- InstagramにおけるUGCとは?
- UGCを増やす効果・メリットが知りたい
顧客の声であるUGCを活用すると、Instagramでの集客や自社の商品販売に役立ちます。
しかし、活用したいと考えていても「UGCで具体的にどのようなメリットが得られるのか?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はInstagramのUGCについて、基礎知識やメリットなどを解説します。
本記事を最後まで読むと、UGCの理解が深まり、自社のアカウントで活用できるようになるでしょう。
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InstagramのUGCとは?
UGCとは「User Generated Contents」の略称で、消費者が作るコンテンツのことです。
Instagramの場合は、商品写真を乗せた投稿・口コミや、リールやストーリー機能でメンションを付けて紹介しているものなどを指します。
なお、Instagram以外でのUGCの例としては、Amazonや楽天市場などECサイトへのレビュー、Googleマップの口コミといったものが挙げられます。
ほかのSNSと比較して写真でのアピールがしやすいSNSであるため、化粧品や食品などの有形商材を取り扱っている際は、UGCの活用でより多くの人に認知してもらうことも可能でしょう。
InstagramのUGCを活用するメリット
InstagramのUGCを活用すると得られる4つのメリットは、以下のとおりです。
- 効率的にアカウントを運用できる
- フォロワー以外にもリーチできる
- 信頼性を高められる
- 今後の投稿や商品開発に役立つ
それぞれ順番に解説します。
効率的にアカウントを運用できる
UGCを活用することで、効率的なアカウント運用を実現できます。
消費者の投稿を自社で活用すると、投稿作成の手間や素材集めの時間を大幅に短縮できるためです。
さらに、レビューや投稿写真の質が高いUGCを採用できれば、人件費やデザイン費などの削減にもつながります。
ただ、投稿元へ許可を取る手間は発生するので、アカウント運用を行うときには忘れずに工数として含めるようにしてください。
フォロワー以外にもリーチできる
投稿を自社のアカウントのフォロワー以外へ届けられる可能性も広がります。
UGCによって自社アカウントをフォローしている人から、その人のフォロワーへ拡散されていく流れを作れるためです。
また、自社商品についてよく知らないフォロワーへも認知してもらうきっかけを作れて、興味を持ったフォロワーが実際に商品を購入して売上につながることもあります。
UGCを作成した人とつながりのある人は属性が似ていることも多く、新たにフォロワーとして獲得につながる、投稿から問い合わせにつながるといったことも考えられるでしょう。
信頼性を高められる
UGCによって、ユーザーからの信頼性を高められるのも大きなメリットです。
企業のアピールよりも、同じ立場の一般ユーザーが行っている消費者目線の声を聞くことの方が、購入するかどうかの判断材料として使われます。
実際、友人や近しい人からおすすめしてもらった商品を、購入をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今後の投稿や商品開発に役立つ
自社アカウントでの今後の投稿や、商品開発に役立てることも可能です。
「こんな機能がほしい」「○○ができたらよかった」というリアルな声が集められて、既存商品の改善点や新しい商品のアイデアにつながります。
さらに、「よりよい使い方がある」という声がある場合は、投稿内容のネタのひとつとして活用することもできます。
多くのUGCを集めることができれば、アイデアの引き出しが増えて自社で投稿内容を考える手間も少なくなるでしょう。
InstagramのUGCを増やすための施策
InstagramのUGCを増やすためには、3つの施策が有効です。
- インフルエンサーを起用する
- キャンペーンを行う
- UGCを投稿したくなる導線設計
どのようなメリットがあるかも含めて解説します。
インフルエンサーを起用する
ユーザーによく知られているインフルエンサーを起用することが、有効な施策のひとつです。
Instagram上には著名人や芸能人はもちろん、ITや旅行などひとつの分野に特化して発信を行うインフルエンサーなど、多くの方が存在します。
