マーケティングの基礎と実践を学ぶ

Instagram運用のKPIとは?主な指標やKGI別の設定方法を解説

「Instagram運用で設定すべきKPIは?」

「KPIとKGIの違いを知りたい」

「自社に合った目標値の決め方がわからない」

このように何を基準にアカウントを評価すべきか、指標選びに悩む方も多いでしょう。

Instagram運用の成果を高めるには、目的に合ったKPIを設定し、適切に運用する視点が重要です。

一方、フォロワー数だけを追っても、認知拡大や売上など最終的なゴールにつながっているかは正しく評価できません。

 

そこで今回は、Instagram運用におけるKPIの意味や主な指標、KGI別の設定方法、KPIツリーの作り方を解説します。

自社に合った目標を定め、効果的なInstagramマーケティングに活用しましょう。

編集部
本記事を執筆・監修しているのは、不動産・人材・金融・クリニック・観光など多岐にわたる業界のSNS運用代行の成功実績があり、累計登録者数200万人超えの自社SNSを運用している株式会社pamxyが運営するマーケドリブン編集部です。

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Instagram運用におけるKPIとは?

Instagram運用におけるKPIとは、アカウントの目的達成に向けた進捗を測る指標です。

フォロワー数やリーチ数、エンゲージメント率などをKPIとして設定し、施策の成果や改善点を数値で把握します。

まずは、混同されやすいKPIとKGIの役割を整理しましょう。

 

KPIとKGIの違い

KPIとKGIは、どちらも目標管理に用いる指標ですが、それぞれ役割が異なります

主な違いは、以下のとおりです。

  KGI KPI
意味 最終目標の達成度を測る指標 最終目標までの進捗を測る指標
役割 Instagram運用のゴールを示す ゴールへ至るまでの中間目標を示す
具体例 Instagram経由のECサイト売上を月100万円にする
  • プロフィールアクセス数
  • リンクタップ数
  • CVR

KGIが「最終的に目指すゴール」であるのに対し、KPIは「ゴールに対する現在地」を確認する指標です。

KGIだけでは途中の課題を把握しにくいため、関連するKPIを定期的に確認しましょう。

編集部
最初にKGIを定めて必要なKPIを設計すると、自社のビジネス目標とInstagramの施策を結び付けられます。

 

Instagram運用でKPI・目標を設定すべき理由

Instagram運用で成果を上げるには、投稿を続けるだけでなく、目的に沿ったKPIと目標の設定が重要です

数値による判断基準を設ければ、アカウントの現状を捉え、施策の見直しにつなげられます。

Instagram運用でKPI・目標を設定すべき主な理由は、以下のとおりです。

  • Instagram運用の目的や方向性が明確になる
  • 目標達成までの進捗を客観的に把握できる
  • 投稿や施策の課題を見つけやすくなる
  • 数値をもとに改善の優先順位を判断できる
  • チーム内で目標や評価基準を共有できる
  • Instagram運用の費用対効果を検証できる

KPIがないまま運用すると、フォロワー数や「いいね」の増減だけに注目し、自社の事業目標との関連性を見失う可能性があります。

編集部
KGIと連動した指標を設計し、チームで定期的に評価する姿勢が、効果的なInstagramマーケティングにつながるでしょう。

 

Instagram運用で確認したい主なKPI指標一覧

Instagram運用の成果を適切に評価するには、目的に合ったKPIを選ぶ必要があります。

ここでは、インサイトなどで確認したい主な指標を解説します。

  • KPI①リーチ数
  • KPI②閲覧数(ビュー)・インプレッション数
  • KPI③エンゲージメント率
  • KPI④フォロワー数・フォロワー増加率
  • KPI⑤プロフィールアクセス数
  • KPI⑥リンクタップ数
  • KPI⑦CVR(コンバージョン率)

各数値の意味や役割を理解し、自社アカウントの状況に合ったKPIの設計へつなげてください。

 

KPI①リーチ数

リーチ数は、フィード投稿やリール、ストーリーズなどのコンテンツを1回以上表示した、重複しないアカウント数を示す指標です。

同じアカウントが複数回閲覧しても、1アカウントとして数えられます。

Instagram運用では、投稿がどれだけ多くのユーザーへ届いたかを測るKPIとして活用できます。

 

