「リーダーシップ」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?
現在pamxyの長期インターン生としてオウンドメディアの編集長を務める桐原さん。
今でこそたくさんのメンバーを束ねる彼女ですが、これまで自信を持ってチームをリードした経験はなかったと言います。
そんな彼女が、編集長を務めるようになった経緯と成長実感について聞いてみました
「成長」を求めて長期インターンへ
まずは自己紹介をお願いします
筑波大学の修士2年生です。大学院では障害児・者の教育や福祉に関する研究をしています。2021年の11月に長期インターン生としてpamxyに入社しました。入社して9〜10ヶ月ぐらい経っています。
なぜpamxyで学生インターンを始めようと思いましたか?
学生インターンを始めた理由は大きく2つあります。
一つ目の理由は、以前にしていたアルバイトでの成長に限界を感じたからです。pamxyに入る前は塾講師として働いていましたが、長い間同じバイトをしていたため仕事に慣れてしまい、これ以上成長できるか疑問を持っていました。
二つ目の理由は、就職活動を機に新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強くなったからです。就職活動で多くの企業を見るにつれ視野が広がり、それまで考えていた教育や福祉に関する進路から、大きく方向転換することを決めました。
その過程で実際に企業でインターン生として働きたいという気持ちが強くなり、もともと関心があった「エンタメ」や「アニメ」等のキーワードをWantedlyに入力したら、pamxyが上位に出てきたので、お話を伺ってみようと思いました。
入社2か月でオウンドメディアの編集長へ
インターン生としてどのような業務をしていますか?
「ギフトソムリエ」というオウンドメディアの編集長を務めています。
ギフトソムリエは、pamxyが運営するオウンドメディアの1つです。その名の通りおすすめのギフトを「相手別」や「カテゴリー別」に紹介する記事を掲載しているメディアです。
ギフトソムリエは、簡潔に言うと、現在pamxyで開発中の「giff letter」というオンラインギフトサービスを盛り上げるための導線的な役割を持っています。今後はギフトソムリエのコンテンツとgiff letterのアプリを結びつけることで、ギフトソムリエの記事を読んだユーザーをアプリダウンロードに誘導することを目標としています。
そして、多くのユーザーに記事を読んでもらうためにはその記事がGoogleの検索結果でより上位に表示される必要があるため、上位表示を狙えるキーワードを選定し、そのキーワードに関する内容の記事を制作しています。
現在はまだgiff letterがローンチ前のため、準備期間としてサイトを訪れるユーザーをできるだけ増やしていくことが目標です。
今後アプリがリリースされれば、例えばギフトソムリエの記事で紹介している商品を実際アプリの方で購入可能な状態にするなどして、双方の接点を作る予定でいます。
ギフトソムリエ編集長としてはどのような仕事がありますか?
ギフトソムリエの編集長は、毎月の記事制作の計画立案や、その進捗状況の管理などが主な仕事です。そのほかにも、毎月のKPI(記事のPV数などの目標)設定や記事のリライトなどを同時進行で行っています。
編集長という立場上、ギフトソムリエに携わる他のメンバーに対する指示や進捗状況の管理は非常に重要な役割です。社外のライターさんや他のインターン生など、それぞれの立場のメンバーにどのように動いてもらうかを常に考えながら業務を進めています。
ちなみに、ギフトソムリエで紹介する商品のリサーチや実際の記事執筆はライターさんに依頼しており、私以外のインターン生の仕事は、ライターさんに記事の大まかな構成を依頼したり、その後のやりとりがメインです。
編集長をやっていて感じる一番の成長は、全体を俯瞰して作業を進める力です。その他にもSEOに関する知識や文章力もつけることができると考えています。
特にSEOについては私もまだまだ勉強中ですが、サイトの運営をする上で非常に大事な要素です。日頃行っている業務では、ギフトソムリエの記事をより多くの人に読んでもらう(PV数を伸ばす)ためにはどうすべきか?という視点が大事になってきます。
※SEO(Search Engine Optimization): Googleなどの検索結果で自社サイトが表示されるように露出を増やしたり、そのサイトを上位表示させて訪問するユーザーを増やすための対策のこと。
※PV数: ページビュー数の略。サイトやサイト内の記事を閲覧したユーザーの数を表している。
今後新しいインターン生がギフトソムリエに携わる場合、具体的にはどんなお仕事をすることになるのでしょうか?
