「塾の集客方法がわからない・・・」
「学習塾の集客の成功事例が知りたい」
「塾の集客時期はいつ?」
このように、学習塾の集客方法についてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
競合が多い中、生徒に自身の塾を選んでもらうためには、集客にも戦略が必要です。
そこで今回は、塾の集客方法をはじめ、成功事例や集客時期についても解説します。
この記事を執筆しているのは、下記のYouTubeチャンネルをはじめ、複数のSNSを運用するpamxy編集部です。
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塾で集客できない・生徒が増えない理由5つ
塾で集客できない理由として、下記の要素が考えられます。
- 他の塾との差別化の失敗
- ターゲットやマーケティングが不適切
- 授業の満足度の低下
- ニーズの多様化
- 少子化による影響
生徒がなぜ増えないのか、その原因や理由を詳しく解説します。
1. 他の塾との差別化の失敗
多くの学習塾がある中で、ありふれた訴求により他社との差別化ができていない場合、集客が難しくなります。
自社にしかない強みや特徴を確立させることが重要です。
しっかりとブランディングを行い、「◯◯と言えばこの塾」と世間に認知してもらいましょう。
まずは、自身の学習塾の強み、圧倒的なイメージを作るためのアピールポイントを明確に決めることが、集客の最初のステップです。
2. ターゲットやマーケティングが不適切
生徒のターゲット層は定めたものの、マーケティング効果が得られない場合は、もう一度見直す必要があります。
多くの生徒を増やすために、ターゲット層を広く設定しすぎている場合は、特定の層に届くようにペルソナ設定から変更しましょう。
また、マーケティング方法に関しても、SNS選定や入塾への導線設計など、さまざまな戦略を立てて最適化する必要があります。
3. 授業の満足度の低下
授業内容は、塾の根幹となる要素です。
集客ができても、授業内容の満足度が低ければ生徒は減ってしまいます。
ニーズを網羅するカリキュラムに加え、講師の人間力や人柄、指導力なども、授業の質を高める大きな要因の1つです。
4. ニーズの多様化
現代社会では、各家庭や生徒のニーズが多様化しています。
それに伴い塾の形も大きく変容しており、オンライン塾をはじめ、個人塾などさまざまなレッスン形態に対応する学習塾も増えてきました。
従来ながらの塾にこだわった運営をしている場合は、近年は集客ができないと感じることもあるでしょう。
5. 少子化による影響
日本では年々少子化が進んでおり、学習塾への影響も少なくありません。
2024年の上半期は、過去最多の26件の塾の倒産件数が報告されています。
生徒数が減少し競争も激化するのは、少子化の流れの中で仕方のないことと言えます。
ただし教育産業の市場は拡大しており、保護者が一人の子どもにかける教育費はゆるやかにですが増加傾向にあることも特徴です。
そのため、差別化や授業内容の充実をはかることで、少子化の中でも集客は不可能ではありません。
参考:上半期の「学習塾」の倒産 過去最多の26件 少子化のなか新規参入が相次ぎ、競争が激化
学習塾の集客方法5選【オンライン】
現代のビジネスのマーケティングの主戦場はオンラインであり、学習塾も例外ではありません。
ここでは、下記の5つの集客方法について解説します。
- SNSマーケティング
- ホームページの制作
- ポータルサイトの活用
- Google Mapへのビジネス登録
- WEB広告の出稿
オンライン集客①SNSマーケティング
学習塾のターゲット層に合わせて、SNSアカウントを運用することで、効果的な集客が行えます。
YouTubeは10〜40代のユーザー数は約90%、50代も80%以上と需要の高いSNSです。
生徒だけではなく保護者にもリーチしやすく、塾が運用するSNSとしておすすめです。
YouTubeショートやTikTokは特に若年層から人気が高く、勉強に多忙な学生でも見やすいと言えます。
参考:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 / 総務省
また、SNSアカウントの開設は無料のため、始めやすいのもよい点です。
下記の主要SNSを、塾のターゲットやサービス内容と合わせて活用しましょう。
- YouTube
- X(旧Twitter)
- TikTok
- LINE
SNSマーケティングの成功の鍵は、競合である他の学習塾の分析を行ったうえで、PDCAサイクルを実行することです。
また、学習塾のSNSの集客では、以下の戦略を中心に、アカウントを成長させていく必要があります。
- SNSの選定
- アカウントの運用
- 競合分析
- SNS広告
- キャンペーンの実施
- ソーシャルリスニング
- インフルエンサーの起用
なお、株式会社pamxyでは、SNS総フォロワー200万人の自社メディアを運営しています。
YouTubeやTikTokなどによるSNSマーケティングにおいて豊富な実績があり、学習塾に効果的な集客のご提案・運用支援が可能です。
企画から運用までワンストップのサポート体制を整えており、毎月10社限定で無料相談を受け付けています。
オンライン集客②ホームページの制作
ホームページには塾の基本情報をはじめ、アピールポイントも記載できます。
保護者が塾を比較検討する際には、特にホームページの内容を確認することが多いため、必要な情報をわかりやすく掲載することが大切です。
