- 効果的なYouTube切り抜き動画を作りたい!
- 切り抜き動画の視聴回数が全然伸びない…どうすればよい?
- 切り抜き動画で気を付けるべきポイントは?
「切り抜き動画ブーム」により、YouTube上では多くの切り抜き動画が投稿されています。
切り抜き動画を上手く活用できれば、チャンネルの再生回数や登録者数を伸ばすことも可能です。
しかし、いざ何も知らないまま切り抜き動画を始めたとしても、「視聴回数が伸びない」「著作権に引っかかる」などの罠にハマってしまうかも知れません。
そこで本記事では、切り抜き動画の作成・投稿方法や安全に収益化する方法などをご紹介します。
YouTubeの収益化については「【24年版】YouTube収益化の条件・ポイント6選を解説!」で解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
YouTubeの切り抜き動画とは?
YouTubeの切り抜き動画とは、YouTubeのライブ配信や動画の一部分を切り抜き、再編集して投稿した動画のことです。
YouTuber本人ではなく、第三者が投稿した動画のことを指します。
切り抜き動画は、長時間のライブ配信や動画を見る時間がなく、「面白かった部分だけ見たい」という視聴者に需要があります。
- 認知度が上がりチャンネル登録者につながる
- 視聴者の関連動画にYouTuber本人の動画が増える
- 収入が増える
視聴者の需要の高まりや、YouTuberへのメリットといった要因が重なった結果、YouTubeの切り抜き動画は一大コンテンツとなりました。
実際に切り抜き動画の許可をしている、YouTuberの一例をご紹介します。
- ひろゆき
- 東海オンエア
- ヒカル
- 中田敦彦のYouTube大学
- メンタリストDaiGo
- 三崎優太 青汁王子
この他にも、切り抜き動画を許可しているYouTuberは大勢います。
しかし、無許可で切り抜きを投稿してしまうと著作権侵害になってしまうため、注意が必要です。
YouTube切り抜き動画作成に必要なものとは?
YouTube切り抜き動画を作成するときに必要なものは、以下の2点です。
- デバイス(PC・スマートフォン・タブレット)
- 動画編集ソフト
デバイス(PC・スマートフォン・タブレット)
切り抜き動画を制作してYouTubeへアップロードするためには、PC・スマホ・タブレットなどのデバイスが必要です。
現在はスマホやタブレットの性能が向上しているので、PC以外のデバイスでも動画作成やアップロードが可能になりました。
しかし、品質や作業の効率などを考えると、切り抜き動画の作成・投稿にはPCを使用するのがおすすめです。
PCは画面が大きく高度な編集ツールを利用できるため、編集作業をより快適かつ効率的に行うことができるからです。
動画編集ソフト
切り抜き動画を作るためには、動画編集ソフトウェアやアプリも必要です。
カットやトリミングなど基本的な編集のみであれば、YouTube Studio内にある「エディタ」という機能でも編集できます。
しかし、競争が激しい市場環境を考えると、テロップや効果音、エフェクトなどの機能を使いこなし、動画の質を高めることが重要です。
YouTube切り抜き動画の作り方
YouTube切り抜き動画の作り方を、以下の手順で解説します。
- 素材を編集ソフトに取り込む
- 必要ない部分をトリミング・カットする
- テロップを付ける
- 音楽を追加する
- サムネイルを作る
動画の基本的な編集方法については、「YouTube動画編集のやり方|初心者向け完全ガイド」で詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
1. 素材を編集ソフトに取り込む
まず初めに、編集ソフトに切り抜きたい動画や、音楽やフォントなど使用する素材を取り込みます。
PCで編集する場合は、使用する素材を一度ダウンロードして取り込む必要がありますが、アプリの場合はすでに素材が用意されているケースもあります。
2. 必要ない部分をトリミング・カットする
動画の始まりと終わり部分の長さを調節することを「トリミング」、複数シーンに分割してつなぐ機能を「カット」といいます。
動画のどの部分を使いたいのかを確認して、必要ない部分はトリミングまたはカットしていきましょう。
3. テロップを付ける
次に、動画の内容や音声に合わせてテロップを入れていきます。
テロップは、視聴者が読みやすいような大きさ・色味の文字にしましょう。
