「自社でも影響力のあるインスタでストーリーズ広告を配信したい」
「ストーリーズ広告の配信のやり方がよく分からない」
「ストーリーズ向けのクリエイティブを制作するポイントが知りたい」
このように、インスタグラムのストーリーズ広告の運用を検討中の方は多いのではないでしょうか。
インスタグラムの利用が日常化している今、若い人たちの多くはハッシュタグから自分の知りたい情報を検索しています。
特にストーリーズは、1日に700万回もの投稿が行われる最強のプラットフォームです。そのうち、ビジネス投稿の数は3分の1を占めています。
企業にとって、インスタストーリーズは重要なマーケティングの主戦場と言っても過言ではありません。
本記事では、インスタストーリーズ広告の配信方法や費用、配信できない時の対処法などをご紹介。
広告事例も記載しているため、最後まで読むと、ストーリー広告の運用イメージが固まります。ぜひ参考にしてください。
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インスタストーリーズ広告とは
インスタのストーリーズ広告とは、24時間で消えるストーリーズ上で配信される広告のことです。
新商品の発掘やトレンド情報の収集のために、多くのユーザーが利用しています。
インスタストーリー広告の特徴は、以下の通りです。
- フルスクリーン・縦型画面表示
- サイズのアスペクト比は9:16が推奨されている
- フォローアカウントのストーリーを約3回視聴すると表示される
- CATボタン1クリックで遷移先へ誘導できる
インスタストーリーズ広告とフィード広告の違いは?
インスタのフィードは、ブランドの最新情報やお役立ち情報などのチェックによく利用されています。
タイムラインに表示されるメイン投稿であり、内容は削除しない限り残ることが特徴です。
インスタのフィード広告の特徴は以下の通りです。
- 広告の形は縦型の他に横型や正方形などにも対応できる
- ユーザーにプロフィールを見てもらえやすい
- ハッシュタグをつけることにより拡散が期待できる
ストーリーズ広告との大きな違いは、フルスクリーン表示ではないことです。
また、クリック単価は、ストーリーズのほうが優位になりやすい傾向にあります。
そのため、運用コストもフィードよりストーリーズのほうがリーズナブルと言えるでしょう。
ただし、ジャンルやクリエイティブ、誘導の工夫次第でも、クリック単価は変わってきます。
若い女性は、フィードよりもストーリーズをよくチェックしています。
特定のターゲットやジャンルによっては、ストーリーズ広告を運用すると高い費用対効果が期待できるでしょう。
インスタストーリーズ広告の種類4つ
ストーリーズに広告を出稿するにあたって、自社のニーズに合わせて以下の4種類から選べます。
- シングル画像
- シングル動画
- カルーセル
- コレクション
ここでは、それぞれの広告の特徴やサイズなどを解説します。
シングル画像
シングル画像は、1枚の画像のみを使用したシンプルなストーリーズ広告です。シンプルなメッセージをダイレクトにユーザーに届けるのに最適です。1枚の画像から想像が広がり、ユーザーの探求心を刺激します。
表示時間 | 最大10秒間 |
画像ファイル |
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解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
アスペクト比 | 9:16 |
テキスト | 125文字以内 |
技術的要件 |
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シングル動画
シングル動画は、1つの動画のみを使用したストーリーズ広告です。音声と動きのある映像により、ブランドの世界観や商品の魅力を引き出せることが特徴です。
10秒以上の動画は複数のストーリーズカードとして表示され、興味のあるユーザーが続きを視聴できます。
表示時間 |
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ファイルタイプ |
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解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
アスペクト比 |
|
テキスト | 125文字以内 |
技術的要件 |
|
カルーセル
カルーセルは、複数の画像や動画を組み合わせて表示することができ、自由度が高くブランドや商品を多角的にアピールできます。
それぞれのカードにはリンクを設置できるため、宣伝から商品販売までの流れをスムーズに構築できることが特徴です。
表示時間 | 1秒~15秒 |
ファイルタイプ |
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解像度 | 1,080 x 1,920ピクセル以上 |
アスペクト比 | 1:1 |
テキスト |