インフルエンサーのフォロワーにはコアなファンも多く、知名度や影響力が大きいため、PRに協力してもらうと多くの人に商品を伝えられます。
起用する際は、普段から自社商品を使っている、コンセプトに共感してくれるような方を基準に選ぶとよいでしょう。
キャンペーンを行う
ユーザーが参加できるキャンペーンを行うのもよいでしょう。
行うキャンペーンによっては、短期間でUGCを多く収集する、キャンペーン開催中に多くのユーザーへ発信を届けることにもつながります。
具体的な例としては、フォロー・いいね・指定のハッシュタグを利用しての投稿などを参加条件として、無料特典を抽選でプレゼントするというのが挙げられます。
Instagramを利用する一般ユーザーは特典を受けられて、企業はUGCを収集できるため、それぞれにメリットがあるといえるでしょう。
ただし、キャンペーンを行うときはステルスマーケティングにならないよう注意が必要です。
ステルスマーケティングは、広告やPRであることを消費者に隠して行う集客のことです。
UGCを投稿したくなる導線設計
UGCを投稿したくなる導線を作ることも有効です。
初期のアカウント運用時はなかなかUGCが集まらないこともあるため、Instagram外で実際に購入してくれているユーザーに働きかけていくとよいでしょう。
たとえば、商品を梱包した箱に「Instagramで商品写真とあわせてハッシュタグとともに簡単なレビューをしていただければ、特典をプレゼントします」というチラシを同封することなどが挙げられます。
InstagramのUGCの活用方法
InstagramでUGCを活用する方法は以下の3つです。
- ユーザーの投稿をリポストする
- 自社のWebサイトに掲載
- 広告のクリエイティブに活用する
それぞれの場面で活用すると、どんなメリットがあるかもあわせてご紹介します。
ユーザーの投稿をリポストする
1つ目は、ユーザーの投稿を自社アカウントでリポストする活用方法です。
リポストは、消費者が自社の商品や活動などについて記載した投稿を、自社アカウントで改めて投稿することです。
詳しく商品の魅力が書かれている、加工や編集を行っているなど質の高い投稿をリポストすれば、アカウント全体の雰囲気の統一や親しみやすさにつながるでしょう。
ただし、X(旧Twitter)やTikTokなどとは異なり、Instagramではストーリー以外はアプリ内でのリポストはできません。
フィード投稿の場合は外部アプリを使用する必要があり、さらに投稿元に許可をとる必要もあります。
許可取りの手間だけではなく、リポストする投稿を探す手間もあるため、運用で活用する際は余裕のある工数を見積もっておきましょう。
Instagramのリポストについては、「【Instagram】リポストのやり方とメリットを解説!」の記事内で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
自社のWebサイトに掲載
2つ目は、自社のWebサイトで掲載して活用する方法です。
ホームページやECサイトにUGCを乗せることで、実際の使用感や活用方法を消費者がイメージしやすくなります。
さらに、メリットでもお伝えしたとおり、購入を考えているユーザーが信頼して商品を買う判断材料のひとつとしても使えます。
広告のクリエイティブに活用する
3つめは、広告の製作素材として活用する方法です。
広告やランディングページ(LP)にUGCを組むことで、広告から流入したユーザーが見たときに信頼性を高められます。
また、活用したUGCに、広告を見たユーザーにとって魅力的な感想が書かれていると、より商品やサービスに興味をもってもらえるでしょう。
UGCはできるだけ具体的に書かれているものを乗せると、より信頼性の担保として活用できます。
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InstagramのUGCを活用する際の注意点
InstagramでUGCを活用する場合は、以下の3つに注意する必要があります。
- 独自のハッシュタグを作っておく
- 必ず許可を得てから使用する
- 投稿元がわかるようにする
それぞれどのような点に注意するとよいのか詳しく解説します。
独自のハッシュタグを作っておく
UGCを活用する場合、オリジナルのハッシュタグを作っておきましょう。
どのハッシュタグを使えばよいかユーザーにすぐ伝えられるだけではなく、タグ検索を使えばUGCを簡単に収集することもできます。
