マーケティングの基礎と実践を学ぶ

YouTubeショート動画とは?特徴や投稿方法などを詳しく解説!

  • YouTubeショートとは何か?
  • どうやって投稿するのか?
  • どれくらい稼げるのか?
  • YouTubeショートにはどのようなメリットがあるか

このような疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?

YouTubeショートは、YouTubeで短尺の縦動画を投稿できる機能です

YouTubeショートを活用すれば、登録者数や広告収益の増加を目指せます。

一方で、YouTubeショートの利点や欠点を理解しておかなければ、最大限に活用できないかもしれません。

そこで本記事では、YouTubeショートの特徴や使い方、注意点やメリットなどを解説します

YouTubeショートの活用を考えている方はぜひ参考にしてください。

編集部
この記事は、チャンネル登録者数120万人YouTubeチャンネル「あるごめとりい」を運営するマーケドリブン編集部が監修する記事です。

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YouTubeショートの基本を解説!

まずはYouTubeショートがどういった機能か、特徴と仕様に分けて解説します。

 

YouTubeショートとは

YouTubeショートは、2020年に導入されたYouTubeの機能・コンテンツです

再生時間が最大60秒の動画を投稿できます。

編集部
YouTubeショートの登場で、ユーザーに対してより気軽に楽しめるコンテンツを提供できるようになりました。

また、スマートフォンユーザー増加のニーズに合わせて、縦動画として再生されます

通常の動画と違い、画面いっぱいに動画が表示されるため、より強いインパクトを与えられるようになりました。

編集部
ただし、後ほど解説するように、報酬額が非常に少ないといった欠点も抱えています。

 

YouTubeショートの仕様

YouTubeショートの動画の仕様(フォーマット)は以下の通りです。

  • 再生時間:15秒〜60秒
  • アスペクト比:9:16
  • 推奨される動画形式:MP4

 

YouTubeショートの収益化について

続いてYouTubeショートの収益化に関して解説します。

 

YouTubeショートの収益化の条件

YouTubeショートの収益化条件は以下の通りです

  • チャンネル登録者数が1000人以上であること
  • ショート動画の視聴回数が直近90日以内で1,000万回以上、または過去12ヶ月の総視聴時間が4000時間以上であること
  • YouTubeのコミュニティガイドラインとポリシーを順守していること

収益化についての詳細は「YouTube Shorts(ショート動画)の収益化について解説」の記事で解説していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

YouTubeショートの報酬は1再生0.003円ほど

YouTubeショートの欠点として、報酬が非常に少ない点が挙げられます。

1再生あたりの収益は0.003円ほどだと言われています

現状では安定した収益を得るのは困難であるため、チャンネル登録や集客、認知度向上などの手段として考えた方がよいでしょう。

 

TikTok・Instagramとの違い

TikTokとInstagramとの最大の違いは「収益性」です

YouTubeショートは報酬が非常に少なく、TikTokやInstagramと違い、マネタイズするのは難しいので注意しましょう。

また、ユーザー層にも違いがあります

編集部
YouTubeショートは幅広い年齢層に視聴されますが、TikTokやInstagramは若年層に人気です。

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YouTubeショート動画の撮影・投稿方法

続いて、YouTubeショート動画の撮影・投稿方法についてご紹介します

ここでは、スマートフォン・パソコン、それぞれの手順を解説します。

 

スマートフォンから投稿する方法

スマートフォンから投稿する手順は以下の通りです

  1. トップページの「+」マークをタップ
  2. 動画をアップロードする/新規に撮影する
  3. 動画を編集する
  4. 詳細情報を追加する
  5. ショート動画を投稿する

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

 

1. トップページの「+」マークをタップ

まず、YouTubeアプリのトップページを開きましょう。

その後、「+」マークをタップします

 

2. 動画をアップロードする/新規に撮影する

すでに動画ファイルがあるなら「動画アップロード」をタップします。

動画がない場合は「ショート動画を作成」をタップし、新規に撮影しましょう。

アップロードまたは動画撮影が済んだら、画面右下の「次へ」をタップします。

 

3. 動画を編集する

続いて、基本的な動画編集を行っていきます

具体的にはサウンドやテキストを追加したり、ナレーションを付けたりすることが可能です。

動画編集が終わったら画面右上の「次へ」をタップしましょう

 