4. 音楽を追加する
動画の雰囲気に合うBGMや音楽、内容に合わせて効果音なども追加しましょう。
5. サムネイルを作る
動画に適したサムネイルを作成します。
サムネイルでは、動画の内容を短くて分かりやすい言葉で伝えることが大切です。
また、ユーザーにインパクトが与えられるように、文字の大きさやフォントなども意識しましょう。
YouTubeに切り抜き動画を投稿する方法
次に、作成した切り抜き動画をYouTubeに投稿する方法をご紹介します。
- Googleアカウントを作成する
- YouTubeチャンネルを開設する
- 切り抜き動画をアップロードする
- 動画の詳細を設定して投稿する
1. Googleアカウントを作成する
動画を投稿するために、まずはGoogleアカウントを作成しましょう。
作成ページから無料で登録することができます。
Googleアカウントを作成する手順は、以下の通りです。
- 名前、ユーザー名、パスワードを入力する
- 電話番号を入力して、SMSで送られる確認コードを入力する
- 生年月日と性別を入力(再設定アドレスは任意)
- 電話番号の追加(任意)
- プライバシーポリシーに同意
Googleアカウントの作成方法については、「YouTube企業アカウント開設の流れを解説」の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
2. YouTubeチャンネルを開設する
次に、YouTubeチャンネルを開設します。
YouTubeチャンネルの開設方法は、以下の通りです。
- YouTubeを開いてアイコンから「チャンネルを作成」を選択
- 「始める」ボタンをクリックする
- 「カスタム名を使う」を選択
チャンネル開設の際に、「カスタム名を使う」を選ぶことで、複数人のチームで共有しながらYouTubeアカウントを運用できます。
また、チャンネル開設後は下記の設定を行いましょう。
- チャンネル名
- プロフィール画像
- チャンネルの説明
- バナー画像
YouTubeチャンネルの開設方法や各種設定については、「【YouTube企業アカウント】開設から運用まで徹底解説!」の記事をご覧ください。
3. 切り抜き動画をアップロードする
チャンネルが開設できたら、切り抜き動画をアップロードします。
動画をアップロードする手順は、以下の通りです
- YouTube Studioを開く
- 右上の「作成」をクリックして「動画をアップロード」を選択する
- アップロードする動画を選択する
動画を選択する際は、「ファイルを選択」ボタンをクリックするか、動画ファイルをドラッグ&ドロップします。
4. 動画の詳細を設定して投稿する
最後に、動画の詳細を設定しましょう。
「詳細」「動画の要素」「チェック」「公開設定」のそれぞれのページで、必要な情報を入力および設定します。
入力した情報に誤りがないか確認して、問題なければ最後に「公開」または「保存」ボタンをクリックして完了です。
ショート動画の作成・投稿方法については、「【最新!】YouTubeショート動画の作り方やコツを徹底解説!」の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
YouTube切り抜き動画作成におすすめのソフト・アプリ5選
切り抜き動画を作成する際に、おすすめのソフト・アプリを5つご紹介します。
- Premiere Pro
- Filmora
- PowerDirector
- iMovie
- AviUtl
Premiere Pro
Premiere Pro(プレミアプロ)は、Adobe社によって開発された、世界的に広く利用されている動画編集ソフトウェアです。
クオリティの高い動画を制作できることから、多くの動画編集者や映像制作者の多くが愛用しています。
他のAdobe製品との互換性が高く、Adobe専用のフォントなどが利用可能です。
また、AIが搭載されているため、手間や時間のかかる面倒な編集作業も効率的に行うことができます。
Filmora
Filmora(フィモーラ)は、Wondershare社が提供している動画編集ソフトウェアです。
初心者から中級者向けに設計されており、使いやすさと分かりやすい操作性で知られています。
多彩な機能と手頃な価格で、プロのようなビデオ制作を手軽に実現できるのが特徴です。
AviUtl
AviUtl(エーブイアイユーテル、エーブイアイユーティル)は、日本人によって開発された無料の動画編集ソフトです。
