「インスタ広告の出稿費用の相場はどのくらい?」
「インスタの一日の広告費用が知りたい」
「インスタ広告は費用対効果が高い?」
このように、インスタの広告に興味がある方は多いのではないでしょうか。
インスタグラムは3,300万人の国内アクティブユーザーを持つ、影響力の高いSNSです。
しかし、広告出稿には費用がかかるため、自社の予算と合うかどうかも重要なポイントと言えます。
そこで、今回はインスタ広告の費用の相場をはじめ、広告の種類や課金方式、一日の予算や費用対効果などについて解説します。
本記事は、InstagramやYouTube、TikTokなどの総フォロワー数180万人超えの自社SNSチャンネルを持つ編集部が執筆・監修しています。
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インスタ広告の一日・月額費用の相場は?
インスタ広告の最低入稿単価は一日あたり100円ですが、効果的に運用するための相場は一日で1,000〜3,000円が目安です。
月額費用の相場は、3〜10万円程度から運用する会社が多いと言えます。
リスティング広告の相場が月20〜50万程度なので、Instagramの広告は比較的低予算でも運用しやすいことが特徴です。
また、代行会社に運用を依頼する場合は、一般的に広告費の20%程度の手数料が相場と考えておきましょう。
インスタの運用代行について詳しく知りたい方は、関連記事の「インスタ広告代理店5選!費用相場やインスタグラマー起用効果も解説」も合わせてご確認ください。
インスタ広告の費用対効果が高い理由3つ
インスタ広告を効率的に運用し、売上を伸ばしている企業は少なくありません。
ここでは、インスタ広告の費用対効果が高い理由を3つ解説します。
1. ターゲティング精度の高さ
インスタは他のSNSと比較しても、ターゲティングの信憑性が高いことが特徴です。
インスタは実名登録制であるFacebookと同じく、Meta社が提供するサービスの一つです。
そのため、同サービスの情報をもとに、自社ターゲットにリーチできます。
具体的には、下記のような情報にアクセス可能です。
- 性別
- 年齢
- 出身地
- 居住地
- 職業
- 学歴
- 未婚・既婚
- 興味のあるコンテンツ
加えて、インスタの検索キーワードやフォローするアカウント、保存した投稿の傾向、いいねやコメントなど情報などもターゲティング材料となります。
2. 低予算からでも運用できる
インスタ広告は、莫大な影響力を持ちながらも低い予算で出稿できることが特徴です。
最低入稿単価は、一日あたり100円程度のため試しやすいと言えます。
また、設定した広告の予算がなくなると、自動的に広告の出稿が停止されます。
さらに、予算変更や広告内容の差し替えも可能なため、状況を確認しながら柔軟に対応できます。
インスタ広告は、PDCAを回しながら運用が行えることから、費用を抑えながら効果を実感しやすいです。
3. 豊富な広告フォーマットから選べる
インスタには9種類もの広告フォーマットがあるため、目的や商品の特性に合わせて選べます。
動画や写真など基本的な広告フォーマットをはじめ、カタログのような形態やインフルエンサーを起用できるものもあります。
インスタ広告の種類
インスタ広告は全部で下記の9種類あり、異なる特徴を持っています。
- 写真広告
- 動画広告
- ストーリーズ広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
- 発見タブ広告
- ショッピング広告
- ブランドコンテンツ広告
- アンケート広告
各広告フォーマットの費用は課金タイプによって変わります。
課金タイプは4つあり、自社の目的や予算に合わせて選ぶことが可能です。
各広告の詳しい内容は、「【担当者必見】インスタ広告の6種類を徹底解説」の記事をご覧ください。
インスタ広告の課金タイプ
インスタ広告の課金タイプと課金条件、費用の相場は以下の通りです。
課金タイプ | 課金条件 | 費用相場 |
CPM | 1000回表示で費用が発生 | 500円〜1,000円/1000回再生 |
CPC | クリックすると課金される | 50円〜100円/1クリック |
CPI | インストールされるとお金が発生する | 100円〜200円/インストール |
CPV | 再生時間で課金額が決まる | 4円〜8円/1再生 |
ここでは、それぞれの課金タイプの詳しい内容を解説します。
1. CPM(インプレッション課金)
CPM(Cost Per Mille)は、1000回広告が表示される度に課金されます。
費用相場は、1回広告表示が0.5円〜1円ほどで、1000回表示された場合の費用は500円〜1,000円程度です。
他の課金形式と比べるとリーズナブルなため、低予算でも運用しやすいと言えます。
2. CPC(クリック課金)
CPC(Cost Per Click)は、広告をユーザーがクリックする度に課金が発生します。
費用相場は、1クリックにつき50円〜100円程度です。
クリックされなければ費用が発生しないため、高い費用対効果が期待できます。
3. CPI(アプリインストール課金)
CPI(Cost Per Install)は、広告からアプリがインストールされる度に課金されます。
費用相場は、1回インストールされる度に100円〜200円程度です。
有料アプリの場合は、インストールされる度に収益も発生します。
4. CPV(動画再生課金)
CPV(Cost Per View)は、動画の再生時間に対して課金されます。
費用が発生する条件は、以下のように複数あります。
- 動画が再生された場合
- 10秒以上視聴された場合
- 動画が最後まで視聴された場合
広告費用は、再生回数だけで単純には決まりません。
費用の相場は1再生につき4円〜8円程度です。