リーチ数が増えていれば、既存のフォロワーだけでなく、新しいユーザーにも発信が広がっている可能性があるでしょう。

フォロワー数に対するリーチ数の割合も確認すると、アカウント規模に左右されず投稿を比較できます。

リーチが伸びない場合は、投稿テーマや形式、公開時間などを見直しましょう

 

KPI②閲覧数(ビュー)・インプレッション数

閲覧数は、Instagramのコンテンツが再生または表示された回数を示す指標です。

同じアカウントによる複数回の表示や再生も含まれます。

一方、インプレッション数は、コンテンツがユーザーの画面に表示された延べ回数を示す指標です。

 

どちらも重複を含むため、ユニークアカウント数を示すリーチ数とは異なります。

現在のInstagramインサイトでは「ビュー」が主要指標として表示されますが、アカウントの種類や投稿形式によって確認できる項目は異なります。

編集部
同じ投稿形式と集計条件で数値を比較し、コンテンツが繰り返し閲覧されているかを分析しましょう。

 

KPI③エンゲージメント率

エンゲージメント率は、投稿に対するユーザーの反応の割合を示す指標です。

Instagram運用では、ユーザーの関心度やコンテンツの評価を測るKPIとして活用できます。

主なエンゲージメント指標と、それぞれが示す内容は以下のとおりです。

  • いいね:投稿への共感や好意
  • コメント:意見や質問などの積極的な反応
  • 保存:後から見返したいという関心
  • シェア:他者にも伝えたいという評価

計算方法の一例は「エンゲージメント数÷インプレッション数×100」です。

フォロワー数やリーチ数を分母にする場合もあるため、社内で計算条件を統一しておきましょう。

 

KPI④フォロワー数・フォロワー増加率

フォロワー数はアカウントをフォローしているユーザーの数、フォロワー増加率は一定期間でフォロワー数がどれだけ増減したかを示す指標です。

Instagramにおける認知度やファンの増加を測るKPIとして活用できます。

フォロワー増加率は「期間中に増えたフォロワー数÷期間開始時のフォロワー数×100」で算出できます。

 

単純な増加数だけでなく割合も見ると、規模が異なるアカウントや期間も比較しやすいでしょう。

ただし、フォロワー数が増えても、商品購入や問い合わせなどの成果につながるとは限りません。

編集部
リーチ数やエンゲージメント率などの指標もあわせて確認し、自社のターゲットに合ったユーザーを獲得できているか分析しましょう。

 

KPI⑤プロフィールアクセス数

プロフィールアクセス数は、投稿やリールなどをきっかけに、Instagramのプロフィール画面が閲覧された回数です。

アカウントや商品・サービスに興味を持ったユーザーの行動を把握できます。

プロフィールアクセス数÷リーチ数×100」でアクセス率を算出すると、投稿がどの程度プロフィール閲覧につながったかを比較しやすくなります。

 

リーチ数が多くてもアクセス率が低い場合、発信内容とプロフィールの訴求にずれがある可能性があります。

アクセス数は多い一方でフォローやリンクタップが少ない場合は、自己紹介文や固定投稿、ハイライトの見直しが有効です

ユーザーが次に取る行動をイメージしやすいプロフィール設計を意識しましょう。

 

KPI⑥リンクタップ数

リンクタップ数は、Instagramのプロフィールやストーリーズなどに設置したリンクがタップされた回数です。

InstagramからWebサイトやECサイトへ、どれだけユーザーを誘導できたかを測るKPIとして活用できます。

プロフィールからの誘導を評価する場合は、「リンクタップ数÷プロフィールアクセス数×100」でタップ率を算出します。

ストーリーズなどでは、リーチ数や閲覧数を分母として比較する方法もあります。

タップ率が低い場合は、以下のポイントを見直してみましょう。

  • プロフィール文:リンク先で得られる情報やメリット
  • 投稿内のCTA:「詳しくはこちら」などの具体的な案内
  • ストーリーズ:リンクスタンプの位置や訴求文
  • リンク先の一覧ページ:重要なページの配置や選択肢の数
編集部
ユーザーが次に取る行動を明確に示し、Instagramから外部サイトまで迷わず移動できる導線を整えましょう。

 

KPI⑦CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)は、リンクをタップしたユーザーのうち、購入や問い合わせ、予約などの成果に至った割合です。

