- TikTokでアカウント警告を受けたらどうなるの?
- どのようなコンテンツを投稿すると警告を受けてしまうの?
TikTokでは、不適切なコンテンツを投稿してしまうと運営側から警告を受けてしまうことがあります。
警告を受けると、どうなってしまうのか気になるユーザーも少なくありません。
また、どのようなコンテンツが警告を受けてしまうのか分からないという担当者も多いはずです。
そこで本記事では、TikTokアカウントが警告を受ける主なコンテンツ事例や対処法、警告を受けないようにするために意識すべきポイントなどについて解説します。
TikTokのアカウント警告とは?
TikTokのアカウント警告とは、TikTokが定義したコミュニティガイドラインに違反してバンされたユーザーに科せられるペナルティのことです。
一度違反してバンされただけでは、警告を受ける可能性は低いです。
しかし、違反したユーザーは公式によって記録されるため、何度もコミュニティガイドラインに違反してしまったり、違反している度合いが重度だったりする場合には、ユーザー名の下に赤文字で「アカウント警告」と表示されるようになります。
TikTokアカウントが警告を受ける可能性の高いコンテンツ11選
TikTokアカウントが警告を受ける可能性が高いコンテンツ事例として全部で11あります。
- 未成年の安全を脅かすようなコンテンツ
- 危険な行為と判断されるコンテンツ
- 自殺や自傷行為を助長させるようなコンテンツ
- ヌードや性行為などのコンテンツ
- いじめやハラスメントのようなコンテンツ
- 人間性を否定しているコンテンツ
- 暴力行為に関連したコンテンツ
- 事実とは異なる偽りのコンテンツ
- 犯罪行為の助長や規制対象品を宣伝するようなコンテンツ
- グロテスクな描写が映し出されているコンテンツ
- 著作権を侵害しているようなコンテンツ
コミュニティガイドラインを参考に順番に解説します。
未成年の安全を脅かすようなコンテンツ
TikTokでは、未成年のユーザーでも安心して利用できるような取り組みを行っています。
そのため、以下のようなコンテンツを投稿した場合には、警告を受ける可能性が非常に高いです。
- 未成年者を性的搾取することを目的としたコンテンツ
- 未成年者が関与しているヌードや性的行為などのコンテンツ
- アルコールやタバコ・薬物など未成年者にとって有害となるコンテンツ
- 未成年者に対して心身共に危害を加える可能性があるコンテンツ
危険な行為と判断されるコンテンツ
高いビルの屋上でアクロバティックなパフォーマンスを披露したり、街中にある建物を利用してパルクールに挑戦していたりするコンテンツを視聴したことがあるユーザーも多いはずです。
そのようなコンテンツは命の危険に関わる行為と判断されてしまい、警告を受ける可能性が高いので気をつけましょう。
自殺や自傷行為を助長させるようなコンテンツ
TikTokでは、ユーザーの健康と幸福を第一優先としています。
そのため、自殺やリストカットのような自傷行為は警告を受ける可能性があります。
ヌードや性行為などのコンテンツ
TikTokでは、誰もが楽しく安心して利用できるようなプラットフォーム作りを目指しているため、以下のようなコンテンツを投稿するのは控えましょう。
- 強姦や性的暴行などを助長させるようなコンテンツ
- 性的行為を誘惑するようなコンテンツ
- 性器や陰部などを描写しているコンテンツ
いじめやハラスメントのようなコンテンツ
誰かをいじめたり、ハラスメントにあたるような行為が描写されていたりするコンテンツをTikTokは容認していません。
また、他人の住所や氏名・電話番号など、個人情報を晒すような脅迫行為も禁止しています。
人間性を否定しているコンテンツ
以下の項目に対して人間性を否定するような意見を述べているコンテンツも、TikTokでは警告対象です。
- 人種
- 民族
- 出身国
- 宗教
- 社会階級
- 性的指向
- 性別
- 性的志向
- 性別性自認
- 重篤な疾患
- 障害
- 在留資格
また、上記の項目に関与した音楽やジェスチャー・イラストなども警告を受ける可能性が高いので、注意しましょう。
暴力行為に関連したコンテンツ
暴力を助長したり称賛したりしているようなコンテンツも警告対象となります。
警告を受けたくないのであれば、以下のようなコンテンツは投稿しないようにしましょう。
- 過激派グループを称賛したり促進したりするようなコンテンツ
- 過激派グループへの勧誘を促進しているコンテンツ
- 危険な個人や組織に対してジェスチェーやイラストなどを描写しているコンテンツ
事実とは異なる偽りのコンテンツ
真実とは全く異なるような偽りのコンテンツを投稿した場合、視聴したユーザーは不安や恐怖を抱いてしまいます。
そのため、TikTokではこのようなコンテンツを投稿したアカウントに対して警告する可能性が非常に高いです。
犯罪行為の助長や規制対象品を宣伝するようなコンテンツ
TikTokでは、窃盗や偽造などの犯罪行為を助長するような行動や、銃や薬物などの規制対象品を宣伝するコンテンツの投稿を厳しく取り締まっています。
また、以下のような動画の投稿も違反の対象となり、警告を受ける可能性があるので注意しましょう。
- カジノ
- ポーカー
- 宝くじ
- ギャンブルに関連するアプリやソフト
グロテスクな描写が映し出されているコンテンツ
動物の虐待や流血画像など、視聴したユーザーが気分を害するようなグロテスクな描写を映し出しているコンテンツも警告対象となる可能性が高いです。
著作権を侵害しているようなコンテンツ
TikTokはユーザーの多様性を尊重しています。
しかし、有名なアーティストの曲を無断で使用したり、アニメのシーンを切り取ったりするなどの著作権を侵害するようなコンテンツはNGです。
著作権を侵害した場合、アカウントの警告を受けるだけでなく、見つかり次第コンテンツそのものが削除されるので注意しましょう。