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技術的要件 |
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コレクション
コレクションは、カバー画像1枚、またはカバー動画1本に加え、2点の商品画像から成ります。
ユーザーが商品をタップすると、フルスクリーンモードの広告が表示される仕組みです。
表示時間 | ー |
ファイルタイプ |
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解像度 | 1.91:1~1:1 |
アスペクト比 | 1.91:1~1:1 |
テキスト |
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技術的要件 |
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インスタ広告の種類について、より詳しく知りたい方は別記事の「【担当者必見】インスタ広告の6種類を徹底解説!」こちらもぜひご覧ください。
インスタストーリーズ広告の費用
ストーリーズをはじめとしたインスタの広告費用は、100円から運用が可能です。予算は自社で決められるため、無理のない範囲で広告を出稿できます。
ただし、あまりにも低予算だと効果が測れないため、5万円程度からスタートするのがおすすめです。
課金タイプは以下の4つあります。
クリック課金(CPC) |
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インプレッション課金(CPM) |
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動画再生課金(CPV) |
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アプリインストール(CPI) |
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【PC版】インスタストーリーズ広告の配信方法
インスタグラムはMeta社が運営するプラットフォームのため、Facebook広告と配信手順は同じです。
事前にFacebookのビジネスマネージャアカウントの作成が必要になります。
インスタストーリーズ広告は、大きく分けると以下の3ステップで出稿可能です。
1. キャンペーンを作成する |
ブランドの認知度アップやリード獲得などの広告の目的やキャンペーン名を入力する |
2. 広告セットを作成する |
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3. 広告を設定する |
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【スマホ版】インスタストーリーズ広告の配信方法
スマホから手軽に広告を出したいと思う方も多いでしょう。インスタのストーリーズ広告は、アプリから簡単に作成可能です。
事前に、PC同様ビジネスアカウントを開設しておく必要があります。出稿手順は以下の通りです。
- プロフィールページの「広告」をクリックする
- 「広告の作成」をタップして使用したい投稿を選択する
- 誘導先を決める
- ターゲットを設定する
- 予算と配信期間を設定する
スマホ1つあれば、出先からでも広告の配信が行えて大変便利です。
広告の出し方を更に詳しく知りたい方は、【最新版】インスタ広告の出し方を完全解説!を参考にしてください。こちらの記事では画像付きでより分かりやすく解説しています。
インスタストーリーズ広告が配信できない時の対処法3つ
「ストーリーズの広告設定を行ったのに配信エラーになってしまう…」このような場合は、原因を特定することが大切です。
対処法として、以下の3つのことを確認してみましょう。
1. 画像のアスペクト比をチェック
ストーリーズ広告の画像サイズは縦横のアスペクト比が決まっており、基準に反する場合は広告配信ができません。
ストーリーズ広告に推奨される縦型フルスクリーンサイズは9:16ですが、1.91:1、または16:9、1:1、4:5でもOKです。
これらのアスペクト比と異なるサイズになっていないかを確認してみましょう。
2. スタンプを多用しない
ストーリーズ広告では、スタンプなどの要素は最大5つまでと決められています。
たとえば、代表的なものは@メンション、ハッシュタグ、位置情報などのスタンプやタップ可能なテキストなどで、使い過ぎてはいけません。
これらの要素を使用しない場合に限り、カウントダウンスタンプを1つのみ使えます。
また、ミュージックスタンプやリンクスタンプ、絵文字やGIFの使用は避けるよう推奨されているため、注意しましょう。
3. 複雑なクリエイティブ要素を避ける
複雑な加工が施されているクリエイティブは避けるように、Metaが推奨しています。
クリエイティブは大変重要な要素ですが、スムーズに出稿できるようシンプルかつクオリティの高いクリエイティブ制作を心がけましょう。