コンバージョンの内容は、ECサイトなら商品購入、店舗なら予約、BtoB企業なら資料請求など、運用目的に合わせて設定しましょう。

コンバージョン数÷リンクタップ数×100」で算出でき、Instagram運用が売上や集客へ与えた効果を図れます。

Instagramインサイトだけでは、Webサイト内の行動まで把握できない場合があります。

アクセス解析ツールやUTMパラメータなども活用して計測し、リンクタップ数が多いにもかかわらずCVRが低い場合は、投稿内容や遷移先ページの改善が必要です

 

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目的別に見るべきInstagram運用のKPI

Instagram運用で見るべきKPIは、認知拡大や商品購入、採用などの目的によって異なります。

ここでは、目的別に重視したい指標を解説します。

  1. 認知拡大
  2. エンゲージメント強化
  3. ブランディング・UGC促進
  4. 商品購入・リード獲得
  5. 店舗集客
  6. 採用

最終的なKGIから逆算し、各段階のユーザー行動を適切に評価できるKPIを選びましょう。

 

1. 認知拡大

認知拡大を目指すInstagram運用では、投稿が新しいユーザーへ届いているかを確認します

主なKPIは以下のとおりです。

  • リーチ数:投稿に接触した重複のないアカウント数
  • 閲覧数:コンテンツが表示・再生された回数
  • フォロワー増加率:一定期間にフォロワーが増えた割合

数値を分析する際は、フィード投稿やリール、ストーリーズなど、投稿形式ごとに比較しましょう。

リーチ数や閲覧数が増えてもフォロワーが伸びない場合は、投稿内容とプロフィールの訴求が一致しているか見直すことが大切です

 

2. エンゲージメント強化

ユーザーとの関係を深めたい場合は、保存数・シェア数・コメント数などをKPIに設定するとよいでしょう

反応の種類ごとに確認すると、投稿がどのように評価されたかを把握できます。

保存数は後から見返したい情報への関心、シェア数は他者へ伝えたい情報への反応です。

 

コメント数からは、投稿が会話や意見交換を生み出せているかを読み取れます。

合計数だけでなく、リーチ数に対する割合も確認しましょう

反応が多かったテーマや表現を次の施策へ取り入れることで、Instagramアカウント全体のエンゲージメント向上につながります。

 

3. ブランディング・UGC促進

ブランドの認知や信頼を高めるInstagram運用では、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の増加を重要なKPIとして確認します

UGCとは、ユーザーが商品やサービスについて投稿したコンテンツのことです。

主に確認したいKPIは、以下のとおりです。

  • メンション数:ブランド名やアカウントが投稿内で言及された回数
  • UGC投稿数:商品やサービスに関する投稿数

指定のハッシュタグやアカウントへのタグ付けを定期的に調査し、投稿数を記録しましょう。

編集部
通常のUGCとキャンペーンによる投稿を分けて集計すると、自発的な口コミの増加も評価できます。

 

4. 商品購入・リード獲得

商品購入やリード獲得が目的なら、プロフィールアクセス数・リンクタップ数・CVRを段階的に確認しましょう

ユーザーが投稿に興味を持ち、成果につながるまでの流れを把握できます。

プロフィールアクセス数では商品や企業への関心を、リンクタップ数ではより詳しい情報を求めたユーザーの行動を測定できます。

CVRを確認すると、そのうち購入や資料請求、問い合わせにつながった割合を把握することが可能です。

さらに、どの段階でユーザーが離脱しているかを分析すると、優先すべき改善点が見えてくるでしょう

 

5. 店舗集客

店舗への来店を目的とするInstagram運用では、投稿を見たユーザーが予約や問い合わせなどの具体的な行動へ移ったかを確認します

主に確認したいKPIは、以下のとおりです。

  • リンクタップ数:予約ページや店舗サイト、地図などへ移動した回数
  • 予約数:Instagram経由で来店予約に至った件数
  • 問い合わせ数:営業時間や商品、サービスについて問い合わせがあった件数

予約システムや問い合わせフォームには、流入元を判別できる設定を行いましょう。

編集部
Instagram限定のクーポンや予約コードを活用すると、来店効果をより把握しやすくなります。

 

