すでにライブコマース機能が先行導入されており、今後日本も後を追いかけることになるでしょう。

現在日本では、TikTokが提携するECプラットフォームのShopifyを利用すれば、スムーズに決済へと誘導することが可能です。

関連記事の【TikTokライブ配信】これ1つで丸わかり！事例も紹介も、ぜひご覧ください。

 

TikTokのアパレルマーケティング成功事例5つ

すでにTikTokで集客に成功しているアパレル企業は、どのような戦略でアカウントを運用しているのでしょうか。

企画のアイデアや販売の導線など、参考できる部分は自社でも積極的に取り入れることがおすすめです。

ここでは、TikTokのアパレルマーケティングの成功事例を5つご紹介します。

 

1. Acka.（エーシーケーエー）

TikTokフォロワー数：約44,000人

美しさと個性を兼ね備えたデザインが魅力の『Acka』は、インフルエンサーである北風明日香さんがプロデュースするレディースアパレルブランドです。

ブランドのおしゃれな世界観やスタッフの仲の良さなど、ユーザーを惹きつける要素が盛りだくさんで、根強いファンがついています。

また、稀にアパレルと関係ない薬局のお気に入りアイテムや美容品なども紹介しています。

スタッフの私生活を見せるなど、新鮮な投稿となるよう工夫されていることも人気のポイントです。

 

2. kaoyorinakami

TikTokフォロワー数：約29,000人

ロゴやイラストが個性的なストリートブランドの『kaoyorinakami』は、2019年に誕生したばかりのアパレルブランド。レディースとメンズを展開しており、シルエットにこだわりがあります。

短い尺でテンポよく一気に見やすいコンテンツを作成しており、どの動画も高い視聴回数を獲得しています。

デザイナーの想いをしっかりと伝えてファンを増やしていることがポイントです。

ポップアップストアで顧客が行列を作って並ぶ様子を投稿したり、有名YouTuberとコラボしたりなど、高いマーケティング力で集客を行っています。

 

3. My Sugar Babe

TikTokフォロワー数：39,000人

『My Sugar Babe』は、2020年にスタートしたサーフ系ストリートブランドです。販売開始から、わずか3分で在庫がソールドアウトになったことでも注目を浴びました。

ペアの商品を多く取り扱っていることもあり、カップルでの着用シーンを多く投稿し、反響を呼んでいます。

色使いや楽曲のチョイス、世界観などが統一されており、熱狂的なファンの獲得に成功している話題のブランドです。

 

4. NOT CONVENTIONAL

TikTokフォロワー数：35,000人

モード系ファッションを追究したジェンダーレスなブランド『NOT CONVENTIONAL』。

日常に斬新なモードを融合させることをテーマにしたデザインが、若者の心を惹きつけています。

ドッキリやアパレル店員あるあるなどのエンターテイメント性に優れた企画を多く投稿しています。

また、アパレル関連の人気ハッシュタグも多く活用するなど、投稿に工夫があります。

スタッフの仲のよさそうな雰囲気も伝わり、ユーザーにとって親近感を抱きやすいのも良い点です。

 

5. REZZATURA

TikTokフォロワー数：35,000人

『REZZATURA』は、海外のセレブたちの普段着をテーマに、ゆるいエレガンススタイルを提案するアパレルブランドです。

町で歩く人に声をかけて自社商品と1万円を渡し、コーディネートしてほしいとお願いする企画を行っています。

独自性の強い企画に加え、オリジナル楽曲を使用するなど、競合との差別化ができていることがポイントです。

インフルエンサーが出演することもあり、多くのエンゲージメントを獲得しています。

 

TikTokのアパレル人気コンテンツ

最後に、アパレルの人気コンテンツを2つご紹介します。

 

アパレルあるある

「#アパレルあるある」のハッシュタグを使い、多くのTikTokerがアパレル業界でありがちな面白いやりとりを公開しています。

たとえば、以下のようなテーマでミニコントのネタを考えることが可能です。

アパレル企業でも、エンターテイメントとして、スタッフによるあるある動画を投稿するのはおすすめです。

投稿がバズればフォロワーも増え、ブランドについても興味を持ってもらうきっかけになります。

ただし、笑いのネタにするのはあくまでアパレル店員であり、お客さんにならないよう注意しましょう。

 

アパレル社長

アパレル企業の社長「＃アパレル社長」に焦点をあてたコンテンツが、高い人気を誇っています。

ブランドを牽引する立場として、社長自らがTikTokで名前を売っていくのも一つの手です。

具体的には、次のような企画にユーザーは興味を抱きやすいです。

社長に親しみを持ってもらうことで、ブランドイメージもよくなります。

また、エンターテイメントに振り切った企画も取り入れられると、より多くの人に興味を持ってもらえるでしょう。

 

TikTokの運用事例2選

最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。

 

株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。

具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。

 

THL専門学校

THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました。

下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。

運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万、フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー　テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。

 

まとめ

アパレルブランドのTikTokマーケティングや成功事例について解説しました。

今回の記事の要点をまとめると、以下の通りです。

TikTokを上手く活用すれば、自社メディアで効率的に集客から情報発信・販売までできるようになります。

新規にブランドを設立するアパレル企業でも、バズるチャンスが多いことがポイントです。

戦略をしっかり練ったうえで企画を考え、TikTokマーケティングを成功させましょう。

 

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株式会社pamxyでは、TikTok運用代行サービスを行っています。

実際に弊社で運用しているアカウントは、累計フォロワー33万人、TikTok内コンテストで2度優勝、TikTok公式クリエイターに認定されています。
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