4. 詳細情報を追加する

 

続いて動画の詳細情報を追加しましょう

具体的には以下を設定します。

  • サムネイル
  • 動画のタイトル
  • キャプション(説明文)
  • 公開設定
  • 撮影場所の情報
  • 視聴者層の選択

 

5. ショート動画を投稿する

詳細設定が終わったら、画面最下部の「ショート動画をアップロード」をタップ

これで投稿は完了です。

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パソコンから投稿する方法

パソコンから投稿する方法は以下のとおりです。

  1. 画面右上にある「作成」ボタンをクリック
  2. 「動画をアップロード」を選択する
  3. アップロードしたい動画を選択する
  4. 動画の詳細設定を行う

基本的には通常動画の投稿方法と同じですが、再生時間60秒以上の動画はYouTubeショートとして投稿できないので注意してください

また、YouTubeショート動画のサムネイルの設定は、スマートフォンからのアップロードのみに対応しています。

編集部
PCから投稿する場合は、サムネイルを設定することはできないので注意しましょう。

 

1. 画面右上にある「作成」ボタンをクリック

まず初めにYouTubeを開いて、右上にある「作成」ボタンをクリックしましょう

 

2. 「動画をアップロード」を選択する

次に、「動画をアップロード」を選択します。

 

3. アップロードしたい動画を選択する

続いて、動画のアップロード画面が表示されます。

中央の「ファイルを選択」ボタン、もしくはドラッグ&ドロップで動画をアップロードしましょう

 

4. 動画の詳細設定を行う

動画の詳細を入力する画面が表示されるため、「詳細」「動画の要素」「チェック」「公開設定」のそれぞれのページで必要な情報を入力および設定します

入力した情報に誤りがないか確認して、問題なければ最後に「保存」ボタンをクリックして完了です。

 

YouTubeショートを始めるメリット5選

チャンネル運営者が、YouTubeショートの運用を始めるメリットは5つあります

  • チャンネル登録者を伸ばしやすい
  • 投稿までのハードルが低い
  • スマートフォン環境で視聴されやすい
  • TikTokやインスタグラムにも投稿できる
  • 企画を立てるうえで役立つ

繰り返しになりますが、YouTubeショートは安定した収益を得るのには向いていません

しかしそれ以外の面では様々なメリットがあります。

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

 

チャンネル登録者を伸ばしやすい

YouTubeショートは、チャンネル登録者を増やす上で役立ちます

YouTubeショートでは、チャンネルが持つ魅力や面白さをピックアップして提供できます。

また、YouTubeショートの動画は、気軽に視聴しやすく再生されやすい特徴があるため、登録者を増やす上で役立つでしょう。

 

投稿までのハードルが低い

投稿までのハードルが低いのも魅力です

極端な話、その場でスマートフォンで動画を撮影し、そのままアップロードすることも可能です。

さらに、テキストやミュージックの追加など、必要最低限の動画編集も実施できます

短尺であるため、複雑な企画や台本も必要ありません。カメラや編集ソフトも不要です。

編集部
通常の動画に比べるとハードルが低いので、まずは気軽にやってみて効果を測定するのがよいでしょう。

 

スマートフォン環境で視聴されやすい

YouTubeショートは縦動画として表示されるため、スマートフォン環境で視聴されやすい特徴を持っています

さらにフルスクリーンで動画が表示されるため、より強いインパクトを与えられます。

なお、YouTube自体がスマホで利用されることが多いサービスです。

その上で、スマートフォン環境での再生に適したYouTubeショートは、ユーザーの満足度向上に大きく貢献しているでしょう

編集部
つまり、YouTubeショートを利用すれば視聴者を楽しませられる上に、にチャンネル登録者の増加などに繋がりやすいわけです。

 

TikTokやInstagramにも投稿できる

YouTubeショートに投稿した動画は、フォーマットが共通しているTikTokやInstagramにもそのまま投稿できます

複数のSNSを運用している場合は、この点は大きなメリットとなるでしょう。

一本のYouTubeショートで、コンテンツを多方面に届けられます。

ただし、SNSによって利用者層が違うため、エンゲージメントが上下する点には注意してください

編集部
各SNSのガイドラインやポリシーにも従う必要があります。

 