先ほどもお話したように、私以外のインターン生の仕事は、記事の大まかな構成を考えライターさんに依頼をしたり、その後のライターさんとのやりとりを通して記事を形にしていくことがメインになります。
そもそもの記事の概要や含めるキーワードなどを決めるのは編集長の役割ですが、それらを土台として、実際に上位表示されるような記事を作っていくのは、他のインターン生やライターさんの仕事になります。そのため、インターン生はライターさんから頂いた執筆内容に「ターゲットとしているユーザーにとって有益かつ理解しやすい内容か」「他に付け足すべき情報はないか」などという視点で目を通し、必要であれば修正などをご依頼することもあります。
このように文章をユーザー視点からチェックするという力ももちろんですが、
社外の方とのやりとりになるので、相手に失礼にならない、双方にとって気持ちの良いコミュニケーションをとる力も自然に身につくのではないかと考えています。
最初から編集長を任されていたのでしょうか?
私が入社したときには、まず1か月の試用期間がありました。そこで仕事での心構えや勤務方法、ギフトソムリエの各業務を実践を通しながら教えていただきました。具体的には、ライターさんへの指示書の作成から記事の公開作業までの一つひとつの作業を体験すると同時に、実際に自分で1から記事を書いてみる仕事もしたのを覚えています。
そして1ヶ月の試用期間が終了したあと、当時業務を教えていただいていた方から「将来的に編集長を任せたい」というお話をいただきました。
そこから編集長としての業務を学び、少しずつ経験を重ね、入社から約2か月後には正式にギフトソムリエの編集長として業務をスタートしました。
ギフトソムリエ編集長として得られた達成感を教えてください
1番は編集長としてコツコツやってきたことが数字に反映された時です。サイトの運営は、サイトを「育てている」という感覚で、毎月ひいては毎日のちょっとした積み重ねが徐々にPV数の増加など目に見える結果として表れてきます。数日で急に成果が出せるというものではないので、最初のうちはSEOで上位に表示されていなかったり、PV数がなかなか伸びず苦しい時期が続いていたりいました。
最近はここ数カ月で急激にPV数が伸びてきていて、ようやく努力が少しずつ報われてきた実感を持てていますね。
オウンドメディア運営にはどんな人が向いていると思いますか?
大きく3つあると考えています。
一つ目は地味な作業を苦に感じない人。ギフトソムリエでは指示書の作成やライターさんとのやり取りが主な仕事なので、同じような業務を続ける場合も多いです。そのような状況になっても、丁寧に作業を遂行できる人が加わってくださるとありがたいですね。
二つ目は考えながら試行錯誤できる人。ギフトソムリエの業務(特にいま私が編集長として行っている業務)は基本的に正解がないので、このような環境の中でも自分なりの答えを見つけられる人は向いていると思います。
三つ目は常にあらゆる面に気を配れる人ですね。編集長という立場にいると、他のインターン生やライターさんの作業進捗、サイトに発生しているエラーの有無、PV数の変動など、定期的にチェックが必要なことがたくさん出てきます。そのため、こまめな報告、連絡ができたり、常に自分以外の周りにアンテナを張れたりする人はこの業務に向いていると思います。
インターンを経て思い描く将来の展望
桐原さん自身の将来像を教えてください
まずはギフトソムリエのサイトの成長に関しては、今後オンラインギフトサービスが本格的にローンチされるにあたって、事業の成果に繋がるメディアとして成長させたいです。今後のより多くのPV数を獲得するのと、サイトの認知度を上げるために、新しい取り組みを積極的に行っていきたいです。
個人的な話だと、まずは自分が持っているスキルを活かして仕事をしてみたいです。私自身は来年4月から広告系の会社に就職する予定ですが、pamxyの業務で得られた力を少しでも活かせたらいいなと考えています。
またもっと細かい業務ベースでいえば、よりスピーディーに意思決定ができる人になりたいです。私は自分では仕事が早いほうではないと思っているので、一つひとつの意思決定や行動をテキパキできる人間になりたいと思っています。
pamxyでのインターンではどんな経験が得られますか?
pamxyでは在籍期間が短い場合でも、大事な業務やポジションを任せられる場合が多いです。早くから会社の成果に対して影響を与えられる業務に関わることができます。またその分、強い責任感を持って働くことが重視されます。
このように裁量権や責任感をもって働くという経験は、学生インターンだからこそ得られるものではないかと考えています。
最後にインターンを考えている方に一言お願いします!
前提として、何事にも好奇心を持っている学生さんは大歓迎です。新しい業務を任されたり、それに伴って自分で知識をインプットしたりすることも必要なので、成長意欲のある学生さんには適した環境だと思っています。
また、外から見るともしかしたらpamxyに対して、キラキラしたイメージをを持たれる学生さんもいるかもしれませんが、実際は地道な業務も非常に多いですし、様々なキャラクターをもった社員さん、インターン生がたくさんいます。あまり外からのイメージばかりに囚われないで欲しいですね。
この記事を読んで、少しでもpamxyに興味をいただけたら、まずはぜひお話を聞きに来ていただきたいです!
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