もし、審査落ちしてしまったという場合は、インスタ広告で審査落ちする理由はたった5つ!を参考に改善してみてください。
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インスタストーリーズ広告の作成のコツ3つ
クリエイティブの制作では、自社の独自性や商品・サービスの魅力を、全面的に引き出せるよう工夫することが大切です。
ここでは、ストーリー広告のクリエイティブを作成する際のコツをご紹介します。
1. テキストの配置場所に気をつける
ストーリーズの上部や下部には、プロフィールアイコンやCTAボタンなどを設置します。
そのため、テキストを配置すると、重要部分と重なってしまう可能性があるため、気を付けましょう。
画像の最上部から約14%、最下部から約20%は、テキストやロゴなどの装飾要素をおかないことが大切です。
2. 動画広告は最初の10秒に注力する
ストーリーズの動画広告は、10秒以上の場合は複数のカードに分けられることが特徴です。
続きを見るかどうかの判断はユーザーが行うため、興味がないと10秒以内に離脱されてしまいます。
冒頭でユーザーの心を掴み、次のカードも見たいと思わせる工夫が必要です。
3. 高解像度の画像や動画を使う
ストーリーズの迫力のフルスクリーン画面を、最大限に活かした魅せ方をすることがおすすめです。
画像は最大ファイルサイズが30MB、動画が250MBまでOKなので、高解像度のものを使い、美しいクリエイティブ制作を心がけるとよいでしょう。
インスタストーリーズ広告の企業事例5つ
多くの企業がインスタストーリー広告を運用し、売上を伸ばしています。
ここでは、ジャンルの異なる企業の事例を5つ取り上げるので、ぜひ参考にしてください。
1. パナソニック株式会社
大手家電メーカーのパナソニックでは、『Panasonic Cooking』というビジネスアカウントを解説しています。
キッチン家電の新商品の紹介をはじめ、自社製品を使った料理レシピなどを定期的に投稿。
高級トースターの「オーブントースター ビストロ」の新モデル販売の際に、ストーリーズ広告でキャンペーンを実施しました。
焼き立てパンの美味しさや柔らかさが手に取るように伝わる動画に加え、シンプルなメッセージが際立つ広告を配信。旧モデルと比較し、売上を約2倍に伸ばすことができました。
2. キリンホールディングス株式会社
お酒やソフトドリンクなどの清涼飲料やアルコールなどを販売する『キリンホールディングス株式会社』。
プラズマ乳酸菌を含むイミューズの広告を出稿するにあたり、男女21-49歳にターゲット層を絞って配信しました。
その結果、短期間でリーチ率が向上し、他のSNSと比較するとリーチ単価を60%も抑えることに成功。また、リーチスピードについてもインスタグラムがもっとも速く、スピーディに認知度を広げることができました。
3. 株式会社ブルガリ
イタリアのローマ発祥のラグジュアリーなジュエリーブランドの『ブルガリ』。長年パートナーシップを結んでいる非営利の慈善団体の「セーブ・ザ・チルドレン」への寄付を増やす目的でストーリーズ広告とフィード広告を活用しました。
予算を最適化し、自動配分したことにより、効率的に寄付金1億ドル以上を集めることに成功。また、50人以上のインフルエンサーに、寄付スタンプと合わせて始まりと今をテーマにした投稿を依頼し、大きな反響を得られました。
4.日本航空
『日本航空』は、ブランドが発信するメッセージである挑戦をアピールするために、ストーリーズ広告を活用しました。
トップアスリートである全日本ラグビーチームの応援キャンペーンを行い、スポーツファンからの好感度の向上を実現。
動画や静止画を組み合わせたクリエイティブを作成し、ロゴやテキストも入れて多くのリーチを獲得することができました。
5. DAZN JAPAN
多彩なスポーツコンテンツを配信する『DAZN JAPAN』は、ストーリーズ広告のアンケートスタンプを用いた広告を出稿しました。
サービスの加入やアプリのインストールを目標に、ストーリーズフォーマットを使用して、ユーザーにアプローチ。
プロ野球ファンの心をくすぐる二択の質問を実施しました。
その結果、コンバージョン率を1.8倍伸ばすことに成功。インスタのストーリーズ広告を、効果的に使用できたよい例と言えるでしょう。
まとめ
インスタグラムのストーリーズ広告の配信方法や費用、企業事例などを解説しました。
今回の記事の内容をまとめると、以下の通りです。
- ストーリーズ広告は縦型のフルスクリーンで表示される
- ストーリーズ広告は自社の予算に合わせて100円から配信できるが、5万円程度がおすすめ
- 広告が出稿できない時はアスペクト比が適切か確認する
- ストーリーズ広告はPCだけではなくスマホアプリからも出稿できる
- クリエイティブを制作する際にはテキストの配置箇所に注意する
注目度の高いストーリーズ広告を上手く活用し、認知度拡大やコンバージョン獲得を目指しましょう。
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