企業名をそのままハッシュタグに使っている会社もありますが、ユニクロの「#UNIQLOコーデ」のような形でコンセプト・商品名をあわせるのがおすすめです。
UGC収集用と企業名のみのハッシュタグに分けることで、運用もしやすくなるでしょう。
Instagramのハッシュタグについて詳しく知りたい方は、「インスタのハッシュタグを徹底解説!付け方や人気のタグも紹介」の記事をご覧ください。
必ず許可を得てから使用する
UGCをリポストやWebサイトで使う場合は、投稿主に必ず許可を取りましょう。
投稿を無断で使用してしまうと、法的なトラブルにつながるリスクもあります。
投稿元にコメントをするか、直接ダイレクトメッセージを送ってコンタクトを取り、許可をもらいましょう。
あらかじめ、ハッシュタグを付けて投稿した場合、キャンペーンやリポストに同意しているとみなす規定を設定するのもひとつの方法です。
ただ、直接連絡を取ることでユーザーとのコミュニケーションにもなり、認知してもらうことにつながります。
メッセージとして残すことで使用許可をしっかりとった証拠にもなるので、直接コンタクトを取るのをおすすめします。
投稿元がわかるようにする
投稿元がわかるようにしておくことも忘れないようにしましょう。
再投稿する際にメンションを付ける、タグ付けを行うなどをして投稿元が分かるようにしてください。
さらに、再投稿へのお礼も添えるのがおすすめです。
引用したことが明確で、投稿元のユーザーにも好印象を与えられるでしょう。
InstagramのUGCの活用事例3選
ここからは、InstagramにおけるUGC活用事例をご紹介します。
1. H.I.S.(タビジョ)
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旅行代理店のH.I.Sが運営している「タビジョ」は、その名のとおり旅好き女子へ向けた発信を行っているアカウントです。
UGCは「#タビジョ」で集めており、現時点では約240万件を超える投稿が行われています。
リポストをしている投稿では、投稿の2枚目に誰の投稿をリポストしたかが明記されています。
さらに、投稿者から独自にコメントをもらうだけではなく、写真の周りをタビジョ側で編集・加工を行い彩っており、ユーザーとしっかりコミュニケーションを取っていることが分かりました。
編集や加工によって投稿全体の雰囲気も統一されており、ターゲットが明確に設定されているのが特徴です。
2. Canon(LIFE with CAMERA)
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「LIFE with CAMERA」は、Canonユーザーの「カメラのある生活」をコンセプトにした、Canonの公式アカウントです。
ハッシュタグは「#LIFEwithCAMERA+#機材名」を指定しており、「#LIFEwithCAMERA」単体でも約5.7万件もの投稿が行われています。
リポストする際はユーザーIDのメンションとプロフィールURLを乗せています。
さらに、ハッシュタグを利用した場合は、著作物や肖像について了承したものとみなす注意書きを投稿ごとに記載していました。
投稿では再投稿を中心に行いつつ、ストーリーやショップ機能を利用してフォトコンテストや商品販売のPRを行っています。
3. 永谷園
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お茶漬けやお吸いものをはじめとした即席食品を販売している永谷園は、「永谷園公式」という名前でInstagram運用をしています。
フォロワーは現在7.5万人で、ハッシュタグは「#永谷園」を使用中です。
通常の投稿だけではなく、リールも交えながら再投稿を行っています。
「#永谷園」では主にアレンジレシピを紹介したUGCを紹介しており、「時短・便利・新発見」のコンセプトを体現しています。
まとめ
本記事をまとめると、以下のとおりです。
- UGCを活用するとフォロワー以外にも発信を届けられる、今後の投稿や商品開発に活かせるなどのメリットがある
- UGCは投稿のリポストやWebサイトへの掲載としても活用できる
- UGCを活用する際は投稿元がわかるようにしつつ許可を必ず取る
今日からUGCを集めアカウント運用に活かし、自社の商品や活動の魅力を広げるひとつの要素にしていきましょう。
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