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コラム

HRとビジネス部門の兼任で学んだ共感を生むチーム視点

2023.2.28

2022年にpamxyに入社し、現在HRとビジネス部門(SNSマーケティング)を兼任しているWさん。

スタートアップという環境の中で、兼任だからこそ得られた視点と、pamxyならではのやりがいについて語ってもらった。

ほぼ未経験での兼任業務スタート

pamxyでHRとビジネス部門を兼任することとなった経緯を教えてください。

代表の西江が大学の同期だったのがきっかけで、まずは業務委託としてpamxyにジョインしました。西江のような理想ファーストで胆力があるタイプの人たちと一緒に働き、変化や挑戦ができる場に身を置いてみたいと考えていました。元々はHR専任の希望でしたが、当時の会社のフェーズ的に専任が難しく、ビジネス部門と兼任という形でスタートしました。

採用とSNSマーケティングは元々経験があったのでしょうか?

新卒一社目で組織人事系のコンサルティング会社に勤めていましたが、自社人事というよりは外側から支援する側だったので、自社のHRという意味では初めての経験でした。SNSマーケティングについては、二社目で新卒採用向けサービスのマーケティングを担当していて、ウェビナーやYouTube LIVEイベントに触れることはありました。なのでそれぞれの業務の一部に関わったことはあったかなというくらいです。

スタートアップならではのOJTで量から質へ

実際、兼任されてみていかがでしたか?

まずHRに関しては、スタートアップならではの大変さも掛け算されていると思うのですが、社内に専任や学べる人がいなかったため、これまでの「背中を見て育つ」環境とは全くスタイルが違いました。一方ビジネスサイドに関しては、「虎は子どもを谷から落とす」みたいなことわざがあると思うのですが、当時は荒削りでそんな様子でした。

ただ、この入社前と入社後のプロセスに関しては、HRとしてもビジネスサイドとしても、私が注力してアップデートしたことの一つなので、今は改善されているのでご安心ください。

その上でやはり、まずは量が大事だなと。「分からないけどやってみる」を繰り返し、失敗しながら出来たことを型化していきました。一方で、標準化しきれないようなことはもちろんあるので、それは個としての余白として置いておき、価値発揮における出力の総量と純度を上げていきました。

採用をマーケティング視点でアップデート

HRとビジネス部門を両軸やることで生まれたことはありますか?

本当に小さな話からすると、会社紹介が上手になりました。大前提、我々はスタートアップ企業で、まずは興味関心を持っていただくことから始まります。セールスではお客様に、採用では候補者の方に、両軸で会社紹介をしているからこそ、どこを伝えれば興味を持っていただけるのか、議論を前に進めていただけるのかということが大切で、そこの一丁目一番地が会社紹介だと思っています。ここを磨いたからこそ、様々なビジネスシーンでコミュニケーションが円滑にできたと思います。

採用はいろんなビジネスの要素が詰まっていると思っています。いわば、総合格闘技とか総合芸術とか、そのようなイメージです。例えばこのような社員インタビュー記事を作るとして、広報として知ってもらいたい記事なら、SEOを重視して認知だけに着地点を絞るとか、一方で自社に興味関心を持ってもらう「狭報」としての記事であれば、志望度を上げるために情緒的に深く読んでもらえる記事にするなど、目的やターゲットを整理して具体に表現する思考は自然についてきたと思います。

対人コミュニケーションという点ではセールスでも採用でも同じだと思っており、「意思決定促進」という言葉にまとめられるかなと。セールスであれば発注の意思決定をしてもらう、採用であれば内定受諾してもらうなど、人が意志を前に進めていくための「背中を押す」ことは上手になったと思います。

2022年にWantedlyでBest Team100に選出いただいたことも、「どうやったらWantedlyを使い倒せるか」をHRとマーケの両軸で考えて実行した結果だと思います。HRだけやっていたらこの視点は持てていなかったと思いますし、マーケティングだけやっていたら実務がなかなか伴わなかったのではないかと思います。

密度の濃さで選んだpamxyという会社

pamxyで働き始めて変わったことはありますか?

変化に対してポジティブでいられていますし、変化の実感値も高まったと思います。それと重ねてになりますが、専任していたら持てない視点が解像度高く持てたと思います。

他の業務委託の方々を巻き込んで働けているのも楽しいです。業務委託の方々は、その道のプロの方々なので、誰と働くか、つまり取引先を選ぶことができます。強制力がない上で、「こんなことやれたら面白くないですか」とか「このお客さんの課題、なんとかしたいですよね」と共感を集めて仕事を進められることも楽しいです。もちろん最初からうまくいっていた訳ではなくて、コミュニケーション面で軋轢を起こしてしまったこともあり、やっと塩梅がわかり始めてきたところです。

どんな仕事をしていても人を集めること関わることは変わらないと思うのですが、「人を巻き込んで前に進める」ということは兼務だからこそ磨けていると思うので、今後はそこにもっと専門性を掛け算していきたいです。

pamxyに入社を決意した理由は何でしょうか?

物事は深く関わった方が楽しいし、得るものは大きいと思うタイプなので、幼少期から部活でも大学の卒論でも趣味でも、深く関わりたい知りたいと思っていました。例えば本を読むなら極論ですが「100冊読むよりは同じ本を100回読みたい」と考えるような人間でした。きっと仕事も同じで、密度が濃くなりそうなところに身を突っ込んでみたかったという想いで入社して、今があります。

変化を楽しめる人間が輝く場所

pamxyで働く上で大切にしていることはありますか?

自分のキャリアを自分で描くことが大切だと思います。会社の変化が激しいので、新しいことを始める決定も、止める決定もあります。その変化が面白いと思う一方、振り回されてしまうリスクもあると思うので、「自分ってどうなりたいんだっけ、何がしたいんだっけ」ということを描いていくことが大切だと思います。

最後に、どんな方がpamxyで活躍できると思いますか?

変化をポジティブに捉えられる人にはいい環境だと思います。今はたまたまYouTubeやTikTokやVTuberの市場が急成長していてニーズも高く、幸い我々の得意分野でもあるのでそこにいるだけで、今後、例えばAIやChatGPTがが最近だと話題ですが、トレンドが変わればその変わった先々で何かしらの商いをやっていると思うので、変化を楽しみたい人には合っているのではないでしょうか。

   

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