AviUtlは拡張性が高い点やシンプルな使い勝手、日本語対応で初心者にも使いやすいのが魅力です。
ただし、有料の動画編集ソフトと比べると、機能面で物足りなさを感じる可能性があります。
また、AviUtlはWindows専用であり、他のOSで使うためには、仮想マシンを利用するなどの手間がかかるためご注意ください。
PowerDirector
PowerDirector(パワーディレクター)は、タイトルや字幕などの機能が豊富で、デザインの選択肢も多い編集アプリです。
YouTubeやSNS用の動画を、スマートフォンで手軽に編集したいという人に適しています。
従来の編集アプリでは、日本語フォントの選択肢に限りがありました。
しかし、PowerDirectorでは日本語フォントの種類が多く、ユーザーの希望に沿った文字入れが可能です。
iMovie
Apple社が提供しているiMovieは、iPhoneやiPadユーザーにとって使いやすいアプリです。
スマホだけで動画編集をするYouTuberにも人気があり、iPhoneに特化した使いやすいインターフェースと高い性能を備えている上に、無料で利用できる点が魅力といえます。
iMovieは4K解像度とマルチトラック編集に対応しており、動画の並べ替えや長さの自動調整、無料の音楽の挿入が可能です。
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YouTube切り抜き動画の投稿前に押さえておきたい著作権
YouTubeの切り抜き動画を投稿する前に、著作権について必ず把握しておきましょう。
下記は、著作権情報センターに記載されている、著作権についての記述です。
著作権のある著作物を、著作権者の許諾を得ないで無断で利用したり、自分が創った著作物だと騙して利用すると著作権侵害となります。ただし、著作物の保護期間が経過している場合(著作権は永遠に保護されるの?参照)や著作権が制限される場合(著作権が制限されるのはどんな場合?参照)は、許諾なく利用しても著作権侵害にはなりません。
また、著作者に無断で著作物の内容や題号を改変したり、著作者が匿名を希望しているのに著作物に勝手に本名をつけて発行したりすれば、著作者人格権侵害となります。
さらに、許諾なく複製された著作物であることを知っていながら当該複製物を頒布(有償か無償かを問わず、複製物を公衆に譲渡・貸与することをいう)したり、頒布の目的で所持する行為や、著作物に付された権利者の情報や利用許諾の条件等の権利管理情報を故意に改変する行為なども著作権侵害とみなされます。
上記を要約すると、「著作権のある著作物を許可なしに使用すると著作権侵害になる」とあります。
YouTube切り抜きに関する著作権
YouTubeの切り抜き動画を、投稿者の許可なく行うと著作権侵害になります。
そのため、動画を投稿する前に、必ず投稿者本人や所属事務所に許可を取るようにしてください。
著作権に関して社会全体が厳しくなっていることもあり、ガイドラインを設定している企業も増えています。
上記のガイドラインを守った上で、切り抜き動画が投稿できるかどうかを改めて確認する必要があります。
トラブルを未然に防ぐために、切り抜き動画を作成する前には必ず、「公式サイトを確認する」「企業に問い合わせる」ということを徹底しましょう。
YouTube切り抜き動画で収益化する方法
YouTubeを収益化するためには、以下の5つの条件があります。
- チャンネル登録者が500人以上
- 直近12カ月の動画の再生時間が3000時間以上または、直近90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上
- 直近90日に投稿された動画が3本以上
- YouTubeの収益化ポリシー・ガイドを遵守している
- Google AdSenseアカウントを所有している+年齢が18歳以上であること
これらの条件を達成して、初めて収益化の申請ができます。
YouTubeの切り抜き動画の収益は、「YouTuber本人と折半する」「配分の割合を決める」など、分配の条件に則って得られます。
その他、「ひろゆき」さんと「東海オンエア」さんの実例を見てみましょう。
ひろゆきの実例
https://www.youtube.com/watch?v=p4IqSq5w9jQ
ひろゆきさんの切り抜き動画を作成する場合は、申請フォームから申請を行い許可をもらいます。
収益化後は、ガジェット通信事務局に再度連絡をします。
