- YouTubeの再生回数がどのようにカウントされるのか気になる
- 再生回数を増やすポイントについて知りたい!
これからYouTubeチャンネルを運用するにあたって、再生回数の仕組みについて知りたい方もいるはずです。
そこで本記事では、YouTubeの動画再生のカウントの仕組みや主なアクセス経路、再生回数を増やすためのコツについて解説します。
YouTubeで再生回数がカウントされる仕組みについて
YouTubeでは基本的に、ユーザーが動画をクリックして一定時間以上視聴した場合にカウントされる仕様となっています。
冒頭で離脱するなど、視聴時間が短すぎる場合はカウントされないと言われていますが、一定時間が具体的にどれくらいの時間なのかは公表されていません。
一般的には「30秒以上の視聴」が目安とされているため、再生回数としてカウントされるためには、ユーザーにできるだけ長く視聴してもらう工夫を施す必要があります。
YouTubeでは不正防止のために、自動再生やミュート、一定時間内の同一IPからの複数再生は除外される仕組みです。
また、2025年3月31日よりYouTubeショートのカウント方法が変更されました。
これまでは長尺動画と同様に、一定時間以上の視聴が条件でした。
しかし、今後はTikTokやInstagramのリールと同様に、「再生が開始された瞬間」にカウントされるようになりました。
即時カウントに変わったことで通常動画と仕組みが異なるため、運用においては各動画形式のカウント基準の違いを押さえる必要があります。
なお、元の指標も「エンゲージ ビュー」に名称を変えて残るため、動画を視聴し続けたユーザーの数も把握することができます。
今後は「視聴回数」と「エンゲージ ビュー」のそれぞれの指標を確認して、ショート動画の視聴状況についてより深く分析することが可能です。
参考:Update to How Shorts Views are Counted on YouTube
YouTubeで動画が再生されるまでの主な流入経路
YouTubeの再生回数を効率よく増やすには、どのような経路から自分の動画にアクセスが集まるのか理解することが重要です。
YouTube内部と外部から流入させるコツを知りましょう。
ユーザーが動画にたどり着くまでの主な経路は、以下の通りです。
- YouTube内での検索
- おすすめ動画
- 関連動画
- 検索エンジン
- SNS
一つずつ解説します。
YouTube内での検索
YouTubeでは検索エンジンと同じように検索欄があり、キーワードを入力することで関連動画が表示される仕組みとなっています。
検索順位が上位に表示されるほど、多くのユーザーからクリックしてもらえるようになり、再生回数が増加する可能性が高くなります。
検索からの流入を増やすためには、動画の内容だけでなく、タイトルやサムネイル、説明文にもこだわるようにしましょう。
おすすめ動画
YouTubeでは、ユーザーの興味や関心に合わせてトップページにおすすめ動画が表示される仕組みです。
表示される動画は、ユーザーが視聴してきた動画の傾向からAIが最適な動画を選択します。
どのような条件を満たすことで自身の動画がおすすめに表示されるのか、具体的には発表されていませんが、短期間で伸びている動画はおすすめに表示されやすい傾向にあります。
また、タイトルにキーワードを含めたりハッシュタグを活用したりなど、VSEO対策を行うのもおすすめです。
関連動画
YouTubeでは、視聴したい動画をクリックすると、同じページ内に関連動画が表示されます。
また、終了画面に関連動画を挿入しているチャンネルも少なくありません。
関連動画から視聴される割合も非常に多いため、再生数を増やしたいのであれば、いかに関連動画に表示できるかが重要となります。
ただ、関連動画が表示される仕組みは公式より明らかになっていないので、どのような動画が表示されているのか分析してみましょう。
検索エンジン
YouTube動画は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでも表示されます。
検索エンジンでも同様にサムネイルやタイトルが表示されるようになっており、上位に表示されれば再生回数が伸びるきっかけにもなります。
検索エンジンからの流入を増やすためには、検索ワードのトレンドを把握することが大切です。
SNS
X(旧Twitter)やInstagramなど、他のSNSにYouTube動画を埋め込むことができます。
たとえフォロワー数が少なかったとしても、他SNS経由で再生回数が一気に伸びることも珍しくありません。
そのため、少しでも早くアカウントを成長させたいのであれば、YouTube以外のSNSも積極的に運用しましょう。
他のSNSに短編動画を投稿し、YouTube本編へリンク誘導することで再生回数の底上げが可能です。
SNSアカウントごとにターゲット層を定め、投稿タイミングやハッシュタグ最適化を行うことで、外部トラフィックが持続的に増加します。
YouTubeで再生回数を増やすためのコツ
再生回数を増やしたい場合は、以下のコツを意識しましょう。
- 興味関心を惹くようなサムネイル・タイトルにする
- 再生リストを作成する
- 視聴されやすい時間帯に投稿する
- ショート動画も積極的に活用
- 終了画面を設定する
- トレンドを活用した企画づくり
- 視聴者にアクションを促す
- YouTubeアナリティクスの活用
順番に解説します。
興味関心を惹くようなサムネイル・タイトルにする
動画を制作する際には、興味関心を惹くようなサムネイルやタイトルにすることが重要です。
インパクトがあり印象に残りやすいサムネイルや、思わず動画を視聴したくなるようなタイトルにすることで、クリックしてもらえる可能性が高くなります。
【サムネイル作成のポイント】
- 少ない文字数で分かりやすく
- タイトルと同じ言葉は使わない
- 人気のフォントを使う
【タイトル設定のポイント】
- 28文字以内に収める
- 数字や強調ワードを取り入れる
