YouTube切り抜き動画の存在を知っていますか?
YouTuberや所属事務所公認で投稿する動画の事です。
今では、切り抜きブームにより、多くの切り抜き動画が存在しています。
本記事では、そんな切り抜き動画で著作権を抑えながら収益化する方法をご説明します。
目次
YouTubeの切り抜きとは
そもそもYouTubeの切り抜きとは、YouTubeのライブ配信や長い動画の一部分を切り抜き、再編集して投稿した動画の事です。
YouTuber本人ではなく第三者が投稿した動画のことを指します。
何時間ものライブ配信や長尺の動画を見る時間がなく、面白かった部分だけ見たいという視聴者に需要があります。
また、切り抜き動画はYouTuber本人にもメリットはあります。
②関連動画にYouTuber本人の動画が増える
③収入が増える
①認知度が上がりチャンネル登録者に繋がる。
切り抜き動画によって自分のチャンネルに興味を持つ人が増えるという事です。
切り抜き動画でより多くの人に興味を持ってもらうきっかけになるのです。
②関連動画にYouTuber本人の動画が増える
切り抜き動画を見ることによって関連に自身のチャンネルや他の切り抜き動画が出やすくなるという事です。
これはYouTubeのアルゴリズムに関係しています。
検索キーワードや視聴動画により、興味のある動画だと判断されると関連に出てくるようになります。
③収入が増える
切り抜き動画の広告収入です。
基本的には、YouTuber本人にも切り抜き動画の広告収入が入ります。
切り抜き動画は、認知度が増え収入にも繋がるのでYouTuber本人にもメリットは沢山ありますね。
そもそも切り抜き動画の始まりは「ひろゆき」さんの切り抜きだと言われています。
「ひろゆき」さんは主にライブ配信をされています。
そのためよくYouTubeで見かける動画は、ご本人が投稿された動画ではなく、切り抜き動画によって切り取られたものなのです。
現在「ひろゆき」さんの切り抜き動画を投稿しているチャンネルは600程あります。
2021年の5月に、なんと再生数は月3億回を超えています。
そんな切り抜き動画の流行りによって、今では多くのYouTuberが切り抜きを許可しています。
実際に切り抜き動画を許可しているYouTuberを何人かご紹介します。
・東海オンエア
・ヒカル
・中田敦彦のYouTube大学
・メンタリストDaiGo
・三崎優太 青汁王子
他にも許可を出しているYouTuberは大勢います。
しかし、無許可で切り抜きを投稿してしまうと著作権侵害になってしまいます。
次に切り抜き動画を作る前に知っておかなくてはならない著作権についてご説明します。
絶対に押さえておきたい著作権
・著作権とは
「著作権のある著作物を著作権者の許諾を得ないで無断で利用すれば、著作権侵害となります。ただし、許諾なく使える場合(著作物が自由に使える場合は?参照)に該当するときは、無断で利用しても著作権侵害にはなりません。
また、著作者に無断で著作物の内容や題号を改変したり、著作者が匿名を希望しているのに著作物に勝手に本名をつけて発行したりすれば、著作者人格権侵害となります。
さらに、無断複製物であることを知っていながら当該複製物を頒布(有償か無償かを問わず、複製物を公衆に譲渡・貸与することをいう)したり、頒布の目的で所持する行為や、著作物に付された権利者の情報や利用許諾の条件等の権利管理情報を故意に改変する行為なども権利侵害となります。」
引用:https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html
最初の1文が全てですが、「著作権のある著作物を許可なしに使用すると著作権侵害になる」という事です。
YouTubeで言うと、YouTuberが投稿した動画やライブ配信が全て著作権のある著作物という事になります。
著作物である事を知りながら使用する事もNGです。
YouTube切り抜きに関する著作権
YouTubeの切り抜き動画を投稿者の許可なく行うと著作権侵害になります。
そのため、動画を投稿する前に必ず所属の事務所や投稿者本人に許可を取るようにしてください。