6. 採用

採用を目的としたInstagram運用では、保存数・応募フォームへの遷移数をKPIとして確認します

求職者が投稿を比較・検討し、応募まで進んだかを把握するためです。

保存数が多い投稿は、募集要項や社員紹介、職場環境など、後から見返したい情報として関心を集めた可能性があります。

応募フォームへの遷移数を測れば、投稿やプロフィールから応募ページへ移動した回数を把握できます。

遷移数が多い一方で応募数が少ない場合は、投稿内容と募集内容にずれがないかや、 応募フォームの入力項目などを見直してみましょう

 

InstagramのKPI設定方法3ステップ

Instagram運用のKPIは、最終的なゴールから逆算して設計する必要があります

ここでは、KGIとKPIを結び付ける設定方法を3つのステップで解説します。

  1. 運用目的を明確にしてKGIを設定する
  2. KGIからKPIを洗い出して目標値を決める
  3. KPIに施策と確認頻度をひも付ける

数値を決めるだけで終わらせず、具体的な施策や改善へつながる設計を進めましょう。

 

1. 運用目的を明確にしてKGIを設定する

最初に、自社がInstagramを運用する目的を明確にし、最終目標となるKGIを設定します

目的が曖昧なままでは、フォロワー数や「いいね」など、事業成果との関連性が低い数値を追ってしまう可能性があります。

たとえば、「Instagram経由のECサイト売上を6カ月後までに月100万円へ増やす」「採用ページからの応募を月20件獲得する」など、期限と数値を含めて設定しましょう

認知拡大や集客といった抽象的な表現だけでなく、Instagramで達成したいビジネス上の成果まで具体化することが重要です。

編集部
経営目標やマーケティング戦略と結び付けると、KPIを選ぶ基準も明確に定まります。

 

2. KGIからKPIを洗い出して目標値を決める

次に、KGIを達成するまでのユーザー行動を整理し、各段階で追うKPIを洗い出します

商品購入がゴールなら、投稿の閲覧からプロフィール訪問、リンクタップ、購入までの流れを整理するとよいでしょう。

たとえば、KGIが「Instagram経由の売上を月100万円にする」であれば、リーチ数・プロフィールアクセス数・リンクタップ数・CVRなどをKPIとして設定します。

目標値は希望だけで決めず、過去のインサイトやWebサイトの実績を基準に算出してください

データが少ない場合は仮の目標値を設定し、一定期間の計測後にKPIを調整しましょう。

 

3. KPIに施策と確認頻度をひも付ける

最後に、それぞれのKPIに具体的な施策と確認頻度をひも付けます

数値だけを設定しても、誰が何を実行し、いつ評価するかが決まっていなければ改善につながりません。

たとえば、リーチ数には「リールを週2本投稿する」、リンクタップ数には「投稿とストーリーズの導線を見直す」などの施策を設定します。

 

リーチ数やエンゲージメント率は週単位、CVRや売上は月単位で確認するとよいでしょう。

施策の内容や数値の変化、改善案もあわせて記録しましょう。

編集部
担当者と確認日を決めて定期的に振り返れば、状況に応じてKPIと施策を継続的に改善できます。

 

InstagramのKPIツリーの作り方・具体例

KPIツリーとは、Instagram運用の最終目標であるKGIを頂点に置き、達成に必要なKPIを階層ごとに分解した図です。

作成する際は、KGIから逆算してユーザーの行動を整理し、各KPIの関係を数式で可視化します。

たとえば、Instagram経由の月間売上を100万円にする場合、以下のようにKPIを設計できます。

  • KGI:月間売上100万円=購入数100件×平均購入単価1万円
  • KPI①:購入数100件=リンクタップ数5,000回×CVR2%
  • KPI②:リンクタップ数5,000回=プロフィールアクセス数25,000回×リンクタップ率20%
  • KPI③:プロフィールアクセス数25,000回=リーチ数250,000回×プロフィールアクセス率10%
  • KPI④:リーチ数250,000回を目標に設定

自社の過去データやInstagramのインサイトを基準に、目標値を調整してください。

編集部
KPI同士の関係を可視化すると、未達の原因や優先して改善すべき施策が明確になるでしょう。

 

InstagramのKPI|目標を設定する際のポイント

Instagram運用のKPIは、高すぎても低すぎても適切な評価につながりません。

ここでは、現実的かつKGIと連動した目標を設定するポイントを解説します。

  • KGIから逆算して必要な数値を算出する
  • 過去の実績や現在の数値を基準にする
  • 短期・中期に分けて達成期限を設定する

根拠のある目標値を設定し、状況に応じて調整できる運用体制を整えましょう。

 

