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【2022年版】YouTubeアルゴリズム仕組み変わった?

約20億人の月間アクティブユーザーを誇るYouTubeは、企業にとっても発信や広告など関わりの深いプラットフォームです。

そんなYouTubeのアルゴリズムですが、市場拡大やユーザーの広がりを受けて、定期的に変更されています。

実は2022年に入り、「投稿頻度は変わらないのに、なぜか再生回数が落ちた…」「動画が削除されてしまった!」といった発信者の声が少なくありません。

アルゴリズムが変わったのではないかと、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、2022年度のYouTubeのアルゴリズムについて解説します。

最新のYouTubeの仕組みや変更の有無を確認し、動画を最適化させたいSNS担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

 

YouTubeのアルゴリズムとは?

YouTubeのアルゴリズムとは、ユーザーの表示画面に自動的に出てくる、おすすめや関連動画を順位づけする仕組みのことを言います。

ユーザーの行動からさまざまな情報を分析・統合して、興味のある動画を導きだすシステムです。

アルゴリズムを意識せずに動画を作っていては、なかなか多くの人の目には留まりません。

ユーザーが視聴する約7割の動画は、アルゴリズムによって表示されたものです。この仕組みを理解した上で対策を練ることが、YouTubeを運用するにあたって大変重要と言えます。

なお、pamxyではYouTubeアルゴリズムに対応した伸びるYouTubeアカウントを作るご支援としてYouTube運用代行を行っております。

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YouTubeアルゴリズムによるおすすめ表示場所4つ

「YouTubeのおすすめ動画って、どこに表示されるのだろう?」そう疑問に感じる方もいるでしょう。

ここでは、実際にアルゴリズムによって選ばれた動画が、ユーザーのチャンネルのどの場所に表示されるのかを確認していきましょう。

1. ホーム画面

YouTubeを開いたら出てくるホーム画面にも、登録チャンネルやユーザーが視聴した動画などと一緒に、おすすめ動画が表示されます。

最初に、ホームで面白そうな動画をチェックして、見るものを決める人も少なくありません

2. 検索画面

検索画面ではユーザーが打ち込んだキーワードの情報をもとに、YouTubeのアルゴリズムで上位に順位づけされた動画が出てきます。

関連性が高い内容の動画や過去に視聴したものと似た動画などが表示されることが特徴です。

3. 関連動画

視聴した動画と同ジャンルやテーマのものが関連動画として上がるため、ユーザーの興味を引きやすい表示場所です。

パソコンだと画面右横、スマホの場合は下方に表示されます。自動再生を設定しているユーザーは、動画の視聴が終わったら次に関連動画が流れる仕組みです。

4. 急上昇

YouTube動画の中で再生回数が急激に伸びると、ホーム画面左下の「探索」の急上昇に乗ることができます。

人気動画をチェックするユーザーは多いため、さらなる拡散が期待でき、大きなバズが期待できます。

編集部
YouTubeはGoogleが提供するサービスのため、上記以外に

  • Googleの検索結果
  • 動画一覧画面

にも表示されます。

 

YouTubeアルゴリズムがおすすめを決める仕組み

YouTubeのアルゴリズムについては、2016年に公表された、おすすめ動画の研究論文を参考に幅広く考察されています。

大変複雑なシステムで完全な理解や攻略は難しいですが、アルゴリズムの仕組みを簡潔に説明すると以下の通りです。

  • 動画を分析してランク付けされる
  • 視聴履歴と類似ユーザーの内容に応じて、動画を振り分ける
  • 一人ひとりに合った動画を導きだす

膨大なデータの中で動画には順位が付けられ、個々のユーザーのニーズと合致する上位の動画が検索画面や関連動画として表示されます。

そのため、自社の動画の表示回数を高めるためには、アルゴリズムの順位が上がるような対策が必要です。

 

YouTubeアルゴリズムは2022年に変わった?

YouTubeはこれまでに何度かアルゴリズムの変更について、公式サイトやブログなどで発表しています。

アルゴリズムで重視されるポイント
2005年~視聴回数
2012年~視聴時間・総再生時間
2015年~動画の尺・エンゲージメント・総再生時間・チャンネル登録者数の成長率・視聴回数・キーワード・平均視聴時間・クリック率

YouTubeが始動した当初は視聴回数に重きが置かれていたアルゴリズムですが、2012年からは視聴時間や総再生時間に重点をシフトしました。

より質の高いコンテンツ作りが重視されるようになったと言えるでしょう。

そして、2015年からは、ディープラーニングによるシステムの最適化を採用しています

その結果、さまざまな側面から動画を分析した上で、よりパーソナライズした動画がおすすめとして表示されるようになりました。

編集部
2017年からは不適切な動画の削除など、プラットフォーム上の安全性を高める動きが強まっていることも特徴です。

 

2022年になり、YouTubeの規制が厳しくなったという声が多く、アルゴリズムが変わったのではないかと疑問に感じる方が増えています。

しかし、2022年に入ってアルゴリズムの変更についての発表はありません。

YouTubeが一人ひとりに合った動画の提供に注力していることから、より精度の高い最適化が行われているのは確かでしょう。

AIによる最適化が日々進化していることが、「2022年にアルゴリズムが変わったのでは?」と思う人が多い理由と考えられます。

 