東海オンエアの実例
https://www.youtube.com/watch?v=of3s8KFyPUM
東海オンエアさんは、UUUM専属のクリエイターです。
切り抜き動画を投稿する場合は、事前にUUUMコーポレートサイトのお問合せフォームより申請が必要です。
切り抜き動画は、UUUMの「二次創作ライセンス許諾プログラム」に該当するため、事前に確認しておきましょう。
YouTubeの切り抜き動画で収益化するポイント
YouTube切り抜き動画を収益化するポイントを、以下の3つから解説します。
- 興味・関心を引くサムネイルを作成する
- テロップを欠かさず入れる
- YouTubeショートを活用する
興味・関心を引くサムネイルを作成する
サムネイルは、視聴者が動画を見るかどうかを決めるための判断材料です。
インパクトのあるサムネイルに惹かれて動画を開いたことは、誰しもが経験があるのではないでしょうか。
サムネイルは、動画の顔ともいえる重要な存在ですので、力を入れて作成しましょう。
- 少ない文字数で内容を簡潔に表す
- 見やすいフォントでインパクトを与える
背景やイメージに合ったフォントの選定や、一目見て動画内容を判断出来るフレーズなどを意識してみましょう。
サムネイルについては、「【YouTubeサムネイルの作り方】7つのコツを徹底解説!」の記事で解説していますので、ぜひご参考にしてください。
テロップを欠かさず入れる
動画を見やすくするために、テロップを入れましょう。
テロップを入れることで、動画の内容が各段に分かりやすくなります。
人によっては、通勤電車やドライヤーしながらなど、音が聞こえにくい中で動画を見ている場合もあります。
テロップ作業は面倒ですが、欠かさず入れるべき要素の1つです。
テロップの入れ方やツールについては、「YouTubeテロップの入れ方のコツ6選!ツール紹介も」で解説しています。
YouTubeショートを活用する
YouTubeショートとは、縦型で最大60秒までの短尺動画のことです。
TikTokなどでショート動画が流行ったことから、YouTubeにも新たに取り入れられたカテゴリーです。
通常の投稿のように何分もの動画を作り込む必要がなく、数十秒の動画を作るのみなので気軽に投稿できます。
また、色々なチャンネルの動画がランダムに表示される為、自社のチャンネル登録者ではないユーザーにも認知されやすいのがメリットです。
YouTubeショートに関しては、下記の記事でも紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
YouTubeの運用事例
最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
ナイツ塙の自由時間
ナイツ塙氏のチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】
山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。
実際に自社でYouTube運用をしてきた登録者数100万人超ノウハウをもとに、独自の世界観を企画してあらたに「セルフ整体」動画を配信いたしました。
チャンネル設計・構成制作・動画編集・実配信まで一通りご支援の結果、運用開始一ヶ月でチャンネル登録者10万人を達成しました。
中でも肩甲骨はがしの動画は、590万回超の視聴回数を誇る現在でも人気の動画です。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
- YouTube切り抜き動画とは、ライブ配信や動画を切り抜いて短く再編集した動画
- 切り抜き動画は「面白い部分だけ見たい」という視聴者に需要がある
- 切り抜き動画を許可しているYouTuberは大勢いる
- 切り抜き動画を投稿するためには、事前に申請し許可を貰う必要がある
- 切り抜き動画で成功するためには、YouTubeショートを活用するのがおすすめ
- 切り抜き動画ではサムネイルやテロップも大切
YouTubeの切り抜き動画は、需要の高まりからも一大コンテンツとなっています。
しかし、無断で切り抜き動画を作成することは、著作権侵害にあたるため注意が必要です。
安全安心な運営を行うためにも、著作権を守りつつ、切り抜き動画の収益化を目指しましょう。
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