楽曲を使用する場合には、TikTok公式が提供している音源を利用するのがおすすめです。
詳しくは、「【保存版】TikTokで著作権侵害をしないための鉄則4選!」の記事をご覧ください。
TikTokのアカウント警告を無視した場合に起こる4つのこと
TikTokアカウントが警告を受けたのにもかかわらず、そのまま無視し続けてしまうと、以下の4つの出来事が起こります。
- 一部の機能が制限される
- シャドウバンの対象となる
- アカウントが停止される
- 永久バンとなる
ペナルティが軽い順から順番に解説します。
一部の機能が制限される
アカウント警告の度合いや受けた回数によっても異なりますが、主に以下のような機能が制限されます。
- コンテンツのアップロード
- プロフィールの編集
- ライブ配信の開催
- コメント機能の利用
- DMの利用
シャドウバンの対象となる
シャドウバンの対象となる可能性があります。
シャドウバンによって、視聴回数やいいね数・コメントなども増えないという状態となります。
詳細については、「TikTok再生回数が0に!? シャドウバン、不具合について解説」の記事をご覧ください。
アカウントが停止される
アカウント警告を何度も受けてしまうと、アカウントを停止される恐れもあります。
アカウントの停止によって、これまでのフォロー数やフォロワー数が0になり、コンテンツを投稿することができません。
あらゆる機能が利用できない状態となるので、新たにアカウントを作り直さなければいけなくなります。
永久バンとなる
一番重いペナルティが永久バンです。
永久バンになってしまうと、新しくアカウントを作成することすらもできなくなります。
TikTokアカウントが警告を受けた際の対処法
TikTokアカウントが警告を受けた際には、対処法として以下の2つを試してみましょう。
- 異議申し立て通知フォームに送る
- 警告が解除されるまで様子を見る
一つずつ解説します。
異議申し立て通知フォームに送る
TikTokでは、ユーザーが運営側に意見を述べることができる異議申し立て通知フォームがあります。
不適切なコンテンツを投稿していないのにもかかわらずアカウントが警告を受けた際には、運営側の誤りである可能性が非常に高いため、異議申し立て通知フォームに送ることで、再度審査してもらえます。
警告が解除されるまで様子を見る
アカウントの警告は、一定期間経過することで自動的に解除されることがあります。
そのため、警告が解除されるまでしばらく様子を見ておくというのもおすすめです。
TikTokアカウントが警告を受けないようにするためのポイント
TikTokアカウントが警告を受けないようにするためには、以下の2つを意識しましょう。
- コミュニティガイドラインを遵守したコンテンツを投稿する
- 作成したコンテンツを複数人でチェックする
順番に解説します。
コミュニティガイドラインを遵守したコンテンツを投稿する
TikTokでは、安全で快適な場所を提供するためにコミュニティガイドラインを発表しています。
コミュニティガイドラインに違反してしまうとアカウントが警告を受けてしまう可能性が高いので、コミュニティガイドラインを遵守したコンテンツを投稿するよう意識しましょう。
作成したコンテンツを複数人でチェックする
たとえコミュニティガイドラインを遵守してコンテンツを作成しているつもりでも、意図せずに違反していることもあります。
そのような事態を防ぐためにも、作成したコンテンツは複数人でチェックしましょう。
TikTokの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。
- 株式会社ジンジブ
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株式会社ジンジブ
株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。
- 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
- 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
- 先輩にいきなり弊社の選考に落ちたらどうしますか?と聞いてみた!
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THL専門学校
THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。
- ブライダル学生あるある
- 飛行機に持ち込んでいい?or 悪い?持ち物3選!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。
運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万、フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。
まとめ
本記事をまとめると、以下のようになります。
- TikTokのアカウント警告とは、コミュニティガイドラインに違反してバンされたユーザーに科せられるペナルティ
- アカウントの警告を無視すると、機能制限やシャドウバン・アカウントの停止となる可能性がある
- TikTokアカウントが警告を受けた際には、異議申し立て通知フォームに送ったり警告が解除されるまで様子を見たりするのがおすすめ
TikTokアカウントが警告を受けると、最悪の場合には永久バンとなってしまう恐れがあります。
その結果、TikTokそのものが利用できなくなる可能性があるので、注意が必要です。
本記事を参考に、コミュニティガイドラインを遵守したコンテンツの作成を意識しましょう。
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