動画は、音声やテキスト、動きなど多くの情報を届けることができるインパクトのある広告形態です。
インスタ広告の費用をチェックする方法
インスタの広告の費用について、事前に具体的な数字を確認したいと思う方も多いのではないでしょうか。
出稿手続きの過程で費用のシミュレーションが行えるため、予算の参考にできます。
インスタ広告の費用の確認手順は、以下の通りです。
- Facebook広告マネージャを開く
- 「+作成する」を選ぶ
- マーケティングの目的を選ぶ
- オーディエンスと予算を選ぶ
- 掲載期間を選ぶ
Instagramの広告を出稿する際には、Facebookの広告アカウントに加え、Facebookページが必要となります。
インスタ広告の詳しい出稿方法に関しては、別記事の「【最新版】インスタ広告の出し方を完全解説!」をご確認ください。
インスタ広告|費用対効果を上げるコツ5つ
インスタ広告で効果的に集客するためには、どんなことを意識すべきなのでしょうか。
ここでは、インスタ広告で費用対効果を上げるコツを5つご紹介します。
- 高品質なクリエイティブを制作する
- スピーディにPDCAサイクルを回す
- 目的達成のための導線を引く
- キャンペーン広告の予算を最適化する
- 最適な広告フォーマットを選ぶ
1. 高品質なクリエイティブを制作する
クリエイティブは一目でユーザーの興味を引くように、とことん質にこだわることが重要です。
デザインやキャッチコピー、見せ方など工夫して、広告色を抑えつつユーザーの心を掴む必要があります。
クリエイティブの品質に手抜きをすると、結局思うような効果が得られません。
インスタ映えする高品質なクリエイティブを作ることが、費用対効果を上げる近道です。
2. スピーディにPDCAサイクルを回す
インスタ広告は、運用しながらPDCAサイクルを回すことが可能です。
Facebook広告マネージャから、簡単に出稿中の広告内容を変更できます。
3. 目的達成のための導線を引く
広告を見たユーザーがすぐに行動を起こせるように、CTAを設置することが大切です。
ユーザーが興味を持った瞬間に次の提案がなければ、離脱される可能性が高まります。
CTAの具体例は以下の通りです。
- 会員登録
- 購入ボタン
- コメントの記入
- ダウンロード
- お問い合わせ
- 資料請求
- 定期購読
4. キャンペーン広告の予算を最適化する
インスタ広告では、AIによる学習機能で、予算をもっとも効率よく運用できるよう設定が可能です。
広告セットが複数あるキャンペーンにおいて、有効的と言えます。
リアルタイムのパフォーマンスを分析しながら、予算が自動的に振り分けられます。
費用対効果を上げるためには、キャンペーンの編集画面で「キャンペーン予算の最適化」を選択しましょう。
5. 最適な広告フォーマットを選ぶ
各広告の特徴を把握したうえで、自社にとって最適な広告フォーマットを選ぶことが重要です。
動画の方が効果的なところを画像にするなど、広告の選び方を間違えると、期待するパフォーマンスは得られない可能性があります。
また、最初は複数の広告フォーマットを試して分析するのも一つの手です。
インスタ広告で費用対効果を上げた企業成功事例3社
最後に、インスタ広告を運用して集客に成功した企業の事例をご紹介します。
- On
- NTTソルマーレ
- 株式会社ワンダーマーク
費用対効果を高めるための参考にしてください。
1. On
スポーツウェアやシューズを世界的に展開するスイスのブランド『On』は、インスタ広告を運用し、日本でのコンバージョン単価を60%削減することに成功しました。
「Advantage+ ショッピングキャンペーン」を導入し、キャンペーン広告の最適化を行いました。
設定やメンテナンスなどが簡素化されたうえに、予算やターゲティング、クリエイティブなどを自動化して、売上を伸ばすことに成功した事例です。
通常の広告と比較すると、費用対効果が4.7倍に向上しました。
2. NTTソルマーレ
『NTTソルマーレ』は、電子書籍配信サービスのコミックシーモアを運営する企業です。
繁忙期に合わせて、自分の顔がアニメキャラクターの顔に変わるという、ユニークさが魅力のAR広告を採用しました。
その結果、Facebookの通常の動画広告と比較すると、視聴者の記憶への定着率は2.4倍増し、潜在顧客へのリーチや認知拡大に成功した事例です。
3. 株式会社ワンダーマーク
文具や雑貨などを取り扱う『株式会社ワンダーマーク』は、Eコマースプラットフォームを構築するために、FacebookパートナーであるBASEと提携しました。
さらに、同社カタログをinstagramショップとFacebookショップに統合することで、売上の向上を実現した事例です。
また、動画広告を採用し、視聴単価は画像広告の単価と比較して58%も削減しました。
さらに、リンククリック単価は32%、ランディングページビュー単価も36%ほど、画像の時よりも低い数字に抑えられました。
まとめ
インスタ広告の費用の相場や一日の予算、費用対効果などについて解説しました。
今回の記事内容をまとめると、以下の通りです。
- インスタ広告の一日の相場は約1,000~3,000円・一か月で約3万~10万円
- インスタ広告はターゲティング精度が他のSNSに比べて高い
- インスタ広告は9種類で課金方法は4つのタイプから選べる
- インスタ広告は出稿中でも内容の変更ができPDCAサイクルを回しやすい
- キャンペーン広告を出稿する際には予算の最適化を設定すると費用対効果が上がる
インスタ広告には、費用対効果を向上させるための要素が多くあることがポイントです。
効率的に運用をして、ブランディングや売上の向上を目指しましょう。
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