企画を立てる上で役立つ

YouTubeショートは企画を立てる上でも役立ちます

例えば、通常の動画は本来なら企画して撮影し、そして投稿する必要があります。

これでエンゲージメントが高まればよいですが、アイデアが今ひとつだと企画と撮影にかかったコストとリソースが無駄になるかもしれません

編集部
そこで役立つのがYouTubeショートです。

簡単に動画を投稿できるので、アイデア段階のコンテンツをテスト的に公開できます

そして、YouTubeショートに対するユーザーの反応次第で、そのアイデアを本格的に企画化するか没にするか判断できるでしょう。

編集部
没にする場合でも、通常通り動画を投稿した場合と比較して、消費するコストとリソースは少なくなるはずです。

 

【補足】デメリットも3つある

一方で、YouTubeショートには以下のデメリットがある点にも注意しましょう

  • 収益性が低い
  • 再生時間は最大60秒までに限定されている
  • 横方向の画角が狭いため、横長の映像を撮影したい場合には向かない

収益性が低いのは先ほども触れたとおりです。

また、再生時間は最大60秒であるため、あまり多くの情報は伝えられません

さらに、画角が狭いため、横長の映像を撮影するのが難しいという点にも注意が必要です。

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YouTubeショートのエンゲージメントを高めるコツ

YouTubeショートは、便利な機能・コンテンツですが、ただ投稿するだけでは効果は得られません

エンゲージメントを高め、チャンネル運営に役立てるため、以下のコツを実践しましょう。

  • タイトルやサムネイルのクオリティを向上させる
  • オープニングを工夫する
  • 投稿に統一感を持たせる
  • 定期的な投稿を実施する
  • ハッシュタグを活用する

それぞれ解説するので参考にしてください。

 

タイトルやサムネイルのクオリティを向上させる

YouTubeショートのエンゲージメントを高めたいなら、まずはタイトルやサムネイルのクオリティを向上させましょう

具体的には、以下のようなポイントを抑えて作成します。

  • タイトルの時点でどのような動画かわかるようにする
  • 大きくて見やすいテキストを使う
  • テキストはユーザーの興味を惹きつけるようにする
  • 全体的に鮮やかな色彩で美しく仕上げる
  • タイトルと動画の内容を一致させる
  • 編集を入れて伝えられる情報量を増やす

その他、外見が魅力的な人物をサムネイルに登場させるなどの方法もあります。

サムネイルの詳しい作り方やおすすめ作成アプリについては、以下の関連記事をご覧ください。

 

オープニングを工夫する

オープニングを工夫するのも重要です

最初の数秒でユーザーを惹きつける、魅力的な内容を盛り込みましょう。

オープニングが魅力的なら、引き続き視聴してもらえてエンゲージメントも高められます

反対に、ユーザーがオープニングを見て惹かれなければ、早期に離脱されやすくなるので注意しなければいけません。

 

投稿に統一感を持たせる

投稿に統一感を持たせるのも重要です

チャンネルを運営しているなら、何らかのテーマや方向性があるでしょう。

そのテーマや方向性に沿った、YouTubeショート動画を投稿するのが大切です

例えば、チャンネル自体のテーマが「釣り」だとすると、YouTubeショートの動画も釣りに関するものがおすすめです。

これなら、YouTubeショートの動画を視聴したユーザーが、チャンネルを訪れた時に期待を裏切ることなく、チャンネル登録されやすくなります。

編集部
また色彩やフォント、音楽などの編集も一貫させると、さらにユーザーから受け入れられやすくなるでしょう。

 

定期的な投稿を実施する

定期的に投稿すれば、チャンネル登録者を確保しやすくなります

継続的かつ定期的な投稿は、YouTubeのアルゴリズムからの評価を高めるからです。

アルゴリズムに評価されれば、投稿するYouTubeショートが上位表示されやすくなります。

そうすると、動画が再生されやすくなり、またチャンネル登録者も増加しやすくなるでしょう

とはいえ、定期的なYouTubeショートの投稿を継続するのは簡単ではありません。

編集部
難しいなら動画制作会社に外注するなどの手段も検討しましょう。

動画の外注化については、「【YouTube動画の外注化】かかる費用やメリットとは?」で詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

