TikTokに年齢制限はあるの？設定を間違えた場合の対処法も紹介

TikTokを活用する人の中には、このように年齢制限について気になっている人も多いのではないでしょうか？

TikTokは、機能ごとに年齢制限が設けられています。

そのため、年齢を誤って設定してしまうと、使いたい機能が使えない可能性もあります。

この記事では、TikTokの年齢制限の詳細から年齢設定を間違えたときの対処方法、なぜ年齢制限が設定されているのかまで詳しく解説します。

TikTokには年齢制限がある

「SNSは年齢に関係なく誰でも使える」と思われがちですが、実はそうでもありません。

特にTikTokでは、機能ごとに細かく年齢制限を定めています。

ここでは、TikTokの機能ごとの年齢制限について解説します。

TikTok利用は13歳以上から

TikTokは、13歳以上の人しか利用できません。

年齢を偽って登録した場合、13歳以下であることが分かれば、そのアカウントは削除されます。

しかし、例外として、アメリカに在住の13歳未満の人の場合は、13歳未満のユーザー専用のアカウントを作成することで、TikTokにアクセスできるようです。

参考 : TikTok対象年齢未満のアカウントを報告

DMやコメントは16歳以上から

TikTokでは、16歳未満のユーザーは最初「非公開アカウント」に設定されます。

また、16歳以上でないと以下の機能は使えません。

コメントに関しては、16歳未満の場合、友達からのコメントのみ許可するか、コメント機能をオフにするかのどちらかの選択になります。

ライブ配信は18歳以上から

2022年11月23日から、TikTokでライブ配信ができる年齢が、18歳以上に変更されました。

以前は16歳からライブ配信機能が利用できましたが、現在は年齢が引き上げられています。

TikTokのライブ配信については、「【TikTokライブ配信】これ1つで丸わかり！事例も紹介」の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

ギフトの購入は20歳以上から

TikTokには、ライブ配信時に投げ銭（ギフティング）ができる機能があります。

しかし、ギフティングを贈ったり受け取ったりできるのは、20歳以上のユーザーのみです。

日本では成人年齢が18歳に引き下げられた関係で、勘違いしがちなので注意しましょう。

参考:TikTok LIVE Gifting

TikTokの年齢設定は変更できる？

TikTokでは、さまざまなトラブルを防止するために、機能ごとに年齢制限を設けています。

中には、アカウントを登録する際に誤った生年月日を入力してしまい、機能が使えないという人もいるでしょう。

しかし、アカウントの登録時に設定した生年月日は、後から変更することはできません。

これは、年齢を偽って利用できないはずの機能にアクセスし、トラブルが発生するのを未然に防ぐためです。

もしも年齢を偽ってアカウントを作成した場合、発覚すればアカウントが削除される可能性があるので注意しましょう。

TikTokで年齢設定を間違えた場合の対処方法

TikTokで年齢を間違って設定してしまった場合は、新しくアカウントを作り直すことがおすすめです。

TikTokでは、同じ端末を使って複数のアカウントを持つことができます。

そのため、間違った年齢設定で使えなくなったアカウントがあっても、新たにアカウントを作成し運用することが可能です。

TikTokでのアカウントを再登録するときは、以下の手順で行いましょう。

TikTokの複数アカウントについては、「TikTokで複数アカウントを作る方法や削除方法を解説！」の記事内で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

TikTokが年齢制限をする理由

TikTokが年齢制限を行う主な目的は、未成年者の安全とプライバシーを守ることです。

SNSでの問題が増加している現在、特に誹謗中傷などのトラブルや、未成年を利用した犯罪行為などの危険性が高まっています。

過度なダイエットや自身を傷付ける動画などが、10代ユーザーのおすすめに表示されるケースが増えており、そういった動画がメンタルにも影響すると問題視されています。

こうしたリスクから未成年を保護するために、TikTokの運営会社であるByteDance（バイトダンス）は、最新の研究やボストン小児病院のデジタルウェルネスラボの専門家との議論を参考にして、年齢制限の内容を決定しています。

TikTokを安全に使うための保護者機能とは

TikTokでは、子どもが安全に使うために保護者機能が備わっています。

子どもがスマートフォンなどのデジタルデバイスを持つのが当たり前になった現代では、それを保護者がどのように管理し、子どもをさまざまなリスクから守るかが重要なポイントとなっています。

ここでは、TikTokが保護者向けに設けている機能について解説します。

ペアレンタルコントロールの重要性

インターネット上に潜む、さまざまなリスクから未成年者を守るためには、保護者がSNSを管理することがとても大切です。

TikTokでは、「ペアレンタルコントロール」機能を備え、さまざまな制限が設定できるようにしています。

TikTokには、主に3つのペアレンタルコントロール機能があります。

TikTokではこのような機能を活用して、TikTokの機能を保護者が制限できるようになっています。

ペアレンタルコントロールの詳細については、公式ページをご確認ください。

18歳未満には「一日60分」の制限が追加できる

TikTokでは2023年3月1日から、18歳未満のユーザーの視聴時間が自動的に60分に制限されるという、新機能を導入しています。

ただし、この規制は絶対的なものではなく、パスコードを入力することで視聴時間を延長することが可能です。

設定をオフにすることもできますが、1日の視聴時間が100分を超えると、1日の視聴時間を設定するようにメッセージが表示されます。

この機能は、ユーザー自身に長時間の視聴を防止する意識を付けさせるために、設計されたものです。

TikTokの運用事例2選

最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のTikTokアカウントの運用事例をご紹介します。

株式会社ジンジブ

株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。

具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。

THL専門学校

THL専門学校 様より「学校の認知拡大と新規入学希望者の集客をしたい」というご希望を頂き、弊社ではZ世代に強い認知力を誇る「TikTok」を利用した運用代行を行いました。

下記のように、エンタメ要素のあるコンテンツから意外と知らないマナーの紹介まで、幅広く企画しております。

企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援させていただきました。

運用代行の結果は、半年強で総いいね数が約60万、フォロワー数は立ち上げ初期から約10,000人まで増加、中でも「結婚式お呼ばれマナー　テーブルマナー編」では再生回数300万超えを達成しました。

まとめ

本記事をまとめます。

TikTokでは、インターネット上に広がる「誹謗中傷」「犯罪」などから、未成年者を守るために年齢制限を設けています。

年齢設定は後から修正することはできず、年齢が間違っている場合は、アカウントが削除される可能性もあるため注意しましょう。

また、TikTokでは保護者が利用を制限する、「ペアレンタルコントロール」機能も充実しています。

トラブルを未然に防ぐために、保護者側が一部の機能を制限したりオフにしたりすることも可能です。

子どもを守るという観点からも、年齢制限やペアレンタルコントロールは非常に重要な要素です。

ぜひ本記事を参考にして、TikTokの年齢制限に対する理解を深めてください。

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