今回はコマース事業部に所属し、オンラインギフトサービス『giff letter(ギフレター)』の新規事業立ち上げに取り組んだ喜田さんにインタビューを行いました。
就職活動の不安から始まったインターン
自己紹介をお願いします
2002年生まれの東京都出身、中央大学文学部に通う4年生です。大学では、東洋史学を専攻し中東地域の歴史について研究しています。
大学3年生からは週に1回ゼミに通いつつ、pamxyで週に3日ほどインターンをしています。
pamxyのインターンに応募した経緯について教えてください
大学3年生で周りが就職活動を意識するようになって、自身の大学生活を振り返った時に、自分のガクチカ(学生時代一番力を入れて取り組んだこと)がないことに気が付きました。大学2年生まで居酒屋のアルバイトはしていましたが、就活のガクチカとして居酒屋のアルバイトを話すことに不安を感じました。そこで、人とは違うガクチカを作ろうと思い、長期インターンを始めました。
その中でも、pamxyのインターンを選んだきっかけは「あるごめとりい」の視聴者だったことです。元々大ファンだったので、よくYouTubeを見ていたのですが、YouTubeの”コミュニティ”で長期インターン生を募集しているのを見て興味を持ちました。
そこで、Wantedlyでpamxyについて調べると、オンラインギフトサービスの新規事業立ち上げメンバーを募集していることを知りました。もともとネットショッピング中毒者と自分で思うくらいネットショッピングが好きだったこともあって、応募を決めました。
新規事業立ち上げに関わる責任の重さとやりがい
pamxyのインターンではどんな仕事をしていますか?
コマース事業部に配属されてから約1年間、今年の3月にリリースされた『giff letter(ギフレター)』というサービスに携わっています。
『giff letter(ギフレター)』は相手の住所を知らなくてもリンク一つでギフトが送れるオンラインギフトサービスです。遠距離で物理的に会いにくい相手でも、時間がなくて会えない相手でも、SNSやLINE等で気軽にギフトを贈ることができます。
私は、このサービスの商品の仕入れや受発注フローの仕組化等を担当していました。
商品の仕入れに関しては、利用してくださるお客様にもっと喜んでいただける、サービスのコンセプトに合うアイテムのリサーチと仕入れ先の新規開拓を行いました。また、商品はpamxyから直接購入者様に発送するものと、メーカー様から直接発送するものの2つがあるため、受注を受けてからお客様の手元に届くまでどのように商品を管理するかの仕組みを構築しました。
リリース後は受発注処理や仕入れ先企業とのやり取りに加えて、PR戦略立案にも携わっています。具体的には、YouTubeチャンネル「あるごめとりい」でより効果的に宣伝するためのセリフや構成作りを行っています。直近では母の日に合わせた企画立案を行いました。
今後はより『giff letter』を多くの人に使ってもらえて、また使ってくださったお客様も喜んでくださるようなPR施策を検討しています。
pamxyの仕事の中で一番大変だったことは何ですか?
『giff letter』で扱う商品の登録作業です。
システムに商品を登録する際、商品コードを手動で入力し、登録を行う必要があるのですが、全ての商品の登録を一人で担当したので、件数も多く大変でした。
また、リリース前のテスト発注の時、一度商品コードを打ち間違えてしまい、誤った商品が届いてしまったことがありました。インターン生の立場でも責任の大きな仕事を任せてもらっている以上、自分のちょっとしたミスが大変なトラブルに繋がってしまうということに気付かされ、自分の仕事の責任の重さを痛感することができました。
その時はメンター(※)の方とどうして間違えてしまったのかを一緒に考え、間違えない登録方法を仕組化することで結果的には解決することができたので、貴重な経験だったと感じています。
(※メンター:インターン生一人に対して社員一人がメンターとしてつく制度)
一番印象深かったことは何ですか?
