pamxy pamxy

コラム

『エンターテック』とは。あるいはpamxyの未来

2022.11.28

pamxyは創業以来『エンターテック』という言葉を掲げています。
なんで、西江はあんなに『エンターテック』と言ってMISSIONにまで掲げているのか。
そもそもエンターテックとはなんなのか。

エンタメとテクノロジーの造語でしょ、
と言われればそこまでなのですがもう少し詳しく解説したいと思います。

エンタメの定義、あるいは学術的観点について


エンタメとはなにも映画やゲームだけに限ったものではありません。
例えば、

クライアントに送るSlackの一文、
メンバーが気持ちよく働けるようにする労務整備、
広告クリエイティブ、
ひいてはマーケティング活動におけるユーザーの態度変容、
あらゆる人間の諸活動がエンタメになりえると僕は心から信じてやみません。

そんな僕はエンタメとは 人の心を動かす全てのモノ と定義しています。
こいつは何を言ってるんだ、と怖い大人に言われそうなので、
ここで少し語源にまで遡ってみましょう。

エンターテインメントは、
当然のことながら英語の 『entertainment』からきております。
それらを分解し語源的考察を試みます。
すると、

ラテン語に起源を持つこの言葉は

  • enter(内部の)
  • tain(操る、動かす)
  • ment(心)

に分かれる事が判明しました。

さらに学術的な論文を探してみると、
京都大学の湯山教授曰く、

エンタテインメントは、単なる娯楽以上のものとして、何らかの行事(イベント)を実施し、それに伴って行われる芸術的、芸能的、あるいはスポーツなどのパフォーマンスやプレゼンテーションにより、多くの心に直接訴えかけて感動を与え、共感・同調を呼び起こし、希望を与え、生きる喜び、そして未来への夢と、生きていくための力を与えること、すなわち人々に幸福をもたらすこと。

と定義しています。
つまり、エンタメは学術的にも人の心を動かす全てのモノと定義されているのです。

エンターテックが紡ぐ過去と未来

エンタメとテクノロジーの関係性

テクノロジーは概念としては大きいですが、
ソフトウェアやハードウェアなど、エンタメと比較するとイメージしやすいかもしれません。
そんなテクノロジーとエンタメの関係は、実は切っても切れない関係なのです。

そもそもエンタメとテクノロジーは相互に影響し、歴史を紡いできました。
例えば今あなたが使っているそのスマホというテクノロジー(ハード&ソフト)と、
YouTubeというエンタメプラットフォーム(YouTube自体がもはやエンタメとテクノロジーを内包しているが)は相互作用し、
世界中の誰もが簡単に動画を共有する事ができるようになりました。

これはエンタメとテクノロジーの掛け算によって、
誰でも発信者になる事が可能になり、エンタメが民主化された世界的事例です。

原体験

もともと僕はテレビ局で働いていました。

ex 特番『借金、チャラにします。』
https://www.tbs.co.jp/program/syatukintyara_20190326.html

テレビというのは放送権の免許事業で、
どうしてもその強権さが故にテクノロジー的パラダイム・シフトが発生しづらい媒体でした。
そういった中で進化させられるのは、番組の内容などのエンタメの部分だけ。
テレビという枠組みの中で、どこか息苦しさを感じている自分が居ました。

エンタメが大好きな自分がせっかく苦労して入ったテレビ局を辞めたいとはじめて考え始めたのです。
その根本的原因を内省すると、
エンタメだけではなく、
エンタメそのものを乗せる枠組みやプラットフォーム自体を創りたいという自分のキモチの変化に気が付いたのです。

そんな僕は親の反対も押し切り、半ば強引にすぐさま退職届けを提出。
エンジニアの道を辿るためにプログラミングスクールに通っていました。
(今では幸い素敵なエンジニアメンバーが居るので、僕がコードを書くことはありませんが!)
この時からエンタメだけではなく、
テクノロジー自体の造詣を深め、その両軸が交差する領域に人生を捧げたいと考えていきました。

pamxyの未来、そして大企業にはならない決意

pamxyは
IP事業、
マーケティング事業、
コマース事業、
含めてエンターテックど真ん中で勝負しています。
そして市場規模や市場成長率、既存事業とのシナジーの観点からも事業選定をしております。

今後の未来の動きとしては、
IPではVTuber事業に参入予定です。
マーケティング事業ではクライアント様に届けるクリエイティブはもちろんの事、マーケティング施策の設計含めて、エンターテックの力は欠かせません。
コマースではオンラインギフトECの開発を行っており、相手の住所が知らなくてもギフトを贈れるというのはまさにエンターテックです。

このようにpamxyでは3つの事業をやっているのですが、軸としてエンターテックがど真ん中にあります。
3つの事業はバラバラではなく、相互に結びついてもいます。



そして、そのエンターテックという領域に僕はココロが躍ります。
市場規模含めた適切な市場選定が前提ですが、
エンターテックに人生の時間を捧げ、
世界中の人のココロを躍らせるサービスや価値を創りたいと本気で毎日歯を食いしばっています。

そんなpamxyは創業から3年で、
wantedlyのベストチーム100社に3.9万社もの中から選出していただいたり、
・wantedly best teams 2022
https://www.wantedly.com/companies/company_5406914/post_articles/447703
YouTubeも100万人を突破したり、今後は新規サービスのリリースなども控えています。

本当に目まぐるしい成長を遂げている、いわば成長痛の真っ只中です。
そんな僕はpamxyを大企業にしたくありません。
え、と思われそうですが、これは成長を放棄したいわけではありません。

この先pamxyを成長させていくつもりですし、
今ついてきてくれているメンバーと未だ見ぬ景色を見たいと心から思っています。

そして、その過程でpamxyのメンバーが100人、1000人と超えていっても、
いわゆる官僚主義的な大企業ではなくベンチャーマインドのある企業であり続けたいのです。
メガベンチャーというのはその理想的なモデルとして捉えております。
つまりベンチャーマインドがあり続ければ、
人数規模が大きくなってもベンチャー企業であり続けるのです。
ベンチャーとは、規模ではなくその精神性やスタンスによって定義されると考えています。

そして、どんな偉大な企業も例外なく、今のpamxyのフェーズを辿っています。
今いるメンバーやこれから入ってきてくれるメンバーというのは、いわば創業メンバーなのです。

そんなpamxyを信じて入ってきてくれた素敵な創業メンバー達と、
『エンターテックで、世界中ココロ躍らす。』のMISSIONの実現の為にこれからも邁進していきます。

pamxyでは一緒に未来を創っていけるメンバーを募集しています🌙
https://www.wantedly.com/companies/company_5406914/projects

   

未来を創る仕事

      pamxyの
MISSIONとValuesに共感し、
      エンターテックの未来を共に創る仲間を募集しています。

募集職種一覧
  • この記事を書いた人
アバター

Kenji.Nishie