KGIから逆算して必要な数値を算出する

KPIの目標値は、Instagram運用の最終目標であるKGIから逆算して決めます

各指標がKGIの達成にどれだけ影響するかを、計算式で整理しましょう。

たとえば、Instagram経由の売上は「購入数×平均購入単価」で算出でき、購入数は「リンクタップ数×CVR」で求められます。

月間売上から必要な購入数やリンクタップ数を順番に逆算すれば、追うべきKPIと目標値を明確にできます。

感覚だけで設定せず、各KPIの関連性を確認する姿勢が重要です。

 

過去の実績や現在の数値を基準にする

InstagramのKPIの目標値は、過去のインサイトや現在のアカウント数値を基準に設定しましょう

実績とかけ離れた数値では、施策の効果を正しく評価できません。

目標値を決める際は、以下のデータを確認しましょう。

  • 直近3カ月程度のリーチ数の平均
  • 投稿ごとのエンゲージメント率
  • プロフィールアクセス数やリンクタップ数の推移
  • 季節やキャンペーンによる数値の変動

蓄積されたデータが少ない場合は、現在の数値から仮の目標を設定し、一定期間の計測後に見直しましょう

 

短期・中期に分けて達成期限を設定する

KPIの目標値には、短期・中期それぞれの達成期限を設定しましょう

最終期限だけを決めると、目標との差や施策の課題に気付くまで時間がかかるためです。

期間ごとに確認するKPIの一例は、以下のとおりです。

  • 短期(1カ月程度):リーチ数・保存数・エンゲージメント率
  • 中期(3~6カ月程度):フォロワー増加率・リンクタップ数・CVR

中期目標までに複数のチェックポイントを設け、計画を下回った場合は施策を調整しましょう。

編集部
期限と確認日をセットで決めると、継続的な改善につながります。

 

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KPI別に見るInstagram運用の改善方法4つ

Instagram運用では、目標を下回ったKPIに応じて改善策を変える必要があります

ここでは、リーチ数からCVRまで、指標別の改善方法を解説します。

  1. リーチ数が伸びない:投稿テーマや形式を見直す
  2. エンゲージメントが低い:共有を狙った投稿を増やす
  3. リンクタップ数が少ない:導線を改善する
  4. CVRが低い:訴求内容や遷移先ページを見直す

数値が低い原因を分析したうえで、優先度の高い施策から実行しましょう。

 

1. リーチ数が伸びない:投稿テーマや形式を見直す

リーチ数が伸びない場合は、投稿テーマや発信形式がターゲットの関心に合っているかを見直します

同じような内容を続けるだけでは、新しいユーザーへのリーチは広がりません。

まずはInstagramのインサイトで、リーチ数が多い投稿のテーマや形式、公開時間を確認しましょう

画像投稿やカルーセル、リールなどを比較し、成果の高い形式を増やします。

投稿の冒頭や表紙も改善し、内容を一目で伝わるよう工夫することが大切です。

 

2. エンゲージメントが低い:共有を狙った投稿を増やす

エンゲージメントの低さが課題の場合は、ユーザーが保存したり、他者へ共有したりしたくなる投稿を増やしましょう

企業から伝えたい情報だけでなく、ターゲットが必要とする内容を優先することが重要です 。

保存や共有につながる投稿の例は、以下のとおりです。

  • 手順をまとめたノウハウ
  • 後から確認できるチェックリスト
  • 商品やサービスの比較表
  • よくある失敗例と対処方法

投稿内で意見や体験を尋ねると、コメントも促しやすくなります

反応が多かったテーマを継続的に分析し、ユーザーの関心に合わせてInstagramの発信内容を改善しましょう。

 

3. リンクタップ数が少ない:導線を改善する

リンクタップ数が少ない場合は、投稿からプロフィールやWebサイトまでの導線を見直しましょう

リンク先を案内していても、クリックする理由やメリットが伝わらなければ、ユーザーは次の行動へ進みません。

プロフィール文や投稿、ストーリーズで「詳細を見る」「無料資料を受け取る」など、具体的なCTAを加えましょう

投稿内容と遷移先の情報を一致させ、自然にタップできる導線を整えることが重要です。

 