また、一度制作したら終わりではなく、ホームページにSEO対策を施して最適化する必要があります。
オンライン集客③ポータルサイトの活用
多くのユーザーが利用する、塾のポータルサイトを活用するのも一つの手です。
ポータルサイトはGoogleで上位表示されているため、登録することで集客できる可能性もあります。
市区町村や地図、路線などによる検索も可能なので、ユーザーに見つけてもらいやすいです。
一方で競合情報も検索しやすいため、差別化は必要になるでしょう。
オンライン集客④Google Mapへのビジネス登録
Googleビジネスプロフィールは、無料で提供されているビジネスツールです。
塾のホームページリンクや住所、電話番号などの基本情報を掲載できます。
Google Mapで、地域を特定して学習塾を検索した際に表示されます。
同時に、ユーザーからの口コミ投稿も記載されるため、評価次第で集客効果が期待できます。
オンライン集客⑤WEB広告の出稿
Googleで検索をかけたときに、結果画面に表示されるのがWEB広告です。
リスティング広告は検索上位に表示され、「広告」という文字が小さく入るものの、広告と気づかれにくいことが特徴です。
クリックされやすく、短期間で高い宣伝効果が期待できます。
クリック単価は100〜1,000円程度で、塾の開業時や集客時期などの宣伝におすすめです。
学習塾の集客方法5選【オフライン】
オンライン集客が主流とは言え、それだけでは十分とは言えません。
オフラインの集客方法と組み合わせることで、より効率的な集客が行えます。
ここでは、下記の5つのオフライン集客方法をご紹介します。
- チラシ・ポスティング
- イベント・保護者説明会の開催
- 看板の設置
- 交通広告
- 紹介制度
オフライン集客①チラシ・ポスティング
チラシやポスティングは、デジタル社会が進む現代でも、一定の効果が期待できます。
チラシは実際に手に取り、ダイレクトに視覚に訴えることができ、配布後も机やテーブルの上などに置かれた場合、しばらく目に留まることが特徴です。
オフライン集客②イベント・保護者説明会の開催
塾のオフライン集客で、積極的に実施したいのがイベントです。
直接生徒や保護者とコミュニケーションが取れる機会を設けて、入会のきっかけ作りにしましょう。
具体的には、下記のようなイベントを開催するのがおすすめです。
- 無料の授業体験
- 保護者説明会
- 夏期・冬期講習
- 勉強方法のノウハウ講座
- 受験対策講座
- BBQパーティ
オフライン集客③看板の設置
学習塾の看板も、通行人や車で通り過ぎる人の目を引きます。
看板には、塾の特徴を分かりやすく記載しましょう。
色の使い方や文字のフォントでも、印象が大きく変わるので細部までこだわることが大切です。
講師の顔を掲載したり、ロゴなどを入れることで、記憶に残りやすくなります。
オフライン集客④交通広告
バスや電車、駅内などで掲示できる交通広告も、有効な集客方法と言えます。
特に学生はバスや電車をよく使うので、目に留まりやすいことも特徴です。
また、バスの車外に掲示できる広告は、さまざまな場所を走る間に周囲の車や通行人など、多くの人の目に触れる可能性があります。
オフライン集客⑤紹介制度
もともと入塾は人の紹介が多いことから、積極的に紹介制度をアピールすることで集客につなげることが可能です。
紹介した側とされた側の両方にメリットがある特典を用意すると、紹介率がアップするでしょう。
学習塾の集客時期は?
集客のマーケティングを行うタイミングも重要です。
集客すべき時期は以下を参考にしてください。
- 長期休みに入る前
- 中間・期末テスト時期
夏休みや冬休みなどは、集中して勉強する時間が取れる時期です。
前学期の成績をもとに課題が明確になり、対策を実施しやすいと言えます。
また、中間や期末テストの時期も需要が高まりやすい時期です。
特に2学期は、1学期の期末テストの結果により、入塾の必要性を感じやすくなるタイミングでしょう。
塾の集客のポイント・生徒数を増やす方法5つ
塾の集客を成功させ、生徒数を増やすためには、下記の5つの方法を実践することが重要です。
- ターゲットの絞り込み
- SEOやVSEOの強化
- ニーズに沿った個別サポート
- オンライン無料相談の実施
- オンライン授業のオプションを提供
詳しい内容を解説します。
1. ターゲットの絞り込み
デジタル社会の広がりや個性の多様化などにより、塾のターゲットも強みを活かした細かい設定が必要です。
具体的には、以下を参考にしてください。
- 進学塾
- 英語塾
- 補習塾
- 起業塾
- オンライン塾
- 個人塾
- 発達障害向け塾
その中でも、「進学塾で難関校を目指す中学生向け」「海外留学を目標とした英語塾」など、ターゲットを細かく絞り込みましょう。
そうすることで、自社の強みを訴求しやすくなり、保護者や生徒の心にも刺さります。
2. SEOやVSEOの強化
ホームページから生徒を集客するためには、SEOの最適化は必須です。
Googleで上位に表示されるように、さまざまなキーワードを盛り込んで内部ブログを更新していく必要があります。
キーワードに関しても、検索ボリュームの多いものを選定し、見出しなどもSEOに強い構成にすることが重要です。
また、YouTubeやTikTokを運用する際には、VSEOを意識した対策を行いましょう。
アルゴリズムでおすすめに上位表示されるための施策が必要です。
