あなたはマーケティングと聞いたとき、どのようなことを連想しますか?
SNSやデジタルを軸に法人向けマーケティング支援を行っている有若さん。新卒で大手総合広告代理店にてマーケティング業務に携わった後に、pamxyに入社しました。
今回は、業界トップランナーの企業でマーケティング畑を走ってきた有若さんに、pamxyでマーケターとして従事する醍醐味について伺いました。
「事業を作りたい…」若きマーケターの野望
まず、マーケターを目指したきっかけについて教えてください。
父の影響があります。私の父はBtoB(対企業向け)のBtoB企業で広報の仕事をしておりまして、よく展示会などを開催していたんです。幼い頃から父が頑張っている姿を見て育ちました。
自分も将来は「ものを売るための施策」を考える仕事をやっていきたいと思うようになったんです。実際に足を踏み入れたら、すっかりハマって今に至ります(笑)。
大学卒業後、なぜ大手の広告代理店を選んだのでしょうか?
新卒の就職活動では全部で74社受けたのですが、私が前職の大手企業を選んだ理由は、大企業ならではのリソースを活用しつつも、若手から裁量権のある環境だったからです。
その会社には大手企業ならではの大きなリソースを使いながら、少数精鋭で取り組める環境でした。組織としての風通しもよく、1〜2年目からフロントにたって自分で戦略作りもできました。
私は、もともと自分で何かを作るのが好きで、大学時代には「フラッシュモブ」のサークルを設立したことがありました。結婚式などのイベントでサプライズの依頼を受けて、パフォーマンスの提供をするんです。
大学1年生のときに仲間と立ち上げたのですが、試行錯誤した結果、4年間で150人くらいの規模に育てることができまして…。この時の経験は事業を立ち上げるやりがいにつながっています。
企業のSNSマーケティング支援に携わる醍醐味
前職の大手の広告代理店とpamxyでの業務では、どんな点が異なりますか?
クライアントの集客支援を行うなかで、マーケティングには戦略と戦術(施策の実施)のフェーズがあります。
前職では、デジタルマーケティングの戦略を立てることが仕事でした。広告やSNSの活用などの戦術については、お願いしている支援会社が他にありましたので。でも、pamxyに来てからは両方行っていて、プロジェクトの大小に関係なく任せてもらえています。
一貫してプロジェクトを見られるので、数字ベースで成果がわかる点がいいですね。前職でも戦略は立てていましたが、施策を実践するところまではできませんでした。マーケティングの枠組みで大きいところはできますが、「結果にコミットできていない」「戦略と戦術のどちらも成り立っていないと成果は出にくい…」と悩みましたね。
だからどちらにも知見がある人になりたいと思ったんです。もう少し地に足をつけたマーケターになりたいと。その点でpamxyはぴったりですね。
pamxyで企業のマーケティング支援に携わる魅力を教えていただけますか?
私の場合、YouTubeやTikTokなどSNSを中心にお仕事をさせていただいています。まず競合に勝てる企業戦略をご提案します。それからクライアントの目標達成に向けて併走して、成果を上げるところまで実感できるのが魅力ですね。
例えば、YouTubeで金融業界のクライアントの集客支援をさせていただいている案件があります。チャンネル制作や運用支援を始めて2年弱で成果を得ることができました。
YouTubeチャンネルを介してサービスサイトへの流入が増えて、今では毎月数百件の問い合わせが生まれています。
クライアントの取締役の方がとても勢力的に動いてくださり、我々もpamxyならではのノウハウを発揮して、1つのチームになって動いています。クライアントのサービスの露出が増え、認知度も上がっていることがとても嬉しいです。
「クライアントが最も成果を出せる戦術をご提案できる」ということが、pamxyの魅力であり強みだと思います。
マーケター視点で言うと、マーケティングの戦略と戦術について、自分の知見を活かして「座組み」を管理してリードできることです。それが私の強みになると思っています。
これからもどんどん良いプロジェクトを作っていきたいですね。
意図を言語化して、どのように共有するか
pamxyに入社して得られたものは何でしょうか?
様々なところで成長できたと思っています。以前は戦略専門で営業経験がなかったのですが、pamxyでは基本的に幅広い業務をカバーするからです。マーケティングの知見だけではなく、SNSの運用スキルなども含めて許容範囲が広がりましたね。
今後、更にスキルアップしたいことについても教えてください。
マネジメントスキルです。1つのチームに10人ぐらい入っているのですが、動画制作は、結構タスクとして重めなんです。
台本を書いてくれる作家さん、編集者さん、撮影担当のカメラマンさんのほか、サムネイルを作ってくれるデザイナーさんや動画編集クリエイターさんもいます。1本の動画を制作するのにかかる期間は、企画から制作、投稿までに1か月ぐらいですね。
皆さんとは基本的にテキストベースでやりとりしていますが、まとめるのが大変なときもやはりあります。
そんな時に大事なのは「チャンネルを伸ばすために何が大事か」を押さえて、「意図を言語化して落とし込み、みんなにどのように共有するのか」だと思います。
このあたりを明確にしてチームを管理していくことが、メンバーが動きやすい体制作りにもつながると思っています。
最後に、pamxyに興味をお持ちのマーケター志望者にメッセージをお願いします。
本質的にマーケティングをやってみたい方には、とてもよい環境だと思います。戦略と戦術もそうですが、事業を作る側とそれを支援する側の両方からマーケティングを経験できます。
自社でお茶のブランドを立ち上げているのがその一例です。他社ではなかなかないpamxyの独自性ですね。
私は「正解・不正解にフルコミットできる」マーケターになりたいと思っています。ぜひ一緒に歩みましょう!