YouTuberの事務所として有名なUUUM株式会社など切り抜き動画のガイドラインを公開している会社も多いです。
条件を守った上で、切り抜きが投稿出来るかどうか改めて確認する必要があります。
切り抜き動画で収益化する方法
実際にYouTube切り抜き動画を収益化する方法をご説明します。
まず、収益化するには「チャンネル登録者1000人」「直近12ヶ月の総再生時間4000時間以上」「18歳以上である事」などの条件があります。
その条件を達成し、初めて収益化の申請が出来ます。
YouTubeの切り抜き動画の収益は、YouTuber本人と折半する事や何割か分配などの条件に則って得られます。
「ひろゆき」さんと「東海オンエア」さんの実例を見てみましょう。
ひろゆきの実例
切り抜き動画を作成する場合は、申請フォームから申請をし許可を貰います。
収益化後は、ガジェット通信事務局に再度連絡をします。
収益については、折半となっています。
東海オンエアの実例
「東海オンエア」さんはUUUM専属クリエイターです。
切り抜き動画を投稿する場合は、事前にUUUMコーポレートサイトのお問合せフォームより申請します。
切り抜きは、UUUMの「二次創作ライセンス許諾プログラム」に該当します。
切り抜き自体は、視聴者がクリエイターを応援する方法のひとつであり、認知拡大にも繋がるとして申請をすれば許可されています。
許可を貰えれば、公認でチャンネル収益化や収益の分配を受けることが出来ます。
YouTubeの切り抜き動画で成功するポイント
最後にYouTubeの切り抜き動画を作成する上で重要なポイントをご説明します。
一目を惹くサムネイルを作成
サムネイルは、視聴者が動画を見る判断材料です。
インパクトのあるサムネイルに惹かれて動画を開く事は、誰しも経験があると思います。
そんな動画の顔とも言えるサムネイルには絶対に力を入れましょう。
②見やすいフォントでインパクトを与える
惹かれるサムネイルには、上記の事が共通しています。
背景やイメージに合ったフォントの選定や、一目見て動画内容を判断出来るフレーズなどを意識してみては如何でしょうか。
詳しくは、YouTubeサムネイル作成のたった3つのルール【登録者85万人越えのプロが伝授】でも解説しています。作成する前に是非読んでみてください。
テロップを入れる
動画にテロップを入れてみてください。
テロップを入れることで、格段に動画が見やすく分かりやすくなります。
人によっては、通勤電車で・髪を乾かしながらなど音が聞こえにくい中で動画を見ている時もあります。
そんな環境下でも見たい時、テロップ付きの動画は大変助かりますよね。
作業は面倒ですが欠かさず入れるべき要素の1つです。
YouTubeショートの活用
YouTubeショートはチャンネル登録者数を増やしたい人におすすめです。
YouTubeショートとは、最大60秒までの縦型ショート動画の事です。
ティックトックなどショート動画が流行っていることからYouTubeにも新たに取り入れられたものだと言われています。
YouTubeのアプリで、「ショート」のタブをクリックすると見る事が出来ます。
動画は上下のフリックで切り替えられます。
ランダムに色んなチャンネルの動画が表示されている為、自身のチャンネルの登録者でないユーザーにも認知されるきっかけになります。
チャンネル登録者数や再生数に関わらず表示される点もポイントです。
通常の投稿のように何分もの動画を作り込む必要がなく、数十秒の動画を作るのみなので気軽に投稿出来ます。
YouTubeショートも投稿し、認知度拡大を目指しましょう。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
・切り抜きは、ライブ配信の面白かった部分だけ見たいという視聴者に需要がある
・切り抜き動画を許可しているYouTuberが何十人も存在する
・切り抜き動画を投稿するためには事前に申請し許可を貰う必要がある
・切り抜き動画で成功するためには、「サムネイル」「テロップ」「YouTubeショート」を活用する
如何でしたか?
切り抜きをやってみたい方の参考になれば嬉しいです。
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