VSEOについて詳しく知りたい方は、関連記事の「すぐに実践できるYouTubeのVSEO対策を解説【2024年最新版】」も合わせてご覧ください。
3. ニーズに沿った個別サポート
多様化する現代社会では、個別のサポートの需要が高まっています。
個人塾では、集団塾と異なり一人ひとりの勉強の進み具合や理解度、性格などに合わせたサポートが必要です。
また、自主学習塾は生徒が主体となって学習を進めますが、講師は自主性をサポートする指導が必要になるでしょう。
4. オンライン無料相談の実施
保護者も多くの塾がある中で、一番は講師がどのような人物なのか、教育に対する熱意や姿勢などを知りたいと思っています。
そのため、手軽に行えるオンラインの無料相談は、保護者にとっても入塾を決定づけるよい機会と言えます。
5. オンライン授業のオプションを提供
対面だけではなく、オンラインで授業に参加できるようオプションがあると、生徒や保護者にとってもありがたいはずです。
少し体調を崩したり怪我をしたりしても、欠席することなくオンラインで参加できます。
学習塾のSNS集客成功事例3選
近年では、SNSを運用して集客に成功している学習塾も増えています。
ここでは、以下の3つの学習塾をご紹介します。
- イーロン個別進学塾
- スタディコーチ
- 坪田塾
1. イーロン個別進学塾
https://www.youtube.com/shorts/ORG8QPgKN5U
「イーロン個別進学塾」に在籍するラオ先生は、YouTubeやTikTok、Instagramを運用しています。
高校受験をする生徒に向けて、エンタメ要素をたっぷり入れた投稿を定期的に行っています。
いいねやコメントも多くついており、自身のブランディングをはじめ、集客にもつながっている事例です。
2. スタディコーチ
「スタディコーチ」は東大式の個別指導塾です。
東大生が、効率的な勉強方法や質問への回答などをYouTubeやTikTokで日々投稿しています。
おすすめの勉強場所や共通テストは何点だったかなど、受験生にとって大変興味のある内容を発信して人気を集めています。
3. 坪田塾
https://www.youtube.com/watch?v=EXQR0lfX01A
「坪田塾」は、偏差値をわずか1年で40アップさせた「ビリギャル」で有名な、圧倒的な差別化ができている学習塾です。
YouTubeとFacebook、Instagramを利用したSNSマーケティングも行っています。
また、公式LINEも活用して多角的にSNSで集客し、入塾につなげていることが特徴です。
まとめ
塾の集客方法をオンラインとオフラインに分けてご紹介しました。
今回の記事をまとめると下記の通りです。
- 塾の集客には、差別化要素を作って訴求することが重要
- YouTubeショートやTikTokは学生向けの訴求にもおすすめ
- Googleマップのビジネス登録をしてより多くの検索流入を獲得
- 学習塾の集客時期は長期休みに入る前や中間・期末テスト前
- 保護者向けにオンライン無料相談の実施が有効
SNS運用やホームページを軸に、学習塾の集客を成功させて多くの生徒を獲得しましょう。
SNSの運用事例2選
最後に、株式会社pamxyが実際に行った、企業のSNSアカウントの運用事例をご紹介します。
- ナイツ塙の自由時間
- 株式会社ジンジブ
ナイツ塙の自由時間
ナイツ塙氏のYouTubeチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています。
弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。
テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。
M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。
株式会社ジンジブ
株式会社ジンジブ様からは、「高校生に自社サービスの認知を行いたい」というご希望を頂き、弊社では「TikTok」を利用した運用代行を行いました。
具体的には、下記のような就活の面接時に使えるコンテンツや、エンタメ要素のあるコンテンツまで幅広く企画しております。
- 最後に質問はありますか?と聞かれたときの答え方
- 進学は考えなかったんですか?高卒就活の答え方
- 先輩にいきなり弊社の選考に落ちたらどうしますか?と聞いてみた!
企画後の撮影から編集、投稿、分析、改善までも一貫してご支援した結果、半年で再生回数100万回超えが計3本、総いいね数が約30万、フォロワー数は立ち上げの0人から約7,500人まで増加しました。
【先着10社/月】無料相談受付中‼︎
株式会社pamxyのSNS運用代行
株式会社pamxyではYouTubeをはじめ様々なSNSの運用代行を実施しております。
YouTube、TikTok をはじめとしたSNSプラットフォームの最前線で活躍するクリエイター陣が、訴求したいポイントを的確に抑えつつ、ターゲットに適したコンテンツ制作を提供します。
「フォロワー数を伸ばしたい」「SNSを通じて集客がしたい」「新商品をPRしたい」といったさまざまなニーズにお応えいたします。
まずは無料相談でサービスの詳細、メリット、活用事例、成功事例、ご利用プランについてお伝えします。
ぜひお気軽にご相談ください。
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