おすすめや関連動画の表示回数を増やすためのノウハウは、YouTubeのインプレッション数を増やすたった5STEP‼︎をご覧ください。

 

YouTubeアルゴリズム・重要な8つのポイント

2022年度のYouTubeに関しても、引き続きディーププランニングの8つの軸をもとに、一つひとつの要素を分析しながら改善していくことが大切です。

ここでは、YouTubeアルゴリズムで重要なポイントを一つずつ解説します。

1. 動画の尺

一時期は5分程度の短尺のYouTubeコンテンツが多くありましたが、エンゲージメントが低い動画が多く見られました。

現在のアルゴリズム上、ユーザーが長く視聴したいと思えるような動画が求められているため、尺が長い企画を考えましょう。

 2. エンゲージメント

エンゲージメントとは、視聴者からのコメントや高評価、シェアといったポジティブな反応を指します。

視聴者に高評価やコメントを促すのは、エンゲージメントを上げるのに効果的です。エンゲージメントが上がると、YouTubeのアルゴリズムにもよい影響をもたらします。

3. 総再生時間

動画の尺が長いほうがよいことと関連し、総再生時間の長さも重要なポイントとなります。

2015年に、Google社は総再生時間に関するアルゴリズムの特許を取得しており、総再生時間の長さがランキングに反映されることについて言及しました。

総再生時間を長くするためにも、投稿頻度は週に1回以上は最低ラインとし、定期的に視聴者が楽しめるコンテンツを作ることが大事です。

4. チャンネル登録者数と成長率

YouTubeのアルゴリズムでは、チャンネルの登録者数はもちろん、動画公開後にどれほどの速さで視聴されるかといった、細かな部分まで評価されます。

短い時間に多く視聴されると、急上昇にも乗りやすいことが特徴です。

熱狂的なファンが多くつけば、動画の公開直後にすぐに見てくれるようになります。

また、毎回同じ曜日や時間帯に動画を上げることを告知すれば、視聴者もタイミングを合わせやすいでしょう。

チャンネル登録者数と成長率を上げたい方は、過去記事の【2022年版】YouTubeVSEO対策5ステップ!も参考にしてください。

5. 視聴回数

エンゲージメントがより重視される現在、視聴回数は以前ほど最優先される要素ではありません。

しかし、視聴回数が増えると自然とコメントや高評価も多くつくため、意識すべき要素です。

また、視聴回数も少ないよりは多い動画のほうが、同じ条件の際には優位に表示されます。

6. キーワード

視聴者が検索するキーワードとの関連性を高めるために、メインキーワードやサジェストキーワードなどを活用することが大切です。

タイトルをはじめ、説明欄やタグ、ハッシュタグ、動画内にも、キーワードを盛り込みましょう。

最適なタイトルの文字数は28〜40文字、重要度の高いキーワードを先頭に持ってくると、アルゴリズムに有利に作用します。

より具体的なタイトルの付け方に関しては、過去記事のYouTubeタイトルの付け方!累計登録者100万人が伝授!をご覧ください。

7. 平均視聴時間

いくら視聴回数が多くても、途中離脱者が多い場合は、タイトルやサムネイルで惹かれたものの内容がよくなかったと判断されます。

その結果、アルゴリズムの評価が下がってしまうことも少なくありません。

平均視聴時間が長いほど、結果的に総再生時間も長くなり、質の高い動画だと判断されることが特徴です。

そのため、ただ動画を上げるだけではなく、視聴者にできるだけ最後まで見てもらえるよう工夫をしましょう。

 8. クリック率

クリック率とは、おすすめとして表示されたインプレッションの回数に対して、ユーザーがクリックして動画を見た割合です。

クリック率を上げるには、タイトルやサムネイルから得られる情報により、ユーザーの心を掴まなければなりません。

クリック率は一般的に5%前後ですが、検索上位を狙いたい場合は10%を目指すとアルゴリズム的にもよいでしょう。

より詳しい内容は、過去記事のYouTubeクリック率と視聴者維持率を解説【最重要】チェックしてみてください。

 

まとめ

2022年度のYouTubeのアルゴリズムについて、変更の有無や重要なポイントを解説しました。今回の記事の内容をまとめると、以下の通りです。

  • 2015年からディープラーニングによるアルゴリズムの最適化を採用
  • 現在のアルゴリズムは視聴回数よりも再生時間や総再生時間が大切
  • YouTubeではよりパーソナライズした動画の提案に注力
  • 2017年からは不適切動画の削除をはじめとした安全性を高める動きを強化
  • 2022年に入ってのアルゴリズムの変更は発表されていない

ここ数年で、多くの芸能人や企業が参入し、盛り上がりを見せているYouTube。今後はより競争が激化してくることが予想されます。

アルゴリズムを理解し、適切なSEO対策をして、自社チャンネルを軌道に乗せましょう。

 

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