4. CVRが低い:訴求内容や遷移先ページを見直す

リンクタップ数に対してCVRが低い場合は、Instagram上の訴求と遷移先ページにずれがないかを確認します

投稿で抱いた期待とページの内容が異なると、購入や問い合わせにつながりにくくなります。

主に見直したいポイントは、以下のとおりです。

  • 投稿の訴求と遷移先ページの内容
  • 商品・サービスのメリットや料金の伝え方
  • スマートフォンでの表示や操作性
  • フォームの入力項目や購入までの手順

アクセス解析で離脱箇所を把握し、影響が大きい部分から改善しましょう。

複数の要素を同時に変更するのではなく、一つずつ検証すると、どの改善が効果的だったかを判断しやすくなります

 

InstagramのKPIを設定する際の注意点

Instagram運用のKPIは、数値を設定すれば十分というわけではありません。

ここでは、指標の偏りや評価方法の誤りを防ぐための注意点を解説します。

  1. フォロワー数や投稿数だけをKPIにしない
  2. 設定したKPIを定期的に見直す
  3. 通常投稿とInstagram広告のKPIを混同しない

 

1. フォロワー数や投稿数だけをKPIにしない

フォロワー数や投稿数だけでは、Instagram運用が売上や集客に与えた効果を十分に評価できない場合があります。

リーチ数やエンゲージメント率、リンクタップ数、CVRなども組み合わせ、KGIまでの進捗を確認しましょう。

 

2. 設定したKPIを定期的に見直す

KPIは一度設定して終わりではなく、Instagramアカウントの成長や施策の変化に応じて見直しましょう

週次・月次で数値を確認し、実績と目標に大きな差がある場合は、目標値やKPIの設定、施策の内容を見直すことが重要です。

 

3. 通常投稿とInstagram広告のKPIを混同しない

通常投稿とInstagram広告では、配信方法や費用が異なるため、KPIを分けて管理しましょう

通常投稿ではリーチ数や保存数、広告ではクリック率や獲得単価など、目的に応じた指標を確認することが重要です。

それぞれ異なる基準で効果を評価し、改善につなげましょう。

 

InstagramのKPIに関するよくある質問

InstagramのKPIを設定・運用する際によく寄せられる疑問をまとめました。

 

1. InstagramのKPIはいくつ設定すべきですか?

明確な決まりはありませんが、1つのKGIに対して主要KPIを3~5個程度に絞ると管理しやすいでしょう。

補助指標も設定しながら、改善に直結するKPIを優先して管理することが大切です。

 

2. Instagram広告ではどのようなKPIを設定すべきですか?

広告の目的に応じてKPIを設定しましょう

認知拡大ならリーチ数や閲覧数、Webサイトへの誘導ならクリック数やクリック率などを設定します。

 

3. InstagramのKPIはどこで確認できますか?

ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントであれば、プロフィール画面の「プロフェッショナルダッシュボード」や「インサイト」から確認できます。

ビューやインタラクション、新規フォロワーなどを閲覧可能です。

 

4. Instagramのリーチ数とインプレッション数・閲覧数の違いは?

リーチ数はコンテンツを1回以上見た重複のないアカウント数、インプレッション数は表示された延べ回数です。

閲覧数(ビュー)は表示または再生された回数を示し、同じユーザーによる複数回の閲覧も含まれます。

 

5. InstagramのKPIは業種によって変わりますか?

InstagramのKPIは業種や運用目的によって異なります

ECではリンクタップ数やCVR、店舗では予約数や問い合わせ数、採用では応募フォームへの遷移数など、最終的な成果に結び付く指標を選びましょう。

 

まとめ

本記事では、Instagram運用におけるKPIの意味や主な指標、KGIから逆算した設定方法、KPIツリーの作り方などを解説しました。

今回の内容をまとめると、以下のとおりです。

  • Instagram運用のKPIは、KGI達成までの進捗を測る指標として設定する
  • リーチ数やエンゲージメント率、CVRなどを運用目的に応じて組み合わせる
  • KPIツリーを作成し、KGIと各KPIの関係を可視化する
  • 過去の実績や現在の数値を基準に、現実的な目標値と期限を決める
  • インサイトを定期的に確認し、数値に応じて施策を改善する

フォロワー数など一部の指標だけで判断せず、自社の事業目標につながるKPIを設計する姿勢が重要です。

Instagramの数値を定期的に分析し、成果につながる運用へ改善していきましょう。

 

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