ハッシュタグを活用する

ハッシュタグも積極的に活用しましょう

ハッシュタグをたどったユーザーの流入が期待できるからです。

非常に地味な施策ですが、作業は簡単なのでぜひ実施しましょう。

編集部
一方で、ハッシュタグの付け過ぎには注意してください。

あまりに多くタグ付けすると、アルゴリズムからの評価が低くなることもあります

また、YouTubeショート動画の内容に合わないハッシュタグをつけるのも避けましょう。

YouTubeのハッシュタグについては、「YouTubeハッシュタグの設定方法を紹介!効果も徹底解説!」の記事内で解説していますので、こちらもぜひご覧ください。

 

YouTubeのショート動画に関するよくある質問

本記事ではYouTubeのショート動画に関して解説しました

本章では、YouTubeのショート動画に関するよくある質問について解説します。

  • YouTubeショート動画は外注したほうがよい?
  • 総再生時間4,000時間にYouTubeショート動画の再生はカウントされる?
  • 著作権が有効な音楽は使用できる?

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

 

YouTubeのショート動画は外注したほうがよい?

状況によっては外注したほうがよいかもしれません

YouTubeショートを活用するには、高品質な動画を継続して投稿する必要があります。

しかし、定期的な投稿を続けるのは簡単ではありません。

編集部
リソースが足りないなら外注を検討した方が良いでしょう。

ただし外注費は、収益性が低いショート動画では回収できない可能性があります

チャンネル登録者数や再生回数、その他バックエンド商材の売り上げの向上でバランスが取れるか、事前に計算しておきましょう。

 

総再生時間4,000時間にショート動画の再生はカウントされる?

カウントされません

YouTubeチャンネル収益化条件の一つである「総再生時間4,000時間」は、通常の動画の再生時間だけで達成する必要があります。

 

著作権が有効な音楽は使用できる?

著作権が有効な音楽も利用できます

ただし、著作者と収益を分け合う形になるため注意が必要です。

収益の分配割合はYouTubeヘルプによれば、YouTubeショート動画投稿者1/3、著作権2/3となります

 

YouTubeの運用事例

最後に、株式会社pamxyが実際に行ったYouTubeアカウントの運用事例をご紹介します。

  • ナイツ塙の自由時間
  • 腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】

 

ナイツ塙の自由時間

ナイツ塙氏のチャンネルでは「自由時間」の名前の通り幅広い企画を行っています

弊社では、チャンネル運用・ディレクション・撮影・データ分析までを一貫して提供。

テレビやラジオなど、従来メディアの枠にとらわれず、自由気ままなコンテンツ制作や芸能人コラボ企画を展開しています。

M-1の裏側を語った動画は公開1日で20万回を超える再生数を叩き出し、YouTube急上昇動画7位にランクインしました。

 

腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】

山内義弘様からはチャンネル登録者3500名の段階でご相談をいただきました。

実際に自社でYouTube運用をしてきた登録者数100万人超ノウハウをもとに、独自の世界観を企画してあらたに「セルフ整体」動画を配信いたしました

 

チャンネル設計・構成制作・動画編集・実配信まで一通りご支援の結果、運用開始一ヶ月でチャンネル登録者10万人を達成しました。

中でも肩甲骨はがしの動画は、590万回超の視聴回数を誇る現在でも人気の動画です。

 

まとめ

本記事ではYouTubeショートに関して解説しました

最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

  • YouTubeショートは15秒〜60秒の動画を投稿できる機能
  • YouTubeショートを利用すればチャンネル登録者を集めるのに役立つ
  • 収益性はさほど高くないので注意が必要
  • YouTubeショート動画はスマートフォンから直接投稿できる
  • 投稿までのステップがシンプルで、簡単に運用できる
  • YouTubeショートはスマートフォン環境にも合っている
  • エンゲージメントを高めるには、サムネイルのクオリティを高めたり、定期的投稿を継続したりするのも重要

YouTubeショートは、短時間の動画を手軽に投稿できる便利な機能です。

上手く活用すれば、チャンネル登録者増加をはじめ、いろいろなメリットが得られます

ぜひ一度、YouTubeショートの運用にチャレンジしてみてください。

 

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