登録作業のトラブル等たくさんの課題を一つ一つ解消しながら、今年の3月に『giff letter』をリリースできたことです。
インターンを始めた頃はリリースが遠い段階だったため、仕入れやラッピング資材の検討等を担当し、新規事業の立ち上げに関わっている実感がしにくい部分もありました。ですが、リリースが近づくにつれて自分の携わる内容も増え、新規事業立ち上げに密接に関わっているという実感を得ることができました。
大変なことはたくさんありましたが、実際にリリースされ、自分の登録した商品がアプリで閲覧できた時はとても嬉しかったです。
先輩社員と同期に恵まれた刺激的な環境
メンターの方との関係性について教えてください。
インターンを始めてから現在まで、コマース事業部長の一刀さんの元で働いていますが、いつも親身になって教えてくれます。インターンを始めたころは社会人のメールの仕方や名刺交換、商談のスキルなど、分からないことばかりでしたが、1から丁寧に教えてくれました。
フランクに何でも話せるし、いつも「大変な仕事とかない?」と気にかけてくださります。仕事で分からないことや相談等をすれば適切なフィードバックを貰えるので、とても信頼しています。
他のインターン生との関係についても教えてください
今インターン生は4名いますが、プライベートでもごはんに行ったりと、仲がいいと思います。
pamxyのインターン生の特徴として意識が高い人が多いので、大学1、2年の頃からインターンに行ったり、早くから就職活動を見据えて活動している人が多く、尊敬できる人ばかりです。サークルやバイトの掛け持ちをしていたり、アクティブに活動する姿を見て、いつも刺激を受けます。
大企業からベンチャー志望に、インターンを通じて変わった就職活動の軸
就職活動は終えられたとのことですが、今後の展望について教えてください
来年の4月からベンチャーの専門商社で働くことが決まっています。
実は私が就職活動を意識し始めた大学3年生のはじめの頃は、ベンチャー企業に就職するつもりはなくて、特にやりたいこともなかったので、漠然と大企業で働こうと思っていました。
大学3年生でpamxyでのインターンを始めた同時期に、某大手IT企業の長期インターンも始めたのですが、大企業とベンチャーの長期インターンを両方経験して、私はベンチャー企業の方が合っていると感じるようになりました。学生のインターンという立場だからかもしれませんが、大企業のインターンでは毎日同じタスクしかさせてくれず、仕事をしていて楽しいと思うことがあまりありませんでした。一方で、pamxyのインターンでは、私の頑張りに応じて色々な業務を経験させてもらえるので、毎日が変化しかなく、インターンに行きたくないと思うことが一年間を通じて一度もありませんでした。
この経験からベンチャー企業に興味を持ち、入社後はベンチャーの専門商社に就職する予定です。ECサイトの立ち上げに携わらせてもらえる可能性があるので、pamxyで培った社会人スキルや、『giff letter』を通して学んだPR戦略等を生かして、就職後は同期で1番となれるよう頑張りたいと思っています。
pamxyのインターン自体は卒業するまで、あと1年ほどは続けられたらいいなと考えています。
「不合格」ばかり、私の就職活動を変えた経験
就職活動で実際にpamxyのインターンはどのように役立ちましたか?
大学3年生のはじめに受けたサマーインターンの面接は、ほとんど落ちていました。原因としては、ガクチカが居酒屋のアルバイトの経験しかなかったので、心から自分が頑張ったとアピールできることがなかったからだと感じています。しかし、pamxyでの経験を話せるようになってからは面接の通過率が格段に上がりました。
『giff letter』という新規事業立ち上げの経験に加えて、どんな大変な仕事に対しても”継続して努力できること”、”最後までやり切る”ことを本心からアピールすることができたので、行きたい企業への内定を獲得することができました。
最後に、pamxyのインターンはどんな人が向いていると思いますか? pamxyのインターンに興味をお持ちの学生さんにメッセージをお願いします
pamxyで働くと、「こんな大きい業務をインターン生がやってもいいんですか?」と思うような仕事をたくさん経験させてもらえます。なので「なんでも自分でやりたい!」と思う人はとても向いていると思います。普通の学生生活では経験できないことばかりなので、色々な経験がしたいと考えている人にはおすすめです。
また、私と同じようにpamxyのインターンが就職活動の手助け・内定への近道にもなることがあります。
就職活動に不安を感じている人や新規事業に携わりたい人はpamxyのインターン、ぜひ応募してみてください!お待ちしています!