- サムネイルとの関連性を高める
さらに詳しく知りたい方は、下記の関連記事もあわせてご覧ください。
再生リストを作成する
再生リストを作成することで、動画をまとめて視聴してもらいやすくなり、チャンネル全体の再生数を伸ばすきっかけになります。
再生リストには上限がないので、動画の本数が貯まってきたら、一つだけでなく複数作成してみるのもおすすめです。
ジャンル別やシリーズ別に分けることで、視聴者が自分の興味のある動画を見つけやすくなるでしょう。
再生リストについては、「YouTubeの再生リストを作成する方法と6つのメリットを解説」の記事内で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
視聴されやすい時間帯に投稿する
YouTubeに限らず、SNSではユーザーの利用が少ない時間帯があります。
多くの人が就寝中の夜中から早朝にかけてや、学校や仕事中の視聴しづらい時間帯などに動画を投稿してしまうと、再生回数は伸びづらくなります。
最適な時間帯はチャンネルのターゲットによって異なりますが、一般的には18〜21時頃が視聴されやすいと言われています。
ショート動画も積極的に活用
最近では、ショート動画を活用するチャンネルも増えてきています。
ショート動画は、通常の長尺動画よりも拡散力が高い傾向にあります。
通常動画からユーザーの興味関心を惹くようなシーンを一部切り抜いて投稿することで、数十万再生を超えている動画も少なくありません。
そのため、ショート動画を積極的に活用するのもおすすめです。
ただし、ショート動画は3分以内の動画しか投稿できないという制限があるため、注意しましょう。
終了画面を設定する
動画の最後の「終了画面」に、チャンネル登録ボタンや関連動画のリンクなどを配置することが可能です。
終了画面を設定することによって、最後まで動画を視聴してくれたユーザーに対して次のアクションを取ってもらうことができるため、なるべく設定しておくようにしましょう。
再生回数を増やすためのコツについてさらに詳しく知りたい方は、「【YouTube】再生回数を伸ばす11つの方法をプロが伝授!」の記事をご覧ください。
トレンドを活用した企画づくり
YouTubeでは、話題性の高いテーマを取り入れることで関連動画にも表示されやすくなります。
流行語やイベント、季節トピックを活用し、検索ボリュームのあるキーワードを企画段階で設定することで、短期間でも再生数の大幅増加を狙えます。
視聴者にアクションを促す
視聴者との相互コミュニケーションを意識した演出やナレーションを導入することで、自然なエンゲージメントが生まれます。
動画内で「いいね」「コメント」「共有」などのアクションを促すと、YouTubeのアルゴリズムが反応し、おすすめ枠への露出が増えて結果的に再生回数の増加につながります。
YouTubeアナリティクスの活用
YouTube Studioで視聴維持率や平均視聴時間を分析すると、離脱ポイントや改善すべき部分が明確になります。
再生回数を増やすには、データを基にサムネイル精度や冒頭構成を調整し、リテンション向上を継続的に行うことが重要です。
YouTube再生回数に関するよくある質問
YouTubeの再生回数にまつわるルールや、「なぜ増えないのか」「どのように繰り返し視聴が扱われるのか」など疑問は多く寄せられます。
下記によくある質問をまとめます。
視聴されているのに再生回数が増えないのはなぜ?
YouTubeでは、短時間視聴やボット再生が疑われる場合、カウントが保留または無効となります。
特にアップロード直後は一時的に反映が遅れることもあるため、審査が完了するまで時間を置くことが必要です。
ショート動画のカウントロジックは通常動画と違う?
2025年3月以降、ショート動画は再生が始まった瞬間にカウントされ、繰り返し再生も条件付きで加算されます。
通常の動画とは異なり、長時間視聴よりも表示回数の多さが重要となる仕組みです。
複数端末や家族が同時に見る場合は?
同一ネットワーク上で短時間に繰り返し再生されると、不正とみなされカウントが制限されます。
別端末や異なるアカウントから視聴すれば、正しく視聴回数として認められる可能性が高まります。
インプレッションとは?
インプレッションは、動画サムネイルがYouTube上で表示された回数を指します。
この指標が高いほど、潜在的な再生数の母数が増えます。
タイトル・サムネイル改善によってCTR上昇を目指しましょう。
再生回数カウントの仕様はなぜ頻繁に変わる?
YouTubeはアルゴリズム改良を通じ、ボット対策やフェアな視聴環境の維持を図っています。
2025年には評価基準が「クリック数」から「満足度」へ移行しており、ユーザーの実体験がアルゴリズムに反映されやすくなっています。
まとめ
本記事をまとめると、以下のようになります。
- YouTubeでは、ユーザーが動画をクリックして、一定時間以上視聴した場合にカウントされる仕様となっているが、何秒で1カウントされるかは公表されていない
- Yユーザーが動画にアクセスするための主な経路として、おすすめ動画や関連動画、検索エンジンが挙げられる
- YouTubeで再生回数を増やすためのコツとして、興味関心を惹くようなサムネイルやタイトルを作成したり、視聴されやすい時間帯に投稿したりすることが大切
YouTubeチャンネルを運用するにあたって、再生回数の仕組みを知ることは非常に大切です。
本記事を参考に、効率的にYouTubeチャンネルを伸ばしていきましょう。
YouTubeの運用事例
最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
ナイツ塙の自由時間
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弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。
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