●マーケティング事業部の仕事

マーケティング事業部の仕事の対象は主に下記の2つに分類されます。特徴的なのは下記のように（1）広告代理店としての社外向け機能と（2）事業会社のマーケターとしての社内向け機能の双方を持ち合わせていることです。

1.マーケティング事業部

SNSやWEB広告を中心としたデジタルマーケティングソリューションを提供しています。我々はこれまでに登録者数110万人超えのYouTubeCH「あるごめとりい」をはじめとする自社SNSや100社以上の事業会社様のご支援してきました。その過程で蓄積してきた生活者データやクリエイティブノウハウを武器に、デジタルマーケティングソリューションを提供しています。

現在、弊社には総合広告代理店のプランナーやコンサルティングファーム出身のメンバーが多く在籍しています。また、TV業界で培ってきた動画やクリエイティブノウハウも数多く共有されています。そのため、クリエイティブ（横軸の思考）×プランニング（縦軸の思考）を掛け合わせてアウトプットを出力できるのが我々ならではの強みであると考えています。

2.自社プロダクトに対するマーケティング活動

IP事業（自社創出のIPを活用した事業推進）やコマース事業（お茶ブランド「yahime saryo」やオンラインギフトサービス「giff letter」）のマーケターとして携わっています。プロダクト開発や流通チャネル構築、価格設定、プロモーション戦略の構築をはじめとする事業会社側の過程を知ることができるのも醍醐味の1つです。ここで培った知識や経験をクライアント様に還元できるのも、事業会社と広告代理店の両側面を持つpamxyならではの経験であると考えています。

3.pamxyのマーケターとして得られるスキルセット

前述した通り「事業会社と広告代理店の両眼を持つマーケター」のスキルセットを得られることだと考えています。これは、本質的な意味で「戦略から戦術まで一気通貫でアウトプットできるマーケター」とも言い換えられると思います。1つの職務に特化したジョブ型雇用が注目される中で、事業会社側と広告代理店側の双方の視点からマーケティングに軸足を置くことができます。

●マーケティング事業部の行動指針

Team Philosophy

弊社は「エンターテックで世界ココロ躍らす。」というMISSIONを掲げています。そのために、マーケティング事業部では次のようなTeam Philosophyを掲げています。これらに基づき、我々が直近で目指していきたい姿について「スタンス」と「スキルセット」の観点から話します。

●我々が3年間で目指す姿

-本質的な顧客至上主義文化の醸成-

クライアント課題解決やKPI達成に本気で向き合っているか？という観点です。自分が受け手であった場合、その提案内容に自分の資金を投じることはできるかとも言い換えられるかだと考えています。一見当たり前のように感じる論点ですが、クライアントに対する成果を自分ごと化できているマーケターは非常に少ないという実感があります。

大手企業からスタートアップに転職してからのことです。スタートアップでは、組織全体やお金の動きが俯瞰できる規模感の中で仕事に取り組むことになります。まだ駆け出しの少人数組織であるからこそ社内メンバーが稼いだお金を使って自社事業に投資する以上、その緊張感は想像以上でした。恥ずかしい話ですが、クライアントにおいても同様のことが言えるということを頭では理解しているつもりになっていました。実際に事業部やメンバーの稼いだお金を投資するにあたり、本当の意味でその重みに気づくことができました。当たり前のように聞こえる内容ではありますが、本質的にこの重みを理解しているチームでありたいと考えています。

-本質的な戦略設計と戦術実行-

我々の得意なSNSやWEB広告に限らず、顧客の本質的な課題を見極め、正しい戦略と戦術を提案できるチームになっていくことです。WEBマーケティングの業界では、「上流の戦略設計が最重要」、「WEBやSNS会社の提供するソリューションは戦術の1つでしかない」といった議論が散見されます。ビジネスを推進する上で、自社サービスのポジショントークになってしまうため、戦術ありきの提案になってしまうことは痛いほどわかります。この構造を打破できるようなチームや仕組みを築いていきたいと考えています。

そのためには、事業戦略/マーケティング戦略に限らず、これまでのSNSやWEBソリューションの枠組みを飛び越えた知識と経験が必要であることは自明なことです。しかし、デジタルソリューションに限らず、事業戦略/マーケティング戦略の知識と経験を兼ね備えたマーケターの数は非常に少なく非常に価値が高いと痛感しています。前述した通り、我々の業務範囲は事業会社と広告代理店のマーケティング活動の両軸に及びます。この自社のリソースを上手く生かしながら、我々だからこそできる本質的なマーケティングチームへと昇華したいです。

●最後に

最後になりますが、弊社pamxyでは3つのValuesを掲げています。私はValuesのことを「意思決定をする際の判断基準」であると考えています。

Beyond the Moon 大胆に挑戦しよう

主体的かつ大胆に常識を疑い、失敗から多くを学び、人類未踏の地へと挑戦しよう。

Be Geek プロフェッショナルであれ

細部にこだわりを持つギークかつ、ファクトベースなプロフェッショナルであれ。

Team Makes Wow ワクワクはチームから

チームとして多様な価値観を尊重し、 最速で最遠の旅をしよう。

前述した通り、マーケターとして事業会社と広告代理店の両側面を持つpamxyでは、時と場合によってその定義は異なります。例えば、企業様のSNSをご支援する際は事業会社様、ひいてはその先にいる生活者が顧客に該当します。逆に、自社の事業のマーケターとして活動する際は、情報を届けたい生活者が顧客に該当します。

我々と一緒に様々な価値観に触れながら、一緒に成長していけるメンバーの方をお待ちしております。